有価証券報告書-第22期(2024/01/01-2024/12/31)

【提出】
2025/03/31 15:46
【資料】
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【項目】
114項目
(1) 経営成績等の状況の概要
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、持続的な賃上げに伴い雇用や所得環境が改善し、個人消費も持ち直しの動きが見られました。また、円安傾向が継続したことにより、インバウンド需要が拡大し、景気は全体的に緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、長期化するウクライナや中東での紛争の影響、中国経済の先行き懸念や欧米における高金利水準の継続等、海外での景気下振れリスクには注意が必要な状況であります。
外食産業におきましては、低価格重視の消費志向が強まる傾向はあるものの、経済活動の正常化に伴い各種イベントの開催や旅行者数が増加したこと等により人流が活発化し、訪日外国人も拡大したことにより外食意欲は堅調に推移いたしました。一方、原材料価格の高止まりや人手不足は解消しておらず、今後一層、価格転嫁と賃上げの実施が求められる状況であります。
このような状況の中、当社は「日本の食文化と『おもてなしの心』で世界中を笑顔に!」を経営ビジョンとし、「たくさんのお客様に『ありがとう』と言われるお店でありたい」を店舗理念に掲げ、全社一丸となって企業価値の向上に努めてまいりました。
商品・販売施策につきましては、1月から2月にかけて「焼きめし定食祭」、春休み期間中は「春祭りお子さまフェア」、6月は毎年恒例の「創業感謝祭」、7月以降の夏季期間は「餃子半額祭」及び「生ビール祭」を開催し、9月から10月にかけては「お好きなトッピング100円割引券」を配付いたしました。期間限定商品につきましては、「野菜たっぷり塩タンメン」、「背脂TKまぜそば」、「鶏白湯らぁめん」、「特製担担麺」、「冷やし醤油らーめん」、「背脂濃厚つけ麺」、「北海道濃厚味噌らぁめん」等々を一定期間ごとに販売し、多くのお客様にご好評いただくことができました。また、4月に一部商品の販売価格の改定を行ったほか、米等の食材価格の高騰を受け11月より各種定食及びご飯についての販売価格を改定し、原材料価格や人件費上昇の一部を価格に転嫁いたしました。
出退店の状況につきましては、4月に宮崎県に初出店となるイオンモール宮崎店、11月に福島県に初出店となるイオンモールいわき小名浜店、12月に高知県に初出店となるイオンモール高知店を出店し、国内出店範囲が拡大いたしました。これらの出店を含め、年間の出店数は18店舗(直営店10店舗、FC加盟店等8店舗)となり、やむなく2店舗を閉店した結果、ラーメン魁力屋151店舗(うち直営店112店舗、FC加盟店等39店舗)、中食事業等10店舗の合計161店舗となりました。
また、11月に台湾に子会社となる台湾魁力屋国際股份有限公司を設立し、海外への初出店に向け準備を開始いたしました。
以上の結果、当事業年度の売上高は12,272,583千円(前期比16.0%増)、営業利益は860,265千円(前期比26.6%増)、経常利益は880,009千円(前期比29.0%増)、当期純利益は535,590千円(前期比37.2%増)、前事業年度と比べ増収増益となりました。
なお、当社は飲食事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
② 財政状態の状況
(資産)
当事業年度末の資産合計は、8,045,239千円となり、前事業年度末と比較して572,027千円の増加となりました。
流動資産は4,268,783千円となり、前事業年度末と比較して18,138千円の減少となりました。これは主に、売掛金が169,405千円増加した一方で、現金及び預金が109,982千円減少、その他(未収入金等)が90,614千円減少したこと等によるものであります。
固定資産は3,776,456千円となり、前事業年度末と比較して590,166千円の増加となりました。これは主に、新規出店等により有形固定資産が318,449千円増加、海外子会社設立伴う関係会社株式が209,986千円増加、敷金及び保証金が54,003千円増加したこと等によるものであります。
(負債)
当事業年度末の負債合計は3,103,707千円となり、前事業年度末と比較して30,825千円の増加となりました。
流動負債は2,235,194千円となり、前事業年度末と比較して196,231千円の増加となりました。これは主に、未払金が185,946千円増加、買掛金が41,630千円増加、未払法人税等が33,208千円増加、短期借入金が30,000千円増加した一方で、1年内返済予定の長期借入金98,049千円減少、未払費用が48,173千円減少したこと等によるものであります。
固定負債は868,512千円となり、前事業年度末と比較して165,405千円の減少となりました。これは主に、長期借入金が238,497千円減少した一方で、資産除去債務が39,941千円増加、その他(預り保証金等)が21,360千円増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当事業年度末の純資産合計は4,941,532千円となり、前事業年度末と比較して541,201千円の増加となりました。これは主に、新株予約権の行使により、資本金が44,027千円増加、資本剰余金が44,027千円増加し、また繰越利益剰余金が当期純利益の計上により535,590千円増加した一方で、配当金の支払いにより82,350千円減少したこと等によるものであります。
以上の結果、自己資本比率は、前事業年度末の58.9%から61.4%となりました。
③ キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は3,469,881千円となり、前事業年度末と比較して115,613千円の減少となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、前事業年度622,105千円の収入に対し、943,361千円の収入となりました。これは主に、税引前当期純利益840,360千円、減価償却費244,909千円、減損損失69,166千円を計上し、未払金の増加128,227千円があった一方で、売上債権が169,405千円増加し、法人税等の支払額262,495千円があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、前事業年度359,574千円の支出に対し、739,930千円の支出となりました。これは主に、新規出店に伴う有形固定資産の取得による支出496,738千円、子会社株式の取得による支出209,986千円、敷金及び保証金の差入による支出57,256千円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、前事業年度1,241,839千円の収入に対し、319,044千円の支出となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出336,546千円、配当金の支払額82,182千円があった一方で、ストックオプションの行使による収入88,054千円があったこと等によるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
当社で行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため記載を省略しております。
b. 仕入実績
当事業年度における仕入実績を示すと、次のとおりであります。
事業の名称当事業年度
(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)
前期比(%)
飲食事業(千円)3,538,488114.6
合計3,538,488114.6

(注) 当社の事業区分は、「飲食事業」の単一セグメントであります。
c. 販売実績
当事業年度における販売実績を示すと、次のとおりであります。
事業の名称当事業年度
(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)
前期比(%)
飲食事業(千円)12,272,583116.0
合計12,272,583116.0

(注) 当社の事業区分は、「飲食事業」の単一セグメントであります。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。
① 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析
「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況 ②財政状態の状況」に記載のとおりです。
② 当社の経営成績に重要な影響を与える要因
「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりです。
③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
a.キャッシュ・フローの状況の分析
「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
b.資本の財源及び資金の流動性に関する分析
当社の資金需要のうち、運転資金需要は、原材料仕入の他、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、店舗の設備投資等によるものであります。運転資金は営業活動によって得られた自己資金を充当し、設備投資資金の調達につきましては、自己資金及び金融機関からの長期借入金により行っております。
④ 重要な会計上の見積及び当該見積に用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたっては、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような経営者の見積り及び予測を必要としております。これらの見積及び仮定については、過去の実績等を勘案して合理的な見積り及び予測を行っておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社の財務諸表の作成に際して採用する会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
⑤ 経営者の問題意識と今後の方針に関して
経営者の問題意識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください。

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