有価証券届出書(新規公開時)
(2)【手取金の使途】
上記の国内募集における差引手取概算額17,255百万円及び本件第三者割当増資の手取概算額上限4,994百万円については、海外募集における差引手取概算額13,201百万円と併せて、当社グループの流通小売事業を担う株式会社トライアルカンパニー、リテールAI事業を担う株式会社Retail AI及びその他の事業として不動産・リゾート事業を担う株式会社トライアルリアルエステートへの投融資資金として全額を充当する予定であります。
株式会社トライアルカンパニーでは、今般調達する資金を①新規出店並びに既存店の改装及び修繕のための設備投資資金、②物流センターへの設備投資資金、③製造工場及び飲料水工場の設備投資資金並びに④流通小売事業に係るIT投資資金に充当する予定です。
① 新規出店並びに既存店の改装及び修繕のための設備投資資金
新規出店並びに既存店の改装及び修繕を目的とした設備投資資金として16,725百万円(2024年6月期154百万円、2025年6月期16,171百万円、2026年6月期399百万円)を充当する予定です。
流通小売業にとって、新規出店による売上高の拡大は重要な施策であり、当社グループにとっても重要な成長ドライバーの一つになります。また、既存店の改装や修繕を継続的に実施することでお客様の利便性を向上させ、来店頻度の上昇を通じた売上高の拡大を図ることも重要な施策であり、調達資金を新規出店並びに既存店の改装及び修繕費用等に充当することで、更なる企業価値の向上を目指す予定です。
② 物流センターへの設備投資資金
新設する物流センターの土地・建屋・車両・システム投資などの設備投資資金として1,268百万円(2025年6月期861百万円、2026年6月期407百万円)を充当する予定です。
ドミナント戦略を更に加速する上ではエリアごとの物流網を適切に整備することが不可欠であり、各エリアの物流機能充実に向けて調達資金を活用する予定です。
③ 製造工場及び飲料水工場の設備投資資金
精肉などを加工するプロセスセンター(PC)やお惣菜加工を担うセントラルキッチン(CK)といった製造工場及び飲料水工場の増設に向けた設備投資資金として10,414百万円(2025年6月期1,314百万円、2026年6月期9,100百万円)を充当する予定です。
当社グループでは、「食」を中心とした生活必需店を拡大することとあわせて、SPA(製造小売業)への変革も重要な経営課題として認識しております。現在主力商品の一つとなっているプライベートブランドである飲料水の生産能力を更に拡大すること、自社工場の製造キャパシティ増強や、PC及びCKの拠点拡大によって、製造小売業としての機能拡充を目指す予定です。
④ 流通小売事業に係るIT投資資金
店舗等におけるシステム開発やIoTデバイスの購入等のIT投資資金として4,420百万円(2025年6月期2,247百万円、2026年6月期2,172百万円)を充当する予定です。
株式会社Retail AIでは、今般調達する資金をリテールAI事業の主力プロダクトであるSkip Cartやデータ分析基盤システム(MD-Link)等のソフトウエア開発投資資金として556百万円(2024年6月期40百万円、2025年6月期256百万円、2026年6月期259百万円)を充当する予定です。
当社グループでは流通小売事業にITやIoTなどのデジタルテクノロジーを取り入れる「リテールテック」を活用し、流通業界に存在する『ムダ・ムラ・ムリ』を削減することを推進しており、Skip Cartはレジ待ち時間の短縮やレジ対応の店舗従業員のオペレーションの効率化を図ることができるIoTデバイスです。
現在は当社グループへの展開を中心としておりますが、当社グループ外の小売企業への外販も推進しており、将来的には外販用のSkip Cartが当社グループの企業価値向上に資すると考えております。
また、株式会社トライアルリアルエステートでは、今般調達する資金を、当社グループの店舗を核とし外部テナント誘致も含めた総合的な商業地開発における不動産開発投資資金として2,066百万円(2025年6月期566百万円、2026年6月期1,500百万円)を充当する予定です。
なお、残額については、株式会社トライアルカンパニーへの投融資資金として全額を充当する予定であり、株式会社トライアルカンパニーでは当該残額を新規出店並びに既存店の改装及び修繕のための設備投資資金として追加的に充当する予定であります。
(注) 設備投資の内容については、後記「第二部 企業情報 第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」をご参照ください。
