有価証券報告書-第64期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度における我が国経済は、人手不足の顕在化や海外情勢の不確実性の高まりなどによる先行き不透明な状況が継続しているものの、好調な企業収益を背景に緩やかな回復基調が続きました。
当食品業界につきましては、製品の高付加価値化が進む一方で消費者の節約志向が継続しており、業界を取り巻く経営環境は厳しい状況となっております。
このような状況のもと、当社は「茶エキス」、「天然調味料」、「植物エキス」の製品開発に注力してまいりました。
a.財政状態
当事業年度末における資産合計は 17,949百万円となり、前事業年度末に比べ 1,463百万円増加しました。
当事業年度末における負債合計は 2,391百万円となり、前事業年度末に比べ 727百万円増加しました。
当事業年度末における純資産合計は 15,557百万円となり、前事業年度に比べ 735百万円増加しました。
b.経営成績
当事業年度における売上高は、茶エキスにつきましては、ウーロン茶エキスが減少したものの、緑茶エキス・ほうじ茶エキス等が増加したため、売上高は 3,514百万円(対前年同期比 14.0%増)となりました。
粉末天然調味料につきましては、粉末椎茸・粉末酢等が減少したものの、粉末魚介・粉末鰹節等が増加したため、売上高は 1,706百万円(同 2.9%増)となりました。
液体天然調味料につきましては、椎茸エキスが増加したものの、昆布エキス・鰹節エキス等が減少したため、売上高は 709百万円(同 3.7%減)となりました。
植物エキスにつきましては、野菜エキスが減少したものの、機能性植物エキス・果実エキスが増加したため、売上高は 584百万円(同 11.3%増)となりました。
粉末酒につきましては、清酒タイプ・ブランデータイプ等が減少したため、売上高は 119百万円(同 16.8%減)となりました。
以上の結果、当事業年度における売上高は 6,640百万円(同 7.9%増)となりました。
損益面につきましては、売上高の増加により営業利益は 1,165百万円(同 7.9%増)、受取配当金 61百万円(同 8.2%増)を計上したため、経常利益は 1,248百万円(同 8.5%増)となりました。また、投資有価証券売却益 95百万円を計上し、当期純利益は 954百万円(同 17.8%増)となりました。
なお、当社は食品加工事業に関する単一の事業分野において単一の事業活動を営んでいるため、セグメント情報は記載しておりません。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ 1,074百万円増加し、6,321百万円となりました。
なお、当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動による資金の増加は、1,323百万円(前事業年度は 761百万円の増加)となりました。これは主に、税引前当期純利益 1,342百万円、売上債権の増加額 404百万円、減価償却費 422百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動による資金の減少は、120百万円(前事業年度は 199百万円の減少)となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入 215百万円、投資有価証券の取得による支出 216百万円、有形固定資産の取得による支出 106百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動による資金の減少は、127百万円(前事業年度は 188百万円の減少)となりました。これは主に、短期借入れによる収入 60百万円、配当金の支払額 187百万円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当事業年度における生産実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
(注) 上記金額は、販売価格によっており、消費税等は含まれておりません。
b.受注状況
当社は、見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
c.販売実績
当事業年度における販売実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
(注) 1.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当事業年度末における資産合計は 17,949百万円となり、前事業年度末に比べ 1,463百万円増加しました。
