有価証券報告書-第93期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

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2018/06/27 13:03
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(1) 経営成績等の概況
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用関連会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国の経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に、全体としては緩やかな景気回復が持続しました。今後の経済環境については、個人消費が底堅さを維持する見込みではあるものの、米国の通商政策の先行き不透明感、円高進行、原油価格や人件費の上昇に伴うコストの増加懸念などを背景に、実質賃金の減少によって個人消費が低迷する懸念もあることから、依然として不透明な状況が続くことが予想されます
このような状況の下、当社グループは安全・安心・信頼できる企業として「幸福感を味わえる商品の提供」を経営理念に掲げ、「主力事業であるソース事業の拡充」と「事業領域の拡大」に向けた新たな一歩を踏み出すため、新ブランド「&Bull-Dog」を立ち上げました。1月にはブルドックソースグループの新ブランドプレス発表会を実施し、2月に新ブランドからの新商品を発売いたしました。
家庭用商品につきましては、ブルドックソースでは使いやすさと健康感を追求した新容器を使用した新商品として「ブルドックウスターソース200ml」「同中濃ソース200ml」「同とんかつソース200ml」「有機野菜使用のソース200ml」「有機野菜使用塩分・糖類・カロリー50%カットウスターソース200ml」「同中濃ソース200ml」の6商品と合わせ、フライを新感覚で食べるソースとして「芳醇スパイシークミンソース200ml」「コク深果実とみそのソース200ml」の合計8商品を2月に発売いたしました。
また、同じく2月に新ブランド「&Bull-Dog」より、ドレッシングsauceシリーズから「3種の赤野菜」「りんごとシナモン」「玉ねぎと野菜酢」の3商品、ノンオイルドレッシングsauceシリーズから「ゆずと青唐辛子」「滋養スパイス」の2商品、かけるたれシリーズから「3種のねぎと塩」「しょうが」「ごまとにんにく」の3商品を発売いたしました。
イカリソースにおいては、健康志向のドレッシングとして「チアシードと淡路たまねぎのドレッシング140」「豆乳とパルメザンチーズのドレッシング140」「しょうゆもろみと麦みそのドレッシング140」の3商品、「食事に手軽に美味しく」という新提案の酢ベースのソースとして「かけた酢ちょいた酢 ウスター黒酢ソース180」「かけた酢ちょいた酢 りんごビネガーソース180」の2商品を2月に新たに発売いたしました。また、野菜のドレスシリーズに新しく「すりおろし洋風オニオン200」「黒酢と香味野菜200」「梅しそ200」が加わり、リニューアル商品と合わせて11種類の品揃えとなりました。
業務用商品につきましては、ブルドックソースでは、業務用プライベートブランド商品を中心にユーザーに対する新規メニューの提案や新規顧客開拓を積極的に行いました。イカリソースでは、2月に「イカリウスターソースハンディ1.8」「イカリとんかつソースハンディ1.8」「イカリウスターソース20L」をリニューアル新発売するとともに、引き続き「地元関西の味」をベースにしたメニュー提案を行うことで、新規の顧客の開拓と認知度の拡大に努めました。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は167億9千1百万円(前連結会計年度比0.2%増)となりました。
利益面につきましては、新ブランド「&Bull-Dog」の設備投資による減価償却費の増加及び販売促進費の増加等により、営業利益は7億2千4百万円(前連結会計年度比24.5%減)となりましたが、経常利益は投資有価証券売却益等により12億5千4百万円(前連結会計年度比4.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は8億8千3百万円(前連結会計年度比9.2%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ15億7千1百万円減少し、当連結会計年度末は26億6千6百万円となりました。
当連結会計年度における活動ごとのキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、6億2千6百万円の収入(前連結会計年度は、12億4千6百万円の収入)となりました。
これは主に、法人税等の支払額4億2千2百万円がありましたが、税金等調整前当期純利益12億2千5百万円などによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、19億6千6百万円の支出(前連結会計年度は、5億4千2百万円の支出)となりました。
これは主に、投資有価証券の売却等による収入6億1千万円がありましたが、有形固定資産の取得による支出24億9千1百万円などによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、2億3千1百万円の支出(前連結会計年度は、5億5千9百万円の支出)となりました。
これは主に、配当金の支払額2億3千8百万円などによるものです。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度における生産実績は、次のとおりであります。
セグメントの名称生産高(千円)前年同期比(%)
ソース類17,458,492△1.0

