訂正有価証券報告書-第55期(2024/04/01-2025/03/31)
<戦略>当社は、「JAPEX経営計画2022-2030」のもと、総合エネルギー企業への成長を目指すため、人材戦略を支える基本的な考え方を次のとおり定めています。会社・従業員の行動や人材育成のための環境整備については「人材育成基本方針」、「社内環境整備方針」を、加えて人材の多様性の確保については「JAPEXダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)方針」を制定しております。また、社長を責任者として健康経営を推進するにあたり、「JAPEX健康経営宣言」を制定しています。
これらの考え方をもとに、以下のような各種施策を実施しています。
・人材育成に関すること
人材育成の施策として、DX推進や新規事業分野への転換に適応するためのリスキリングプログラムや、会計・法務などの高度なビジネススキルを体系的に提供するプログラムを展開し、事業領域の拡大を推進していく人材の育成に取り組んでおります。2024年度には、創造や変革に挑戦する人材に適切に報いるため、従来の年功に偏りがちな職能に基づく人事制度から、役割を基軸とした人事制度(役割等級制度)への改定を実施しました。また、役割等級制度への改定に伴い、各等級に期待する役割や行動発揮に必要なマインド・スキルを獲得するための教育機会を拡充するなど、役割等級制度と連動した教育体系の整備に着手し、戦略的・計画的な人材育成を推進しています。
・キャリア形成に関すること
当社では、社員一人ひとりが主体的にキャリアを描けるよう支援することを目的に、以下の取り組みを実施しています。
・ 年代別キャリア研修の実施
・ キャリア開発ガイドラインの提示
・ タレントマネジメントシステムを活用した、各部門の業務内容や得られる経験の社内共有
・ 従業員が相互にキャリア情報を参照・相談できる仕組みの整備
・ キャリア相談窓口の設置
・ 上司と部下による1on1ミーティングの推奨
さらに、キャリアの実現に向けた制度として、社内公募制度の拡充を進めるとともに、2024年度からは社内兼業制度の導入に向けた検討および試行を開始しています。
・ダイバーシティ推進に関すること
「JAPEX経営計画2022-2030」実現に繋がりうる柔軟な見方や考え方を取り入れるため、多様な経験を持つキャリア採用者を積極的に採用するとともに、中核的ポジションへ就けるよう、管理職への登用を進めています。
特に、女性活躍については、管理職手前の女性社員に対する個別面談の実施や、ライフイベントとキャリア形成の両立を支援するための制度を導入しています。自律したプロフェッショナルとして活躍し、変化を恐れず成長し続けられる環境を整備しています。
また、国籍の違いといった異なる背景を相互理解するための異文化理解研修を行い、多様性への理解促進を図っています。
LGBTQ+に関する取り組みでは、「同性パートナーシップ規程」の制定や「ハラスメント防止規程」の改定により、多様なハラスメントの防止を明文化しています。さらに、DE&I方針を踏まえた行動計画や目標を策定し、全従業員を対象とした研修等を通じて多様性への理解促進に努めています。こうした取り組みが評価され、職場における性的マイノリティへの対応に関する評価指標である「PRIDE 指標2024」において、「ブロンズ」を受賞しました。
・働きやすい職場環境(ワーク・ライフバランスの推進)
従業員の多様性を尊重し、自律的かつ柔軟性の高い働き方を実現するため、在宅勤務制度やフルフレックスタイム制度を導入しているほか、転居を伴う異動は本人同意を原則とするなど、多様な人材が活躍できる職場づくりに取り組んでいます。育児と仕事の両立を支援する職場風土の醸成を目指した取り組みとして、2024年度は、男性の育児休業取得に注力し、担当役員によるメッセージの発信や、社内制度に関する従業員向け説明会を実施しました。
なお、役員および部長クラスを対象に対面形式のハラスメント研修を実施し、職場におけるハラスメント防止に対する意識向上を図っています。
・従業員の健康維持・増進に関すること
経営課題の一つとして健康経営を推進するため、「JAPEX健康経営宣言」を制定し、社長を責任者とする推進体制を整えています。重点課題として「生活習慣病」・「メンタルヘルス」・「女性の健康」の3点を捉え、従業員の健康維持・増進に向けた各種施策に取り組んでいます。2024年度は、優れた健康経営を実践する企業として「健康経営銘柄」に前年度に続いて選定されるとともに「健康経営優良法人~ホワイト500~」にも認定されました。