流動資産については 9,404百万円となり、前事業年度末に比べ 1,712百万円増加しました。主に、現金及び預金、売上債権がそれぞれ 1,074百万円、404百万円増加したことによります。
固定資産については 8,545百万円となり、前事業年度末に比べ 249百万円減少しました。主に、投資有価証券が 53百万円増加したものの、有形固定資産が 313百万円減少したことによります。
負債合計は 2,391百万円となり、前事業年度末に比べ 727百万円増加しました。
流動負債については 2,115百万円となり、前事業年度末に比べ 733百万円増加しました。主に、仕入債務、未払法人税等がそれぞれ 335百万円、246百万円増加したことによります。
固定負債については 276百万円となり、前事業年度に比べ 6百万円減少しました。主に、繰延税金負債が 6百万円減少したことによります。
純資産合計は 15,557百万円となり、前事業年度に比べ 735百万円増加しました。主に、配当金の支出により 187百万円減少したものの、当期純利益 954百万円を計上したことによります。
この結果、1株当たり純資産は、前事業年度末の 2,370円09銭から 2,486円61銭となり 116円52銭増加しております。
(売上高)
当社は、創業以来取り組んでまいりました「天然風味の粉末化」において、新たな領域を創造すべく、「茶エキス」、「植物エキス」などの新製品開発を進めてまいりました。この結果、当事業年度の売上高は、6,640百万円(対前年同期比 488百万円増)となりました。
(売上原価)
当事業年度は、燃料費の増加等により、売上高に対する原価率は前事業年度に比べて 0.5ポイント上昇して、69.6%となりました。
(売上総利益)
以上の結果、売上総利益は前事業年度に比べて 114百万円増の 2,018百万円となりました。
(販売費及び一般管理費)
販売費及び一般管理費は、前事業年度に比べ 29百万円増の 853百万円となりました。
主に、役員数の増加による役員報酬の増加によるものであります。販売費及び一般管理費の総額の売上高に対する負担率は 12.8%となり、前事業年度から 0.6ポイント低下しました。
なお、販売費及び一般管理費に含まれる研究開発費は、前事業年度に比べて 1百万円減の 186百万円となり、売上高に対する負担率は 2.8%で、前事業年度から 0.3ポイント低下しました。
(営業利益)
売上総利益から販売費及び一般管理費を控除した営業利益は、前事業年度に比べ 7.9%増の 1,165百万円となり、売上高営業利益率は前事業年度から 0.1ポイント低下して、 17.5%となりました。
(営業外収益・営業外費用)
当事業年度は、営業外収益から営業外費用を差し引いた純額は 83百万円となり前事業年度と比べ 11百万円の増加となりました。
これは主に、貸倒引当金繰入額が減少したことによります。
(経常利益)
以上の結果、営業利益に営業外収益・営業外費用を加減算した経常利益は、前事業年度に比べ 8.5%増の 1,248百万円となり、売上高経常利益率は前事業年度から 0.1ポイント上昇して、 18.8%となりました。
(特別利益・特別損失)
特別利益は、98百万円となり、前事業年度に比べ 96百万円増加しております。これは主に、当事業年度は投資有価証券売却益 95百万円を計上したことによります。
特別損失は 4百万円となり、前事業年度に比べ微減しております。
(税引前当期純利益)
以上の結果、経常利益から特別利益・特別損失を加減算した税引前当期純利益は、1,342百万円となりました。
(法人税、住民税及び事業税)
法人税等の税負担額は、法人税、住民税及び事業税が増加したため、387百万円となりました。
(当期純利益)
以上の結果、当期純利益は 954百万円となりました。
なお、1株当たり当期純利益は 152円86銭、ROE(自己資本当期純利益率)は 6.3%、ROA(総資産経常利益率)は 7.3%となりました。
当面の設備投資や株主還元等は自己資金で賄う予定であります。突発的な資金需要に対しては、迅速かつ確実に資金を調達できるように当座貸越契約を締結し、流動性リスクに備えております。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度における我が国経済は、人手不足の顕在化や海外情勢の不確実性の高まりなどによる先行き不透明な状況が継続しているものの、好調な企業収益を背景に緩やかな回復基調が続きました。
当食品業界につきましては、製品の高付加価値化が進む一方で消費者の節約志向が継続しており、業界を取り巻く経営環境は厳しい状況となっております。
このような状況のもと、当社は「茶エキス」、「天然調味料」、「植物エキス」の製品開発に注力してまいりました。
a.財政状態
当事業年度末における資産合計は 17,949百万円となり、前事業年度末に比べ 1,463百万円増加しました。
