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四半期報告書-第58期第1四半期(平成29年1月1日-平成29年3月31日)

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2017/05/15 9:01
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四半期連結財務諸表注記事項(IFRS)

1.報告企業
当社グループは、ベビーケア関連商品、フェミニンケア関連商品等のパーソナルケア事業、並びにペットケア事業等の製造及び販売を主な事業とし、アジアを中心に事業活動を行っております。当社グループは、アジア、中東・北アフリカ、南米などの新興各地域における、生理用品やベビー用紙おむつの需要の高まりに伴い、世界各地域で生産体制を強化しております。
当社は日本に所在する株式会社であり、東京証券取引所に上場しております。登記上の本社の住所は、愛媛県四国中央市です。
2.作成の基礎
(1)準拠する会計基準
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しております。
当社グループは、当連結会計年度(2017年1月1日~2017年12月31日)の第1四半期からIFRSを適用しており、当連結会計年度の年次の連結財務諸表がIFRSに準拠して作成する最初の連結財務諸表となります。IFRS移行日は2016年1月1日であり、IFRS第1号「国際財務報告基準の初度適用」(以下、「IFRS第1号」という。)を適用しております。日本基準からIFRSへの移行による影響は、注記「12.初度適用」に記載しております。
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、2017年5月12日開催の取締役会により承認されております。
(2)測定の基礎
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、注記「3.重要な会計方針」に記載のとおり、公正価値で測定される金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成しております。
(3)機能通貨及び表示通貨
当社グループの各企業の財務諸表に含まれる項目は、企業が営業活動を行う主たる経済環境における通貨(以下「機能通貨」という。)を用いて測定しております。当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円により表示しており、百万円未満を四捨五入しております。
3.重要な会計方針
要約四半期連結財務諸表の作成にあたって採用した主な会計方針は以下のとおりであります。これらの方針は、特段の記載がない限り、表示されている全ての期間に継続して適用しております。
(1)連結の基礎
① 子会社
子会社とは、当社グループが支配している企業であります。
支配とは、当社グループが企業に関与することにより生じる変動リターンに対するエクスポージャーにさらされている、または変動リターンに対する権利を有している場合で、その企業に対するパワーを通じてこれらの変動リターンに影響を与えることができる場合であります。また、当社グループがパワーを有しているか否かは、現時点で行使可能な潜在的議決権も考慮して決定しております。子会社の財務諸表は、支配獲得日から支配喪失日までの間、当社グループの連結財務諸表に含まれております。また、当社グループの会計方針と整合するよう、必要に応じて子会社の財務諸表を修正しております。
当社グループの子会社に対する所有持分が変動した場合で、かつ、当社グループの当該子会社に対する支配が継続する場合は、資本取引として非支配持分の修正額と支払対価または受取対価の公正価値との差額を資本に直接認識し、親会社の所有者に帰属させております。
当社グループ企業間の取引高、残高及び未実現損益は連結手続において消去しております。
② 関連会社
関連会社とは、当社グループがその経営及び財務の方針に関する意思決定に対して、重要な影響力を有するが、支配していない企業であります。当社グループが議決権の20%以上50%以下を保有する場合には、重要な影響力があると推定しております。
関連会社に対する投資は、取得時には取得原価で認識され、当社が重要な影響力を有することとなった日からその影響力を喪失する日まで、持分法によって会計処理しております。
(2)企業結合
当社グループは企業結合に対して取得法を適用しております。取得対価には、当社から被取得企業の従前の所有者に対して移転した資産、発生した負債、当社が発行した持分及び条件付対価契約から生じる負債の公正価値が含まれております。取得関連費用は発生時に費用処理しております。企業結合において取得した識別可能資産、並びに、引き受けた負債は、当初取得日の公正価値で測定しております。当社グループは被取得企業の非支配持分を、買収事案ごとに、公正価値または被取得企業の識別可能な純資産における非支配持分の比例持分のいずれかで認識しております。
(3)外貨換算
① 外貨建取引
外貨建取引は、取引日の為替レートを用いて、または財務諸表項目について再測定を実施する場合にはその評価日における為替レートを用いて、機能通貨に換算しております。これらの取引の決済から生じる外国為替差額、外貨建の貨幣性資産及び負債を期末日の為替レートで換算することによって生じる外国為替差額、並びに、非貨幣性資産及び負債を当該公正価値算定日における為替レートで機能通貨に換算することによって生じる外国為替差額は、主として純損益で認識しております。
② 在外営業活動体
在外営業活動体の資産及び負債は期末日の為替レート、収益及び費用は、連結会計期間中の為替レートが著しく変動していない限り、期中平均為替レートで日本円に換算しております。その結果として生じるすべての為替差額は、その他の包括利益で認識しております。
(4)金融商品
① 非デリバティブ金融資産
当社グループは、保有する金融資産を貸付金及び債権、満期保有投資、並びに売却可能金融資産の区分に分類しております。この分類は金融資産の取得目的に基づいて行われ、金融資産の当初認識時にその分類を決定しております。
当社グループは、金融資産を、契約の当事者となった取引日に当初認識しております。当初認識時においては、金融資産について公正価値に取引費用を加算した金額で計上しております。
(a)貸付金及び債権
貸付金及び債権は、支払額が固定または決定可能である、デリバティブ以外の金融資産のうち活発な市場における公表価格のないものであります。当初認識後は実効金利法による償却原価から減損損失を控除した金額で測定しております。実効金利法による償却額は金融収益として純損益で認識しております。
(b)満期保有投資
満期保有投資は、支払額が固定または決定可能であり、かつ、満期日が確定しているデリバティブ以外の金融資産のうち、当社グループが満期まで保有する明確な意図と能力を有するものであります。当初認識後は実効金利法による償却原価から減損損失を控除した金額で測定しております。実効金利法による償却額は金融収益として純損益で認識しております。
(c)売却可能金融資産
売却可能金融資産は、売却可能に指定されたもの、または他のいずれかの分類にも該当しないものであります。当初認識後は公正価値で測定し、公正価値の変動から生じる評価差額は、その他の包括利益で認識しております。ただし、売却可能金融資産に減損の客観的証拠がある場合は、それまで認識していたその他の包括利益累計額を純損益に振り替えております。売却可能金融資産に分類された貨幣性金融資産から生じる為替差損益、売却可能金融資産に係る実効金利法による利息収益及び受取配当金は、純損益で認識しております。売却可能金融資産の認識を中止した場合、その他の包括利益累計額は純損益に振り替えております。
(d)金融資産の認識の中止
当社グループは、金融資産から生じるキャッシュ・フローに対する契約上の権利が消滅した場合、または金融資産から生じるキャッシュ・フローを受け取る契約上の権利を譲渡し、当該金融資産の所有に係るリスクと経済価値を実質的にすべて移転した場合に、認識を中止しております。
(e)金融資産の減損
当社グループは、連結会計期間の末日ごとに金融資産または金融資産グループが減損している客観的証拠があるかどうかを検討しております。金融資産または金融資産グループの当初認識後に発生した1つまたは複数の事象(以下「損失事象」という。)の結果として、減損の客観的証拠があり、かつ、その損失事象による当該金融資産または金融資産グループの見積将来キャッシュ・フローへのマイナスの影響が、合理的に予測できる場合に減損損失を認識しております。減損損失の客観的な証拠が存在するかどうかを判断する場合に当社グループが用いる要件は以下のとおりであります。
・発行体または債務者の重大な財政的困難
・利息または元本の支払不履行または延滞などの契約違反
・発行者が破産または他の財務的再編成に陥る可能性が高くなったこと
・当該金融資産についての活発な市場が財政的困難により消滅したこと
償却原価で計上されている貸付金及び債権または満期保有投資について、減損損失の金額は、当該資産の帳簿価額と見積将来キャッシュ・フローを当初の実効金利で割り引いた現在価値の差額として測定しております。当該資産の帳簿価額は減額され、当該損失額を純損益として認識しております。
以後の期間において、減損損失の額が減少し、その減少が減損を認識した後に発生した事象に客観的に関連している場合には、金融資産の帳簿価額に減損を認識しなかった場合の償却原価を超えない範囲で、以前に認識された減損損失の戻入れを純損益として認識しております。
売却可能に分類された資本性金融資産につきましては、その取得原価を下回る公正価値の著しい下落または長期にわたる下落も、当該金融資産に減損が生じている兆候となります。売却可能に分類された金融資産において、そのような証拠が存在する場合には、それまで認識していたその他の包括利益累計額を純損益に振り替えております。資本性金融資産について純損益として認識された減損損失は、戻入れられることはありません。
② 非デリバティブ金融負債
当社グループでは、デリバティブ以外の金融負債として、有利子負債、仕入債務及びその他の債務を有しており、契約の当事者となった取引日に当初認識しております。当該金融負債は、当初認識時に公正価値から発行に直接起因する取引費用を控除して測定しており、当初認識後は、実効金利法による償却原価で測定しております。
当社グループでは、義務を履行した場合、もしくは契約上の義務が免責、取消または失効となった場合に金融負債の認識を中止しております。
③ 金融資産及び金融負債の相殺
金融資産及び金融負債は、認識された金額を相殺する法的強制力のある権利を有しており、かつ、純額で決済するか、資産の実現と負債の決済を同時に実行する意図を有している場合には、連結財政状態計算書上で相殺し、純額で表示しております。
④ デリバティブ及びヘッジ会計
(a)デリバティブ
当社グループでは、為替変動リスクをヘッジするために主として為替予約を利用しております。デリバティブは、契約が締結された日の公正価値で当初認識しております。当初認識後は、期末日の公正価値で測定しております。デリバティブの公正価値の変動額はヘッジ手段として指定していない、またはヘッジが有効でない場合は、直ちに純損益で認識しております。
(b)ヘッジ会計
当社グループでは、一部のデリバティブ取引についてヘッジ手段として指定し、キャッシュ・フロー・ヘッジとして会計処理しております。
当社グループでは、ヘッジ開始時にヘッジ会計を適用しようとするヘッジ関係、並びに、ヘッジを実施するにあたってのリスク管理目的及び戦略について文書化しております。また、ヘッジ手段がヘッジ対象期間において関連するヘッジ対象の公正価値やキャッシュ・フローの変動に対して高度に相殺効果を有すると見込まれるかについて、ヘッジ開始時とともに、その後も継続的に評価を実施しております。
キャッシュ・フロー・ヘッジとして指定され、かつ、その要件を満たすデリバティブの公正価値の変動の有効部分はその他の包括利益で認識し、その他の資本の構成要素に累積しております。その他の資本の構成要素に認識されたヘッジ手段にかかる金額は、ヘッジ対象が損益に影響を与える期間に、純損益に振り替えております。
ヘッジ対象である予定取引が非金融資産または非金融負債の認識を生じさせるものである場合には、それまで認識していたその他の包括利益累計額から振り替えて、非金融資産または非金融負債の当初認識時の取得原価の測定に含めております。
当社グループがヘッジ指定を取り消した場合、ヘッジ手段が消滅、売却、終了または行使された場合、並びに、ヘッジがヘッジの有効性の要件を満たさなくなった場合には、ヘッジ会計を中止しております。ヘッジ会計を中止した場合、それまで認識していたその他の包括利益累計額は引き続き資本で計上し、予定取引が最終的に純損益に認識された時点において純損益として認識しております。予定取引がもはや発生しないと見込まれる場合には、その他の資本の構成要素に認識されていたヘッジ手段にかかる金額は、直ちに純損益で認識しております。
⑤ 複合金融商品
当社グループが発行する複合金融商品は、保有者の選択により株主資本に転換できる転換社債型新株予約権付社債であります。発行される株式数は当該社債の公正価値が変動しても変動しません。
複合金融商品の負債部分は、当初認識時に資本への転換オプションを持たない類似した負債の公正価値で計上しております。資本部分は当初認識時において、複合金融商品全体の公正価値と負債部分の公正価値との差額で計上しております。取引に直接関連する費用は、負債部分と資本部分のそれぞれ当初の帳簿価額に比例して配分しております。
当初認識後、複合金融商品の負債部分は実効金利法による償却原価で測定しております。複合金融商品の資本部分は、転換または期日満了の場合を除き、当初認識後の再測定は行っておりません。
(5)現金及び現金同等物
現金及び現金同等物は、手許現金、要求払預金、当初の満期が3ヶ月以内である流動性の高いその他の短期投資で構成されております。
(6)棚卸資産
棚卸資産は、取得原価と正味実現可能価額のいずれか低い額で計上しております。取得原価は、商品、製品、仕掛品及び貯蔵品は総平均法、原材料は移動平均法を用いて算定しております。製品及び仕掛品の取得原価は、原材料費、直接労務費、その他の直接費及び関連する製造間接費(正常生産能力に基づいている)から構成されております。正味実現可能価額は、通常の事業の過程における見積売価から関連する見積販売費を控除した額であります。
(7)有形固定資産
有形固定資産は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した価額で表示しております。取得原価には、当該資産の取得に直接付随する費用及び適格資産の取得、建設または生産に直接起因する借入費用が含まれております。
取得後支出は、当該項目に関連する将来の経済的便益が当社グループに流入する可能性が高く、かつその費用を合理的に見積ることができる場合には、当該資産の帳簿価額に含めるか、または適切な場合には個別の資産として認識しております。取り替えられた部分につきましてはその帳簿価額の認識を中止しております。
土地等の償却を行わない資産を除き、減価償却費は、各資産の取得原価を残存価額まで以下の見積耐用年数にわたって定額法で配分することにより算定しております。
建物及び構築物2-53年
機械装置及び運搬具2-20年