・エンゲージメントに関すること
個人を取り巻く環境変化に対応しつつ、経営計画を実現するためには、これまで以上に従業員と会社の信頼関係・結びつき(エンゲージメント)を強化していく必要があると捉え、2023年度より全社的なエンゲージメントサーベイを実施しています。本結果を活用し、各部署において改善に向けたアクションプランを策定・実施しているほか、コミュニケーションの活性化や人事制度の改定など、全社的な施策も実施し、各部署と全社の両輪で取り組みを推進しています。それらが複合的に影響し、2回目の実施となった2024年度のサーベイのスコアは前年と比較して改善しました。今後も定期的に調査を実施し、全社的なエンゲージメントの更なる向上を目指します。
なお、人的資本に関する取り組みについては、当社グループに属する各社において個別具体的な取り組みが行われており、当社グループとしての記載が困難であるため、提出会社の取り組み・方針を基本として記載しています。
| [人材育成基本方針] 会社と従業員は共に総合エネルギー企業への持続的成長を目指して、 1.従業員は、変化に柔軟に対応する自律したプロフェッショナルとして力を発揮し、事業への貢献を通じて個人の成長を実現する。 2.会社は、従業員に成長の機会を提供し、エネルギーや気候変動に関する技術的、社会的課題の解決にチャレンジできる人材へ育成する。 [社内環境整備方針] 会社は、人材育成のために整備する環境として、 1.持続的成長のために、新しく高い目標にチャレンジする仕事の機会を提供する。 2.個人の知識・経験を高め、能力を最大限発揮するためのキャリア支援を行う。 3.それぞれの個性を活かして活躍し、仕事へのやりがいを感じられる風土づくりを行う。 4.自律的に学習し、成長する文化を醸成する。 |
| [JAPEXダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)方針] 私たちは、事業環境の変化に対応し、総合エネルギー企業としてさらなる成長を図るために、「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)」推進を重要な経営課題ととらえ、多様な従業員一人ひとりが持てる能力を十分発揮して活躍・成長し、新しい価値を生み出すことにより、企業競争力の強化および持続的な発展を目指します。 性別・国籍・年齢・障がいの有無や、キャリア・パーソナリティ・価値観などの違いを尊重し、こうした特徴や違いに起因する社会的な不均衡を是正することによって、すべての従業員が生産性高く活躍できる組織風土を実現します。 ①多様性を活かす組織風土の醸成 すべての従業員が多様性をポジティブに受け入れ、違いを尊重し、それぞれの特長や資質を活かす組織風土の醸成を通じて、生産性の向上やイノベーションの創出を図ります。 ②多様な人材の活躍促進 性別・国籍・年齢等によらず優秀な人材の確保を進め、適時適切な配置・育成、各々の従業員に合わせたキャリア・能力開発支援を行うことで、あらゆる人材が自律的なプロフェッショナルとして力を発揮し活躍できる仕組みを整え、個々人のエンゲージメントを高めます。 ③多様性を尊重する環境の整備 育児や介護、障がい、LGBTQ+など個人の置かれた状況や特性に配慮し、どのような場合でも最大限に力を発揮できる職場環境の整備を推進します。 |
| [JAPEX健康経営宣言] JAPEXグループはエネルギーの安定供給を通じた社会貢献を使命とし、企業としての持続的な発展と企業価値の最大化を図ることとしており、この実現には、HSE(労働安全衛生・環境)に留意した行動が最優先事項であると認識しています。 企業の成長、持続的発展のためには「従業員一人ひとりの健康が大事である」という考えのもと健康経営を推進することを宣言します。 ・労働安全、健康を常に意識し、その確保と労働災害の防止に努めます。 ・健康維持・増進に努めるために、ワーク・ライフ・バランスの推進をはじめ、心身ともに快適で働きやすい職場環境づくりに取り組みます。 ・個人の多様な価値観、個性、プライバシーを尊重し、差別的取扱いやハラスメント等の防止に取り組みます。 ・従業員と従業員家族が健やかに過ごし健康寿命を延ばすことができるよう、健康保険組合・労働組合と協働して心身の健康づくりを推進します。 |
これらの考え方をもとに、以下のような各種施策を実施しています。
・人材育成に関すること
