有価証券届出書(新規公開時)
(収益認識関係)
当事業年度(自 2021年9月1日 至 2022年8月31日)
1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報
当社はデジタルプラットフォーム事業の単一セグメントであり、顧客との契約から生じる収益を分解した情報は以下のとおりです。
(単位:千円)
(注)当社の営むデジタルプラットフォーム事業は、ABEJA Platform上で、顧客企業の競争優位の源泉となるビジネスプロセスを変革し、継続的な収益成長の実現に伴走する事業です。
当社事業はABEJA Platformを基盤にしており、主たる領域として以下のとおり分類できます。
2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報
① トランスフォーメーション領域
トランスフォーメーション領域においては、企業のデジタルトランスフォーメーションニーズに対応したプロフェッショナルサービスを、ABEJA Platformを導入し提供しております。またトランスフォーメーション領域に関する取引の対価は、検収後、概ね1ヶ月以内に受領しております。
② オペレーション領域
オペレーション領域においては、ABEJA Platform上に構築した様々なシステムを汎用的な仕組み・サービスとして提供しております。オペレーション領域に関する取引の対価は、契約条件に従い、概ね履行義務の進捗に応じて段階的に受領しております。
3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当事業年度末において存在する顧客との契約から翌事業年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報
(1)契約資産及び契約負債の残高等
契約資産は、主にトランスフォーメーション領域の案件で利用するABEJA Platformの料金について、当事業年度末時点で役務提供が完了しておりますが、対応する案件の検収が完了していない未請求の債権となります。契約資産は、受領する対価に対する権利が無条件になった時点で顧客との契約から生じた債権に振り替えられます。
契約負債は、契約期間に応じて収益を認識するオペレーション領域の契約について、顧客から受け取った1年分の前受金に関するものであります。契約負債は収益の認識に伴い取り崩されていきます。
当事業年度に認識された収益の額のうち、期首現在の契約負債残高に含まれていた額は、25,019千円であります。
(2)残存履行義務に配分した取引価格
当社では、残存履行義務に配分した取引価格の注記にあたって実務上の便法を適用し、当初に予想される契約期間が1年以内の契約については注記の対象に含めておりません。未充足(又は一部未充足)の履行義務は、当事業年度末において、6,880千円であります。当該履行義務は、オペレーション領域に関するものであり、期末後1年以内に約67%、残りの約33%がその2年以内に収益として認識されると見込んでおります。
当事業年度(自 2021年9月1日 至 2022年8月31日)
1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報
当社はデジタルプラットフォーム事業の単一セグメントであり、顧客との契約から生じる収益を分解した情報は以下のとおりです。
(単位:千円)
デジタルプラットフォーム事業 | |
トランスフォーメーション領域 | 1,662,994 |
オペレーション領域 | 315,236 |
顧客との契約から生じる収益 | 1,978,230 |
その他の収益 | - |
外部顧客への売上高 | 1,978,230 |
(注)当社の営むデジタルプラットフォーム事業は、ABEJA Platform上で、顧客企業の競争優位の源泉となるビジネスプロセスを変革し、継続的な収益成長の実現に伴走する事業です。
当社事業はABEJA Platformを基盤にしており、主たる領域として以下のとおり分類できます。
収益構造 | 提供サービス | |
トランスフォーメーション領域 | フロー型(都度契約) | 企業のデジタルトランスフォーメーションニーズに対応したプロフェッショナルサービスを、ABEJA Platformを導入し提供 |
オペレーション領域 | ストック型(継続収入) | ABEJA Platform上に構築した様々なシステムを汎用的な仕組み・サービスとして提供 |
2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報
① トランスフォーメーション領域
トランスフォーメーション領域においては、企業のデジタルトランスフォーメーションニーズに対応したプロフェッショナルサービスを、ABEJA Platformを導入し提供しております。またトランスフォーメーション領域に関する取引の対価は、検収後、概ね1ヶ月以内に受領しております。
② オペレーション領域
オペレーション領域においては、ABEJA Platform上に構築した様々なシステムを汎用的な仕組み・サービスとして提供しております。オペレーション領域に関する取引の対価は、契約条件に従い、概ね履行義務の進捗に応じて段階的に受領しております。
3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当事業年度末において存在する顧客との契約から翌事業年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報
(1)契約資産及び契約負債の残高等
(単位:千円) | |
当事業年度 | |
顧客との契約から生じた債権(期首残高) | 187,216 |
顧客との契約から生じた債権(期末残高) | 131,504 |
契約資産(期首残高) | - |
契約資産(期末残高) | 19,507 |
契約負債(期首残高) | 25,838 |
契約負債(期末残高) | 36,378 |
契約資産は、主にトランスフォーメーション領域の案件で利用するABEJA Platformの料金について、当事業年度末時点で役務提供が完了しておりますが、対応する案件の検収が完了していない未請求の債権となります。契約資産は、受領する対価に対する権利が無条件になった時点で顧客との契約から生じた債権に振り替えられます。
契約負債は、契約期間に応じて収益を認識するオペレーション領域の契約について、顧客から受け取った1年分の前受金に関するものであります。契約負債は収益の認識に伴い取り崩されていきます。
当事業年度に認識された収益の額のうち、期首現在の契約負債残高に含まれていた額は、25,019千円であります。
(2)残存履行義務に配分した取引価格
当社では、残存履行義務に配分した取引価格の注記にあたって実務上の便法を適用し、当初に予想される契約期間が1年以内の契約については注記の対象に含めておりません。未充足(又は一部未充足)の履行義務は、当事業年度末において、6,880千円であります。当該履行義務は、オペレーション領域に関するものであり、期末後1年以内に約67%、残りの約33%がその2年以内に収益として認識されると見込んでおります。