四半期報告書-第63期第1四半期(平成26年4月1日-平成26年6月30日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
(1) 連結経営成績に関する定性的情報
① 業績全般
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、設備投資の増加、企業収益および雇用情勢の改善などを背景に、景気の緩やかな回復基調が続いているものの、個人消費については、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動による弱さが残る状況で推移しました。
このような状況の中で、当社グループは、事業の根幹であるプロバイオティクスの啓発・普及活動を展開し、商品の優位性を訴求してきました。また、販売組織の拡充、新商品の研究開発や生産設備の更新に加え、海外事業や医薬品事業にも積極的に取り組み、業績の向上に努めました。
これらの結果、消費税率の引き上げの影響があったものの、当第1四半期連結累計期間の連結売上高は86,379百万円(前年同期比5.1%増)となりました。また、利益面におきましては、営業利益は5,903百万円(前年同期比9.8%増)、経常利益は8,293百万円(前年同期比15.4%増)、四半期純利益は4,451百万円(前年同期比17.7%増)となりました。
② セグメント別の状況
・飲料および食品製造販売事業部門(日本)
日本国内における乳製品については、当社独自の「乳酸菌 シロタ株」などの科学性や価値を広く訴求するため、エビデンス(科学的な根拠)を活用した「価値普及」活動をより積極的に展開しました。
宅配チャネルにおいては、3月にデザインリニューアルを行った乳製品乳酸菌飲料「ヤクルト400」「ヤクルト400 LT」および「BF-1」を中心とした飲用体感促進型普及活動の推進に努めました。また、昨年5月に地域限定で発売した機能性飲料「乳酸菌ソイα(アルファ)」の販売エリアを、6月から全国に拡大しました。
店頭チャネルにおいては、4月に乳製品乳酸菌飲料「Newヤクルト」「Newヤクルトカロリーハーフ」および「ヤクルトAce」のデザインリニューアルを行い、これらの商品を中心にプロモーションスタッフを活用したお客さまへの「価値普及」活動を展開しました。また、6月に60代以上のシニア層に向けた高付加価値タイプの乳製品乳酸菌飲料「ヤクルト ゴールド」を発売し、店頭向け商品の活性化を図りました。
商品別では、昨年に引き続きのむヨーグルト「ジョア」のCMタレントである剛力彩芽さんと共同開発した期間限定アイテム「ジョア ピーチ」を6月に発売することで、「ジョア」ブランドの鮮度アップを図りました。
一方、ジュース・清涼飲料については、5月に乳性飲料「ミルージュ」シリーズにおいて、6品をリニューアルするとともに、チルドカップ容器の新アイテム「ヤクルトの乳性飲料 フルーツミルージュ トロピカルミックス」を発売し、ブランドの活性化を図りました。また、4月にガラクトオリゴ糖と果汁が入った機能性飲料「爽やか梅」および天然素材由来のミネラルを使用したスポーツドリンク「ミネラルチャージ」を発売し、品揃えの充実を図りました。
これらの結果、飲料および食品製造販売事業部門(日本)の連結売上高は51,271百万円(前年同期比1.4%増)となりました。
・飲料および食品製造販売事業部門(海外)
海外については、昭和39年3月の台湾ヤクルト株式会社の営業開始をかわきりに、現在27の事業所および1つの研究所を中心に、32の国と地域で主として乳製品乳酸菌飲料「ヤクルト」の製造、販売を行っており、平成26年6月の一日当たり平均販売本数は約2,628万本となっています。
ア.米州地域
米州地域においては、ブラジル、メキシコおよび米国で乳製品乳酸菌飲料「ヤクルト」などを製造、販売しています。
米国においては、5月にカリフォルニア工場での生産を開始しました。これにより商品の安定供給体制の強化を図るとともに、今後の事業の一層の拡大を目指します。
これらの結果、飲料および食品製造販売事業部門(米州地域)の連結売上高は13,260百万円(前年同期比12.5%増)となりました。
イ.アジア・オセアニア地域
アジア・オセアニア地域においては、香港、シンガポール、インドネシア、オーストラリア、マレーシア、ベトナム、インドおよび中国などで乳製品乳酸菌飲料「ヤクルト」などを製造、販売しています。