人材育成の施策として、DX推進や新規事業分野への転換に適応するためのリスキリングプログラムや、会計・法務などの高度なビジネススキルを体系的に提供するプログラムを展開し、事業領域の拡大を推進していく人材の育成に取り組んでおります。2024年度には、創造や変革に挑戦する人材に適切に報いるため、従来の年功に偏りがちな職能に基づく人事制度から、役割を基軸とした人事制度(役割等級制度)への改定を実施しました。また、役割等級制度への改定に伴い、各等級に期待する役割や行動発揮に必要なマインド・スキルを獲得するための教育機会を拡充するなど、役割等級制度と連動した教育体系の整備に着手し、戦略的・計画的な人材育成を推進しています。
・キャリア形成に関すること
当社では、社員一人ひとりが主体的にキャリアを描けるよう支援することを目的に、以下の取り組みを実施しています。
・ 年代別キャリア研修の実施
・ キャリア開発ガイドラインの提示
・ タレントマネジメントシステムを活用した、各部門の業務内容や得られる経験の社内共有
・ 従業員が相互にキャリア情報を参照・相談できる仕組みの整備
・ キャリア相談窓口の設置
・ 上司と部下による1on1ミーティングの推奨
さらに、キャリアの実現に向けた制度として、社内公募制度の拡充を進めるとともに、2024年度からは社内兼業制度の導入に向けた検討および試行を開始しています。
・ダイバーシティ推進に関すること
「JAPEX経営計画2022-2030」実現に繋がりうる柔軟な見方や考え方を取り入れるため、多様な経験を持つキャリア採用者を積極的に採用するとともに、中核的ポジションへ就けるよう、管理職への登用を進めています。
特に、女性活躍については、管理職手前の女性社員に対する個別面談の実施や、ライフイベントとキャリア形成の両立を支援するための制度を導入しています。自律したプロフェッショナルとして活躍し、変化を恐れず成長し続けられる環境を整備しています。
また、国籍の違いといった異なる背景を相互理解するための異文化理解研修を行い、多様性への理解促進を図っています。
LGBTQ+に関する取り組みでは、「同性パートナーシップ規程」の制定や「ハラスメント防止規程」の改定により、多様なハラスメントの防止を明文化しています。さらに、DE&I方針を踏まえた行動計画や目標を策定し、全従業員を対象とした研修等を通じて多様性への理解促進に努めています。こうした取り組みが評価され、職場における性的マイノリティへの対応に関する評価指標である「PRIDE 指標2024」において、「ブロンズ」を受賞しました。
・働きやすい職場環境(ワーク・ライフバランスの推進)
従業員の多様性を尊重し、自律的かつ柔軟性の高い働き方を実現するため、在宅勤務制度やフルフレックスタイム制度を導入しているほか、転居を伴う異動は本人同意を原則とするなど、多様な人材が活躍できる職場づくりに取り組んでいます。育児と仕事の両立を支援する職場風土の醸成を目指した取り組みとして、2024年度は、男性の育児休業取得に注力し、担当役員によるメッセージの発信や、社内制度に関する従業員向け説明会を実施しました。
なお、役員および部長クラスを対象に対面形式のハラスメント研修を実施し、職場におけるハラスメント防止に対する意識向上を図っています。
・従業員の健康維持・増進に関すること
経営課題の一つとして健康経営を推進するため、「JAPEX健康経営宣言」を制定し、社長を責任者とする推進体制を整えています。重点課題として「生活習慣病」・「メンタルヘルス」・「女性の健康」の3点を捉え、従業員の健康維持・増進に向けた各種施策に取り組んでいます。2024年度は、優れた健康経営を実践する企業として「健康経営銘柄」に前年度に続いて選定されるとともに「健康経営優良法人~ホワイト500~」にも認定されました。
・エンゲージメントに関すること
個人を取り巻く環境変化に対応しつつ、経営計画を実現するためには、これまで以上に従業員と会社の信頼関係・結びつき(エンゲージメント)を強化していく必要があると捉え、2023年度より全社的なエンゲージメントサーベイを実施しています。本結果を活用し、各部署において改善に向けたアクションプランを策定・実施しているほか、コミュニケーションの活性化や人事制度の改定など、全社的な施策も実施し、各部署と全社の両輪で取り組みを推進しています。それらが複合的に影響し、2回目の実施となった2024年度のサーベイのスコアは前年と比較して改善しました。今後も定期的に調査を実施し、全社的なエンゲージメントの更なる向上を目指します。
なお、人的資本に関する取り組みについては、当社グループに属する各社において個別具体的な取り組みが行われており、当社グループとしての記載が困難であるため、提出会社の取り組み・方針を基本として記載しています。