有価証券報告書-第56期(平成26年7月1日-平成27年6月30日)

【提出】
2015/09/28 11:32
【資料】
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【項目】
99項目

対処すべき課題

(1)当社グループの現状認識について
当社グループは、原料の安定した数量の確保が課題であります。
販売面では精製糖の本土製品の売り込み攻勢による販売激化等の問題があります。
また、黒糖においては、サトウキビ原料の安定した数量の確保及びサトウキビの優良品種・肥培管理の適正化を農家へ啓発したいと考えております。
(2)当面の対処すべき課題の内容
砂糖を取り巻く環境は、年々厳しくなり、TPP(環太平洋経済連携協定)の交渉の進展等及び砂糖消費量の減少、本土製品の売り込み攻勢等があり、黒糖においては、サトウキビの優良品種・肥培管理の適正化、新商品開発、製造コストの低減化及び販売の強化が課題と考えております。
(3)対処方針および具体的取り組み状況等について
当社グループとしては、原料の安定的確保を最優先に、製造コストの低減を図るとともに、本土製品の売り込み攻勢に対応出来る販売コストの構築を行い、又、黒糖は新商品開発等を行いユーザーの求める付加価値のある製品をパン業界、菓子業界並びに量販店へ販売活動の強化を図っていきたいと考えております。