四半期報告書-第50期第1四半期(平成26年1月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/05/15 10:25
【資料】
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【項目】
26項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、政府による経済政策や日銀による金融緩和策等によって企業業績や個人消費が改善し緩やかな景気回復基調が続いております。
建設業界においては、東日本大震災からの復興工事や増税前の駆け込み需要もあって過熱ぎみに推移しました。しかし建設労務者の不足によって労務費コストの上昇や工期の遅れも目立っております。その中で当社企業グループは徹底したコスト管理と営業・技術・生産の総合力で収益拡大を図っております。
この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は14億60百万円(前年同四半期比120.9%増)、営業利益1億54百万円(前年同四半期比388.4%増)、経常利益1億51百万円(前年同四半期比287.3%増)、四半期純利益1億49百万円(前年同四半期は18百万円の四半期純損失)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、当第1四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。
①PCカーテンウォール事業
旺盛なオフィス建替需要などによって受注単価が適正な水準に戻り、また工場の稼働率が上昇して、採算が改善し増収増益となりました。
当セグメントの売上高は12億39百万円(前年同四半期比146.3%増)、セグメント利益は1億46百万円(前年同四半期比238.0%増)となりました。
②アクア事業
消防学校の訓練プール等主力である学校やスポーツクラブのプール以外の周辺範囲にも事業の拡大を図っており採算を改善できました。
当セグメントの売上高は97百万円(前年同四半期比21.9%増)、セグメント利益は0百万円(前年同四半期は9百万円のセグメント損失)となりました。
③その他
その他は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、システム収納家具事業及びその他の建設事業であります。
当セグメントの売上高は1億23百万円(前年同四半期比58.4%増)、セグメント利益は5百万円(前年同四半期は4百万円のセグメント損失)となりました。
(2) 財政状態の分析
①資産の状況
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は98億11百万円と前連結会計年度末と比較して11億48百万円の増加となりました。これは主に受取手形・完成工事未収入金等が4億47百万円及び未成工事支出金が6億99百万円それぞれ増加したことによるものであります。
②負債の状況
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は63億98百万円と前連結会計年度末と比較して9億95百万円の増加となりました。これは主に短期借入金が4億35百万円及び未成工事受入金が5億75百万円それぞれ増加したことによるものであります。
③純資産の状況
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は34億12百万円と前連結会計年度末と比較して1億52百万円の増加となりました。これは主に自己株式が15百万円減少したことと、利益剰余金が四半期純利益の計上により1億49百万円増加したことによるものであります。
(3) 事業上および財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社企業グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
特記事項はありません。
(5) 従業員数
① 連結会社の状況
当第1四半期連結累計期間において、著しい増減はありません。
② 提出会社の状況
当第1四半期累計期間において、著しい増減はありません。
(6) 生産、受注及び販売の実績
当第1四半期連結累計期間の状況につきましては、(1)経営成績の分析をご参照下さい。
(7) 主要な設備
当第1四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。