四半期報告書-第99期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2020/02/13 10:07
【資料】
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【項目】
30項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国の経済は、令和への改元が行われた中、ひきつづき雇用、所得環境の改善が進み、緩やかな回復基調を維持しているものの、台風15号、19号による大規模な風水害や消費増税後の景況感の悪化、また世界経済においては、米中貿易摩擦の激化、米国とイランの対立激化に伴う中東での地政学リスクの高まり、英国のEU離脱に伴う混乱など先行き不透明感が高まっています。
原料とうもろこしのシカゴ相場は、期初361セント/ブッシェル台で始まり、米国の長雨が続いた影響による作付遅延から435セント/ブッシェル台となりました。その後は、生育に適した天候となったことへの期待感から367セント/ブッシェル台迄値を下げましたが、米中貿易協議「第一段階」の合意による米国穀物の輸出増加期待から第3四半期平均では382セント/ブッシェル台となりました。
また、原油相場は期初61ドル/バレル台で始まり、米国のイラン制裁による中東の地政学リスクの悪化から、63ドル/バレル台となりました。しかし、サウジアラビアの石油施設への攻撃で一時急騰する場面があったものの、世界的な原油需要の減退懸念や生産量の回復から54ドル/バレル台迄値を下げました。その後は米中貿易協議「第一段階」の合意により世界経済減退懸念が後退し、第3四半期平均では56ドル/バレル台となりました。
一方、米国から日本までの穀物海上運賃は、期初51ドル/トン近辺で始まり、南米穀物の輸送増加や2020年1月からIMO(国際海事機関)のSOx規制が強化されることから、第3四半期平均では58ドル/トン台となりました。
為替相場は、期初112円/ドル台で始まりましたが、米中貿易摩擦の激化懸念や、香港での大規模な抗議デモ活動及びホルムズ海峡でのタンカー襲撃による中東での地政学リスクの悪化等から円高が進み、107円/ドル台となりました。しかし、その後は、9月に米国が2回目の政策金利の引き下げを実施した事に加え、米中貿易協議「第一段階」の合意や、英総選挙で保守党が大勝し、英国のEU離脱への不透明感が払拭されたこと等から第3四半期平均では109円/ドル台となりました。
このような状況のもと、当社は生産効率の改善、製品在庫水準の適正化及び各種コスト削減に取り組むとともに、前期に引き続き付加価値製品の拡販に注力しました。
販売面では、4月以降天候に恵まれ昨年よりも高い気温となりましたが、改元と重なった大型連休の需要取込が前年度末から前倒しで始まったことに加え、梅雨冷と夏場の天候不順が影響し、第三のビール及び清涼飲料向け糖化製品の販売数量は減少しました。また、澱粉製品についても、加工食品向け澱粉製品が堅調に推移したものの、製紙向け澱粉製品は製紙メーカーの生産調整により需要が減退し出荷が低調に推移したことから、澱粉製品全体の販売数量は減少しました。
さらに、企業間競争は引き続き激しい状況のため、製品及び副産物ともに販売数量が減少するなど、収益面についても厳しい状況となりました。
この結果、当第3四半期累計期間における当社の売上高は340億6千万円(前年同四半期比6.9%減)、営業損失は8千万円(前年同四半期は営業利益4億3千万円)、経常利益は1億6千万円(前年同四半期比79.2%減)、四半期純利益は1億3千万円(前年同四半期比76.7%減)となりました。
次に、各部門の販売概況は以下のとおりであります。
(澱粉部門)
澱粉部門は、製紙向け澱粉製品の出荷が振るわず販売数量が減少したことにより、売上高は86億6千万円と前年同期比7億2千万円(7.7%)の減収となりました。
(糖化品部門)
糖化品部門は、冷夏の影響でビール系飲料及び清涼飲料向け糖化製品の出荷が振るわず販売数量が減少したことにより、売上高は205億8千万円と前年同期比12億円(5.5%)の減収となりました。
(ファインケミカル部門)
ファインケミカル部門は、消費増税前の駆け込み需要の影響により、売上高は13億8千万円と前年同期比7千万円(5.4%)の増収となりました。
(副産物部門)
副産物部門は、配合飼料の販売単価が下落したことに加え、主製品の販売減少により副産物の発生量及び販売数量が減少したことにより、売上高は34億2千万円と前年同期比6億6千万円(16.3%)の減収となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針、経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は128百万円であります。
(5)生産、受注及び販売の実績
当第3四半期累計期間において、前年に比べファインケミカル部門の生産高が著しく増加しております。これは、昨年度は生産設備改修に伴う工程停止により、生産数量が減少していたことによるものです。
① 生産実績
当第3四半期累計期間における生産実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。
事業部門の名称生産高(百万円)前年同四半期比(%)
澱粉部門6,99099.6
糖化品部門19,95894.3
ファインケミカル部門1,366127.0
副産物部門3,45284.7
合計31,76895.3

(注)1 金額は、販売価格によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
② 当社は受注生産を行っておりません。
③ 販売実績
当第3四半期累計期間における販売実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。
事業部門の名称販売高(百万円)前年同四半期比(%)
澱粉部門8,66992.3
糖化品部門20,58894.5
ファインケミカル部門1,385105.4
副産物部門3,42383.7
合計34,06593.1

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