四半期報告書-第86期第3四半期(平成26年10月1日-平成26年12月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、日銀による金融政策や政府による経済政策を背景に、企業収益や雇用環境面の改善により緩やかな回復基調で推移しております。
当社グループを取り巻く事業環境は、当社主力製品と関連の深いデジタル家電分野は依然として本格的な回復には至っていないものの、IT関連機器分野については需要の回復が見られ、また、下期に入り円安や原油価格の値下がりによる交易条件の一部改善もあり、総じて好調に推移しました。
このような状況のもと、当社グループは、収益の改善と向上を図るため、既存コア製品の拡販や、新規製品の開発促進と市場への早期投入に注力するとともに、和歌山工場の合理化を始めとした経営全般にわたるコスト競争力の強化に全力を挙げて取り組んでまいりました。
また、当社の連結子会社であるドイツのハイビス社において建設工事を進めておりました特殊ビスフェノールの第2製造プラントは、2014年9月から商業運転を開始しており、売上高・利益ともに増加いたしました。
その結果、売上高は15,251百万円(前年同四半期比22.4%増)、営業利益は1,960百万円(同37.6%増)、経常利益は1,952百万円(同40.8%増)、四半期純利益は1,078百万円(同33.2%増)と対前年同四半期に比べ大幅な増収増益となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
<化学品>・トリメチルフェノール
クレゾール誘導品の主力製品であるトリメチルフェノールは、家畜用飼料の添加剤に使用されるビタミンEの原料として、主に中国及び欧州向けに輸出されております。
当第3四半期においては、拡販に努めた結果、中国向けの出荷数量が大幅に増加したため、売上高は前年同四半期を大きく上回りました。
・その他のクレゾール誘導品
当第3四半期においては、平成24年の原料メーカーにおける事故の影響により落ち込んだ国内販売の回復を図るため、各誘導品の販売活動を強化し拡販に努めるとともに、輸出についても販路の拡大を積極的に推進いたしました。その結果、ほとんどの誘導品の販売数量が増加したため、売上高は前年同四半期を上回りました。
・ビフェノール
ビフェノールは、パソコン・携帯電話・スマートフォン等のIT関連機器やデジタル家電の電子部品に用いられる耐熱性・精密成形性に優れた液晶ポリマー(LCP)の原料として使用されております。
当第3四半期においては、これまで低迷していたパソコン向けの需要が漸く下げ止まるとともに、好調を続けているスマートフォン向けの需要が拡大したことにより、LCPメーカーへの販売が大幅に復調したため、当第3四半期の売上高は前年同四半期を大きく上回りました。
・ビスフェノールF
ビスフェノールFを使用したエポキシ樹脂は、加工性と金属接着性に特に優れており、ノンハロゲンタイプの難燃性積層板や粉体塗料等の土木・建設材料用途に使用されております。
当第3四半期においては、積層板等の電子分野向けを中心に国内需要が堅調であったものの、輸出が需要の減少により落ち込んだため、売上高は前年同四半期を下回りました。
この結果、化学品セグメントについては、売上高は6,646百万円(前年同四半期比27.2%増)、総売上高に占める割合は43.6%となり、セグメント利益は376百万円(同50.0%増)となりました。
<機能材料>・フォトレジスト材料
フォトレジスト材料は、半導体及び液晶ディスプレー(LCD)の製造過程で使用されております。
フォトレジストの需要先であるIT関連機器やデジタル家電分野の当第3四半期の状況は、薄型テレビやパソコン等の需要が本格的な回復に至らず依然として低迷したものの、スマートフォンやタブレットなどの小型携帯端末の需要が好調であったため、売上高は前年同四半期を上回りました。
・特殊ビスフェノール
特殊ビスフェノールを用いた樹脂は、耐熱性、光学特性に優れているため、特殊ビスフェノールは、特殊ポリカーボネート樹脂(自動車用部品、光学・電子部品用途向け)や特殊エポキシ樹脂(エポキシ封止材・積層板用途向け)の原料として使用されております。
当第3四半期においても、引き続き光学部品向けの特殊ポリカーボネート樹脂原料用を中心に需要が好調に推移したため、売上高は前期を大きく上回りました。
この結果、機能材料セグメントの売上高は、3,319百万円(前年同四半期比38.8%増)、総売上高に占める割合は21.8%となり、セグメント利益は676百万円(同64.4%増)となりました。
<工業材料>・特殊ビスフェノール
自動車部品用途向けの特殊ポリカーボネート樹脂の原料に使用される特殊ビスフェノールは、主に海外生産拠点のハイビス社において製造販売されており、当第3四半期においては、引き続き需要が堅調に推移したため、売上高は前年同四半期を上回りました。
・受託品
受注数量が増加したため、売上高は前年同四半期を上回りました。
この結果、工業材料部門の売上高は、5,159百万円(前年同四半期比9.0%増)、総売上高に占める割合は33.8%となり、セグメント利益は1,371百万円(同11.0%増)となりました。
<その他>販売用役等のその他セグメントの売上高は126百万円(前年同四半期比10.8%増)、総売上高に占める割合は0.8%となり、セグメント利益は24百万円(同18.6%減)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、451百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、日銀による金融政策や政府による経済政策を背景に、企業収益や雇用環境面の改善により緩やかな回復基調で推移しております。
