有価証券報告書-第16期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/28 13:07
【資料】
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【項目】
159項目
※8 減損損失は次のとおりであります。
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
場所用途種類減損損失額
静岡県駿東郡長泉町
(三島工場第二製造部加工)
紙製造設備建物、機械装置、有形固定資産「その他」72百万円

当社グループは主として管理会計上の製品群を単位としてグルーピングを行い、減損会計を適用しております。また本社・福利厚生施設等のように単独で収益を生まない資産を共用資産とし、将来の使用が見込まれていない資産は遊休資産として個別単位でグルーピングを行っております。
三島工場第二製造部加工は、継続して営業損益がマイナスとなる見込みとなっており、減損の兆候が認められたため当連結会計年度において減損損失を認識するかどうかの判定が行われ、割引前将来キャッシュ・フローの総額が資産の帳簿価額を下回ったことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。三島工場第二製造部加工は使用価値により測定し、将来キャッシュ・フローが見込めないことから、回収可能価額を零として評価しております。使用価値の見積りに用いられる将来キャッシュ・フローは、中期経営計画を基礎としております。
減損損失の内訳は、建物10百万円、機械装置58百万円、有形固定資産「その他」3百万円であります。
なお、当該資産の回収可能価額は、経済的残存使用年数内の使用価値により測定しております。
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
場所用途種類減損損失額
静岡県駿東郡長泉町
(三島工場第二製造部加工)
紙製造設備建物、機械装置、有形固定資産「その他」57百万円
岐阜県岐阜市
(岐阜工場)
紙製造設備土地141百万円
栃木県栃木市紙加工設備土地57百万円

当社グループは主として管理会計上の製品群を単位としてグルーピングを行い、減損会計を適用しております。また本社・福利厚生施設等のように単独で収益を生まない資産を共用資産とし、将来の使用が見込まれていない資産は遊休資産として個別単位でグルーピングを行っております。
特殊素材事業の三島工場第二製造部加工では、デジタル化の進展や競合品との比較優位性の低下等によって需要が大幅に減少していること、また、同事業の岐阜工場では、特に印刷情報メディア用途における需要減少が継続していることに伴い、それぞれ回収可能価額が帳簿価額を下回ったことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。三島工場第二製造部加工の回収可能価額は使用価値により測定しておりますが、将来キャッシュ・フローが見込めないことから、零として評価しております。岐阜工場の回収可能価額は不動産鑑定評価額に基づいて算定した正味売却価額により測定しております。
栃木県栃木市の土地は、生活商品事業の連結子会社の工場における未活部分の売却決定に伴い別グルーピングとなったことにより、当該資産の帳簿価額を売却見込額に基づいて算定した回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。
なお、減損損失の内訳は、建物2百万円、機械装置 48 百万円、有形固定資産「その他」6百万円、土地 198 百万円であります。