四半期報告書-第95期第1四半期(平成28年4月1日-平成28年6月30日)

【提出】
2016/08/10 13:11
【資料】
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【項目】
23項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当社は平成28年3月期より決算期を9月から3月に変更しております。これに伴い、平成29年3月期第1四半期(4月から6月)は、比較対象となる平成28年3月期第1四半期(10月から12月)と月度が異なることから、対前期増減については記載しておりません。
当第1四半期連結累計期間(平成28年4月1日~平成28年6月30日)における我が国経済は、雇用環境や企業収益の改善など全体的に景気は緩やかに回復傾向にありましたが、消費者物価の上昇などによる家計への負担増大は続いており、個人消費は底堅い動きが見られ、景気の先行きは依然として不透明な状況にあります。
製粉業界におきましては、海外穀物相場の値下がりにより原料価格などは値下がり傾向にあるものの、依然として低価格志向を背景とした販売競争は続いております。また、さらに消費者の「食に対する安全・安心」への関心は一層高まっております。
このような中、当社グループは、九州粉(くすっこ)や微粉砕全粒粉などの新製品の開発等による取引先の拡充など販売力の強化に努めるとともに、製造効率の向上及びコスト削減等に努めてまいりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高7億5千6百万円、営業利益8百万円、経常利益1千4百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失1千8百万円となりました。
製粉事業の売上高の内訳は以下のとおりであります。
主力の小麦粉は、政府売渡小麦価格の改定に伴い、1月に製品価格の改定を行っておりますが、厳しい販売環境下の中、販売数量は減少し、4億5千万円となりました。
副製品のふすまは、生産数量の減少に伴い販売数量は減少し、また販売単価も下がりましたので売上高は3千4百万円となりました。
ミックス粉は、販売数量の減少や販売競争の激化に伴う価格の引き下げにより、売上高は2千4百万円となりました。
商品は、子会社の販売が順調に推移しましたので、売上高は2億4千7百万円となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は、0百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。