当社グループを取り巻く事業環境は、当社主力製品と関連の深いデジタル家電分野は依然として本格的な回復には至っていないものの、IT関連機器分野については需要の回復が見られ、また、下期に入り円安や原油価格の値下がりによる交易条件の一部改善もあり、総じて好調に推移しました。
このような状況のもと、当社グループは、収益の改善と向上を図るため、既存コア製品の拡販や、新規製品の開発促進と市場への早期投入に注力するとともに、和歌山工場の合理化を始めとした経営全般にわたるコスト競争力の強化に全力を挙げて取り組んでまいりました。
また、当社の連結子会社であるドイツのハイビス社において建設工事を進めておりました特殊ビスフェノールの第2製造プラントは、2014年9月から商業運転を開始しており、売上高・利益ともに増加いたしました。
その結果、売上高は15,251百万円(前年同四半期比22.4%増)、営業利益は1,960百万円(同37.6%増)、経常利益は1,952百万円(同40.8%増)、四半期純利益は1,078百万円(同33.2%増)と対前年同四半期に比べ大幅な増収増益となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
<化学品>・トリメチルフェノール
クレゾール誘導品の主力製品であるトリメチルフェノールは、家畜用飼料の添加剤に使用されるビタミンEの原料として、主に中国及び欧州向けに輸出されております。
当第3四半期においては、拡販に努めた結果、中国向けの出荷数量が大幅に増加したため、売上高は前年同四半期を大きく上回りました。
・その他のクレゾール誘導品
当第3四半期においては、平成24年の原料メーカーにおける事故の影響により落ち込んだ国内販売の回復を図るため、各誘導品の販売活動を強化し拡販に努めるとともに、輸出についても販路の拡大を積極的に推進いたしました。その結果、ほとんどの誘導品の販売数量が増加したため、売上高は前年同四半期を上回りました。
・ビフェノール
ビフェノールは、パソコン・携帯電話・スマートフォン等のIT関連機器やデジタル家電の電子部品に用いられる耐熱性・精密成形性に優れた液晶ポリマー(LCP)の原料として使用されております。
当第3四半期においては、これまで低迷していたパソコン向けの需要が漸く下げ止まるとともに、好調を続けているスマートフォン向けの需要が拡大したことにより、LCPメーカーへの販売が大幅に復調したため、当第3四半期の売上高は前年同四半期を大きく上回りました。
・ビスフェノールF
ビスフェノールFを使用したエポキシ樹脂は、加工性と金属接着性に特に優れており、ノンハロゲンタイプの難燃性積層板や粉体塗料等の土木・建設材料用途に使用されております。
当第3四半期においては、積層板等の電子分野向けを中心に国内需要が堅調であったものの、輸出が需要の減少により落ち込んだため、売上高は前年同四半期を下回りました。
この結果、化学品セグメントについては、売上高は6,646百万円(前年同四半期比27.2%増)、総売上高に占める割合は43.6%となり、セグメント利益は376百万円(同50.0%増)となりました。
<機能材料>・フォトレジスト材料
フォトレジスト材料は、半導体及び液晶ディスプレー(LCD)の製造過程で使用されております。
フォトレジストの需要先であるIT関連機器やデジタル家電分野の当第3四半期の状況は、薄型テレビやパソコン等の需要が本格的な回復に至らず依然として低迷したものの、スマートフォンやタブレットなどの小型携帯端末の需要が好調であったため、売上高は前年同四半期を上回りました。
・特殊ビスフェノール
特殊ビスフェノールを用いた樹脂は、耐熱性、光学特性に優れているため、特殊ビスフェノールは、特殊ポリカーボネート樹脂(自動車用部品、光学・電子部品用途向け)や特殊エポキシ樹脂(エポキシ封止材・積層板用途向け)の原料として使用されております。
当第3四半期においても、引き続き光学部品向けの特殊ポリカーボネート樹脂原料用を中心に需要が好調に推移したため、売上高は前期を大きく上回りました。
この結果、機能材料セグメントの売上高は、3,319百万円(前年同四半期比38.8%増)、総売上高に占める割合は21.8%となり、セグメント利益は676百万円(同64.4%増)となりました。
<工業材料>・特殊ビスフェノール
自動車部品用途向けの特殊ポリカーボネート樹脂の原料に使用される特殊ビスフェノールは、主に海外生産拠点のハイビス社において製造販売されており、当第3四半期においては、引き続き需要が堅調に推移したため、売上高は前年同四半期を上回りました。
・受託品
受注数量が増加したため、売上高は前年同四半期を上回りました。
この結果、工業材料部門の売上高は、5,159百万円(前年同四半期比9.0%増)、総売上高に占める割合は33.8%となり、セグメント利益は1,371百万円(同11.0%増)となりました。
<その他>販売用役等のその他セグメントの売上高は126百万円(前年同四半期比10.8%増)、総売上高に占める割合は0.8%となり、セグメント利益は24百万円(同18.6%減)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、451百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。