四半期報告書-第10期第3四半期(平成26年10月1日-平成26年12月31日)
有報資料
(1)業績の状況
[連結経営成績]
<連結業績(コアベース)>当社は、会社の経常的な収益性を示す指標としてコアベースでの業績を開示しています。当該コアベースの業績は、フルベース業績から当社が定める非経常的な項目を調整項目として除外したものです。調整項目には、減損損失、有形固定資産売却損益、リストラクチャリング費用、災害による損失、訴訟等による多額の賠償又は和解費用などのほか、会社が除外すべきと判断する項目が含まれます。
当第3四半期連結累計期間の連結業績(コアベース)は以下の通り、売上高は増収、営業利益、四半期純利益は増益となりました。
[連結業績(コアベース)] (単位:百万円、端数四捨五入)
(注)当社は、2014年4月1日を効力発生日として普通株式1株につき5株の割合で株式分割を実施しました。1株当たりコア四半期純利益につきましては、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、当該株式分割後の発行済株式数(自己株式を除く)により算定しています。
<売上高>連結売上高は9,528億円(対前年同四半期連結累計期間比9.7%増)となりました。
・新製品の前立腺がん治療剤XTANDI/イクスタンジのほか、ベシケアとベタニス/ミラベトリック/ベットミガを合わせた過活動膀胱治療剤の売上が拡大しました。このほか、免疫抑制剤プログラフなどの売上が増加しました。
(地域別売上高の状況)
※地域別売上高については売上元会社の所在地に基づき集計しています。
◇日本
日本の売上高は3,886億円(同5.3%減)となりました。このうち、日本市場での売上高は3,753億円(同6.0%減)となりました。2014年4月に実施された薬価改定や後発医薬品の影響などにより、前年同四半期連結累計期間に比べ減収となりました。
・ベタニスのほか、成人関節リウマチ治療剤シムジアや前立腺がん治療剤ゴナックスなどの新製品が伸長しました。また、2014年4月に発売した選択的SGLT2阻害剤スーグラ、同年5月に発売したイクスタンジが売上に寄与しました。
・一方、高コレステロール血症治療剤リピトールや統合失調症治療剤セロクエル、入眠剤マイスリー、消化性潰瘍・胃炎治療剤ガスター、前立腺肥大症の排尿障害改善剤ハルナールなどの売上は、薬価改定や後発医薬品の影響などにより減少しました。
・また、2014年4月に実施された消費税の増税前後の一時的な需給変動の影響などにより、消炎鎮痛剤セレコックス、成人気管支喘息治療剤シムビコート、骨粗鬆症治療剤ボノテオなどの売上が減少しました。
◇米州
米州の売上高は2,683億円(同23.5%増)となりました。なお、現地通貨ベースでの売上高は、2,511百万ドル(同14.9%増)となりました。
・XTANDIのほか、ベシケアとミラベトリックを合わせた過活動膀胱治療剤の売上が拡大しました。
・また、プログラフの売上や抗がん剤タルセバの収入などが増加しました。
◇欧州
欧州(中東・アフリカを含む)の売上高は2,433億円(同23.1%増)となりました。なお、現地通貨ベースでの売上高は1,734百万ユーロ(同16.1%増)となりました。
・XTANDI、ベシケアとベットミガを合わせた過活動膀胱治療剤のほか、プログラフ、キャンディン系抗真菌剤マイカミンなどの売上が伸長しました。
◇アジア・オセアニア
アジア・オセアニアの売上高は525億円(同21.6%増)となりました。
・プログラフ、ハルナール、ベシケアなどの売上が拡大し、増収となりました。
<コア営業利益/コア四半期純利益>・売上高の増加に加えて、売上原価率が低下したことから、売上総利益は前年同四半期連結累計期間に比べ14.1%増加し、6,933億円となりました。なお、売上原価率は、製品構成の変化などにより、前年同四半期連結累計期間に比べ2.8ポイント低下し、27.2%となりました。
・販売費及び一般管理費は、為替の影響に加え、XTANDIの米国での共同販促費用の増加などにより、3,172億円(同12.1%増)となりました。
・研究開発費は、為替の影響に加え、開発プロジェクトの進展に伴う費用の増加などにより、1,480億円(同6.8%増)となりました。対売上高研究開発費比率は、前年同四半期連結累計期間に比べ0.4ポイント低下し、15.5%となりました。
・無形資産償却費は、280億円(同4.3%増)となりました。