資産の償却方法、残存価額及び耐用年数は各連結会計年度の末日に見直し、必要があれば修正しております。
(8)のれん及び無形資産
① のれん
のれんとは、取得原価が取得日における被取得企業の識別可能な純資産に対する当社グループ持分の公正価値を超えた額であります。子会社の取得によるのれんは、無形資産に含めており、取得原価から減損損失累計額を控除した価額で計上しております。のれんは償却を行わず、事業を行う地域及び事業の種類に基づいて識別された資金生成単位に配分しております。
② 無形資産
個別に取得した無形資産は、当初認識時に取得原価で測定しております。
当社グループが管理している識別可能な独自のソフトウェア製品の設計及びテストに直接関連する開発費は、信頼性をもって測定可能であり、製品または工程が技術的及び商業的に実現可能であり、将来、経済的便益を得られる可能性が高く、当社グループが開発を完成させ、当該資産を使用または販売する意図及びそのための十分な資源を有している場合にのみ、無形資産として認識しております。
企業結合により取得し、のれんとは区別して認識された無形資産は、取得日の公正価値で当初認識しております。
耐用年数を確定できる主な無形資産は、それぞれ以下の見積耐用年数にわたり、定額法により償却しております。
ソフトウェア5年
商標権(耐用年数を確定できるもの)10-30年

