有価証券報告書-第10期(2023/07/01-2024/06/30)
(1) 経営成績等の状況の概要
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。なお、当社は、「Kuradashi」運営事業のみの単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
① 財政状態の状況
(資産)
当事業年度末の総資産は1,454,452千円となり、前事業年度末と比べ111,737千円増加となりました。
流動資産は、48,291千円増加し、1,279,642千円となりました。主たる要因は、現金及び預金が66,510千円減少、商品及び製品が49,633千円増加、売掛金が39,701千円増加したことによるものであります。
固定資産は、63,445千円増加し、174,809千円となりました。主たる要因は、無形固定資産が74,355千円増加したことによるものであります。
(負債)
当事業年度末の負債は411,037千円となり、前事業年度末と比べ92,626千円増加となりました。
流動負債は、36,547千円増加し、316,841千円となりました。主たる要因は、買掛金が36,076千円増加、未払費用が17,369千円減少、1年内返済予定の長期借入金が10,776千円増加したことによるものであります。
固定負債は、56,079千円増加し、94,196千円となりました。主たる要因は、長期借入金が56,079千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当事業年度末の純資産は1,043,415千円となり、前事業年度末と比べ19,110千円増加となりました。主たる要因は、当期純利益の計上に伴い利益剰余金が12,623千円増加、新株予約権の行使に伴い資本金及び資本準備金がそれぞれ1,511千円増加したことによるものであります。
② 経営成績の状況
当社は、「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」をミッションに掲げ、世の中に山積する課題を解決するために社会的、環境的、経済的に優れた活動を行っております。
その主たる事業内容は、ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を通じた、フードロス削減のためのマッチングビジネスであり、インターネットを活用することで、迅速にフードロス商材を顧客に届けることを実現しております。また、売上金の一部を社会貢献団体へ寄付をするビジネスモデルにより、社会貢献活動の活性化を図っております。
当事業年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症にかかる制限が緩和されたことにより、経済活動の正常化と回復の兆しが見られはじめました。一方で、ロシア・ウクライナ情勢の長期化による世界的な資源価格の高騰や為替相場の大幅な変動による影響など、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような状況のもと、当事業年度は、第1四半期における食品値上げによる外部環境の悪化の影響が作用し、第2四半期以降、市況の回復傾向が見受けられましたが、依然として市況は回復傾向の途上にあるものと考えております。
売上高は、前年同期比ではHub取引のスポット取引による差分があり、減収となりましたが、主力であるEC取引は前年同期比+105%の成長を堅持、Stores取引の案件獲得は順調に成長し利益に寄与しております。
利益については、収益の複線化による限界利益の向上や広告宣伝費の効率的な投下、及び、固定費のコストコントロールにより、当事業年度においては、営業利益の計上となりました。
その結果、当事業年度の売上高は2,862,197千円となり、前事業年度と比べ48,038千円減少(前期比1.7%減)となりました。
また、営業利益21,192千円(前期は営業損失164,154千円)、経常利益23,316千円(前期は経常損失171,604千円)、当期純利益12,623千円(前期は当期純損失167,372千円)となりました。
なお、当社は「Kuradashi」運営事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
③ キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の当事業年度末残高は、前事業年度末に比べ66,510千円減少の982,345千円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、減少した資金は34,055千円(前事業年度は161,905千円の減少)となりました。これは主に、税引前当期純利益23,316千円、棚卸資産の増加額48,552千円、売上債権の増加額39,701千円、仕入債務の増加額36,076千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は89,463千円(前事業年度は51,470千円の減少)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出89,011千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、増加した資金は57,007千円(前事業年度は480,322千円の増加)となりました。これは主に、長期借入による収入100,000千円、長期借入金の返済による支出33,145千円、株式の発行による収入761千円によるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a 生産実績
当社は生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
b 受注実績
当社は受注生産を行っておりませんので、該当事項はありません。
c 販売実績
販売実績は、次のとおりであります。なお、当社は「Kuradashi」運営事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
(注) 主要な販売先につきましては、総販売実績に対する割合が100分の10以上の相手先がないため、記載を省略しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたっては、当事業年度末における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要とされております。当社は、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。しかしながら実績の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社の財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。重要な会計上の見積りにつきましては、「第5 経理の状況 1財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載しております。
② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社は、「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」というミッションのもと、フードロス削減及び社会貢献を目標に「Kuradashi」を運営しております。このミッションのもと、日々、サービスの利便性向上・営業力の強化に取り組み、会員登録者数及び取扱商品数の増加を図って参りました。今後も新規会員登録者の獲得等に更に注力し、「Kuradashi」事業の更なる成長を図って参ります。
(売上高)
当事業年度における売上高は、前事業年度に比べ48,038千円減少し、2,862,197千円(前事業年度比98.3%)となりました。前年同期比ではHub取引のスポット取引による差分があり、減収となりましたが、主力であるEC取引は前年同期比+105%の成長を堅持、Stores取引の案件獲得は順調に成長し利益に寄与しております。
(売上原価、売上総利益)
当事業年度における売上原価は、前事業年度に比べ80,000千円減少し、1,531,641千円(前事業年度比95.0%)となりました。これは主に、売上高の減少によるものであり、売上総利益は前事業年度に比べ31,961千円増加し1,330,555千円(前事業年度比102.5%)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当事業年度における販売費及び一般管理費は、前事業年度に比べ153,385千円減少し、1,309,363千円(前事業年度比89.5%)となりました。これは主に、高効率の水準でのデジタルマーケティング投下による広告宣伝費の減少によるものであります。
以上の結果、営業利益21,192千円(前事業年度は営業損失164,154千円)となりました。
(営業外損益、経常利益)
当事業年度における営業外収益は、前事業年度に比べ12,842千円減少し、2,780千円(前事業年度比17.8%)となりました。これは主に、協賛金収入や国庫補助金受贈益が減少したことによるものであります。また、営業外費用は、前事業年度に比べ22,416千円減少し、656千円(前事業年度比2.8%)となりました。これは、上場関連費用や固定資産圧縮損が減少したことによるものであります
以上の結果、23,316千円(前事業年度は経常損失171,604千円)となりました。
(特別損益、当期純利益)
当事業年度における特別損益の計上はありませんでした。
当事業年度における法人税等は、前事業年度に比べ14,924千円増加し、10,692千円(前事業年度は△4,232千円)となりました。
以上の結果、当期純利益12,623千円(前事業年度は当期純損失167,372千円)となりました。
③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当事業年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社における資金需要は、運転資金及び設備投資資金であります。これらの資金需要につきましては、自己資金のほか、金融機関からの借入等外部資金の活用も含め、最適な方法による資金調達にて対応する予定であります。
なお、当事業年度末における1年内返済予定の長期借入金、長期借入金の残高はそれぞれ、36,584千円、94,196千円であります。また、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は982,345千円となっております。
④ 経営成績に重要な影響を与える要因
当社の経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。
⑤ 経営者の問題意識と今後の方針に関して
経営者の問題意識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください。
⑥ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、「累計会員数」、「月間UU」、「ARPPU」、「累計パートナー企業数」、「アクティブ企業数」、「平均仕入高」及び「限界利益率」を重視しております。
いずれの指標も堅調に推移しておりますが、これは、新型コロナウイルス感染症によるライフスタイルの変化に加え、地方自治体との提携・マスメディア向けのイベント等の広報活動、会員のアクティブ率向上施策として、会員限定クーポンの発行、メールマガジン・SNS等を利用した販促活動により、当社のソーシャルグッドなビジネスモデルに共感するエシカル志向のユーザーへの認知度・利用率が高まりや、パートナー企業とのリレーション強化により、魅力的な商品ラインナップへの拡充が図られていることによります。
現時点において、これらの指標は堅調に推移しているものと認識しておりますが、今後も商品ラインナップの拡充や顧客からのフィードバック、購買情報をもとに商品の開発・改善、マーケティングおよびサービスの改善を図りながら、更なる成長性や収益性を向上させることに取り組んでまいります。
指標の推移は以下のとおりです。
(※1)創業から四半期会計期間の末日までの累計会員登録者数
(※2)月間UU(Unique Userの購入ID数)の四半期(3ヶ月)の平均数
(※3)Average Revenue per Paid User(月間UU1人当たり平均購入金額)
(※4)創業から四半期会計期間の末日までに取引実績のあるパートナー企業数
(※5)四半期会計期間内に取引が発生したパートナー企業
(※6)四半期会計期間の仕入高をアクティブ企業数で除して算出
(※7)限界利益(売上高から売上原価及び配送料等の変動費を控除した金額)を売上高で除して算出
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。なお、当社は、「Kuradashi」運営事業のみの単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
① 財政状態の状況
(資産)
当事業年度末の総資産は1,454,452千円となり、前事業年度末と比べ111,737千円増加となりました。
流動資産は、48,291千円増加し、1,279,642千円となりました。主たる要因は、現金及び預金が66,510千円減少、商品及び製品が49,633千円増加、売掛金が39,701千円増加したことによるものであります。
固定資産は、63,445千円増加し、174,809千円となりました。主たる要因は、無形固定資産が74,355千円増加したことによるものであります。
(負債)
当事業年度末の負債は411,037千円となり、前事業年度末と比べ92,626千円増加となりました。
