有価証券報告書-第48期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/30 9:24
【資料】
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【項目】
75項目

対処すべき課題

消費者の低価格志向は依然継続する一方、販売競争は一層激しいものとなり、食品業界を取り巻く環境は一段と厳しくなっております。このような状況のなか、当社は以下の点を重要課題として捉え、これらを具体的施策に落とし込み、積極果断に遂行し、企業価値の向上を図ってまいります。
(1) コンプライアンス体制の再構築
企業経営の大前提がコンプライアンスであるとの考えに基づき、従来から継続している体制を再構築し、さらなる充実を図るとともに、業務執行に対する監督機能の一層の強化と経営の透明性を高めてまいります。
(2) 商品開発力・マーケティング力の強化
市場、お客様の変化を先取りし、新たな需要創出につながる製品開発を積極的に進めてまいります。このような取り組みを通じて、製品の付加価値を追求し、お客様に支持される製品開発とマーケティング力の強化に取り組んでまいります。
(3) コスト削減
原材料の高騰等が見込まれるなか、原材料調達方法や生産・物流体制の見直し等によるコスト削減を進めてまいります。
(4) 食の安心・安全
お客様に安心して購入いただける製品を市場に供給するため、HACCP、ISO22000及びFSSC22000に則った生産を行い、製品品質・衛生管理レベルの継続的向上と改善に取り組んでまいります。
(5) 有事に備えた生産体制の構築
新工場である九州工場の生産体制を充実させ、生産の多様化を進めるなど、引き続き設備・体制の強化を図り、今後不測の事態が発生した場合でも最短で生産を再開できる体制作りを目指してまいります。
(6) 人材育成の強化
将来にわたって成長力、収益力のある企業体質確立のため、職場環境の改善、教育・人事諸制度の充実により、モチベーションの向上、優れた人材の確保・育成を図ってまいります。