資産の償却方法、残存価額及び耐用年数は各連結会計年度の末日に見直し、必要があれば修正しております。
(9)リース
リース契約上、資産の所有に伴うリスクと経済的便益が実質的にすべて当社グループに移転する場合は、ファイナンス・リースに分類しております。ファイナンス・リースにおいては、リース開始時のリース資産の公正価値または最低支払リース料総額の現在価値のいずれか低い金額でリース資産を認識しております。認識されたリース資産は、リース期間または経済的耐用年数のいずれか短い期間で償却し、その費用は純損益で認識しております。
ファイナンス・リース以外のすべてのリースはオペレーティング・リースとして分類し、リース料はリース期間にわたって定額法により純損益として認識しております。
(10)非金融資産の減損
有形固定資産及び無形資産は、事象あるいは状況の変化により、その帳簿価額が回収できない可能性を示す兆候がある場合に、減損の有無を検討しております。資産の帳簿価額が回収可能価額を超過する金額を減損損失として認識しております。回収可能価額とは、資産の売却費用控除後の公正価値と、使用価値のいずれか高い金額であります。使用価値の算定において、見積将来キャッシュ・フローは、貨幣の時間的価値及び当該資産の固有のリスクを反映した割引率を用いて現在価値に割り引いております。減損を検討するために、資産は個別に識別可能なキャッシュ・フローが存在する最小単位(資金生成単位)にグループ分けしております。
のれん、並びに耐用年数が確定できない無形資産及び未だ使用可能ではない無形資産は償却の対象ではなく、毎年度または減損の兆候が存在する場合にはその都度、資産の回収可能価額を見積り、その帳簿価額と比較する減損テストを実施しております。
のれんを除く、過去に減損を認識した非金融資産につきましては、減損が戻入れとなる可能性について、各連結会計期間の末日に再評価を行っております。
のれんの減損損失は純損益として認識され、その後の戻入れは行っておりません。
(11)従業員給付
① 短期従業員給付
短期従業員給付は、関連するサービスが提供された時点で費用として認識しております。賞与及び有給休暇費用につきましては、当社グループが、従業員から過去に提供された労働の結果としてそれらを支払うべき現在の法的もしくは推定的な債務を有し、信頼性のある見積りが可能な場合に、それらの制度に基づいて支払われると見積もられる額を負債として認識しております。
② 退職給付
当社グループは、従業員及び退職者に対して、確定拠出制度及び確定給付制度を設けております。
確定拠出制度とは、雇用主が一定額の掛金を他の独立した事業体に拠出し、その拠出額以上の支払いについて法的または推定的債務を負わない退職給付制度であります。確定拠出制度につきましては、当社グループは公的または私的管理の年金保険制度に対して拠出金を支払っております。拠出金の支払いを行っている限り、当社グループに追加的な支払債務は発生しません。拠出金は、従業員がサービスを提供した期間に従業員給付費用として認識しております。
確定給付制度は、確定拠出制度以外の退職給付制度であり、確定給付制度に関連して認識される負債は、連結会計期間の末日現在の確定給付債務の現在価値から制度資産の公正価値を控除した額であります。確定給付債務は、独立した年金数理人が予測単位積増方式を用いて毎期算定しております。この算定に用いる割引率は、将来の給付支払見込日までの期間を基に割引期間を設定し、割引期間に対応した連結会計期間の末日時点の優良社債の市場利回りに基づいて算定しております。
退職給付費用のうち、勤務費用、確定給付負債(資産)の純額に係る利息純額につきましては純損益で認識し、見積りと実績との差異及び数理計算上の仮定の変更から生じた数理計算上の差異を含む再測定は、発生した期間にその他の包括利益として認識し、直ちにその他の資本の構成要素から利益剰余金に振り替えております。過去勤務費用は、制度改訂または縮小が発生した時、または関連するリストラクチャリング費用あるいは解雇給付を認識する時のいずれか早い時点において、純損益で認識しております。
(12)株式報酬
当社グループは、持分決済型の株式報酬制度を運用しており、この制度の下で、当社グループの資本性金融商品(オプション)を対価として、取締役及び従業員からサービスを受け取っております。オプションは付与日における公正価値で見積り、対象勤務期間にわたって費用として認識しております。ストック・オプションに係る公正価値はブラック・ショールズモデルにより算定しております。
(13)資本
普通株式は資本に分類しております。
新株(普通株式)またはストック・オプションの発行に直接起因する費用は、税効果考慮後の金額を資本の控除項目として認識しております。
自己株式を取得した場合、当該株式が消却または処分されるまで、支払われた対価は、直接関連する費用(税引後)も含めて、資本から控除しております。なお、帳簿価額と売却時の対価との差額は資本剰余金として認識しております。
(14)収益認識
当社グループは、値引、割戻し及び付加価値税等の税金を控除後の受領するまたは受領可能な対価の公正価値で収益を測定しております。
物品の販売による収益は、物品の所有に伴う重要なリスク及び経済価値が顧客に移転し、物品に対する継続的な関与及び実質的な支配を保持せず、将来の経済的便益が当社グループに流入する可能性が高く、当該便益及びそれに対応する原価を信頼性を持って測定できる場合に認識しており、通常は物品の引渡時点としております。
(15)法人所得税
法人所得税費用は当期税金及び繰延税金から構成されております。これらは、税金が企業結合に関連して認識される項目、その他の包括利益で認識される項目あるいは資本に直接認識される項目に関係する場合を除き、連結損益計算書で認識しております。
当期法人所得税費用は、当社及び子会社が事業を行い、課税所得を生成している国において、期末日時点で施行または実質的に施行されている税法に基づき、税務当局に納付または税務当局からの還付が予想される金額で算定しております。
繰延税金資産及び負債は、資産負債法により、資産及び負債の税務基準額と連結財務諸表上の帳簿価額との間に生じる一時差異、繰越欠損金及び繰越税額控除について認識しております。
繰延税金資産及び負債は、期末日までに施行または実質的に施行されている税率(及び税法)に基づいて、関連する繰延税金資産が実現する期または繰延税金負債が決済される期において適用されると予想される税率を用いて算定しております。繰延税金資産は将来の課税所得が生じる可能性が高い範囲内においてのみ認識しております。ただし、以下の場合には、繰延税金資産または負債を認識しておりません。
・企業結合以外の取引で、かつ、取引日に会計上の損益にも課税所得(欠損金)にも影響を与えない取引における、資産または負債の当初認識から生じる一時差異の場合
・将来加算一時差異がのれんの当初認識から生じる場合
・子会社及び関連会社に対する投資に係る将来加算一時差異について、一時差異の解消時期をコントロールでき、かつ予見可能な期間内での一時差異が解消しない可能性が高い場合
・子会社及び関連会社に対する投資に係る将来減算一時差異のうち、一時差異を利用できるだけの将来の課税所得が生じる可能性が高くない、または、予測可能な期間内に解消される可能性が高くない場合
当期税金資産と当期税金負債を相殺する法的に強制力のある権利が存在し、かつ、繰延税金資産及び負債が、同じ納税企業体、または、純額ベースでの決済を行うことを意図している同一または異なる納税企業体に対して、同一の税務当局によって課されている法人所得税に関連するものである場合には、繰延税金資産及び負債は相殺しております。
なお、各四半期における法人所得税は、見積年次平均実効税率に基づいて算定しております。
(16)1株当たり利益
基本的1株当たり四半期利益は、親会社の所有者に帰属する四半期損益を、その期間の自己株式を調整した発行済普通株式の加重平均株式数で除して計算しております。希薄化後1株当たり四半期利益は、希薄化効果を有するすべての潜在株式の影響を調整して計算しております。
4.重要な会計上の見積り及び判断
当社グループの要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の金額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定を設定しております。ただし、実際の業績は、これらの見積りとは異なる結果となる可能性があります。見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直しております。会計上の見積りの変更による影響は、その見積りを見直した会計期間と将来の会計期間において認識しております。
経営者が行った当社グループの要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える見積り及び判断は、以下のとおりであります。
(1)非金融資産の減損
当社グループでは、非金融資産が減損している可能性を示す兆候がある場合には減損テストを実施しております。
減損テストは、資産の帳簿価額と回収可能価額を比較することにより実施し、回収可能価額が帳簿価額を下回る場合には減損損失を計上しております。
回収可能価額の算定にあたっては、資産の使用から生み出される将来キャッシュ・フローの割引現在価値と最終的な処分から生み出される将来キャッシュ・フローの割引現在価値を見積っております。このような見積りは、経営者による最善の見積りにより行っておりますが、将来の不確実な経済条件の変動の結果によって実際の結果と異なる可能性があります。
(2)法人所得税
当社グループは世界各国において事業活動を展開しており、各国の税務当局に納付することになると予想される金額を、法令等に従って合理的に見積り、未払法人所得税及び法人所得税費用を計上しております。
未払法人所得税及び法人所得税費用の算定に際しては、課税対象企業及び管轄税務当局による税法規定の解釈や過去の税務調査の経緯等、様々な要因について見積り及び判断が必要となります。
そのため、計上された未払法人所得税及び法人所得税費用と、実際の法人所得税支払額が異なる可能性があります。
また、繰延税金資産は、将来減算一時差異等を使用できる課税所得が生じる可能性が高い範囲内で認識しております。課税所得が生じる可能性の判断においては、事業計画に基づき課税所得の発生時期及び金額を見積っております。このような見積りは、経営者による最善の見積りにより行っておりますが、将来の不確実な経済条件の変動等の結果によって実際の結果と異なる可能性があります。
(3)退職給付
当社グループは、従業員及び退職者に対して、確定拠出制度及び確定給付制度を設けております。確定給付債務の現在価値、勤務費用等は様々な数理計算上の仮定に基づいて算定しております。数理計算上の仮定には、割引率、将来の給与支給、制度からの将来の脱退者、加入者の平均余命等、様々な要素の見積りをしております。このような見積りは、経営者による最善の見積りにより行っておりますが、将来の不確実な経済条件の変動等の結果や関連法令の改正・公布によって実際の結果と異なる可能性があります。
5.セグメント情報
(1)報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、当社グループの最高経営意思決定機関である取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象として決定しております。
当社グループは、パーソナルケア、ペットケア、その他の3つの事業単位を基本に組織が構成されており、各事業単位で日本及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
したがって、当社グループは「パーソナルケア」「ペットケア」「その他」の3つを報告セグメントとしております。
「パーソナルケア」は、ベビーケア関連商品、フェミニンケア関連商品、ヘルスケア関連商品及びクリーン&フレッシュ関連商品等の製造・販売という4つの事業からなりますが、商品の性質、生産過程及び配送方法の類似性や、各販売地域における市場の類似性により集約して報告しております。「ペットケア」は、ペットフード関連商品及びペットトイレタリー関連商品等の製造・販売をしております。「その他」は、産業用資材関連商品等の製造・販売をしております。
なお、報告セグメントの会計方針は要約四半期連結財務諸表と同一であります。また、セグメント利益はコア営業利益(売上総利益から販売費及び一般管理費を控除した利益)であり、取締役会はコア営業利益に基づいて事業セグメントの実績を評価しております。
(2)報告セグメントごとの売上高及び業績
(単位:百万円)