当事業年度末における負債合計は 2,391百万円となり、前事業年度末に比べ 727百万円増加しました。
当事業年度末における純資産合計は 15,557百万円となり、前事業年度に比べ 735百万円増加しました。
b.経営成績
当事業年度における売上高は、茶エキスにつきましては、ウーロン茶エキスが減少したものの、緑茶エキス・ほうじ茶エキス等が増加したため、売上高は 3,514百万円(対前年同期比 14.0%増)となりました。
粉末天然調味料につきましては、粉末椎茸・粉末酢等が減少したものの、粉末魚介・粉末鰹節等が増加したため、売上高は 1,706百万円(同 2.9%増)となりました。
液体天然調味料につきましては、椎茸エキスが増加したものの、昆布エキス・鰹節エキス等が減少したため、売上高は 709百万円(同 3.7%減)となりました。
植物エキスにつきましては、野菜エキスが減少したものの、機能性植物エキス・果実エキスが増加したため、売上高は 584百万円(同 11.3%増)となりました。
粉末酒につきましては、清酒タイプ・ブランデータイプ等が減少したため、売上高は 119百万円(同 16.8%減)となりました。
以上の結果、当事業年度における売上高は 6,640百万円(同 7.9%増)となりました。
損益面につきましては、売上高の増加により営業利益は 1,165百万円(同 7.9%増)、受取配当金 61百万円(同 8.2%増)を計上したため、経常利益は 1,248百万円(同 8.5%増)となりました。また、投資有価証券売却益 95百万円を計上し、当期純利益は 954百万円(同 17.8%増)となりました。
なお、当社は食品加工事業に関する単一の事業分野において単一の事業活動を営んでいるため、セグメント情報は記載しておりません。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ 1,074百万円増加し、6,321百万円となりました。
なお、当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動による資金の増加は、1,323百万円(前事業年度は 761百万円の増加)となりました。これは主に、税引前当期純利益 1,342百万円、売上債権の増加額 404百万円、減価償却費 422百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動による資金の減少は、120百万円(前事業年度は 199百万円の減少)となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入 215百万円、投資有価証券の取得による支出 216百万円、有形固定資産の取得による支出 106百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動による資金の減少は、127百万円(前事業年度は 188百万円の減少)となりました。これは主に、短期借入れによる収入 60百万円、配当金の支払額 187百万円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当事業年度における生産実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
| 品目別 | 生産高(千円) | 前年同期比(%) |
| 茶エキス | 3,649,678 | 18.4 |
| 粉末天然調味料 | 1,703,679 | △2.2 |
| 液体天然調味料 | 708,533 | △4.2 |
| 植物エキス | 572,973 | △0.4 |
| 粉末酒 | 118,236 | △21.8 |
| 計 | 6,753,102 | 7.4 |
(注) 上記金額は、販売価格によっており、消費税等は含まれておりません。
b.受注状況
当社は、見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
c.販売実績
当事業年度における販売実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
| 品目別 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
| 茶エキス | 3,514,112 | 14.0 |
| 粉末天然調味料 | 1,706,466 | 2.9 |
| 液体天然調味料 | 709,610 | △3.7 |
| 植物エキス | 584,372 | 11.3 |
| 粉末酒 | 119,446 | △16.8 |
| その他 | 6,976 | △9.4 |
| 計 | 6,640,985 | 7.9 |
(注) 1.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