フィリピンにおいては、当社持分法適用会社であるフィリピンヤクルト株式会社が、国民の健康志向の高まりに応えるため、6月からカロリー低減タイプの「ヤクルトライト」の販売を開始しました。
中国においては、6月に天津ヤクルト株式会社(天津工場)の第2工場棟で生産を開始しました。
これらの結果、飲料および食品製造販売事業部門(アジア・オセアニア地域)の連結売上高は15,674百万円(前年同期比29.7%増)となりました。
ウ.ヨーロッパ地域
ヨーロッパ地域においては、乳製品乳酸菌飲料「ヤクルト」などをオランダで製造し、同国を含め、ベルギー、イギリス、ドイツ、オーストリアおよびイタリアなどで販売しています。
同地域においては、5月からベルギーで「ヤクルト」に食物繊維などを添加した「ヤクルトプラス」を、ドイツ、オーストリアおよびオランダに続く4か国目として、販売を開始しました。
これらの結果、飲料および食品製造販売事業部門(ヨーロッパ地域)の連結売上高は2,346百万円(前年同期比7.4%増)となりました。
・医薬品製造販売事業部門
医薬品については、国内において、がん化学療法剤「エルプラット」の進行・再発大腸がんに対する標準療法のさらなる浸透や、FOLFOXレジメンおよびXELOXレジメンによる術後補助化学療法(手術後の再発防止のための化学療法)の啓発を図るため、医療関係者を対象とした講演会や医局説明会などを積極的に開催しました。また、がん化学療法剤「カンプト」「エルプラット」および活性型葉酸製剤「レボホリナートヤクルト」を用いたFOLFIRINOX療法の、膵がんへの適正使用を推奨する活動を推進しました。そのほか、代謝拮抗性抗悪性腫瘍剤「ゲムシタビンヤクルト」、遺伝子組み換えG-CSF製剤「ノイアップ」および抗悪性腫瘍剤「イマチニブヤクルト」に加え、新たに6月に薬価収載された悪性腫瘍骨転移による骨病変治療薬の後発品である「ゾレドロン酸ヤクルト」の販路拡大に努め、がん領域に特化した販売活動に注力し、売り上げの増大を図りました。
一方、研究開発においては、「エルプラット」の胃がんへの効能追加に係る承認の取得に向けた準備を進めています。また、エテルナゼンタリス社から導入しているPI3K/Akt阻害剤「ペリフォシン」、4SC AG社から導入しているHDAC阻害剤「レスミノスタット」などのパイプラインの開発を推進しました。これらにより、今後、がん領域でのさらなる強固な地位の確立を目指します。
これらの結果、医薬品製造販売事業部門の連結売上高は5,906百万円(前年同期比17.2%減)となりました。
・その他事業部門
その他事業部門には、化粧品の製造販売およびプロ野球興行などがあります。
化粧品については、基礎化粧品の主力ブランドである「パラビオ」「リベシィ」および「リベシィホワイト」を中心としたカウンセリング型訪問販売活動によるお客さまへの「価値普及」活動を継続して展開しました。
具体的には、「リベシィホワイト」シリーズを第1四半期の重点商品として位置づけ、美白ニーズへの対応を図りました。また、4月に保湿美容液「ベルフェ モイスチュア エッセンス」のリニューアルおよび日ヤケ止め商品「ヤクルト サンスクリーン S.E.シリーズ」2品の発売により、実績の拡大を図りました。
一方、プロ野球興行については、神宮球場において各種イベントを通じたファンサービスやさまざまな情報発信を行い、入場者数の増大と売上増加に努めています。
また、ファンサービス強化の一環として、5月に東京ヤクルトスワローズ初のオフィシャルグッズショップをオープンしました。
これらの結果、その他事業部門の連結売上高は3,644百万円(前年同期比6.2%減)となりました。
なお、セグメント別売上高には消費税等は含まれていません。
(注) 各セグメントの連結売上高にはセグメント間売上高が含まれています。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は3,222百万円です。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4) 従業員数
当第1四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(5) 生産、受注及び販売の実績
当第1四半期連結累計期間において、生産、受注および販売実績の著しい変動はありません。
(6) 主要な設備
当第1四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動および主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。