前第1四半期連結累計期間
(自 2016年1月1日 至 2016年3月31日)
報告セグメント調整額要約四半期
連結財務諸表
計上額
パーソナル
ケア
ペットケアその他
外部顧客への売上高127,20017,3461,425145,971-145,971
セグメント間の売上高(注)--99△9-
セグメント売上高合計127,20017,3461,435145,980△9145,971
セグメント利益(コア営業利益)14,1639856715,216-15,216
その他の収益359
その他の費用△359
金融収益5,270
金融費用△6,526
税引前四半期利益13,960

(単位:百万円)

当第1四半期連結累計期間
(自 2017年1月1日 至 2017年3月31日)
報告セグメント調整額要約四半期
連結財務諸表
計上額
パーソナル
ケア
ペットケアその他
外部顧客への売上高126,73217,9881,538146,259-146,259
セグメント間の売上高(注)--88△8-
セグメント売上高合計126,73217,9881,546146,267△8146,259
セグメント利益(コア営業利益)17,1481,843△19818,793-18,793
その他の収益260
その他の費用△585
金融収益1,190
金融費用△1,666
税引前四半期利益17,993

(注) セグメント間の売上は、市場実勢価格を参考にしております。
6.販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)

前第1四半期連結累計期間
(自 2016年1月1日
至 2016年3月31日)
当第1四半期連結累計期間
(自 2017年1月1日
至 2017年3月31日)
販売運賃諸掛9,0219,229
販売促進費5,0574,540
広告宣伝費5,4624,990
従業員給付費用7,8988,404
減価償却費及び償却費1,2091,231
研究開発費1,4601,656
その他6,3326,841
合計36,43836,892

7.1株当たり利益
(1)基本的1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益及びその算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間
(自 2016年1月1日
至 2016年3月31日)
当第1四半期連結累計期間
(自 2017年1月1日
至 2017年3月31日)
親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円)9,77211,589
普通株式の加重平均株式数(千株)595,734589,949
基本的1株当たり四半期利益(円)16.4019.64

(2)希薄化後1株当たり四半期利益
希薄化後1株当たり四半期利益及びその算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間
(自 2016年1月1日
至 2016年3月31日)
当第1四半期連結累計期間
(自 2017年1月1日
至 2017年3月31日)
親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円)9,77211,589
希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する利益への調整額(百万円)4042
希薄化後1株当たり利益の計算に使用する四半期利益(百万円)9,81211,631
普通株式の加重平均株式数(千株)595,734589,949
希薄化効果を有する潜在的普通株式の影響
転換社債型新株予約権付社債の行使による普通株式増加数(千株)20,75520,755
ストック・オプションの行使による普通株式増加数(千株)528-
希薄化後普通株式の加重平均株式数(千株)617,016610,704
希薄化後1株当たり四半期利益(円)15.9019.04

