訂正有価証券報告書-第144期(2020/04/01-2021/03/31)
有報資料
当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下の通りであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末(2021年3月31日)現在において当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社の目指すところは、素材と技術によって他の追随できない価値を社会と産業のために生み出し、株主の皆さまのご期待にお応えしていくことです。そのために、世界最高水準の技術や品質の追求とともに生産性の向上に絶え間なく努めながら、世界中の顧客に安定的に製品供給を行い、経済情勢や市況の変化に迅速かつ的確に対応できる経営を進めております。同時に、顧客や産業の課題解決に資する製品を数多く開発していきます。人間社会の持続的な発展とその質の向上を、環境負荷を抑えつつ実現する必要性の高まる今日、効率を極めることが必須です。そのために当社が担い、果たせる役割は大きいと信じています。当社の多くの製品がこうした目的に資するように、そして当社製品が用いられれば用いられるほど産業と人々の暮らしに貢献できるというように取り組み、世界の産業と人々の生活を支えるエッセンシャルサプライヤーとしての役割を果たしていきます。
(2)目標とする経営指標、中長期的な会社の経営戦略
目標とする経営指標は、年次ごとの増収、増益であります。当社の主要製品の中には、市況をはじめとした事業環境の変化の影響を受ける製品があります。短期間で急変する市況の中で各事業の経営を行うためには、外部環境の変化に速やかに対応していくことが必要です。先期において最高益を更新し、それに対して当期は減益を余儀なくされたものの、経常利益で4,000億円台を達成しました。更なる高みを目指して、計画を組み、作業に着手しました。半導体デバイスが戦略物資と見なされるようになり、当社は技術と供給の両面において、適切な対応を図ります。近年、主要国が温室効果ガス排出量の削減目標を設定し、いわゆるカーボンニュートラル(気候中立)の達成に向けて動き出しました。当社の事業には総じて、それ自体が温室効果ガス排出量の削減に役立つものが揃っています。それを拡充し、かつ時代の要請に適合すべく取り組んでいきます。加えて、温室効果ガス排出量の削減に役立つ技術の導入を実施していきます。
(3)経営環境及び優先的に対処すべき課題
新型コロナウイルスの感染の状況は、依然予断を許しません。感染の収束にはまだ時間がかかるでしょうし、感染が収束した後、生活のしかたや経済活動が元に戻る部分と戻らない部分から成ることでしょう。当社は、そのことを新たな成長の機会と捉えます。いわゆるデジタルトランスフォーメーションの目的とするところは、経済の「脱物質化」と捉え、そこに貢献していきます。カーボンニュートラルを実現するための方策として、施行されるであろう炭素税に対する対策と準備を進めます。グローバル化の見直しや変容、米中対立に起因する世界経済のデカップリング(切り離し)が起こり得る情勢下で、それが如何に展開しようと、エッセンシャルサプライヤーとして枢要な役割を継続して果たすべく、機動的に取り組んでいきます。
塩化ビニル事業では、米国のシンテック社で、塩化ビニル樹脂の新工場を予定通り立ち上げ、需要の伸びに応えます。第2期の工事を着実に遂行し、その一方で後続の計画を検討します。
シリコーン事業では、最終製品の生産能力増強を進め、全世界の顧客への供給体制と品揃えの拡充に取り組んでいます。顧客の課題解決に貢献する製品と用途の開発をより一層推し進めます。
機能性化学品事業では、セルロース事業で、日米欧の3拠点から多様な製品群の安定供給を図ります。これまで注力してきました製剤用や産業用に加え、食品用でも需要の広がりに応えていきます。フェロモン製品も適用品種を増やして、農産物収穫向上や森林保護に貢献していきます。ポバール他の新規用途においても拡販を推進します。
半導体シリコン事業では、半導体デバイス市場の短期的な変動はあるものの、長期に亘る成長は確実ゆえ、微細化やその他の要件を支える高品質なシリコンウエハーの安定供給継続のため、適切な手立てを施してまいります。今後とも投資効率を踏まえて顧客需要に応えていきます。
