訂正有価証券報告書-第85期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(平成26年6月25日)現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、決算日における資産・負債の貸借対照表計上金額並びに当会計期間における収益・費用の損益計算書計上金額に影響する判断、見積りを実施する必要があります。
当社グループの連結財務諸表作成において採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しておりますが、特に次の重要な会計方針が、連結財務諸表作成における重要な見積りの判断に大きな影響を及ぼすと考えております。
① 棚卸資産
正味売却価額をもとに収益性の低下を検討するため、将来、市場価格が下落した場合には、棚卸資産の簿価を切り下げ、売上原価を増加させる可能性があります。
② 固定資産
当社グループは、有形固定資産の簿価について、それが回収できなくなる可能性を示す兆候がある場合には、将来の事業計画等を考慮して、減損損失の認識の判定を行い、必要に応じて回収可能価額まで減損処理を行うこととしております。
将来の市況悪化等により事業計画が修正される場合、減損処理を行う可能性があります。
③ 投資有価証券
当社グループは、その他有価証券のうち、取得価額に比べ時価又は実質価額が著しく下落したものについては、回復可能性があると判断される場合を除き、減損処理を行っております。時価のあるものについては、決算日現在の時価が取得価額の50%以上下落している場合には回復可能性はないものと判断し、30%以上50%未満下落している場合には当該有価証券の発行会社の財政状態及び経営成績を勘案し、回復可能性を判断しております。時価のないものについては、発行会社の純資産額をもとにした1株当たりの実質価値を見積り、50%以上下落した場合、回復可能性があると判断できる場合を除き、減損処理を行っております。
将来、時価の下落又は投資先の財政状態及び経営成績の悪化により、減損損失が発生する可能性があります。
④ 繰延税金資産
当連結会計年度末の繰延税金資産(純額)は、453百万円であります。超過償却・退職給付に係る負債等を原因とする繰延税金資産と、固定資産圧縮積立金等を原因とする繰延税金負債の差引額を計上しております。
繰延税金資産の回収可能性は、主に将来の課税所得の見積もりによるところが大きく、課税所得の予測は将来の市場動向や当社グループの事業活動の状況及びその他の要因により変化いたします。この為、繰延税金資産の回収可能性の変化により、評価性引当額が変動し損益に影響を及ぼす可能性があります。
⑤ 退職給付
従業員退職給付費用および債務は、数理計算上で設定されている前提条件に基づいて算出しております。これらの前提条件には、割引率、将来の昇給率、退職率、死亡率及び年金資産の収益率などが含まれております。実際の結果が前提条件と異なる場合または前提条件が変更された場合、退職給付費用及び債務に影響する可能性があります。
(2)経営成績の分析
当期における経済環境は、新興国での成長鈍化など海外経済の減速化の動きがみられたものの、国内経済は、政府による経済政策や日本銀行の金融緩和政策に対する期待感から円安と株高が進み、企業収益や個人消費の改善がみられ、また平成26年4月からの消費税増税前の駆け込み需要により個人消費が大幅に増加したことから、期全般を通じて回復基調で推移しました。
しかしながら、当社グループは、原材料価格の高騰により収益が圧迫される中で、当社主力製品の需要先であるIT関連機器・デジタル家電分野において薄型テレビやパソコン等の需要が低迷するなど、引き続き厳しい事業環境のもとに置かれることとなりました。
このような状況のもと、当社グループは、収益の改善と向上を図るため、既存コア製品の拡販や新規製品の開発促進と市場への早期投入に注力するとともに、和歌山工場の合理化を始めとした経営全般にわたるコスト競争力の強化に全力を挙げて取り組んでまいりました。
その結果、当社グループの当期の業績は、売上高17,290百万円(前年同期比11.7%増)、営業利益1,756百万円(同142.0%増)、経常利益1,745百万円(同144.5%増)、当期純利益1,004百万円(同191.8%増)となりました。
(3)資本の財源および資金の流動性についての分析
① 財政状態の分析
流動資産は、現金及び預金の増加(1,497百万円)、商品及び製品の増加(828百万円)等により、対前年同期比2,478百万円増加し、12,486百万円となりました。
有形固定資産は、ハイビス社において製造設備の増強等の設備投資を行ったため、対前年同期比2,280百万円増加し、11,439百万円となりました。
この結果資産合計は、対前年同期比4,877百万円増加し、24,739百万円となりました。
負債合計は、買掛金の増加(885百万円)、未払法人税等の増加(412百万円)、長期借入金の増加(1,568百万円)等により、対前年同期比3,339百万円増加し、9,540百万円となりました。
純資産は、利益剰余金の増加(820百万円)、少数株主持分の増加(378百万円)等により、対前年同期比1,538百万円増加し、15,198百万円となりました。
この結果、自己資本比率は54.6%となりました。
② キャッシュ・フローの分析
営業活動によるキャッシュ・フローは、3,171百万円(前年同期比49.5%増)の収入となりました。これは主に税金等調整前当期純利益、減価償却費、棚卸資産の増加、仕入債務の増加等によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、3,259百万円(同19.6%減)の支出となりました。これは主に有形固定資産の取得等によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、1,509百万円(前年同期は135百万円の支出)の収入となりました。これは主に長期借入れによる収入、配当金の支払等によるものであります。
