有価証券報告書-第77期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/28 15:00
【資料】
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【項目】
126項目

経営上の重要な契約等

(提出会社)
平成29年3月31日現在、以下の経営上の重要な契約を締結しております。
相手方の名称契約名契約内容契約期間
富士通㈱富士通パートナー契約富士通製品(機器、プログラム・プロダクト、保守、サービス、コンサルティング等)の取扱いに関する契約平成11年10月1日から平成12年3月31日まで以降1年毎の自動更新
㈱ソシオネクスト販売特約店契約電子デバイス製品の販売活動及びこれに付帯する活動に関する契約平成27年3月2日から平成28年3月1日まで以降1年毎の自動更新

(資本業務提携、第三者割当による自己株式の処分)
当社は、平成29年1月5日の取締役会決議をもって、株式会社麻生(以下、「麻生」といいます。)と資本業務提携(以下、「本件資本業務提携」といいます。)を実施すること及び、麻生との強固で長期的なパートナーシップの構築に向け、麻生を処分先とする第三者割当による自己株式の処分を行うこと(以下、「本件自己株式処分」といいます。)を決定し、麻生との間で資本業務提携契約を締結するとともに、平成29年1月24日に当該自己株式の処分を実施いたしました。
Ⅰ 本件資本業務提携の概要
1 本件資本業務提携の目的及び理由
当社は、トータルソリューションプロバイダーとしてソリューションとサービスを基軸にICT事業のノウハウや豊富な業務経験をもとに、コンサルティングから設計、開発・施工、運用・サポートまで一貫した最適なソリューションをグローバルにご提供し、お客さまの企業価値向上の実現に貢献しております。
麻生グループは、明治5年に創業者である麻生太吉が目尾御用炭山を採掘、石炭産業に着手したことにより、麻生商店を先駆けとして創業し、時代と共に様々な分野に事業領域を拡大してまいりました。現在では、グループ73社を傘下に持つ企業グループとして、セメント及び生コンクリート製造販売事業、民間病院(飯塚病院)を核とした健康・医療・福祉関連事業、総合専門学校を中心とする教育人材関連事業、人材派遣関連事業、コンピュータ・ソフト開発関連事業、建設・商社関連事業、地域開発関連事業、環境関連事業等、幅広い分野に事業展開しております。
当社の中長期的な事業方針として、様々な社会課題の解決に資する事業領域への取組みを掲げておりますが、この成長新分野で勝ち残っていくためには、新しい製品、サービス、パートナーシップ、ビジネスモデルなどを創造し、新たな価値を創出していく必要があります。こうした状況のなか、このたび、麻生グループと当社は、麻生グループが有する医療・介護関連等の事業ノウハウ及び顧客基盤、ならびに当社が有するICT技術、医療事業者向けの商品ラインナップ及び全国規模の営業拠点網を掛け合わせ、両社の企業価値の更なる向上を実現することを目的として業務提携を進めるとともに、両社の信頼関係をより強固なものとし、業務提携を円滑かつ確実に進めるため、本件資本業務提携契約を締結いたします。
2 本件資本業務提携の内容等について
(1) 業務提携の内容等
麻生及び当社は、本件資本業務提携を行うことにより、以下の実現を目指し、相互に連携することを、平成29年1月5日合意いたしました。
①麻生グループが有する医療・介護・教育等の事業展開や顧客ネットワーク及びノウハウ、ならびに当社が保有するICT技術、医療・介護事業者向けの商品ラインナップ、全国規模の営業拠点網を相互に活用することにより、事業活動を拡大・発展させること
②麻生グループにおけるこれまでの医療・介護事業等における知見を活かしながら、新たな商品開発に取り組むことで、より高い付加価値のある商品を提供すること
なお、本業務提携により、麻生グループと当社は、今後、人材の相互交流や共同技術開発等を進めていくという方向性を共有しております。また、当社は業務提携委員を選出し、今後半年程度の時間をかけて、デジタルトランスフォーメーション(DX)※を基本コンセプトに掲げ、麻生グループとの具体的な協業項目を、引き続き検討してまいります。より一層お客さまから信頼され、お客さまの企業価値を高めることで、両社の企業価値の更なる向上を図るべく、あらゆる協業の可能性を模索します。
※デジタルトランスフォーメーション(DX)
「ICTの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念です。
(2) 資本提携について
麻生及び当社は、当社が保有する普通株式2,300,000株(本件自己株式処分後の発行済株式総数に対する所有割合8.96%)を、自己株式処分により麻生が取得することに合意いたしました。
なお、当社は、麻生から、業務提携の実効性を高めること及び中長期的なパートナーシップの構築に向け、本件自己株式処分により取得する株式を長期的に保有する方針であることを、本件資本業務提携契約において確認しております。
(3) 取締役の派遣等
麻生及び当社は、本件資本業務提携契約において、麻生から当社に対する取締役派遣について合意しており、かかる合意に基づき、平成29年6月28日開催の第77回定時株主総会において、麻生の代表取締役社長麻生巖氏が取締役に選任されております。
3 資本業務提携の相手先の概要
名称株式会社麻生
所在地福岡県飯塚市芳雄町7番18号
代表者の役職・氏名代表取締役社長 麻生巖
事業内容病院経営及びセメントの製造販売事業を主な内容として、セメント事業、医療関連事業、商社・流通事業、人材・教育事業、情報・ソフト事業、その他事業を展開している。
資本金3,580百万円

Ⅱ 第三者割当による自己株式処分
処分要領
払込期日平成29年1月24日から平成29日2月10日
処分株式数普通株式2,300,000株
処分価額1株556円
資金調達の額1,278,800,000円
募集又は処分方法
(処分先)
第三者割当の方法による
(麻生)

(連結子会社)
平成29年3月31日現在、以下の経営上の重要な契約を締結しております。
契約会社名相手方の名称契約名契約内容契約期間
都築テクノサービス㈱㈱富士通エフサスサービスパートナー契約クライアント・サーバシステムを含む保守サービス、パーソナル顧客対応、工事施工等に関する契約平成10年6月1日から平成11年5月31日まで以降1年毎の自動更新
ツヅキインフォテクノ東日本㈱東芝キヤリア㈱東芝キヤリア特約店基本契約東芝製及び東芝キヤリア製空調機器の販売、施工、保守等に関する契約平成28年4月1日から平成30年3月31日まで以降1年毎の自動更新
㈱ツヅキデンソー富士通テン販売㈱特約店契約オーディオ、パーソナル無線機の販売活動及びこれに付帯する活動に関する契約昭和62年4月1日から昭和63年3月31日まで以降1年毎の自動更新
㈱三築ツヅキシステム富士電機㈱特約店契約富士電機製品(汎用電気製品及び計測機器他)の販売活動及びこれに付帯する活動に関する契約平成24年5月1日から平成25年3月31日まで以降1年毎の自動更新