| 相手先 | 前事業年度 | 当事業年度 | ||
| 販売高(千円) | 割合(%) | 販売高(千円) | 割合(%) | |
| ㈱伊藤園 | 1,024,895 | 16.7 | 1,277,924 | 19.2 |
| MCフードスペシャリティーズ㈱ | 777,468 | 12.6 | 749,895 | 11.3 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当事業年度末における資産合計は 17,949百万円となり、前事業年度末に比べ 1,463百万円増加しました。
流動資産については 9,404百万円となり、前事業年度末に比べ 1,712百万円増加しました。主に、現金及び預金、売上債権がそれぞれ 1,074百万円、404百万円増加したことによります。
固定資産については 8,545百万円となり、前事業年度末に比べ 249百万円減少しました。主に、投資有価証券が 53百万円増加したものの、有形固定資産が 313百万円減少したことによります。
負債合計は 2,391百万円となり、前事業年度末に比べ 727百万円増加しました。
流動負債については 2,115百万円となり、前事業年度末に比べ 733百万円増加しました。主に、仕入債務、未払法人税等がそれぞれ 335百万円、246百万円増加したことによります。
固定負債については 276百万円となり、前事業年度に比べ 6百万円減少しました。主に、繰延税金負債が 6百万円減少したことによります。
純資産合計は 15,557百万円となり、前事業年度に比べ 735百万円増加しました。主に、配当金の支出により 187百万円減少したものの、当期純利益 954百万円を計上したことによります。
この結果、1株当たり純資産は、前事業年度末の 2,370円09銭から 2,486円61銭となり 116円52銭増加しております。
(売上高)
当社は、創業以来取り組んでまいりました「天然風味の粉末化」において、新たな領域を創造すべく、「茶エキス」、「植物エキス」などの新製品開発を進めてまいりました。この結果、当事業年度の売上高は、6,640百万円(対前年同期比 488百万円増)となりました。
(売上原価)
当事業年度は、燃料費の増加等により、売上高に対する原価率は前事業年度に比べて 0.5ポイント上昇して、69.6%となりました。
(売上総利益)
以上の結果、売上総利益は前事業年度に比べて 114百万円増の 2,018百万円となりました。
(販売費及び一般管理費)
販売費及び一般管理費は、前事業年度に比べ 29百万円増の 853百万円となりました。
主に、役員数の増加による役員報酬の増加によるものであります。販売費及び一般管理費の総額の売上高に対する負担率は 12.8%となり、前事業年度から 0.6ポイント低下しました。
なお、販売費及び一般管理費に含まれる研究開発費は、前事業年度に比べて 1百万円減の 186百万円となり、売上高に対する負担率は 2.8%で、前事業年度から 0.3ポイント低下しました。
(営業利益)
売上総利益から販売費及び一般管理費を控除した営業利益は、前事業年度に比べ 7.9%増の 1,165百万円となり、売上高営業利益率は前事業年度から 0.1ポイント低下して、 17.5%となりました。
(営業外収益・営業外費用)
当事業年度は、営業外収益から営業外費用を差し引いた純額は 83百万円となり前事業年度と比べ 11百万円の増加となりました。
これは主に、貸倒引当金繰入額が減少したことによります。
(経常利益)
以上の結果、営業利益に営業外収益・営業外費用を加減算した経常利益は、前事業年度に比べ 8.5%増の 1,248百万円となり、売上高経常利益率は前事業年度から 0.1ポイント上昇して、 18.8%となりました。
(特別利益・特別損失)
特別利益は、98百万円となり、前事業年度に比べ 96百万円増加しております。これは主に、当事業年度は投資有価証券売却益 95百万円を計上したことによります。
特別損失は 4百万円となり、前事業年度に比べ微減しております。
(税引前当期純利益)
以上の結果、経常利益から特別利益・特別損失を加減算した税引前当期純利益は、1,342百万円となりました。
(法人税、住民税及び事業税)
法人税等の税負担額は、法人税、住民税及び事業税が増加したため、387百万円となりました。
(当期純利益)
以上の結果、当期純利益は 954百万円となりました。
なお、1株当たり当期純利益は 152円86銭、ROE(自己資本当期純利益率)は 6.3%、ROA(総資産経常利益率)は 7.3%となりました。
当面の設備投資や株主還元等は自己資金で賄う予定であります。突発的な資金需要に対しては、迅速かつ確実に資金を調達できるように当座貸越契約を締結し、流動性リスクに備えております。