有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2023/05/19 15:00
【資料】
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【項目】
136項目
(3)【監査の状況】
① 監査役監査の状況
監査役会は、2021年6月に設置されましたが、それ以前は監査役協議会を開催しておりました。現在の監査役は、常勤監査役1名を含む社外監査役3名で構成されておりますが、それ以前は2名体制でありました。
現時点の各監査役は、前記「(2)役員の状況 ②社外役員の状況」に記載されているように、各自が監査役としての一定の知見を有した人材です。
監査役会(含む監査役協議会)の開催頻度は、当事業年度(2021年4月~2022年3月)は12回開催され、申請事業年度(2022年4月~2023年3月)は16回開催され、いずれもその時点で在籍した監査役全員が出席しております。
監査手続きは、監査役会規程に基づき監査方針、監査計画等を策定し、監査を実施しております。具体的には、監査役全員が取締役会に出席するほか、主に常勤監査役が経営全体会議、コンプライアンス・リスク管理委員会、その他の重要な会議に出席し、また取締役等との面談や重要文書・資料の閲覧等を通じて、取締役の職務執行状況及び内部統制システムの整備・運用状況並びに会計面を監査しております。また監査役会においては、代表取締役及び内部監査室長等との定期会合を実施し、常勤監査役からの監査実施内容の定期報告を踏まえて、各監査役からの外部情報を含む助言・指摘及び情報共有の場としての運用を行っております。
主な検討事項は次のとおりです。
(イ)健康経営の浸透状況
(ロ)取引管理・契約管理の運営状況
(ハ)内部監査の実施状況
(二)管理部門の運営状況
② 内部監査の状況
内部監査室は、2020年7月に設置されました。現在は、内部監査室長を含め合計4名で構成されています。
内部監査手続きは、内部監査規程に基づき内部監査計画を立案し、内部統制体制に関する内部監査を実施しております。具体的には、内部監査室が作成したチェックリストに基づき全部署を対象として内部監査を実施しております。監査結果については監査対象部署に報告するとともに、指摘事項等の改善状況のフォローアップを行っております。また監査実施状況は、コンプライアンス・リスク管理委員会にて報告しております。
他の監査との相互連携については、内部監査時の部長面談において、常勤監査役の同席を求める等、監査役監査との監査情報の共有化を図っております。必要に応じて、監査役と監査法人との定期会合へも参加しております。また、内部統制報告書への対応体制を構築するために、監査法人と財務報告に関する内部監査手続きの調整を開始しております。内部統制部門との関係は、当該部門の内部監査実施時等に当該部門が行っている内部統制手続きの有効性を確認し、必要に応じて改善等の指摘及びその実施状況のフォローアップを行っております。
③ 会計監査の状況
a.監査法人の名称
東陽監査法人
b.継続監査期間
2年間
c.業務を執行した公認会計士
業務執行社員 公認会計士 橋田光正
業務執行社員 公認会計士 川越宗一
なお、継続監査年数については、7年以内であるため記載をしておりません。
d.監査業務に係る補助者の構成
公認会計士 5名
その他 4名
e.監査法人の選定方針と理由
監査法人の選定に際しては、当社の事業内容やリスクを十分理解し、継続的に高品質な監査が遂行できること、監査報酬が合理的かつ妥当であること及び監査実績等を総合的に勘案しております。
f.監査役及び監査役会による監査法人の評価
監査役会は、監査法人について、その独立性及び監査品質、監査報酬水準、監査報告の妥当性について評価し、その適切性・妥当性を判断しております。
④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
最近事業年度の前事業年度最近事業年度
監査証明業務に
基づく報酬(千円)
非監査業務に
基づく報酬(千円)
監査証明業務に
基づく報酬(千円)
非監査業務に
基づく報酬(千円)
10,000-15,000-

b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く)
該当事項はありません。
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針としましては、会計監査日数及び監査実績の検証と評
価、会計監査人の監査の遂行状況の相当性、報酬の前提となる見積の算出根拠等を勘案いたします。
e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
取締役会が提案した会計監査人に対する報酬等に対して、当社の監査役会が会社法第399条第1項の同意をした理由は、監査報酬の決定方針(前記d.)に基づき精査した結果、妥当であると判断したものです。