上記の国内募集における差引手取概算額17,255百万円及び本件第三者割当増資の手取概算額上限4,994百万円については、海外募集における差引手取概算額13,201百万円と併せて、当社グループの流通小売事業を担う株式会社トライアルカンパニー、リテールAI事業を担う株式会社Retail AI及びその他の事業として不動産・リゾート事業を担う株式会社トライアルリアルエステートへの投融資資金として全額を充当する予定であります。
株式会社トライアルカンパニーでは、今般調達する資金を①新規出店並びに既存店の改装及び修繕のための設備投資資金、②物流センターへの設備投資資金、③製造工場及び飲料水工場の設備投資資金並びに④流通小売事業に係るIT投資資金に充当する予定です。
① 新規出店並びに既存店の改装及び修繕のための設備投資資金
新規出店並びに既存店の改装及び修繕を目的とした設備投資資金として16,725百万円(2024年6月期154百万円、2025年6月期16,171百万円、2026年6月期399百万円)を充当する予定です。
流通小売業にとって、新規出店による売上高の拡大は重要な施策であり、当社グループにとっても重要な成長ドライバーの一つになります。また、既存店の改装や修繕を継続的に実施することでお客様の利便性を向上させ、来店頻度の上昇を通じた売上高の拡大を図ることも重要な施策であり、調達資金を新規出店並びに既存店の改装及び修繕費用等に充当することで、更なる企業価値の向上を目指す予定です。
② 物流センターへの設備投資資金
新設する物流センターの土地・建屋・車両・システム投資などの設備投資資金として1,268百万円(2025年6月期861百万円、2026年6月期407百万円)を充当する予定です。
ドミナント戦略を更に加速する上ではエリアごとの物流網を適切に整備することが不可欠であり、各エリアの物流機能充実に向けて調達資金を活用する予定です。
③ 製造工場及び飲料水工場の設備投資資金
精肉などを加工するプロセスセンター(PC)やお惣菜加工を担うセントラルキッチン(CK)といった製造工場及び飲料水工場の増設に向けた設備投資資金として10,414百万円(2025年6月期1,314百万円、2026年6月期9,100百万円)を充当する予定です。
当社グループでは、「食」を中心とした生活必需店を拡大することとあわせて、SPA(製造小売業)への変革も重要な経営課題として認識しております。現在主力商品の一つとなっているプライベートブランドである飲料水の生産能力を更に拡大すること、自社工場の製造キャパシティ増強や、PC及びCKの拠点拡大によって、製造小売業としての機能拡充を目指す予定です。
④ 流通小売事業に係るIT投資資金
店舗等におけるシステム開発やIoTデバイスの購入等のIT投資資金として4,420百万円(2025年6月期2,247百万円、2026年6月期2,172百万円)を充当する予定です。
株式会社Retail AIでは、今般調達する資金をリテールAI事業の主力プロダクトであるSkip Cartやデータ分析基盤システム(MD-Link)等のソフトウエア開発投資資金として556百万円(2024年6月期40百万円、2025年6月期256百万円、2026年6月期259百万円)を充当する予定です。
当社グループでは流通小売事業にITやIoTなどのデジタルテクノロジーを取り入れる「リテールテック」を活用し、流通業界に存在する『ムダ・ムラ・ムリ』を削減することを推進しており、Skip Cartはレジ待ち時間の短縮やレジ対応の店舗従業員のオペレーションの効率化を図ることができるIoTデバイスです。
現在は当社グループへの展開を中心としておりますが、当社グループ外の小売企業への外販も推進しており、将来的には外販用のSkip Cartが当社グループの企業価値向上に資すると考えております。
また、株式会社トライアルリアルエステートでは、今般調達する資金を、当社グループの店舗を核とし外部テナント誘致も含めた総合的な商業地開発における不動産開発投資資金として2,066百万円(2025年6月期566百万円、2026年6月期1,500百万円)を充当する予定です。
なお、残額については、株式会社トライアルカンパニーへの投融資資金として全額を充当する予定であり、株式会社トライアルカンパニーでは当該残額を新規出店並びに既存店の改装及び修繕のための設備投資資金として追加的に充当する予定であります。
(注) 設備投資の内容については、後記「第二部 企業情報 第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」をご参照ください。