有価証券報告書-第114期(令和2年1月1日-令和2年12月31日)
(3) 【監査の状況】
①監査役監査の状況
(イ)組織・人員
a. 当社は監査役会設置会社であり、常勤監査役1名、非常勤社外監査役2名の合計3名で構成されております。
なお、各監査役の経験等は次のとおりであります。
b. 監査役会は、監査役会及び監査役の職務を補助するために監査役室を設置し、専任のスタッフ1名を配置し
ております。
(ロ)監査役会の活動状況
a. 監査役は、監査役会の定める監査基準及び期初の監査役会において決定した監査方針、職務分担、監査方法に
基づき、年間を通じて監査活動を行っております。
b. 監査役会は、年度計画に基づき、取締役会に先立ち月次で開催するほか、単独でも開催しております。当事業
年度は16 回開催しており、個々の監査役の出席状況については以下のとおりであります。
c. 当事業年度における監査役会の主な議題は、以下のとおりであります。
・決議事項として、監査の方針、監査の重点項目、監査の方法、会計監査人の評価及び再任・不再任、会計監査
人の報酬の同意、監査報告書の作成・提出、常勤監査役の選定等
・報告及び協議事項として、取締役会議案、職務分担、会計監査人の監査計画及び監査結果、CSR・コンプラ
イアンス委員会等からの報告事項等
・会計監査人との意見交換
(ハ)監査役の活動状況
a. 監査役は、取締役会、CSR・コンプライアンス委員会等に出席し、議事運営・議案内容・手続き等を監査
し、必要に応じて意見表明を行っております。
b. 監査役は、当社およびグループ会社の取締役へのヒヤリング、グループ会社の監査役との意見交換を行い、執
行部門の職務の執行状況を確認しております。
c. 監査役は、会計監査人から期初に監査計画の説明を受け、期中及び期末に監査結果の報告を受ける等、監査の
実施状況を検証するとともに緊密な連携を図っております。
d. 常勤監査役は、重要な決裁書類等を閲覧し、監査室の内部監査報告を受け、事業運営会議及び必要と判断した
社内会議に出席し、職務の執行状況を確認するとともに、必要に応じて事業部門長等に単独でヒヤリングを実施
し意見表明を行っております。
e. 監査役と代表取締役社長は年1回意見交換会を実施しており、個々の所見に基づく提言や意見交換を行ってお
ります。
f. 当事業年度は、新型コロナウイルス感染症対策により、遠隔地への移動を伴う現地往査及び一部の意見交換会
は中止しております。
②内部監査の状況
当社は、当社及び当社グループ会社における経営諸活動の全般にわたる管理・運営体制及び業務の遂行状況を、合法性と合理性の観点から検討・評価し、その結果に基づく情報の提供、並びに改善・合理化への助言・提案等を通じて、会社財産の保全と経営効率の向上を図り、社業の発展に寄与することを目的として、内部監査部門である監査室を設置しております。監査室は、6名で構成されております。
監査室の監査は、客観的視点を基本とし、事業活動から独立した立場で実施するものとしております。内部監査は、内部監査規程に従い、当社グループ全社に対してコンプライアンス監査、業務監査及び内部統制監査等を実施しております。監査室長は、監査結果を社長、監査担当取締役及び監査役へ報告し、監査対象に対して改善計画書の提出を求め、実施状況の確認をしております。また、必要に応じてフォローアップ監査を実施しております。
監査室は、監査役及び会計監査人とは、必要に応じて会合を開催して情報交換等を行い、常に連携を保っております。また、グループ各社への内部監査実施毎の監査役への監査報告書の提出、監査役の依頼に基づく内部監査の実施、必要に応じた会合の開催等を通じて監査役と常に連携を保っております。
③会計監査の状況
a.監査法人の名称
EY新日本有限責任監査法人
b.継続監査期間
49年間
上記継続監査期間は、当社において調査可能な範囲での期間であり、実際の継続監査期間は上記を超える可能
性があります。
業務執行社員のローテーションに関しては適切に実施されており、原則として連続して7会計期間を超えて監査業務に関与しておりません。なお、筆頭業務執行社員については連続して5会計期間を超えて監査業務に関与しておりません。
c.業務を執行した公認会計士
島村 哲
小宮 正俊
d.監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士13名、その他19名であります。
e.監査法人の選定方針と理由