この結果、現金及び現金同等物の当期末残高は、対前年同期比1,497百万円増加し、3,588百万円になりました。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、決算日における資産・負債の貸借対照表計上金額並びに当会計期間における収益・費用の損益計算書計上金額に影響する判断、見積りを実施する必要があります。
当社グループの連結財務諸表作成において採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しておりますが、特に次の重要な会計方針が、連結財務諸表作成における重要な見積りの判断に大きな影響を及ぼすと考えております。
① 棚卸資産
正味売却価額をもとに収益性の低下を検討するため、将来、市場価格が下落した場合には、棚卸資産の簿価を切り下げ、売上原価を増加させる可能性があります。
② 固定資産
当社グループは、有形固定資産の簿価について、それが回収できなくなる可能性を示す兆候がある場合には、将来の事業計画等を考慮して、減損損失の認識の判定を行い、必要に応じて回収可能価額まで減損処理を行うこととしております。
将来の市況悪化等により事業計画が修正される場合、減損処理を行う可能性があります。
③ 投資有価証券
当社グループは、その他有価証券のうち、取得価額に比べ時価又は実質価額が著しく下落したものについては、回復可能性があると判断される場合を除き、減損処理を行っております。時価のあるものについては、決算日現在の時価が取得価額の50%以上下落している場合には回復可能性はないものと判断し、30%以上50%未満下落している場合には当該有価証券の発行会社の財政状態及び経営成績を勘案し、回復可能性を判断しております。時価のないものについては、発行会社の純資産額をもとにした1株当たりの実質価値を見積り、50%以上下落した場合、回復可能性があると判断できる場合を除き、減損処理を行っております。
将来、時価の下落又は投資先の財政状態及び経営成績の悪化により、減損損失が発生する可能性があります。
④ 繰延税金資産
当連結会計年度末の繰延税金資産(純額)は、453百万円であります。超過償却・退職給付に係る負債等を原因とする繰延税金資産と、固定資産圧縮積立金等を原因とする繰延税金負債の差引額を計上しております。
繰延税金資産の回収可能性は、主に将来の課税所得の見積もりによるところが大きく、課税所得の予測は将来の市場動向や当社グループの事業活動の状況及びその他の要因により変化いたします。この為、繰延税金資産の回収可能性の変化により、評価性引当額が変動し損益に影響を及ぼす可能性があります。
⑤ 退職給付
従業員退職給付費用および債務は、数理計算上で設定されている前提条件に基づいて算出しております。これらの前提条件には、割引率、将来の昇給率、退職率、死亡率及び年金資産の収益率などが含まれております。実際の結果が前提条件と異なる場合または前提条件が変更された場合、退職給付費用及び債務に影響する可能性があります。
(2)経営成績の分析
当期における経済環境は、新興国での成長鈍化など海外経済の減速化の動きがみられたものの、国内経済は、政府による経済政策や日本銀行の金融緩和政策に対する期待感から円安と株高が進み、企業収益や個人消費の改善がみられ、また平成26年4月からの消費税増税前の駆け込み需要により個人消費が大幅に増加したことから、期全般を通じて回復基調で推移しました。
しかしながら、当社グループは、原材料価格の高騰により収益が圧迫される中で、当社主力製品の需要先であるIT関連機器・デジタル家電分野において薄型テレビやパソコン等の需要が低迷するなど、引き続き厳しい事業環境のもとに置かれることとなりました。
このような状況のもと、当社グループは、収益の改善と向上を図るため、既存コア製品の拡販や新規製品の開発促進と市場への早期投入に注力するとともに、和歌山工場の合理化を始めとした経営全般にわたるコスト競争力の強化に全力を挙げて取り組んでまいりました。
その結果、当社グループの当期の業績は、売上高17,290百万円(前年同期比11.7%増)、営業利益1,756百万円(同142.0%増)、経常利益1,745百万円(同144.5%増)、当期純利益1,004百万円(同191.8%増)となりました。
(3)資本の財源および資金の流動性についての分析
① 財政状態の分析
流動資産は、現金及び預金の増加(1,497百万円)、商品及び製品の増加(828百万円)等により、対前年同期比2,478百万円増加し、12,486百万円となりました。
有形固定資産は、ハイビス社において製造設備の増強等の設備投資を行ったため、対前年同期比2,280百万円増加し、11,439百万円となりました。
この結果資産合計は、対前年同期比4,877百万円増加し、24,739百万円となりました。
負債合計は、買掛金の増加(885百万円)、未払法人税等の増加(412百万円)、長期借入金の増加(1,568百万円)等により、対前年同期比3,339百万円増加し、9,540百万円となりました。
純資産は、利益剰余金の増加(820百万円)、少数株主持分の増加(378百万円)等により、対前年同期比1,538百万円増加し、15,198百万円となりました。
この結果、自己資本比率は54.6%となりました。
② キャッシュ・フローの分析
営業活動によるキャッシュ・フローは、3,171百万円(前年同期比49.5%増)の収入となりました。これは主に税金等調整前当期純利益、減価償却費、棚卸資産の増加、仕入債務の増加等によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、3,259百万円(同19.6%減)の支出となりました。これは主に有形固定資産の取得等によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、1,509百万円(前年同期は135百万円の支出)の収入となりました。これは主に長期借入れによる収入、配当金の支払等によるものであります。
この結果、現金及び現金同等物の当期末残高は、対前年同期比1,497百万円増加し、3,588百万円になりました。