有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2022/11/09 15:00
【資料】
PDFをみる
【項目】
159項目

研究開発活動

当社グループの研究開発活動は、当社技術部を中心に行っており、環境関連事業における資源循環の促進に関する技術開発であります。
当社グループの経営ビジョンである「事業の永続性を高め、環境創造企業として進化する」を根幹として、100年企業の基盤づくりの取組みを一層推進するために、ESG(環境・社会・ガバナンス)施策を掲げ、資源循環システムの高度化や地域ソーシャルビジネス等、次の成長に向けての新たな価値の創出に寄与する研究開発に取り組むとともに、研究開発活動を通じて100年企業の担い手となる人材を育成してまいります。
上記を実現するために、次のとおり処理・リサイクルプロセスの改善、新サービス・新技術等に関する研究開発を進めております。
なお、当社グループにおいては、自社で研究開発を行う場合と国の研究機関など外部からの委託を受けて研究開発を行う場合があり、自社研究開発は研究開発費、受託研究開発は売上原価として処理しております。
第43期連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は160百万円、受託研究開発に係る売上原価の総額は108百万円であり、研究開発規模の総額は269百万円であります。
なお、当連結会計年度における研究開発活動の内容は、次のとおりであります。
(1)自社研究開発
・自動選別ロボットアームの開発に関する技術開発と実証
・廃太陽光パネルの処理技術及びリサイクルシステムの検討
・廃石膏ボードのリサイクル用途拡大の検討
・クロスフローシュレッダーによる小型家電製品からの電池等回収システムの構築
(2)受託研究開発
・高効率な資源循環システムを構築するためのリサイクル技術の研究開発(NEDO事業)
・AI・IoTを活用した収集運搬車の自動配車システムに関する技術開発と実証(環境省実証事業)
・革新的プラスチック資源循環プロセス技術開発(NEDO事業)
・非接触型ごみ収集システムの開発と社会実装に向けたシナリオ構築(環境省委託事業)
・ガラス固化技術による放射性セシウム含有溶融飛灰等の高減容・安定化処理技術の実証(JESCO委託事業)
第44期第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)
当第2四半期連結累計期間における当社グループが支出した研究開発費の総額は77百万円、受託研究開発に係る支出の総額は31百万円であり、研究開発規模の総額は108百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の変更内容は、次のとおりであります。
(1)自社研究開発
該当事項はありません。
(2)受託研究開発
以下の研究開発活動を新たに実施しております。
・廃プラスチックのガス化及びメタノール化実証事業(環境省実証事業)
・資源循環デジタルプラットフォーム構築事業(東京都委託事業)