当社監査役会は、監査法人の選定に関し、公益社団法人日本監査役協会が定めた「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」を基に評価を行い、検討したうえで選定する方針としております。本方針に基づき、適正な会計監査業務が行われていると判断し、EY新日本有限責任監査法人の再任を決議いたしました。
なお、監査法人が職務を適切に遂行することが困難と認められる場合には、監査役会で定めた「会計監査人の解任又は不再任の決定の方針」に基づき、監査役会が株主総会に提出する会計監査人の解任または不再任に関する議案の内容を決定いたします。
f.監査役及び監査役会による監査法人の評価
当社監査役及び監査役会は、監査法人や当社関係部門から監査業務の遂行状況や品質管理に関する外部機関の評価等について報告を受け、監査法人の品質管理の状況、監査チームの独立性・専門性、監査報酬の水準・内容、監査役・経営者等とのコミュニケーションの状況、不正リスクへの対応等の評価を行いました。
④監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く)
該当事項はありません。
c.その他重要な報酬の内容
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
監査公認会計士等と協議した上で、当社グループの事業規模・業務の特性等に基づいた監査日数・要員数等を総合的に勘案し決定しております。
e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
当社監査役会は、会計監査人の監査計画、監査の実施状況及び報酬の見積りの算出根拠等を確認し、検討した結果、会計監査人の報酬等は適切であると判断し、同意しました。
①監査役監査の状況
(イ)組織・人員
a. 当社は監査役会設置会社であり、常勤監査役1名、非常勤社外監査役2名の合計3名で構成されております。
なお、各監査役の経験等は次のとおりであります。
役職名 | 氏 名 | 経験等 | |
常勤監査役 (監査役会議長) | 山村 光太郎 | 当社グループの事業会社の管理部門における豊富な経験を積んでおります。 | |
社外監査役 | 小野 隆良 | 公認会計士として財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。 | |
社外監査役 | 薗田 俊和 | 税理士として財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。 |
b. 監査役会は、監査役会及び監査役の職務を補助するために監査役室を設置し、専任のスタッフ1名を配置し
ております。
(ロ)監査役会の活動状況
a. 監査役は、監査役会の定める監査基準及び期初の監査役会において決定した監査方針、職務分担、監査方法に
基づき、年間を通じて監査活動を行っております。
b. 監査役会は、年度計画に基づき、取締役会に先立ち月次で開催するほか、単独でも開催しております。当事業
年度は16 回開催しており、個々の監査役の出席状況については以下のとおりであります。
氏 名 | 出席状況(出席率) | |
山村 光太郎 | 16回/16回 (100%) | |
小野 隆良 | 16回/16回 (100%) | |
薗田 俊和 | 16回/16回 (100%) |
c. 当事業年度における監査役会の主な議題は、以下のとおりであります。
・決議事項として、監査の方針、監査の重点項目、監査の方法、会計監査人の評価及び再任・不再任、会計監査
人の報酬の同意、監査報告書の作成・提出、常勤監査役の選定等
・報告及び協議事項として、取締役会議案、職務分担、会計監査人の監査計画及び監査結果、CSR・コンプラ
イアンス委員会等からの報告事項等
・会計監査人との意見交換
(ハ)監査役の活動状況
a. 監査役は、取締役会、CSR・コンプライアンス委員会等に出席し、議事運営・議案内容・手続き等を監査
し、必要に応じて意見表明を行っております。
b. 監査役は、当社およびグループ会社の取締役へのヒヤリング、グループ会社の監査役との意見交換を行い、執
行部門の職務の執行状況を確認しております。
c. 監査役は、会計監査人から期初に監査計画の説明を受け、期中及び期末に監査結果の報告を受ける等、監査の
実施状況を検証するとともに緊密な連携を図っております。
d. 常勤監査役は、重要な決裁書類等を閲覧し、監査室の内部監査報告を受け、事業運営会議及び必要と判断した
社内会議に出席し、職務の執行状況を確認するとともに、必要に応じて事業部門長等に単独でヒヤリングを実施
し意見表明を行っております。
e. 監査役と代表取締役社長は年1回意見交換会を実施しており、個々の所見に基づく提言や意見交換を行ってお