流動負債は、36,547千円増加し、316,841千円となりました。主たる要因は、買掛金が36,076千円増加、未払費用が17,369千円減少、1年内返済予定の長期借入金が10,776千円増加したことによるものであります。
固定負債は、56,079千円増加し、94,196千円となりました。主たる要因は、長期借入金が56,079千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当事業年度末の純資産は1,043,415千円となり、前事業年度末と比べ19,110千円増加となりました。主たる要因は、当期純利益の計上に伴い利益剰余金が12,623千円増加、新株予約権の行使に伴い資本金及び資本準備金がそれぞれ1,511千円増加したことによるものであります。
② 経営成績の状況
当社は、「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」をミッションに掲げ、世の中に山積する課題を解決するために社会的、環境的、経済的に優れた活動を行っております。
その主たる事業内容は、ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を通じた、フードロス削減のためのマッチングビジネスであり、インターネットを活用することで、迅速にフードロス商材を顧客に届けることを実現しております。また、売上金の一部を社会貢献団体へ寄付をするビジネスモデルにより、社会貢献活動の活性化を図っております。
当事業年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症にかかる制限が緩和されたことにより、経済活動の正常化と回復の兆しが見られはじめました。一方で、ロシア・ウクライナ情勢の長期化による世界的な資源価格の高騰や為替相場の大幅な変動による影響など、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような状況のもと、当事業年度は、第1四半期における食品値上げによる外部環境の悪化の影響が作用し、第2四半期以降、市況の回復傾向が見受けられましたが、依然として市況は回復傾向の途上にあるものと考えております。
売上高は、前年同期比ではHub取引のスポット取引による差分があり、減収となりましたが、主力であるEC取引は前年同期比+105%の成長を堅持、Stores取引の案件獲得は順調に成長し利益に寄与しております。
利益については、収益の複線化による限界利益の向上や広告宣伝費の効率的な投下、及び、固定費のコストコントロールにより、当事業年度においては、営業利益の計上となりました。
その結果、当事業年度の売上高は2,862,197千円となり、前事業年度と比べ48,038千円減少(前期比1.7%減)となりました。
また、営業利益21,192千円(前期は営業損失164,154千円)、経常利益23,316千円(前期は経常損失171,604千円)、当期純利益12,623千円(前期は当期純損失167,372千円)となりました。
なお、当社は「Kuradashi」運営事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
③ キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の当事業年度末残高は、前事業年度末に比べ66,510千円減少の982,345千円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、減少した資金は34,055千円(前事業年度は161,905千円の減少)となりました。これは主に、税引前当期純利益23,316千円、棚卸資産の増加額48,552千円、売上債権の増加額39,701千円、仕入債務の増加額36,076千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は89,463千円(前事業年度は51,470千円の減少)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出89,011千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、増加した資金は57,007千円(前事業年度は480,322千円の増加)となりました。これは主に、長期借入による収入100,000千円、長期借入金の返済による支出33,145千円、株式の発行による収入761千円によるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a 生産実績
当社は生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
b 受注実績
当社は受注生産を行っておりませんので、該当事項はありません。
c 販売実績
販売実績は、次のとおりであります。なお、当社は「Kuradashi」運営事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
| セグメントの名称 | 販売高(千円) | 前期比(%) |
| 「Kuradashi」運営事業 | 2,862,197 | 98.3 |
| 合計 | 2,862,197 | 98.3 |
(注) 主要な販売先につきましては、総販売実績に対する割合が100分の10以上の相手先がないため、記載を省略しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたっては、当事業年度末における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要とされております。当社は、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。しかしながら実績の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社の財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。重要な会計上の見積りにつきましては、「第5 経理の状況 1財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載しております。
② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社は、「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」というミッションのもと、フードロス削減及び社会貢献を目標に「Kuradashi」を運営しております。このミッションのもと、日々、サービスの利便性向上・営業力の強化に取り組み、会員登録者数及び取扱商品数の増加を図って参りました。今後も新規会員登録者の獲得等に更に注力し、「Kuradashi」事業の更なる成長を図って参ります。
(売上高)
