有価証券報告書-第48期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/24 14:40
【資料】
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【項目】
149項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは、「ものづくりを通して、人々のいまと未来に「うるおい」をもたらし、安心と信頼を得る企業として社会に貢献する。」を企業理念とし、お客様である飲料メーカーの製品を受託製造する確かな担い手として、お客様ならびに消費者から高い満足、安心と安全、さらに厚い信頼を得られるよう努力し、経済価値と社会価値を両立させた「100年企業」を目指し、次の経営ビジョンを掲げております。
① 原点進化
飲料製造のノウハウに磨きをかけ、安全で高品質なものづくりを進化させる。
② 工夫と挑戦
国内外のニーズを見据えて、新たな飲料ビジネスを創造する。
③ 全員躍動
互いの能力や役割を尊重し、力を合わせていきいきと働ける企業をめざす。
引き続き、当社グループは、製造設備の充実を図り、製造技術と品質管理能力に磨きをかけ、「品質経営」の推進により、お客様の悩みと課題を解決してまいります。また、お客様のみならず、株主、社員、取引先及び地域社会等当社グループを取りまくすべてのステークホルダーから信頼され、かつ持続して収益をあげることにより、企業価値を増大することを経営の基本方針としております。
(2)目標とする経営指標
当社グループは、2022年5月13日に公表した2022年度から2024年度までの3カ年を対象期間とした中期経営計画(“JUMP+++2024” -品質経営とサステナビリティ-)においては、資本効率に加え、財務体質の改善を図る観点から、自己資本当期純利益率(ROE)と株主資本比率を経営における重要な指標と位置づけております。その目標と実績については以下のとおりです。
中期経営計画“JUMP+++2024”実績目標
2022年度
連結
2023年度
連結
2024年度
連結
2022年度
連結
2023年度
連結
2026年度
連結
株主資本比率(%)384045343750以上
自己資本当期純利益率(ROE)(%)6.09.09.33.311.610.0以上

(3)中長期的な会社の経営戦略
当社グループは、2022年度から2024年度までの3カ年を対象期間とした中期経営計画(“JUMP+++2024”-品質経営とサステナビリティ-)において、「ふ・け・か(防ぐ・削る・稼ぐ)」を更に進化させた「品質経営」と「サステナビリティ・SDGs課題への対応」の基本方針を継続し、経済価値と社会価値を両立させた「100年企業」を目指してまいります。
中期経営計画2年目の2023年度は、中期経営計画の基本方針に加え、チャレンジ&コミットを掲げ、利益目標の達成に向けた取組みを更に強化した結果、過去最高益を更新し、中長期目標であるROE10%以上を達成することができました。
中期経営計画の最終年度である2024年度では、地政学的リスクや円安の進行による物価高に加え、物流の2024年問題によるコスト上昇が見込まれますが、2023年度の成長軌道を維持し、収益力の強化、財務体質の改善、無形資産(人的資本・技術ノウハウ)の最大活用により、「品質経営」と「サステナビリティ・SDGs課題への対応」を進捗させ、チャレンジ&コミットで持続的な成長を図ってまいります。
① 2つのセグメントの継続成長(コア:本社工場、新規:事業会社/新ビジネス)
コアセグメントは、2023年度において、業界の販売数量が伸び悩んだ中、営業・生産・開発の三位一体の生産活動によって新たな販売領域の受注を拡大し、製造ラインの洗浄時間の短縮やトラブルの低減等、製造スペースの確保に努めたことにより、2022年度比で製造数を伸長させました。また、スマート工場に向けた取組みとして、AIを活用した製品検査機、生産管理システムの更新や経営管理ツールの導入を行い、生産性向上を進捗させております。2024年度では、外部環境の悪化によるコスト上昇を一部見込んでおりますが、更なる生産性向上によるコスト改善により、収益の最大化に努めてまいります。また、センサー技術や生成AI(Chat-GPT)等のAI技術の活用を進めることで、スマート工場に向けた取組みを加速させてまいります。
新規セグメントでは、中国事業において、2022年度に新設した製造ラインが順調に稼働し収益力が強化され、2024年度においても堅調に推移する見込みであります。また、国内水宅配事業においては、2022年度の価格改定の影響で、2023年度では販売が低迷したものの、新規顧客の獲得に注力することで、2024年度増益を目指します。
② 人材の更なる活性化(最適配置・育成強化)
2023年度は、トータルリワードの考えのもと、チャレンジする組織風土の醸成に向け、新人事制度(能力評価制度)の運用を開始いたしました。また、多様な価値観を持った人材の登用に向けて、女性社員を中心メンバーとし、女性活躍推進プロジェクトを発足し、社員のキャリアビジョン形成や労働環境改善における課題解決に向けた取組みを強化いたしました。人材の育成においては、カイゼン活動やQC活動などの品質活動を活性化させ、また、QC検定資格の全社員取得(2022年度53%、2023年度85%取得)やITパスポート資格の取得(ITリテラシーの向上)に向け社内研修を充実させることで、品質経営の根幹となるひとづくりに取り組んでおります。2024年度においても、無形資産(人的資本・技術ノウハウ)の最大活用のため、人員体制の最適化や人材育成・教育制度の拡充を通じて、多様な人材の登用を積極的に推進してまいります。
③ 環境配慮・「SDGs」への貢献、持続可能なスクラップ&ビルド
環境配慮では、設備の洗浄時間の短縮や再利用による節水等の省エネ・省水活動や製造技術向上に向けた取組みにより、給水原単位やリサイクル素材PETの生産使用率が、2024年度目標達成に向け進捗しております。今後も経済価値と社会価値の両立に向けた持続的な改善を進めてまいります。10年先を見据えた総合スクラップ&ビルドについては、その実行に向け、柔軟性・弾力性を持った計画を策定しております。
④ キャッシュ・フロー極大化、財務体質の改善
安定した営業キャッシュ・フローと設備投資の厳選に伴い、フリー・キャッシュ・フローを創出し、株主資本比率の改善により財務体質の改善が進捗しております。今後も最適な資金分配を行うことで、財務体質を改善し、ROE及び株主資本比率の向上に努めてまいります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
上記の(2)目標とする経営指標及び(3)中長期的な会社の経営戦略を実行していく上で、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は以下のとおりです。
■「品質経営」と「サステナビリティ」
① 2つのセグメントの継続成長(コア:本社工場、新規:事業会社/新ビジネス)
② 人材の更なる活性化(最適配置・育成強化)
③ 環境配慮・「SDGs」への貢献、持続可能なスクラップ&ビルド
④ キャッシュ・フロー極大化、財務体質の改善
(5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
2022年度から2024年度までの経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標は、次のとおりです。
中期経営計画“JUMP+++2024”実績
2022年度2023年度2024年度2022年度2023年度
売上高(百万円)10,50010,90010,90010,08312,058
営業利益(百万円)4007007001441,009
経常利益(百万円)5509009503151,267
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)450700750246925
株主資本比率(%)3840453437
自己資本当期純利益率(ROE)(%)6.09.09.33.311.6
営業キャッシュ・フロー(百万円)1,6002,6002,6001,4313,061

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