8.金融商品
(1)金融商品の公正価値
① 公正価値で測定される金融資産及び金融負債
当社グループは、公正価値の測定に使用されるインプットの市場における観察可能性に応じて、公正価値のヒエラルキーを、以下の3つのレベルに区分しております。
レベル1:活発な市場における同一資産または同一負債の無調整の公表価格
レベル2:レベル1に属さない、直接的または間接的に観察可能なインプット
レベル3:観察不能なインプット
当社グループが経常的に公正価値で測定している資産及び負債は以下のとおりであります。
(単位:百万円)

IFRS移行日(2016年1月1日)
レベル1レベル2レベル3合計
<金融資産>
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
デリバティブ資産-51-51
売却可能金融資産
株式23,158557423,737
その他-10923132
合計23,15816559723,921
<金融負債>
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
デリバティブ負債-59-59
合計-59-59

(単位:百万円)

前連結会計年度(2016年12月31日)
レベル1レベル2レベル3合計
<金融資産>
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
デリバティブ資産-1,209-1,209
売却可能金融資産
株式22,790571623,511
その他-9423118
合計22,7901,30973924,838
<金融負債>
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
デリバティブ負債-24-24
合計-24-24

(単位:百万円)

当第1四半期連結会計期間(2017年3月31日)
レベル1レベル2レベル3合計
<金融資産>
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
デリバティブ資産-1,840-1,840
売却可能金融資産
株式24,567671825,290
その他-12623150
合計24,5671,97274127,280
<金融負債>
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
デリバティブ負債-24-24
合計-24-24

当社グループは、振替の原因となった事象または状況の変化が認められた時点で、公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替を行っております。
なお、前連結会計年度、当第1四半期連結会計期間において、レベル1、2及び3の間の振替はありません。
公正価値の算定方法は以下のとおりであります。
デリバティブ資産、デリバティブ負債
為替予約につきましては、期末日の先物為替相場に基づき算定しております。
株式
市場性のある株式の公正価値につきましては、期末日の市場価格を用いて算定しております。非上場株式につきましては、類似企業比較法等、適切な評価技法を用いて公正価値を算定しております。
レベル3に分類された金融商品の連結会計期間中の増減は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

前第1四半期連結累計期間
(自 2016年1月1日
至 2016年3月31日)
当第1四半期連結累計期間
(自 2017年1月1日
至 2017年3月31日)
期首残高597739
利得または損失
四半期利益(注1)--
その他の包括利益(注2)72
購入0-
売却・決済--
期末残高605741

(注1) 四半期利益に認識した利得または損失は、要約四半期連結損益計算書の「金融収益」または「金融費用」に含めております。
(注2) その他の包括利益に認識した利得または損失は、要約四半期連結包括利益計算書の「売却可能金融資産の公正価値変動」及び「在外営業活動体の為替換算差額」に含めております。
レベル3に分類されている金融商品は、主に非上場株式により構成されており、担当部門が公正価値測定の評価方針及び手続きに従い、公正価値を測定しております。また、公正価値の測定結果につきましては適切な責任者が承認しております。
レベル3に分類される金融商品の重要な観察可能でないインプットは、主に非流動性ディスカウントであり、公正価値は非流動性ディスカウントの上昇(低下)により減少(増加)します。なお、観察可能でないインプットを合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合の公正価値の増減は重要ではありません。
② 経常的に公正価値で測定されていない金融資産及び金融負債の帳簿価額及び公正価値
経常的に公正価値で測定されていない金融資産及び金融負債は、償却原価で測定しております。各決算日における償却原価で測定する金融商品の帳簿価額と公正価値は以下のとおりであります。なお、帳簿価額が公正価値の合理的な近似値となっている金融商品(主として売上債権及びその他の債権、3ヶ月超の定期預金、仕入債務及びその他の債務等)につきましては、次表には含めておりません。
(単位:百万円)

IFRS移行日
(2016年1月1日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
当第1四半期連結会計期間
(2017年3月31日)
帳簿価額公正価値帳簿価額公正価値帳簿価額公正価値
<金融資産>
満期保有投資
債券31352934--
<金融負債>
償却原価で測定する金融負債
社債及び借入金63,47063,64567,94368,28866,45766,740

(注) 債券及び借入金の公正価値のレベルはレベル2であります。転換社債型新株予約権付社債の社債部分の公正価値のレベルはレベル3であります。
公正価値の算定方法は以下のとおりであります。
債券
債券の公正価値は、取引先金融機関から提示された評価額を用いて算定しております。
社債及び借入金
転換社債型新株予約権付社債の社債部分の公正価値は、転換社債型新株予約権付社債全体の市場価格から、新株予約権相当額を控除して算定しております。新株予約権相当額の算定にあたっては、ヒストリカル・ボラティリティやクレジットスプレッドを加味して算定しております。借入金の公正価値は、類似した負債を当社グループが新たに借入れる場合に適用される利率を用いて、将来キャッシュ・フローを現在価値に割引くことにより見積もっております。なお、変動金利によるものは一定期間ごとに金利の改定が行われているため、帳簿価額と公正価値は近似しております。
9.その他の資本の構成要素
その他の資本の構成要素の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
IFRS移行日
(2016年1月1日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
当第1四半期
連結会計期間
(2017年3月31日)
売却可能金融資産の公正価値変動11,4497,4748,707
キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値変動△750
在外営業活動体の為替換算差額-△14,430△19,493
新株予約権4,5054,9085,049
合計15,947△2,042△5,737

10.配当
前第1四半期連結累計期間(自 2016年1月1日 至 2016年3月31日)
(1)配当金支払額
決議株式の種類配当金の総額
(百万円)
1株当たり
配当額(円)
基準日効力発生日
2016年2月25日
取締役会
普通株式4,4087.42015年12月31日2016年3月9日

(2)基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末日後となるもの
該当事項はありません。
当第1四半期連結累計期間(自 2017年1月1日 至 2017年3月31日)
(1)配当金支払額
決議株式の種類配当金の総額
(百万円)
1株当たり
配当額(円)
基準日効力発生日
2017年2月27日
取締役会
普通株式4,7278.02016年12月31日2017年3月9日

(2)基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末日後となるもの
該当事項はありません。
11.後発事象
該当事項はありません。
12.初度適用
本要約四半期連結財務諸表は、IFRSに準拠して作成された当社グループの最初の要約四半期連結財務諸表であります。我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準(以下「日本基準」という。)に準拠して作成された直近の連結財務諸表は、2016年12月31日に終了する連結会計年度に関するものであり、IFRSへの移行日は2016年1月1日であります。
注記「3.重要な会計方針」に記載されている会計方針は、当第1四半期連結累計期間及び前第1四半期連結累計期間の要約四半期連結財務諸表、前連結会計年度の連結財務諸表及びIFRS移行日の連結財政状態計算書を作成する上で適用されております。
(1)IFRS第1号の免除規定
IFRS第1号は、IFRSを初めて適用する企業に対して、原則としてIFRSを遡及的に適用することを求めております。ただし、一部につきましては遡及適用しないことを任意に選択できる免除規定が定められており、以下の記載は、当社グループが日本基準からIFRSへの移行において採用したIFRS第1号の免除規定であります。
① 企業結合
IFRS第1号は、IFRS移行日前の特定の日付から将来に向けてIFRS第3号「企業結合」(以下、「IFRS第3号」という。)を適用することを認めております。当社グループは、2010年9月1日以降に発生した企業結合に対して、IFRS第3号を遡及適用することを選択しております。したがって、2010年8月31日以前に発生した企業結合につきましては、遡及適用しておりません。
② 在外営業活動体の累積換算差額
IFRS第1号は、在外営業活動体の累積換算差額をIFRS移行日現在でゼロにすることを認めております。当社グループは、IFRS移行日現在において、在外営業活動体の累積換算差額をゼロにすることを選択しております。
③ リース
IFRS第1号は、契約にリースが含まれているかの評価をIFRS移行日時点で判断することが認められております。当社グループは、IFRS移行日時点で存在する事実と状況に基づいて、契約にリースが含まれているか否かの判断を行うことを選択しております。
④ みなし原価
IFRS第1号は、有形固定資産についてIFRS移行日現在の公正価値をみなし原価として使用することを認めております。当社グループは、一部の有形固定資産について、IFRS移行日現在の公正価値をみなし原価として使用しております。
(2)日本基準からIFRSへの調整
IFRSに基づく連結財務諸表の作成にあたり、当社グループは日本基準に準拠して作成された連結財務諸表の金額を調整しております。日本基準からIFRSへの移行による影響は、以下の調整表のとおりであります。
① IFRS移行日(2016年1月1日)の資本の調整表
(単位:百万円)