(1) 連結経営成績に関する定性的情報
① 業績全般
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、設備投資の増加、企業収益および雇用情勢の改善などを背景に、景気の緩やかな回復基調が続いているものの、個人消費については、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動による弱さが残る状況で推移しました。
このような状況の中で、当社グループは、事業の根幹であるプロバイオティクスの啓発・普及活動を展開し、商品の優位性を訴求してきました。また、販売組織の拡充、新商品の研究開発や生産設備の更新に加え、海外事業や医薬品事業にも積極的に取り組み、業績の向上に努めました。
これらの結果、消費税率の引き上げの影響があったものの、当第1四半期連結累計期間の連結売上高は86,379百万円(前年同期比5.1%増)となりました。また、利益面におきましては、営業利益は5,903百万円(前年同期比9.8%増)、経常利益は8,293百万円(前年同期比15.4%増)、四半期純利益は4,451百万円(前年同期比17.7%増)となりました。
② セグメント別の状況
・飲料および食品製造販売事業部門(日本)
日本国内における乳製品については、当社独自の「乳酸菌 シロタ株」などの科学性や価値を広く訴求するため、エビデンス(科学的な根拠)を活用した「価値普及」活動をより積極的に展開しました。
宅配チャネルにおいては、3月にデザインリニューアルを行った乳製品乳酸菌飲料「ヤクルト400」「ヤクルト400 LT」および「BF-1」を中心とした飲用体感促進型普及活動の推進に努めました。また、昨年5月に地域限定で発売した機能性飲料「乳酸菌ソイα(アルファ)」の販売エリアを、6月から全国に拡大しました。
店頭チャネルにおいては、4月に乳製品乳酸菌飲料「Newヤクルト」「Newヤクルトカロリーハーフ」および「ヤクルトAce」のデザインリニューアルを行い、これらの商品を中心にプロモーションスタッフを活用したお客さまへの「価値普及」活動を展開しました。また、6月に60代以上のシニア層に向けた高付加価値タイプの乳製品乳酸菌飲料「ヤクルト ゴールド」を発売し、店頭向け商品の活性化を図りました。
商品別では、昨年に引き続きのむヨーグルト「ジョア」のCMタレントである剛力彩芽さんと共同開発した期間限定アイテム「ジョア ピーチ」を6月に発売することで、「ジョア」ブランドの鮮度アップを図りました。
一方、ジュース・清涼飲料については、5月に乳性飲料「ミルージュ」シリーズにおいて、6品をリニューアルするとともに、チルドカップ容器の新アイテム「ヤクルトの乳性飲料 フルーツミルージュ トロピカルミックス」を発売し、ブランドの活性化を図りました。また、4月にガラクトオリゴ糖と果汁が入った機能性飲料「爽やか梅」および天然素材由来のミネラルを使用したスポーツドリンク「ミネラルチャージ」を発売し、品揃えの充実を図りました。
これらの結果、飲料および食品製造販売事業部門(日本)の連結売上高は51,271百万円(前年同期比1.4%増)となりました。
・飲料および食品製造販売事業部門(海外)
海外については、昭和39年3月の台湾ヤクルト株式会社の営業開始をかわきりに、現在27の事業所および1つの研究所を中心に、32の国と地域で主として乳製品乳酸菌飲料「ヤクルト」の製造、販売を行っており、平成26年6月の一日当たり平均販売本数は約2,628万本となっています。
ア.米州地域
米州地域においては、ブラジル、メキシコおよび米国で乳製品乳酸菌飲料「ヤクルト」などを製造、販売しています。
米国においては、5月にカリフォルニア工場での生産を開始しました。これにより商品の安定供給体制の強化を図るとともに、今後の事業の一層の拡大を目指します。
これらの結果、飲料および食品製造販売事業部門(米州地域)の連結売上高は13,260百万円(前年同期比12.5%増)となりました。
イ.アジア・オセアニア地域
アジア・オセアニア地域においては、香港、シンガポール、インドネシア、オーストラリア、マレーシア、ベトナム、インドおよび中国などで乳製品乳酸菌飲料「ヤクルト」などを製造、販売しています。
フィリピンにおいては、当社持分法適用会社であるフィリピンヤクルト株式会社が、国民の健康志向の高まりに応えるため、6月からカロリー低減タイプの「ヤクルトライト」の販売を開始しました。
