有価証券報告書-第20期(2025/01/01-2025/12/31)
②戦略
(a)方針
当社は、企業の事業活動におけるHSEに関する基本方針を定めております。
※1 As Low As Reasonably Practicableの略
(b)リスク及び機会
2025年末におけるセーフティ関連リスクの評価結果
(短期:1年未満、中期:1~3年未満、長期:3年以上)
※1 MAE (Major Accident Event):重大事故災害。大規模漏えいによる火災、爆発、毒性ガスの拡散などに代表される複数の死亡・重傷者を出したり周辺環境に深刻な被害を与えたりするような事象。
(a)方針
当社は、企業の事業活動におけるHSEに関する基本方針を定めております。
| HSE方針 私たち株式会社INPEXグループは、取締役会決議のもと本HSE方針を策定し、当社のサステナビリティ憲章に基づいて、従業員の参画と協議のもと以下に定めた項目を実行します。 ・HSEが、あらゆる意思決定において必要不可欠な要素であるとみなされ、日々そのことが追求されるHSE文化を醸成します。 ・信頼、行動、ビジョン、説明責任、コミュニケーション、協働そしてフィードバックと評価に象徴されるHSEリーダーシップを発揮し、責任を持って業務を遂行します。 ・事業を展開するすべての地域で、適用される法令・規則を遵守するとともに、当社の事業すべてにHSEマネジメントシステムを一貫した方法で活用します。 ・監査、レビュー、事故調査等から得られた教訓を活用し、HSE活動を効果ある形で実践するとともに、継続的に改善します。 ・HSEパフォーマンスを継続的に改善するため、HSE目標を定量的・定性的に定め、優先順位を考慮し計画を策定します。HSE目標達成のために計画的に経営資源を投入し、特に人材については、十分な力量を確保するために教育訓練を実施します。 ・HSE上の危険要因を管理し、事故発生の予防に努めると同時に、健康、環境そして地域社会への負の影響を回避、低減することで、従業員、協力会社をはじめとするすべての人々の健康と安全を確保するとともに、社会との信頼関係を維持します。 ・プロセスセーフティ管理に重点的に取り組み、当社事業のすべてのフェーズにおいて、HSEリスクを「現実的な範囲で最小限のレベル(ALARP※1)」まで低減し、安全操業・管理を徹底します。 ・万が一、重大事故が発生した場合に、迅速かつ効果的な対応ができるよう、緊急時・危機管理対応プロセスを定期的に検証します。 ・当社の気候変動対応の基本方針に基づき、温室効果ガス排出量の管理及び削減に努めます。 ・生物多様性、水資源等の自然環境に関するリスクと機会を特定し、環境価値の創造に取り組むとともに、廃棄物の適正管理、資源の効率的利用等に取り組み、循環経済(サーキュラーエコノミー)への移行を推進します。 ・強靭なセキュリティ管理プロセスに基づき、要員、操業そして資産を悪意ある行為から守ります。 以上の活動にあわせて、ステークホルダーに広くHSE関連情報を開示し、HSEパフォーマンスの改善に取り組んでいる会社と認められるよう日々努力します。 |
※1 As Low As Reasonably Practicableの略
(b)リスク及び機会
2025年末におけるセーフティ関連リスクの評価結果
(短期:1年未満、中期:1~3年未満、長期:3年以上)
| リスク評価対象 | リスク発生時期見込 | 対策状況 |
| 操業現場で火災や爆発により、人的被害、生産停止、工事遅延が起きるリスク | 短期~長期 | ・重大な影響を及ぼす漏えい・火災・爆発リスクをMAE※1リスクとして定義し、設計段階からリスクの特定・分析・評価を実施し、操業現場が安全に管理されるための施策を講じています。 ・操業においては、安全管理に関わる機器や作業を特定し、計画的な健全性の監視・管理を実施することで、事故の予兆に対して事前対策を講じ、事故を回避しています。 ・その他、全社的な取組みとして、HSEに関わる要求事項の見直しや、力量向上に係る施策を進めています。 |
※1 MAE (Major Accident Event):重大事故災害。大規模漏えいによる火災、爆発、毒性ガスの拡散などに代表される複数の死亡・重傷者を出したり周辺環境に深刻な被害を与えたりするような事象。