有価証券報告書-第51期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/27 10:24
【資料】
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【項目】
66項目
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の
状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、政府が打ち出した経済・金融政策等により企業収益や雇用情勢は緩やかな
回復基調で推移いたしましたが、不安定な海外情勢の動向も懸念され、景気の先行きは不透明な状況で推移いた
しました。
このような状況下において当社は総力を挙げてお客様のニーズに合った製品作りに注力するとともに、原価管
理体制を強化し、販売価格の競争力を高めるよう努めてまいりました。さらには、安定的な収益を確保するため
には販売代理店の確保が重要課題であり、印刷関連の販売代理店はもとより、印刷関連以外のITベンダーやシ
ステムインテグラー等カードに係わる新規販売代理店の開拓に営業活動を推進いたしました。インターネット
(Web)上ではCard Market.jp(サテライトオフィス)により、最新情報やサービスを迅速に解り易く提供
し、また、カードにAR(tARget ARアプリ)を付加したサービスにより既存の販売代理店とのさらなる強
化、今までに無い販売代理店の確保に着手してまいりました。しかしながら、個人消費のマインドの低下や企業
の販売促進費・広告宣伝費がICT分野での費用増加も重なりカード媒体への予算支出に対する今まで以上の慎
重姿勢に加え、安定した受注が見込める地方自治体や流通(小売店)業界での競争が激化し収益性の低い受注の
比率が増加してこともあり、経営環境は厳しい状況で推移いたしました。
この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
(資産)
当事業年度末の流動資産は、現金及び預金が173,387千円増加したこと等により、前事業年度末に比べて
189,223千円増加し1,763,365千円となりました。固定資産は、機械及び装置が22,031千円、投資有価証券が
40,558千円減少したこと等により、前事業年度末に比べて71,835千円減少し1,175,548千円となりました。こ
の結果、資産は前事業年度末に比べて117,387千円増加し2,938,913千円となりました。
(負債)
当事業年度末の流動負債は、支払手形が13,286千円減少しましたが、未払法人税等が28,734千円増加したこ
と等により、前事業年度末に比べて21,734千円増加し309,656千円となりました。固定負債は、長期借入金が
35,849千円増加したこと等により、前事業年度末に比べて48,159千円増加し356,377千円となりました。この
結果、負債は前事業年度末に比べて69,893千円増加し666,033千円となりました。
(純資産)
当事業年度末の純資産は、当期純利益が73,822千円等により、前事業年度末に比べて47,493千円増加し
2,272,880千円となりました。
b.経営成績
当事業年度の業績は売上高が1,166,823千円と49,894千円(前年同期比4.1%減)の減収となり、営業利益では
102,995千円と26,533千円(前年同期比20.5%減)、経常利益では115,080千円と33,785千円(前年同期比22.7%
減)の減益となりましたが、当期純利益では73,822千円と23,111千円(前年同期比45.6%増)の増益となりまし
た。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前当期純利益が106,475千円確保
でき、当事業年度末には1,275,238千円となりました。
また、当事業年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、営業活動による資金の増加は、167,269千円(前年同期比17.0%減)となりました。
これは主に、経常利益が減少したためであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、投資活動による資金の減少は、3,775千円(前年同期は163,470千円の増加)となりまし
た。
これは主に、投資有価証券の売却による収入が減少したためであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、財務活動による資金の増加は、9,892千円(前年同期は31,966千円の減少)となりまし
た。
これは主に、長期借入れによる収入が増加したためであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当事業年度における生産実績をセグメントに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当事業年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
前年同期比(%)
カード製造事業(千円)1,163,58496.3
合計(千円)1,163,58496.3

(注)1.金額は、販売価格であります。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
当事業年度における受注実績をセグメントに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)
カード製造事業1,186,97298.070,111140.3

(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c.販売実績
当事業年度における販売実績をセグメントに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当事業年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
前年同期比(%)
カード製造事業(千円)1,166,82395.9
合計(千円)1,166,82395.9

(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されておりま
す。この財務諸表の作成に当たりまして、採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表
等(1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載のとおりであります。これらの見積りについては合理的
に判断しておりますが、見積りには不確実性を伴い、従いまして、将来生じる実際の結果と異なる可能性があり
ますのでご留意ください。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の当事業年度の経営成績等は、厳しい経営環境の中、売上高・営業利益・経常利益とも前年実績を下回る
結果となっております。競争激化の影響により収益性の低い受注が増加したためであり、高付加価値製品の拡販
を重点課題として取り組みながら販売代理店の確保に努めてまいります。
当社の経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 2.事
業等のリスク」に記載のとおりであります。当社は、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避
及び発生した場合の対応に努める方針であります。
当社の資本の財源及び資金の流動性につきましては、手許流動性が手厚くなっております。今後も財務体質を
強化しつつ、内部留保資金をもって積極的な設備投資と研究開発を行っていきたいと考えております。
経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、当社は数値
的目標を特段定めておりませんが、キャッシュ・フローを重視し、規模を追い求める経営ではなく、堅実な経営
により企業規模を最大化していくことを目標としております。

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