当事業年度における売上高は、前事業年度に比べ48,038千円減少し、2,862,197千円(前事業年度比98.3%)となりました。前年同期比ではHub取引のスポット取引による差分があり、減収となりましたが、主力であるEC取引は前年同期比+105%の成長を堅持、Stores取引の案件獲得は順調に成長し利益に寄与しております。
(売上原価、売上総利益)
当事業年度における売上原価は、前事業年度に比べ80,000千円減少し、1,531,641千円(前事業年度比95.0%)となりました。これは主に、売上高の減少によるものであり、売上総利益は前事業年度に比べ31,961千円増加し1,330,555千円(前事業年度比102.5%)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当事業年度における販売費及び一般管理費は、前事業年度に比べ153,385千円減少し、1,309,363千円(前事業年度比89.5%)となりました。これは主に、高効率の水準でのデジタルマーケティング投下による広告宣伝費の減少によるものであります。
以上の結果、営業利益21,192千円(前事業年度は営業損失164,154千円)となりました。
(営業外損益、経常利益)
当事業年度における営業外収益は、前事業年度に比べ12,842千円減少し、2,780千円(前事業年度比17.8%)となりました。これは主に、協賛金収入や国庫補助金受贈益が減少したことによるものであります。また、営業外費用は、前事業年度に比べ22,416千円減少し、656千円(前事業年度比2.8%)となりました。これは、上場関連費用や固定資産圧縮損が減少したことによるものであります
以上の結果、23,316千円(前事業年度は経常損失171,604千円)となりました。
(特別損益、当期純利益)
当事業年度における特別損益の計上はありませんでした。
当事業年度における法人税等は、前事業年度に比べ14,924千円増加し、10,692千円(前事業年度は△4,232千円)となりました。
以上の結果、当期純利益12,623千円(前事業年度は当期純損失167,372千円)となりました。
③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当事業年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社における資金需要は、運転資金及び設備投資資金であります。これらの資金需要につきましては、自己資金のほか、金融機関からの借入等外部資金の活用も含め、最適な方法による資金調達にて対応する予定であります。
なお、当事業年度末における1年内返済予定の長期借入金、長期借入金の残高はそれぞれ、36,584千円、94,196千円であります。また、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は982,345千円となっております。
④ 経営成績に重要な影響を与える要因
当社の経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。
⑤ 経営者の問題意識と今後の方針に関して
経営者の問題意識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください。
⑥ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、「累計会員数」、「月間UU」、「ARPPU」、「累計パートナー企業数」、「アクティブ企業数」、「平均仕入高」及び「限界利益率」を重視しております。
いずれの指標も堅調に推移しておりますが、これは、新型コロナウイルス感染症によるライフスタイルの変化に加え、地方自治体との提携・マスメディア向けのイベント等の広報活動、会員のアクティブ率向上施策として、会員限定クーポンの発行、メールマガジン・SNS等を利用した販促活動により、当社のソーシャルグッドなビジネスモデルに共感するエシカル志向のユーザーへの認知度・利用率が高まりや、パートナー企業とのリレーション強化により、魅力的な商品ラインナップへの拡充が図られていることによります。
現時点において、これらの指標は堅調に推移しているものと認識しておりますが、今後も商品ラインナップの拡充や顧客からのフィードバック、購買情報をもとに商品の開発・改善、マーケティングおよびサービスの改善を図りながら、更なる成長性や収益性を向上させることに取り組んでまいります。
指標の推移は以下のとおりです。
| 2023年6月期 | 単位 | 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 第4四半期 |
| 累計会員数(※1) | 人 | 392,706 | 446,286 | 462,879 | 477,552 |
| 月間UU(※2) | 人 | 21,203 | 27,177 | 24,622 | 21,117 |
| ARPPU(※3) | 円 | 7,988 | 8,258 | 9,104 | 9,338 |
| 累計パートナー企業数(※4) | 社 | 1,134 | 1,233 | 1,319 | 1,428 |
| アクティブ企業数(※5) | 社 | 361 | 403 | 417 | 435 |
| 平均仕入高(※6) | 千円 | 1,040 | 1,373 | 1,077 | 731 |
| 限界利益率(※7) | % | 20.9 | 26.0 | 24.1 | 23.3 |
| 2024年6月期 | 単位 | 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 第4四半期 |
| 累計会員数(※1) | 人 | 491,279 | 515,952 | 538,654 | 550,256 |
| 月間UU(※2) | 人 | 19,815 | 24,923 | 25,177 | 21,223 |
| ARPPU(※3) | 円 | 8,378 | 9,756 | 9,291 | 9,989 |
| 累計パートナー企業数(※4) | 社 | 1,536 | 1,637 | 1,724 | 1,829 |
| アクティブ企業数(※5) | 社 | 474 | 552 | 573 | 571 |
| 平均仕入高(※6) | 千円 | 661 | 818 | 818 | 654 |
| 限界利益率(※7) | % | 28.4 | 27.1 | 24.4 | 22.1 |
(※1)創業から四半期会計期間の末日までの累計会員登録者数
(※2)月間UU(Unique Userの購入ID数)の四半期(3ヶ月)の平均数
(※3)Average Revenue per Paid User(月間UU1人当たり平均購入金額)
(※4)創業から四半期会計期間の末日までに取引実績のあるパートナー企業数
(※5)四半期会計期間内に取引が発生したパートナー企業
(※6)四半期会計期間の仕入高をアクティブ企業数で除して算出
(※7)限界利益(売上高から売上原価及び配送料等の変動費を控除した金額)を売上高で除して算出