有価証券報告書-第18期(平成26年6月1日-平成27年5月31日)

【提出】
2015/08/28 15:39
【資料】
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【項目】
77項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社は、資金運用については、一時的に生じる余資を安全性の高い金融資産で運用し、また、短期的な運転資金を銀行借入により調達をしております。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である、完成工事未収入金及び受取手形は、顧客の信用リスクに晒されております。営業債務である、工事未払金及び買掛金は、そのほとんどが2ヶ月以内の支払期日です。
借入金は、営業取引に係る資金調達であり、返済期日は決算日後、最長で9年1ヶ月後であります。このうち一部は、金利変動リスクに晒されております。
投資有価証券は、資金運用目的の債券及び取引先企業との業務に関連する株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社は、与信管理規程に従い、営業債権について、取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手先ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。未回収の場合は、適切な保全措置をとることとしております。
②市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、市況や取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。
借入金の支払金利の変動リスクに対しては、借入金の一部について金利の固定化を行っております。
③資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払を実行できなくなるリスク)の管理
当社は、各部門の報告を受け管理部が月次に資金繰計画を作成することなどの方法により、流動性リスクを管理しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合に合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりです。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含まれておりません((注)2. 参照)。
前事業年度(平成26年5月31日)
貸借対照表計上額(千円)時価(千円)差額(千円)
(1)現金及び預金
(2)受取手形
(3)完成工事未収入金
(4)投資有価証券
366,233
54,055
188,305
325,576
366,233
54,055
188,305
325,576



資産計934,170934,170
(1)工事未払金
(2)買掛金
(3)短期借入金
(4) 長期借入金(※1)
237,222
40,746
155,000
377,411
237,222
40,746
155,000
377,397



△13
負債計810,379810,365△13

※1.1年内返済予定の長期借入金を含めております。
当事業年度(平成27年5月31日)
貸借対照表計上額(千円)時価(千円)差額(千円)
(1)現金及び預金
(2)受取手形
(3)完成工事未収入金
(4)投資有価証券
562,329
72,605
291,827
381,502
562,329
72,605
291,827
381,502



資産計1,308,2641,308,264
(1)工事未払金
(2)買掛金
(3) 長期借入金(※1)
307,102
41,053
493,609
307,102
41,053
494,430


821
負債計841,765842,586821

※1.1年内返済予定の長期借入金を含めております。
(注)1.金融商品の時価の算定方法及び有価証券に関する事項
資産
(1) 現金及び預金、(2)受取手形、(3)完成工事未収入金
これらは、短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(4)投資有価証券
これらの時価について、債券は取引所の価格又は取引金融機関から提示された価格によっております。また、保有目的ごとの有価証券に関する事項については、注記事項「有価証券関係」をご参照下さい。
負債
(1) 工事未払金、(2)買掛金
これらは、短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(3) 長期借入金
長期借入金の時価については、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(注)2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表計上額
(単位:千円)
前事業年度
(平成26年5月31日)
当事業年度
(平成27年5月31日)
投資有価証券
非上場株式
12,8501,850

これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められること
から、時価の表示をしておりません。
(注)3.金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
前事業年度(平成26年5月31日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金366,233
受取手形54,055
完成工事未収入金188,305
投資有価証券
その他有価証券
325,576
合計608,593325,576

当事業年度(平成27年5月31日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金562,329
受取手形72,605
完成工事未収入金291,827
投資有価証券
その他有価証券
381,502
合計926,762381,502


(注)4.社債、長期借入金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額
前事業年度(平成26年5月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
短期借入金155,000
長期借入金82,14280,45774,26872,62264,3123,610
合計237,14280,45774,26872,62264,3123,610

当事業年度(平成27年5月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
長期借入金95,61588,26086,61478,30416,436128,380
合計95,61588,26086,61478,30416,436128,380