日本基準日本基準1)
表示科目
の組替
2)
認識及び
測定の調整
IFRS注記IFRS
資産の部資産
流動資産流動資産
現金及び預金138,503△36,537-101,966現金及び現金同等物
受取手形及び売掛金95,4763,100-98,576売上債権及びその他の債権
商品及び製品30,169△30,169--
原材料及び貯蔵品32,499△32,499--
仕掛品1,360△1,360--
-64,029-64,029棚卸資産
繰延税金資産17,024△17,024--
-36,589-36,589その他の金融資産
その他16,809△3,300-13,509その他の流動資産
貸倒引当金△148148--
流動資産合計331,693△17,024-314,669流動資産合計
固定資産非流動資産
有形固定資産247,808△5,670△2,446239,692G有形固定資産
無形固定資産89,828-△38,09451,734A,J無形資産
投資有価証券23,611△23,611--
繰延税金資産2,19517,024△6,15313,067E繰延税金資産
退職給付に係る資産2,160△2,160--
-204-204持分法で会計処理されている投資
-25,25436125,615Cその他の金融資産
その他5,3935,893△6811,218その他の非流動資産
貸倒引当金△9191--
固定資産合計370,90717,024△46,401341,531非流動資産合計
資産合計702,601-△46,401656,200資産合計

(単位:百万円)

日本基準日本基準1)
表示科目
の組替
2)
認識及び
測定の調整
IFRS注記IFRS
負債及び純資産の部負債及び資本
流動負債流動負債
支払手形及び買掛金93,79937,937-131,737仕入債務及びその他の債務
短期借入金3,846--3,847社債及び借入金
未払金40,683△40,683--
未払法人税等7,667--7,668未払法人所得税
賞与引当金5,514△5,514--
-174-174その他の金融負債
その他17,1177,9441,13826,199Bその他の流動負債
流動負債合計168,630△1441,138169,624流動負債合計
固定負債非流動負債
転換社債型新株予約権付社債54,421△54,421--
長期借入金10,75754,421△5,55759,623I社債及び借入金
繰延税金負債8,160144△5,2143,091E繰延税金負債
退職給付に係る負債5,295--5,296退職給付に係る負債
-2,349-2,349その他の金融負債
その他4,243△2,3491,0062,900Bその他の非流動負債
固定負債合計82,878144△9,76473,258非流動負債合計
負債合計251,509-△8,627242,883負債合計
株主資本親会社の所有者に帰属する持分
資本金15,992--15,993資本金
資本剰余金6,85849,074△55,933-A資本剰余金
利益剰余金366,777△49,07441,173358,875J利益剰余金
自己株式△41,101--△41,101自己株式
その他有価証券評価差額金11,164△11,164--
繰延ヘッジ損益△66--
土地再評価差額金△157157--
為替換算調整勘定33,804△33,804--
退職給付に係る調整累計額△6,1366,136--
新株予約権276△276--
-38,945△22,99815,947C,D,
F,I
その他の資本の構成要素
387,472-△37,759349,714親会社の所有者に帰属する持分合計
非支配株主持分63,619-△1663,604非支配持分
純資産合計451,091-△37,775413,317資本合計
負債純資産合計702,601-△46,401656,200負債及び資本合計

② 前第1四半期連結会計期間(2016年3月31日)の資本の調整表
(単位:百万円)

日本基準日本基準1)
表示科目
の組替
2)
認識及び
測定の調整
IFRS注記IFRS
資産の部資産
流動資産流動資産
現金及び預金140,473△38,129-102,344現金及び現金同等物
受取手形及び売掛金83,0191,878-84,898売上債権及びその他の債権
商品及び製品30,494△30,494--
原材料及び貯蔵品27,959△27,959--
仕掛品1,240△1,240--
-59,695-59,695棚卸資産
-39,606-39,606その他の金融資産
その他34,354△19,448-14,907その他の流動資産
貸倒引当金△141141--
流動資産合計317,400△15,951-301,449流動資産合計
固定資産非流動資産
有形固定資産241,324△5,363△2,446233,515G有形固定資産
無形固定資産85,854-△37,33748,518A,J無形資産
投資有価証券17,734△17,734--
繰延税金資産2,27515,951△4,52113,705E繰延税金資産
退職給付に係る資産2,501△2,501--
-211-211持分法で会計処理されている投資
-19,27636819,645Cその他の金融資産
その他5,0996,019△20010,919その他の非流動資産
貸倒引当金△9191--
固定資産合計354,69715,951△44,136326,512非流動資産合計
資産合計672,097-△44,136627,961資産合計

(単位:百万円)

日本基準日本基準1)
表示科目
の組替
2)
認識及び
測定の調整
IFRS注記IFRS
負債及び純資産の部負債及び資本
流動負債流動負債
支払手形及び買掛金82,77636,429354119,559仕入債務及びその他の債務
短期借入金6,432--6,432社債及び借入金
未払法人税等3,233--3,234未払法人所得税
賞与引当金3,583△3,583--
-596-596その他の金融負債
その他57,741△33,5821,13825,298Bその他の流動負債
流動負債合計153,766△1401,492155,119流動負債合計
固定負債非流動負債
転換社債型新株予約権付社債54,176△54,176--
長期借入金10,57754,176△5,25159,503I社債及び借入金
繰延税金負債-6,800△4,1952,605E繰延税金負債
退職給付に係る負債5,320-△35,317退職給付に係る負債
-2,372-2,372その他の金融負債
その他11,164△9,0321,0063,139Bその他の非流動負債
固定負債合計81,239140△8,44472,935非流動負債合計
負債合計235,006-△6,952228,054負債合計
株主資本親会社の所有者に帰属する持分
資本金15,992--15,993資本金
資本剰余金6,83449,098△55,933-A資本剰余金
利益剰余金370,886△49,09842,306364,094J利益剰余金
自己株式△40,994--△40,994自己株式
その他有価証券評価差額金7,387△7,387--
繰延ヘッジ損益△4747--
土地再評価差額金△157157--
為替換算調整勘定21,510△21,510--
退職給付に係る調整累計額△5,9475,947--
新株予約権309△309--
-23,055△23,145△90C,D,
F,I
その他の資本の構成要素
375,774-△36,773339,002親会社の所有者に帰属する持分合計
非支配株主持分61,316-△41160,906非支配持分
純資産合計437,091-△37,184399,907資本合計
負債純資産合計672,097-△44,136627,961負債及び資本合計

