- #1 事業等のリスク
当社グループは、RJRナビスコ社の米国外たばこ事業の取得(1999年、買収額約78億ドル(9,440億円、取得時の為替レートにより算出、以下同じ))、Gallaher社の買収(2007年、買収額約75億ポンド(1兆7,200億円))、㈱加ト吉(現:テーブルマーク㈱)の買収(2008年、買収額約1,090億円)、Natural American Spiritの米国外たばこ事業の取得(2016年、買収額約50億ドル(5,914億円))、Vector社の買収(2024年、買収額約24億ドル(約3,446億円))をはじめとして、事業の拡大に向け、積極的に外部の経営資源を獲得してまいりました。当社グループは、事業の拡大のために、他企業の買収、他企業への出資、他企業との提携及び協力体制構築等の検討を行い、その結果、将来の当社グループの業績に貢献すると判断した場合には、これらを実行する可能性があります。しかしながら、異なる地理的又は文化的背景により営業、人員、技術及び組織の統合ができない場合、買収又は提携した事業における製品に対する継続的な需要を維持し又はかかる製品を製造販売することができない場合、現在行われている事業を継続することができない場合、買収した事業における優秀な人財を保持し又は従業員の士気を維持することができない場合、当社グループの内部統制体制を買収した事業に適用することができない場合、効果的なブランド及び製品ポートフォリオを構築することができない場合、異なる製品ラインにおける販売及び市場戦略の連携ができない場合、並びに現在行われている事業から経営者の注意が分散される場合等により、当社グループの期待する成果が得られない場合、又は、想定しなかった重大な問題点が買収後に発見された場合等には、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、当社グループは、買収に伴い、相当額ののれん及び無形資産を連結財政状態計算書に計上しており、当年度末現在、のれん及び無形資産の金額はそれぞれ、連結総資産の34.7%(2兆9,231億円)及び4.7%(3,957億円)を占めております。当社グループは、当該のれん及び無形資産につきまして、それぞれの事業価値及び事業統合による将来のシナジー効果が発揮された結果得られる将来の収益力を適切に反映したものと考えておりますが、事業環境や競合状況の変化等により期待する成果が得られないと判断された場合、又は適用される割引率が高くなった場合等は、減損損失が発生し、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
当社グループは、事業の拡大のために他企業の買収、他企業への出資、他企業との提携及び協力体制構築等を行う際、適時適切に外部知見・評価を活用し、関係する経営幹部で買収価格・契約条件等の適切性を審議の上、取締役会等で意思決定を行っています。また買収に関して、買収後は、買収先の事業運営状況を各事業経営計画に盛り込み、定期的にモニタリングし、シナジー最大化の実現に向けたフォローアップや減損兆候の把握等の対応を行っています。
2026/03/23 16:00- #2 注記事項-その他の営業収益、連結財務諸表(IFRS)(連結)
各年度の継続事業からの「その他の営業収益」の内訳は、以下のとおりです。
| 前年度(自 2024年1月1日至 2024年12月31日) | | 当年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日) |
| 百万円 | | 百万円 |
| 有形固定資産、無形資産及び投資不動産の売却益(注) | 8,852 | | 15,769 |
| カナダ訴訟の和解金に係る負債の再測定益 | - | | 52,883 |
(注) 各勘定に含まれるリストラクチャリング収益は、以下のとおりです。
| 前年度(自 2024年1月1日至 2024年12月31日) | | 当年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日) |
| 百万円 | | 百万円 |
| 有形固定資産、無形資産及び投資不動産の売却益 | 7,865 | | 13,744 |
| その他 | 20 | | 239 |
2026/03/23 16:00- #3 注記事項-のれん及び無形資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(1)増減表
「のれん」及び「無形資産」の帳簿価額の増減及び取得原価、償却累計額及び減損損失累計額は、以下のとおりです。
2026/03/23 16:00- #4 注記事項-コミットメント、連結財務諸表(IFRS)(連結)
各年度における、決算日以降の資産の取得に係るコミットメントは、以下のとおりです。
| 前年度(2024年12月31日) | | 当年度(2025年12月31日) |
| 有形固定資産の取得 | 61,747 | | 41,778 |
| 無形資産の取得 | 6,136 | | 4,557 |
| 合計 | 67,883 | | 46,335 |
(2) 国内葉たばこの買入れ
当社の国内葉たばこの買入れについては、たばこ事業法に基づき、国内の耕作者と毎年たばこの種類別の耕作面積、並びに葉たばこの種類別及び品位別の価格を定めた葉たばこの買入れに関する契約を締結し、当社はこの契約に基づいて生産された葉たばこについては、製造たばこの原料の用に適さないものを除き、すべて買入れる義務があります。
2026/03/23 16:00- #5 注記事項-セグメント情報、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(注1) 調整後営業利益は、営業利益(損失)から買収に伴い生じた無形資産に係る償却費、調整項目(収益及び費用)を除外しております。
(注2) 「その他」には、遊休資産の利活用に伴う不動産賃貸に係る事業活動等及び報告セグメントに帰属しない企業広報経費や本社コーポレート部門運営費等の本社経費が含まれております。
2026/03/23 16:00- #6 注記事項-法人所得税、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(注1) その他には在外営業活動体の換算差額及び企業結合による取得等が含まれております。
(注2) 固定資産には有形固定資産、のれん、無形資産及び投資不動産が含まれております。
(注3) 前年度及び当年度におけるその他にはそれぞれ、カナダ訴訟損失引当金、カナダ訴訟の和解金に係る負債が含まれております。