中国においては、6月に天津ヤクルト株式会社(天津工場)の第2工場棟で生産を開始しました。
これらの結果、飲料および食品製造販売事業部門(アジア・オセアニア地域)の連結売上高は15,674百万円(前年同期比29.7%増)となりました。
ウ.ヨーロッパ地域
ヨーロッパ地域においては、乳製品乳酸菌飲料「ヤクルト」などをオランダで製造し、同国を含め、ベルギー、イギリス、ドイツ、オーストリアおよびイタリアなどで販売しています。
同地域においては、5月からベルギーで「ヤクルト」に食物繊維などを添加した「ヤクルトプラス」を、ドイツ、オーストリアおよびオランダに続く4か国目として、販売を開始しました。
これらの結果、飲料および食品製造販売事業部門(ヨーロッパ地域)の連結売上高は2,346百万円(前年同期比7.4%増)となりました。
・医薬品製造販売事業部門
医薬品については、国内において、がん化学療法剤「エルプラット」の進行・再発大腸がんに対する標準療法のさらなる浸透や、FOLFOXレジメンおよびXELOXレジメンによる術後補助化学療法(手術後の再発防止のための化学療法)の啓発を図るため、医療関係者を対象とした講演会や医局説明会などを積極的に開催しました。また、がん化学療法剤「カンプト」「エルプラット」および活性型葉酸製剤「レボホリナートヤクルト」を用いたFOLFIRINOX療法の、膵がんへの適正使用を推奨する活動を推進しました。そのほか、代謝拮抗性抗悪性腫瘍剤「ゲムシタビンヤクルト」、遺伝子組み換えG-CSF製剤「ノイアップ」および抗悪性腫瘍剤「イマチニブヤクルト」に加え、新たに6月に薬価収載された悪性腫瘍骨転移による骨病変治療薬の後発品である「ゾレドロン酸ヤクルト」の販路拡大に努め、がん領域に特化した販売活動に注力し、売り上げの増大を図りました。
一方、研究開発においては、「エルプラット」の胃がんへの効能追加に係る承認の取得に向けた準備を進めています。また、エテルナゼンタリス社から導入しているPI3K/Akt阻害剤「ペリフォシン」、4SC AG社から導入しているHDAC阻害剤「レスミノスタット」などのパイプラインの開発を推進しました。これらにより、今後、がん領域でのさらなる強固な地位の確立を目指します。
これらの結果、医薬品製造販売事業部門の連結売上高は5,906百万円(前年同期比17.2%減)となりました。
・その他事業部門
その他事業部門には、化粧品の製造販売およびプロ野球興行などがあります。
化粧品については、基礎化粧品の主力ブランドである「パラビオ」「リベシィ」および「リベシィホワイト」を中心としたカウンセリング型訪問販売活動によるお客さまへの「価値普及」活動を継続して展開しました。
具体的には、「リベシィホワイト」シリーズを第1四半期の重点商品として位置づけ、美白ニーズへの対応を図りました。また、4月に保湿美容液「ベルフェ モイスチュア エッセンス」のリニューアルおよび日ヤケ止め商品「ヤクルト サンスクリーン S.E.シリーズ」2品の発売により、実績の拡大を図りました。
一方、プロ野球興行については、神宮球場において各種イベントを通じたファンサービスやさまざまな情報発信を行い、入場者数の増大と売上増加に努めています。
また、ファンサービス強化の一環として、5月に東京ヤクルトスワローズ初のオフィシャルグッズショップをオープンしました。
これらの結果、その他事業部門の連結売上高は3,644百万円(前年同期比6.2%減)となりました。
なお、セグメント別売上高には消費税等は含まれていません。
(注) 各セグメントの連結売上高にはセグメント間売上高が含まれています。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は3,222百万円です。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4) 従業員数
当第1四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(5) 生産、受注及び販売の実績
当第1四半期連結累計期間において、生産、受注および販売実績の著しい変動はありません。
(6) 主要な設備
当第1四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動および主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。