四半期報告書-第70期第1四半期(平成27年4月1日-平成27年6月30日)

【提出】
2015/08/11 10:51
【資料】
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【項目】
25項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、経済政策や円安を背景として、輸出企業を中心に収益が改善し、雇用・所得環境も上向くなど、景気は緩やかに回復基調で推移したものの、円安や消費税増税による物価上昇等の影響から実質賃金が伸び悩むなど、消費動向は依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような環境のもと、当社グループは、環境対応型塗料や高機能性塗料の充実に注力し、自動車補修用塗料の販路拡大を図るとともに、大型車両や工業用などの新規市場開拓や建築用塗料の受注増加に取り組みました。
その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は、19億19百万円(前年同四半期比1.7%減少)となりました。また、収益面におきましては、営業利益は1億10百万円(前年同四半期比41.3%減少)、経常利益は1億42百万円(前年同四半期比35.2%減少)、親会社株主に帰属する四半期純利益は85百万円(前年同四半期比38.1%減少)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①塗料事業
売上高は18億94百万円(前年同四半期比1.7%減少)、営業利益は1億円(前年同四半期比43.8%減少)であります。
②その他
売上高は26百万円(前年同四半期比0.4%増加)、営業利益は10百万円(前年同四半期比2.3%増加)であります。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の財政状態は、前連結会計年度末と比較して、資産は1億11百万円減少、負債は1億76百万円減少、純資産は64百万円増加しました。
資産の増加の主なものは、長期預金8億円、有価証券2億円、投資有価証券1億40百万円、商品及び製品1億15百万円、減少の主なものは現金及び預金11億77百万円、受取手形及び売掛金1億18百万円であります。
負債の減少の主なものは、未払法人税等1億41百万円であります。
また、純資産の増加の主なものは、利益剰余金38百万円となっております。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題については、重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、32百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究活動の状況に重要な変更はありません。