2026/03/23 16:00- #7 注記事項-販売費及び一般管理費、連結財務諸表(IFRS)(連結)
各年度の継続事業からの「販売費及び一般管理費等」の内訳は、以下のとおりです。
| 前年度(自 2024年1月1日至 2024年12月31日) | | 当年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日) |
| 減損損失(金融資産の減損損失を除く)(注2) | 17,370 | | 10,546 |
| 有形固定資産、無形資産及び投資不動産の除売却損(注2) | 2,221 | | 3,331 |
| 子会社清算損 | - | | 27,128 |
(注1) 費用として認識される研究開発費はすべて「販売費及び一般管理費等」に含めております。
(注2) 各勘定に含まれるリストラクチャリング費用は、以下のとおりです。
2026/03/23 16:00- #8 注記事項-重要な会計上の見積り及び判断、連結財務諸表(IFRS)(連結)
見積り及び仮定のうち、当社グループの連結財務諸表で認識する金額に重要な影響を与える見積り及び仮定は、以下のとおりです。
① 有形固定資産、のれん、無形資産及び投資不動産の減損
当社グループは、有形固定資産、のれん、無形資産及び投資不動産について、回収可能価額が帳簿価額を下回る兆候がある場合には、減損テストを実施しております。
2026/03/23 16:00- #9 注記事項-重要性がある会計方針、連結財務諸表(IFRS)(連結)
② 無形資産
無形資産の測定においては原価モデルを採用し、取得原価から償却累計額及び減損損失累計額を控除した価額で表示しております。
個別に取得した無形資産は、当初認識に際し取得原価で測定しており、企業結合において取得した無形資産の取得原価は、取得日現在における公正価値で測定しております。なお、内部創出の無形資産については、資産化の要件を満たす開発費用を除き、その支出額はすべて発生した期の費用として計上しております。
2026/03/23 16:00- #10 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
調整後営業利益
営業利益(損失)から買収に伴い生じた無形資産に係る償却費、調整項目(収益及び費用)を除いた調整後営業利益を開示しております。調整項目(収益及び費用)はのれんの減損損失、リストラクチャリング収益及び費用等です。
また、為替一定ベースの調整後営業利益の成長率も追加的に開示しております。当社グループは、為替一定ベースの調整後営業利益の成長率における、中長期に亘る年平均mid to high single digit成長を全社利益目標としており、その達成を目指してまいります。
2026/03/23 16:00- #11 設備の新設、除却等の計画(連結)
※ 設備投資には、企業結合により取得した資産を除く、工場その他の設備の生産性向上、競争力強化、様々な事業分野における事業遂行に必要となる、土地、建物及び構築物、機械装置及び運搬具、その他の有形固定資産、並びにのれん、商標権、ソフトウエア、その他の無形資産を含みます。
(2)重要な設備の除売却等
2026/03/23 16:00- #12 設備投資等の概要
たばこ事業につきましては、RRP関連投資及び製造設備の改修・維持更新等に1,432億円の設備投資を行いました。加工食品事業につきましては、生産能力増強、維持更新に74億円の設備投資を行いました。
※ 設備投資には、企業結合により取得した資産を除く、工場その他の設備の生産性向上、競争力強化、様々な事業分野における事業遂行に必要となる、土地、建物及び構築物、機械装置及び運搬具、その他の有形固定資産、並びにのれん、商標権、ソフトウエア、その他の無形資産を含みます。
※ 2025年9月に当社が保有する鳥居薬品株式会社の全株式を譲渡、2025年12月に医薬事業を譲渡したことに伴い、鳥居薬品株式会社の本社他事業拠点等の設備及び医薬事業の研究開発拠点等の設備を、当社グループの主要な設備から除外しております。なお、除外時点の当該設備の帳簿価額はそれぞれ2,760百万円、6,620百万円です。
2026/03/23 16:00- #13 連結キャッシュ・フロー計算書(IFRS)(連結)
⑤【連結キャッシュ・フロー計算書】
| | 前年度(自 2024年1月1日至 2024年12月31日) | | 当年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日) |
| 持分法による投資損益 (益) | | (12,885) | | (13,332) |
| 有形固定資産、無形資産及び投資不動産除売却損益 (益) | | (7,374) | | (13,570) |
| 子会社株式売却損益(益) | | (1,722) | | - |
| 投資不動産の売却による収入 | | 9,753 | | 18,604 |
| 無形資産の取得による支出 | | (22,598) | | (19,182) |
| 定期預金の預入による支出 | | (48,262) | | (321,591) |
2026/03/23 16:00- #14 連結損益計算書(IFRS)(連結)
営業利益から調整後営業利益への調整表
| | 前年度(自 2024年1月1日至 2024年12月31日) | | 当年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日) |
| 営業利益 | | 314,223 | | 867,038 |
| 買収に伴い生じた無形資産に係る償却費 | | 55,683 | | 70,525 |
| 調整項目(収益) | | (15,621) | | (68,115) |
2026/03/23 16:00- #15 連結財政状態計算書(IFRS)(連結)
①【連結財政状態計算書】
| | 前年度(2024年12月31日) | | 当年度(2025年12月31日) |
| のれん | 14 | 2,914,254 | | 2,923,096 |
| 無形資産 | 14 | 486,463 | | 395,658 |
| 投資不動産 | 16 | 3,716 | | 3,068 |
2026/03/23 16:00- #16 重要な会計上の見積り、財務諸表(連結)
く下落しているか否かを判断しております。(減損テストの内容については、「第5 経理の状況 1 連
結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 14.のれん及び無形資産 (3)のれんの減損テ
スト」をご参照ください。)
2026/03/23 16:00