(注) 上記の金額は販売価格(消費税等を含まず)によっております。
b.受注実績
当社グループ(当社及び連結子会社)製品はすべて見込生産であるため、受注生産は行っておりません。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績は、次のとおりであります。
セグメントの名称販売高(千円)前年同期比(%)
ソース類16,791,350+0.2

(注) 1 金額は消費税等を含んでおりません。
2 販売実績には不動産賃貸収入52,816千円が含まれております。
3 主な相手先別の販売実績及びそれぞれの総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
相手先前連結会計年度当連結会計年度
金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)
国分グループ本社㈱2,642,58615.82,632,86515.7
加藤産業㈱2,505,18414.92,492,82414.8
三菱食品㈱2,121,54712.71,998,36111.9


(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。連結財務諸表の作成にあたって、決算日における資産・負債の報告数値や事業の情報をすべての重要な点において、適正に表示しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績の分析
売上高
当連結会計年度において当社グループは、お客様に支持される「安全・安心・信頼」の商品づくりに取組み、100年以上愛されてきた日本の調味料「ソース」の特性や魅力の発信、地域の皆様とのふれあい会やソースを使った料理教室イベントを実施するなど、ソースの消費拡大と市場の活性化に努めてまいりました結果、売上高は167億9千1百万円(前連結会計年度比0.2%増)となりました。
売上原価、売上総利益、販売費及び一般管理費
売上原価につきましては、生産の効率化や合理化による原価低減に努めましたが、新ブランド「&Bull-Dog」の設備投資による減価償却費の増加等により82億1千8百万円(前連結会計年度比2.3%増)となり、売上原価率は、48.9%(前連結会計年度47.9%)となりました。
販売費及び一般管理費につきましては、一般経費の節減に努めましたが、販売促進費の増加等により78億4千9百万円(前連結会計年度比1.1%増)となりました。
営業利益
営業利益につきましては、7億2千4百万円(前連結会計年度比24.5%減)、売上高営業利益率は、4.3%(前連結会計年度5.7%)となりました。
経常利益
経常利益につきましては、受取配当金1億8千5百万円、投資有価証券売却益2億9千7百万円などにより営業外収益を5億3千5百万円計上するとともに、支払利息5百万円などによる営業外費用5百万円を計上した結果、12億5千4百万円(前連結会計年度比4.6%増)となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、8億8千3百万円(前連結会計年度比9.2%増)となりました。また、1株当たり当期純利益は、131円03銭となりました。
b.財政状態の認識
当社グループは、平成30年1月に新ブランド「&Bull-Dog」立ち上げのため27億6千7百万円の設備投資を行いました。本投資は「主力事業であるソース事業の拡充」と「事業領域の拡大」に向けた新たな一歩を踏み出すためのものであります。この投資に伴い、流動資産については現金及び預金の減少、固定資産については有形固定資産の増加、流動負債についてはその他に含まれる未払金の増加がありました。
なお、当連結会計年末の財政状態の状況については、次の通りであります。
資産の状況
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて、17億7千2百万円増加し、274億9千5百万円となりました。
流動資産につきましては、現金及び預金の15億7千1百万円の減少などにより、前連結会計年度末に比べて11億7千7百万円減少し、82億5千3百万円となりました。
固定資産につきましては、有形固定資産の26億3千万円の増加などにより、前連結会計年度末に比べて29億5千万円増加し、192億4千2百万円となりました。
負債の状況
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べて、8億3千2百万円増加し、72億2千3百万円となりました。
流動負債につきましては、その他に含まれる未払金の7億5千2百万円の増加などにより前連結会計年度末に比べて7億3千7百万円増加し、43億1千5百万円となりました。
固定負債につきましては、繰延税金負債の1億7千1百万円の増加などにより前連結会計年度末に比べて9千5百万円増加し、29億8百万円となりました。
純資産の状況
当連結会計年度末における純資産は、利益剰余金の6億4千3百万円の増加及びその他有価証券評価差額金の3億5千万円の増加などにより、前連結会計年度末に比べて、9億3千9百万円増加し、202億7千2百万円となりました。
c.キャッシュ・フローの状況
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の概況 ②キャッシュ・フローの状況」の項目を参照ください。
d.資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループは、運転資金及び設備投資資金につきましては、自己資金のほか金融機関からの借入金によりまかなっております。
e.経営者の問題認識と今後の方針について
「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」の項目を参照ください。

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