四半期報告書-第142期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
- 【提出】
- 2019/11/11 11:45
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注記事項-企業結合、要約四半期連結財務諸表(IFRS)
15.企業結合
前第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
該当事項はありません。
当第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(モア・ザン・グルメ・ホールディングス社(以下、「MTG社」という。))
当社は、連結子会社である味の素ヘルス・アンド・ニュートリション・ノースアメリカ社を通じて、2019年8月23日付で米国の液体調味料会社MTG社の株式50.1%を取得、連結子会社としました。残株式49.9%については株式売買オプションが付与されており、非支配持分に係る売建プット・オプションとして会計処理をしております。
MTG社は北米の生活者トレンドや嗜好を熟知した液体調味料事業を展開しており、外食・加工食品企業との強い接点を有しています。当社は今回の株式取得によって獲得する外食市場におけるメニュー提案力と外食企業への直接販売チャネルを活用し、当社独自の素材や呈味・食感技術と融合させることにより、北米地域の「おいしさソリューション事業」を拡充し、新たなスペシャリティの確立を目指します。
① 当社グループの業績に与える影響
当第2四半期連結累計期間の要約四半期連結財務諸表に含まれるMTG社から生じた売上高及び四半期利益に重要な影響はありません。また、当該企業結合が当第2四半期連結累計期間の期首に実施されたと仮定した場合の影響額は、売上高は10百万ドル(1,119百万円)、四半期利益は0百万ドル(48百万円)であったと算定されます(非レビュー情報)。
② 移転された対価合計の取得日における公正価値
※1. 現金を対価とする企業結合に係る取得関連費用2百万ドル(297百万円)は、「一般管理費」に計上しております。
※2. 株式取得後に価格調整を実施するため、現時点では取得価額は確定しておりません。
※3. 1ドル=106.66円(株式取得時レート)
※4. 契約の一部として条件付対価が付されており、被取得企業の特定の業績指標の水準に応じて支払う契約でありますが、当社グループは当該業績指標の水準を見積もった結果、条件付対価を認識しておりません。なお、条件付対価の上限額はありません。
③ 子会社の取得によるキャッシュ・アウト
④ 取得した資産及び引き受けた負債の公正価値及びのれん
(単位:百万円)
取得した資産及び引き受けた負債については、当第2四半期連結会計期間末において取得原価の配分が完了していないため、現時点では入手可能な情報に基づいて暫定的に算定しております。
非支配持分は、被取得企業の識別可能な純資産の公正価値に対する非支配株主持分の持分割合で測定しております。
のれんの主な内容は、取得から生じることが期待される既存事業とのシナジー効果と超過収益力です。
⑤ 取得した債権の公正価値、契約上の未収入金額及び回収不能見込額
取得した「売上債権及びその他の債権」の主な内訳は売掛金であり、その公正価値は2百万ドル(291百万円)です。契約金額の総額は2百万ドル(291百万円)であり、回収不能と見込まれるものはありません。
前第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
該当事項はありません。
当第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(モア・ザン・グルメ・ホールディングス社(以下、「MTG社」という。))
当社は、連結子会社である味の素ヘルス・アンド・ニュートリション・ノースアメリカ社を通じて、2019年8月23日付で米国の液体調味料会社MTG社の株式50.1%を取得、連結子会社としました。残株式49.9%については株式売買オプションが付与されており、非支配持分に係る売建プット・オプションとして会計処理をしております。
MTG社は北米の生活者トレンドや嗜好を熟知した液体調味料事業を展開しており、外食・加工食品企業との強い接点を有しています。当社は今回の株式取得によって獲得する外食市場におけるメニュー提案力と外食企業への直接販売チャネルを活用し、当社独自の素材や呈味・食感技術と融合させることにより、北米地域の「おいしさソリューション事業」を拡充し、新たなスペシャリティの確立を目指します。
① 当社グループの業績に与える影響
当第2四半期連結累計期間の要約四半期連結財務諸表に含まれるMTG社から生じた売上高及び四半期利益に重要な影響はありません。また、当該企業結合が当第2四半期連結累計期間の期首に実施されたと仮定した場合の影響額は、売上高は10百万ドル(1,119百万円)、四半期利益は0百万ドル(48百万円)であったと算定されます(非レビュー情報)。
② 移転された対価合計の取得日における公正価値
金額 | |
現金 | 35百万ドル(3,740百万円) |
※1. 現金を対価とする企業結合に係る取得関連費用2百万ドル(297百万円)は、「一般管理費」に計上しております。
※2. 株式取得後に価格調整を実施するため、現時点では取得価額は確定しておりません。
※3. 1ドル=106.66円(株式取得時レート)
※4. 契約の一部として条件付対価が付されており、被取得企業の特定の業績指標の水準に応じて支払う契約でありますが、当社グループは当該業績指標の水準を見積もった結果、条件付対価を認識しておりません。なお、条件付対価の上限額はありません。
③ 子会社の取得によるキャッシュ・アウト
金額 | |
取得により支出した現金 | 35百万ドル(3,740百万円) |
取得した子会社における現金及び現金同等物 | 0百万ドル( 20百万円) |
子会社の取得によるキャッシュ・アウト | 34百万ドル(3,720百万円) |
④ 取得した資産及び引き受けた負債の公正価値及びのれん
(単位:百万円)
金額 | |
流動資産 | 768 |
売上債権及びその他の債権 | 291 |
棚卸資産 | 432 |
その他 | 45 |
非流動資産 | 2,675 |
有形固定資産 | 639 |
無形資産 | 2,003 |
その他 | 33 |
資産合計 | 3,444 |
流動負債 | 298 |
仕入債務及びその他の債務 | 256 |
その他 | 41 |
非流動負債 | 130 |
その他 | 130 |
負債合計 | 428 |
非支配持分 | 1,504 |
非支配持分控除後資本合計(A) | 1,510 |
移転された対価の合計の取得日の公正価値(B) | 3,740 |
のれん(C)=(B)-(A) | 2,229 |
取得した資産及び引き受けた負債については、当第2四半期連結会計期間末において取得原価の配分が完了していないため、現時点では入手可能な情報に基づいて暫定的に算定しております。
非支配持分は、被取得企業の識別可能な純資産の公正価値に対する非支配株主持分の持分割合で測定しております。
のれんの主な内容は、取得から生じることが期待される既存事業とのシナジー効果と超過収益力です。
⑤ 取得した債権の公正価値、契約上の未収入金額及び回収不能見込額
取得した「売上債権及びその他の債権」の主な内訳は売掛金であり、その公正価値は2百万ドル(291百万円)です。契約金額の総額は2百万ドル(291百万円)であり、回収不能と見込まれるものはありません。