③ 前連結会計年度(2016年12月31日)の資本の調整表
(単位:百万円)

日本基準日本基準1)
表示科目
の組替
2)
認識及び
測定の調整
IFRS注記IFRS
資産の部資産
流動資産流動資産
現金及び預金175,742△37,700-138,043現金及び現金同等物
受取手形及び売掛金88,4842,152-90,637売上債権及びその他の債権
有価証券29△29--
商品及び製品30,792△30,792--
原材料及び貯蔵品25,881△25,881--
仕掛品728△728--
-57,403-57,403棚卸資産
繰延税金資産12,613△12,613--
-38,938-38,938その他の金融資産
その他18,651△4,036-14,615その他の流動資産
貸倒引当金△674674--
流動資産合計352,250△12,614-339,637流動資産合計
固定資産非流動資産
有形固定資産244,325△5,250△2,446236,629G有形固定資産
無形固定資産83,082-△34,48748,595A,J無形資産
投資有価証券23,675△23,675--
繰延税金資産2,84312,614△6,5028,955E繰延税金資産
退職給付に係る資産276△276--
-705-705持分法で会計処理されている投資
-24,84754025,388Cその他の金融資産
その他5,1783,559△548,684その他の非流動資産
貸倒引当金△9090--
固定資産合計359,29012,614△42,949328,955非流動資産合計
資産合計711,541-△42,949668,592資産合計

(単位:百万円)

日本基準日本基準1)
表示科目
の組替
2)
認識及び
測定の調整
IFRS注記IFRS
負債及び純資産の部負債及び資本
流動負債流動負債
支払手形及び買掛金93,25735,948-129,206仕入債務及びその他の債務
短期借入金6,753--6,753社債及び借入金
未払金40,573△40,573--
未払法人税等9,337--9,337未払法人所得税
賞与引当金6,090△6,090--
-65-65その他の金融負債
その他19,98210,4381,17931,600Bその他の流動負債
流動負債合計175,994△2131,179176,962流動負債合計
固定負債非流動負債
転換社債型新株予約権付社債53,441△53,441--
長期借入金12,08453,441△4,33661,190I社債及び借入金
繰延税金負債9,093213△6,4332,873E繰延税金負債
退職給付に係る負債7,648--7,649退職給付に係る負債
-2,391-2,391その他の金融負債
その他3,304△2,3912,2273,141Bその他の非流動負債
固定負債合計85,572213△8,54277,243非流動負債合計
負債合計261,567-△7,362254,205負債合計
株主資本親会社の所有者に帰属する持分
資本金15,992--15,993資本金
資本剰余金5,58650,648△56,235-A資本剰余金
利益剰余金401,388△50,64841,059391,800J利益剰余金
自己株式△53,652--△53,652自己株式
その他有価証券評価差額金7,047△7,047--
繰延ヘッジ損益4△4--
土地再評価差額金△157157--
為替換算調整勘定19,378△19,378--
退職給付に係る調整累計額△8,2868,286--
新株予約権345△345--
-18,333△20,375△2,042C,D,
F,I
その他の資本の構成要素
387,648-△35,551352,098親会社の所有者に帰属する持分合計
非支配株主持分62,325-△3662,289非支配持分
純資産合計449,974-△35,587414,387資本合計
負債純資産合計711,541-△42,949668,592負債及び資本合計

④ 前第1四半期連結累計期間(自 2016年1月1日 至 2016年3月31日)の包括利益の調整表
(単位:百万円)

日本基準日本基準1)
表示科目
の組替
2)
認識及び
測定の調整
IFRS注記IFRS
売上高173,065-△27,095145,971H売上高
売上原価94,077323894,317B,D売上原価
売上総利益78,988△3△27,33251,654売上総利益
販売費及び一般管理費63,949165△27,67636,438A,B,D,H販売費及び一般管理費
-359-359その他の収益
-788△429359その他の費用
-5,515△2455,270金融収益
-6,469576,526金融費用
営業外収益2,203△2,203--
営業外費用7,295△7,295--
特別利益3,670△3,670--
特別損失129△129--
税金等調整前四半期純利益13,488-47113,960税引前四半期利益
法人税等合計4,129-△4213,709E法人所得税費用
四半期純利益9,358-89210,251四半期利益
四半期利益の帰属
非支配株主に帰属する四半期純利益841-△362479非支配持分
親会社株主に帰属する四半期純利益8,517-1,2549,772親会社の所有者

(単位:百万円)

日本基準日本基準1)
表示科目
の組替
2)
認識及び
測定の調整
IFRS注記IFRS
四半期純利益9,358-89210,251四半期利益
その他の包括利益その他の包括利益(税引後)
その他有価証券評価差額金△3,777-12△3,765C売却可能金融資産の公正価値変動
繰延ヘッジ損益△79--△79キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値変動
為替換算調整勘定△15,405-△98△15,504在外営業活動体の為替換算差額
退職給付に係る調整額195-△316△121D退職給付に係る負債(資産)の純額に係る再測定
その他の包括利益合計△19,067-△403△19,470その他の包括利益(税引後)合計額
四半期包括利益△9,708-490△9,219四半期包括利益合計額

⑤ 前連結会計年度(自 2016年1月1日 至 2016年12月31日)の包括利益の調整表
(単位:百万円)

日本基準日本基準1)
表示科目
の組替
2)
認識及び
測定の調整
IFRS注記IFRS
売上高710,965-△106,313604,653H売上高
売上原価376,5102329376,842B,D売上原価
売上総利益334,455△2△106,642227,811売上総利益
販売費及び一般管理費256,178676△108,160148,695A,B,D,H販売費及び一般管理費
-1,855△241,832その他の収益
-6,011△1,7694,242その他の費用
-9,545△9808,565金融収益
-9,1942429,436金融費用
営業外収益6,176△6,176--
営業外費用12,605△12,605--
特別利益5,223△5,223--
特別損失3,277△3,277--
税金等調整前当期純利益73,794-2,04175,835税引前当期利益
法人税等合計25,092-△51524,577E法人所得税費用
当期純利益48,702-2,55651,259当期利益
当期利益の帰属
非支配株主に帰属する当期純利益4,568-△2814,288非支配持分
親会社株主に帰属する当期純利益44,134-2,83746,971親会社の所有者

(単位:百万円)

日本基準日本基準1)
表示科目
の組替
2)
認識及び
測定の調整
IFRS注記IFRS
当期純利益48,702-2,55651,259当期利益
その他の包括利益その他の包括利益(税引後)
その他有価証券評価差額金△4,116-142△3,974C売却可能金融資産の公正価値変動
繰延ヘッジ損益24--25キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値変動
為替換算調整勘定△17,845-△25△17,871在外営業活動体の為替換算差額
退職給付に係る調整額△2,130-△845△2,975D退職給付に係る負債(資産)の純額に係る再測定
その他の包括利益合計△24,068-△727△24,795その他の包括利益(税引後)合計額
包括利益24,634-1,82926,463当期包括利益合計額