ります。
f. 当事業年度は、新型コロナウイルス感染症対策により、遠隔地への移動を伴う現地往査及び一部の意見交換会
は中止しております。
②内部監査の状況
当社は、当社及び当社グループ会社における経営諸活動の全般にわたる管理・運営体制及び業務の遂行状況を、合法性と合理性の観点から検討・評価し、その結果に基づく情報の提供、並びに改善・合理化への助言・提案等を通じて、会社財産の保全と経営効率の向上を図り、社業の発展に寄与することを目的として、内部監査部門である監査室を設置しております。監査室は、6名で構成されております。
監査室の監査は、客観的視点を基本とし、事業活動から独立した立場で実施するものとしております。内部監査は、内部監査規程に従い、当社グループ全社に対してコンプライアンス監査、業務監査及び内部統制監査等を実施しております。監査室長は、監査結果を社長、監査担当取締役及び監査役へ報告し、監査対象に対して改善計画書の提出を求め、実施状況の確認をしております。また、必要に応じてフォローアップ監査を実施しております。
監査室は、監査役及び会計監査人とは、必要に応じて会合を開催して情報交換等を行い、常に連携を保っております。また、グループ各社への内部監査実施毎の監査役への監査報告書の提出、監査役の依頼に基づく内部監査の実施、必要に応じた会合の開催等を通じて監査役と常に連携を保っております。
③会計監査の状況
a.監査法人の名称
EY新日本有限責任監査法人
b.継続監査期間
49年間
上記継続監査期間は、当社において調査可能な範囲での期間であり、実際の継続監査期間は上記を超える可能
性があります。
業務執行社員のローテーションに関しては適切に実施されており、原則として連続して7会計期間を超えて監査業務に関与しておりません。なお、筆頭業務執行社員については連続して5会計期間を超えて監査業務に関与しておりません。
c.業務を執行した公認会計士
島村 哲
小宮 正俊
d.監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士13名、その他19名であります。
e.監査法人の選定方針と理由
当社監査役会は、監査法人の選定に関し、公益社団法人日本監査役協会が定めた「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」を基に評価を行い、検討したうえで選定する方針としております。本方針に基づき、適正な会計監査業務が行われていると判断し、EY新日本有限責任監査法人の再任を決議いたしました。
なお、監査法人が職務を適切に遂行することが困難と認められる場合には、監査役会で定めた「会計監査人の解任又は不再任の決定の方針」に基づき、監査役会が株主総会に提出する会計監査人の解任または不再任に関する議案の内容を決定いたします。
f.監査役及び監査役会による監査法人の評価
当社監査役及び監査役会は、監査法人や当社関係部門から監査業務の遂行状況や品質管理に関する外部機関の評価等について報告を受け、監査法人の品質管理の状況、監査チームの独立性・専門性、監査報酬の水準・内容、監査役・経営者等とのコミュニケーションの状況、不正リスクへの対応等の評価を行いました。
④監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
区分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
監査証明業務に 基づく報酬(百万円) | 非監査業務に 基づく報酬(百万円) | 監査証明業務に 基づく報酬(百万円) | 非監査業務に 基づく報酬(百万円) | |
提出会社 | 45 | ― | 45 | ― |
連結子会社 | 33 | ― | 34 | ― |
計 | 79 | ― | 79 | ― |
b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く)
該当事項はありません。
c.その他重要な報酬の内容
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
監査公認会計士等と協議した上で、当社グループの事業規模・業務の特性等に基づいた監査日数・要員数等を総合的に勘案し決定しております。
e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
当社監査役会は、会計監査人の監査計画、監査の実施状況及び報酬の見積りの算出根拠等を確認し、検討した結果、会計監査人の報酬等は適切であると判断し、同意しました。