電子・機能材料事業では、希土類磁石事業で、日本とベトナムの2拠点での原料の精製から最終製品までの一貫生産体制を活かし、原料対策を入念に施すとともに、欧米で開始された供給に係る安全保障検討に対応していきます。半導体デバイスパッケージ材料、新種の基板材料や5G対応材料の上市を推し進めます。光ファイバー用プリフォームは、主要国で始まるインフラ投資に由来する需要を取り込みます。合成石英基板では、高品質とサイズ対応の迅速さで需要に応えていきます。フォトレジストでは、引き続き先端品の開発と安定供給を中心に据え、マスクブランクスの先端品でも基板からの一貫生産体制で需要に応えていきます。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末(2021年3月31日)現在において当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社の目指すところは、素材と技術によって他の追随できない価値を社会と産業のために生み出し、株主の皆さまのご期待にお応えしていくことです。そのために、世界最高水準の技術や品質の追求とともに生産性の向上に絶え間なく努めながら、世界中の顧客に安定的に製品供給を行い、経済情勢や市況の変化に迅速かつ的確に対応できる経営を進めております。同時に、顧客や産業の課題解決に資する製品を数多く開発していきます。人間社会の持続的な発展とその質の向上を、環境負荷を抑えつつ実現する必要性の高まる今日、効率を極めることが必須です。そのために当社が担い、果たせる役割は大きいと信じています。当社の多くの製品がこうした目的に資するように、そして当社製品が用いられれば用いられるほど産業と人々の暮らしに貢献できるというように取り組み、世界の産業と人々の生活を支えるエッセンシャルサプライヤーとしての役割を果たしていきます。
(2)目標とする経営指標、中長期的な会社の経営戦略
目標とする経営指標は、年次ごとの増収、増益であります。当社の主要製品の中には、市況をはじめとした事業環境の変化の影響を受ける製品があります。短期間で急変する市況の中で各事業の経営を行うためには、外部環境の変化に速やかに対応していくことが必要です。先期において最高益を更新し、それに対して当期は減益を余儀なくされたものの、経常利益で4,000億円台を達成しました。更なる高みを目指して、計画を組み、作業に着手しました。半導体デバイスが戦略物資と見なされるようになり、当社は技術と供給の両面において、適切な対応を図ります。近年、主要国が温室効果ガス排出量の削減目標を設定し、いわゆるカーボンニュートラル(気候中立)の達成に向けて動き出しました。当社の事業には総じて、それ自体が温室効果ガス排出量の削減に役立つものが揃っています。それを拡充し、かつ時代の要請に適合すべく取り組んでいきます。加えて、温室効果ガス排出量の削減に役立つ技術の導入を実施していきます。
(3)経営環境及び優先的に対処すべき課題
新型コロナウイルスの感染の状況は、依然予断を許しません。感染の収束にはまだ時間がかかるでしょうし、感染が収束した後、生活のしかたや経済活動が元に戻る部分と戻らない部分から成ることでしょう。当社は、そのことを新たな成長の機会と捉えます。いわゆるデジタルトランスフォーメーションの目的とするところは、経済の「脱物質化」と捉え、そこに貢献していきます。カーボンニュートラルを実現するための方策として、施行されるであろう炭素税に対する対策と準備を進めます。グローバル化の見直しや変容、米中対立に起因する世界経済のデカップリング(切り離し)が起こり得る情勢下で、それが如何に展開しようと、エッセンシャルサプライヤーとして枢要な役割を継続して果たすべく、機動的に取り組んでいきます。
塩化ビニル事業では、米国のシンテック社で、塩化ビニル樹脂の新工場を予定通り立ち上げ、需要の伸びに応えます。第2期の工事を着実に遂行し、その一方で後続の計画を検討します。
シリコーン事業では、最終製品の生産能力増強を進め、全世界の顧客への供給体制と品揃えの拡充に取り組んでいます。顧客の課題解決に貢献する製品と用途の開発をより一層推し進めます。
機能性化学品事業では、セルロース事業で、日米欧の3拠点から多様な製品群の安定供給を図ります。これまで注力してきました製剤用や産業用に加え、食品用でも需要の広がりに応えていきます。フェロモン製品も適用品種を増やして、農産物収穫向上や森林保護に貢献していきます。ポバール他の新規用途においても拡販を推進します。
半導体シリコン事業では、半導体デバイス市場の短期的な変動はあるものの、長期に亘る成長は確実ゆえ、微細化やその他の要件を支える高品質なシリコンウエハーの安定供給継続のため、適切な手立てを施してまいります。今後とも投資効率を踏まえて顧客需要に応えていきます。
電子・機能材料事業では、希土類磁石事業で、日本とベトナムの2拠点での原料の精製から最終製品までの一貫生産体制を活かし、原料対策を入念に施すとともに、欧米で開始された供給に係る安全保障検討に対応していきます。半導体デバイスパッケージ材料、新種の基板材料や5G対応材料の上市を推し進めます。光ファイバー用プリフォームは、主要国で始まるインフラ投資に由来する需要を取り込みます。合成石英基板では、高品質とサイズ対応の迅速さで需要に応えていきます。フォトレジストでは、引き続き先端品の開発と安定供給を中心に据え、マスクブランクスの先端品でも基板からの一貫生産体制で需要に応えていきます。