⑥ 日本基準とIFRSとの資本に対する調整及び包括利益に対する調整に関する注記
1)表示科目の組替
IFRSの規定に準拠するために表示組替を行っております。主なものは以下のとおりであります。
・日本基準における「現金及び預金」のうち、預入期間が3ヶ月超の定期預金を、IFRSでは「その他の金融資産(流動)」として表示しております。
・日本基準において、区分掲記している「貸倒引当金」及び「その他(流動資産)」に含めている未収入金を、IFRSでは「売上債権及びその他の債権」として表示しております。
・日本基準において、区分掲記している「商品及び製品」、「原材料及び貯蔵品」、「仕掛品」を、IFRSでは「棚卸資産」として一括表示しております。
・日本基準において、流動項目として区分している「繰延税金資産」及び「繰延税金負債」を、IFRSでは非流動項目として表示しております。
・日本基準において、「有形固定資産」として表示している土地の一部を、IFRSでは「その他の非流動資産」として表示しております。
・日本基準において、区分掲記している「未払金」を、IFRSでは「仕入債務及びその他の債務」として表示しております。
・日本基準において、区分掲記している「転換社債型新株予約権付社債」及び「借入金」を、IFRSでは「社債及び借入金」として表示しております。
・日本基準において、区分掲記している「賞与引当金」を、IFRSでは「その他流動負債」として表示しております。
・IFRSでは、「その他の金融資産」及び「その他の金融負債」を区分掲記載しております。
・日本基準において、「営業外収益」、「営業外費用」、「特別利益」及び「特別損失」に表示していた項目につきましては、IFRSでは、財務関連項目を「金融収益」または「金融費用」に、それ以外の項目につきましては、「その他の収益」または「その他の費用」に表示しております。
・IFRSへの調整により資本剰余金残高がマイナスになったことに伴い、「利益剰余金」から「資本剰余金」へ振替を行っております。
2)認識及び測定の調整
A.のれん
日本基準では、のれんは効果が発現すると合理的に見積もられる期間にわたって償却しておりますが、IFRSではのれんの償却をしておらず、毎期減損テストを実施しております。
日本基準では、「企業結合に関する会計基準」(2013年9月13日企業会計基準第21号。以下「企業結合会計基準」という。)を早期適用した2015年12月31日より前に発生した企業結合に係る取得関連費用のうち、対価性が認められるものは資産計上しておりました。
IFRSでは、当社グループは2010年9月1日以降に発生した企業結合に対して、IFRS第3号を遡及適用しており、当該企業結合に直接起因する取引コストは発生時に費用処理しております。
また、子会社に対する持分の追加取得について、企業結合会計基準を早期適用する前の日本基準においては、追加投資額と追加取得持分の差額は、のれんとして計上しておりました。IFRSでは、当該差額は資本剰余金として計上しております。
結果として、のれんがIFRS移行日で43,635百万円、前第1四半期連結会計期間で42,325百万円、前連結会計年度で38,926百万円減少しております。また、販売費及び一般管理費が前第1四半期連結会計期間で1,146百万円、前連結会計年度で4,519百万円減少しております。
B.有給休暇等に係る債務の計上
日本基準では認識されていない未消化の有給休暇や長期従業員給付にかかる債務の見積額を、IFRSではその他の流動負債またはその他の非流動負債として認識しております。
結果として、その他の流動負債がIFRS移行日で1,138百万円、前第1四半期連結会計期間で1,138百万円、前連結会計年度で1,179百万円、その他の非流動負債がIFRS移行日で1,006百万円、前第1四半期連結会計期間で1,006百万円、前連結会計年度で2,227百万円増加しております。
C.非上場株式の評価
日本基準では、取得原価を基礎として評価し、必要に応じて減損処理を行っている非上場株式について、IFRSでは公正価値で評価を行っております。
D.確定給付負債
日本基準では、数理計算上の差異は発生時にその他の包括利益で認識し、従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌年度から純損益で認識しておりますが、IFRSでは数理計算上の差異はその他の包括利益を通じて即時に利益剰余金に振り替えております。
また、日本基準では、過去勤務費用について発生時にその他の包括利益で認識し、従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数による定額法により按分した額を、発生年度から純損益に認識しておりますが、IFRSでは発生時に純損益として認識しております。
結果として、売上原価、販売費及び一般管理費が合計で、前第1四半期連結累計期間に307百万円、前連結会計年度に1,206百万円減少しております。
E.税効果
繰延税金の変動はIFRSへの移行に必要な調整にかかる繰延税金への影響額を表しております。なお、日本基準では、未実現利益の消去に伴う税効果について売却会社の実効税率を用いて計算しておりますが、IFRSでは購入会社の実効税率を用いて計算しております。また、繰延税金資産の回収可能性を、IFRSに基づき検討した結果、繰延税金資産を追加認識しております。
F.在外営業活動体の累積換算差額
当社グループは、前述の初度適用の免除規定を適用し、IFRS移行日現在の在外営業活動体に係る累積換算差額の全額(33,723百万円)を利益剰余金に振り替えております。
G.みなし原価
当社グループは、前述の初度適用の免除規定を適用し、一部の有形固定資産(土地)について、IFRS移行日現在の公正価値をみなし原価として使用しております。公正価値は第三者による鑑定評価等から経営者が適切と判断した方法により評価しており、レベル3に分類しております。
みなし原価を使用した有形固定資産のIFRS移行日における公正価値及び日本基準における帳簿価額はそれぞれ2,870百万円及び5,449百万円であります。
H.売上高
一部のリベート等について、日本基準では販売費及び一般管理費に表示しておりましたが、IFRSでは売上高の控除としております。
結果として、売上高が前第1四半期連結累計期間で27,095百万円、前連結会計年度で106,313百万円減少しております。
I.転換社債型新株予約権付社債
日本基準では社債の対価部分と新株予約権の対価部分を区分しない一括法によっておりますが、IFRSでは複合金融商品として負債要素と資本要素とを区分しております。これにより、日本基準上負債に認識していた社債のうち、新株予約権部分を資本の部に認識しております。
結果として、社債及び借入金がIFRS移行日で5,557百万円、前第1四半期連結会計期間で5,251百万円、前連結会計年度で4,336百万円減少しております。
J.利益剰余金
IFRS適用に伴う利益剰余金への影響は以下のとおりであります。
(単位:百万円)

IFRS移行日
(2016年1月1日)
前第1四半期
連結会計期間
(2016年3月31日)
前連結会計年度
(2016年12月31日)
のれんの償却に関する調整(注記A参照)18,85419,99923,373
在外営業活動体の累積換算差額に関する調整(注記F参照)33,72333,72333,723
未消化の有給休暇等に関する調整(注記B参照)△2,144△2,144△3,407
未実現損益の消去に伴う税効果に関する調整(注記E参照)△202△197△241
確定給付負債に関する調整(注記D参照)△6,024△5,921△7,799
有形固定資産のみなし原価に関する調整(注記G参照)△2,578△2,578△2,578
利益剰余金から資本剰余金への振替△49,074△49,098△50,648
その他△455△576△2,011
利益剰余金調整額合計△7,902△6,793△9,589

上記調整項目は、税効果考慮前の影響額であり、税効果の影響はその他に含めております。
⑦ 前連結会計年度(自 2016年1月1日 至 2016年12月31日)の連結キャッシュ・フロー計算書の調整表
IFRSに基づいて開示される連結キャッシュ・フロー計算書と日本基準に基づいて開示される連結キャッシュ・フロー計算書に重要な差異はありません。

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