以上の結果、コア営業利益は2,002億円(同24.7%増)となりました。
コア四半期純利益は1,403億円(同24.6%増)となりました。また、1株当たりコア四半期純利益は63.42円(同26.8%増)となりました。
<連結業績(フルベース)>当第3四半期連結累計期間の連結業績(フルベース)は、下表の通り、売上高は増収、営業利益、税引前四半期利益、四半期純利益は増益となりました。
コアベースの実績からは除外される、その他の無形資産の減損損失、為替差損、リストラクチャリング費用、並びに訴訟関係費用など、426億円(前年同四半期連結累計期間は485億円)を「その他の費用」として計上しました。
[連結業績(フルベース)] (単位:百万円、端数四捨五入)
(注)当社は、2014年4月1日を効力発生日として普通株式1株につき5株の割合で株式分割を実施しました。1株当たり四半期純利益につきましては、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、当該株式分割後の発行済株式数(自己株式を除く)により算定しています。
[セグメント情報]
当社グループは、医薬品事業の単一セグメントのため、セグメント情報の記載を省略しています。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は以下の通りとなりました。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>営業活動によるキャッシュ・フローは、1,546億円(対前年同四半期連結累計期間比92億円減)となりました。
・法人所得税の支払額が495億円(同231億円支出増)となりました。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>投資活動によるキャッシュ・フローは、△483億円(同124億円支出増)となりました。
・有形固定資産の取得による支出124億円、無形資産の取得による支出411億円の一方で、有形固定資産の売却による収入53億円などがありました。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>財務活動によるキャッシュ・フローは、△927億円(同36億円支出増)となりました。
・配当金の支払額は621億円(同35億円支出増)となりました。また、自己株式の取得による支出300億円などがありました。
以上の結果、当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、4,380億円(対前連結会計年度末比466億円増)となりました。
(3)研究開発活動
当社グループは、有効な薬剤が存在せず治療満足度の低い疾患領域で、革新的で有用な新薬を継続的かつ早期に創出することにより、中長期にわたる持続的な成長を目指しています。このため新薬創出力の強化を最重点事項として積極的に取り組んでいます。当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は1,480億円となりました。
[連結経営成績]
<連結業績(コアベース)>当社は、会社の経常的な収益性を示す指標としてコアベースでの業績を開示しています。当該コアベースの業績は、フルベース業績から当社が定める非経常的な項目を調整項目として除外したものです。調整項目には、減損損失、有形固定資産売却損益、リストラクチャリング費用、災害による損失、訴訟等による多額の賠償又は和解費用などのほか、会社が除外すべきと判断する項目が含まれます。
当第3四半期連結累計期間の連結業績(コアベース)は以下の通り、売上高は増収、営業利益、四半期純利益は増益となりました。
[連結業績(コアベース)] (単位:百万円、端数四捨五入)
| 前第3四半期 連結累計期間 | 当第3四半期 連結累計期間 | 増減額 (増減率) | |
| 売上高 | 868,263 | 952,772 | 84,509 (9.7%) |
| コア営業利益 | 160,581 | 200,193 | 39,613 (24.7%) |
| コア四半期純利益 | 112,583 | 140,285 | 27,701 (24.6%) |
| 1株当たり コア四半期純利益(円) | 50.00 | 63.42 | 13.42 (26.8%) |
(注)当社は、2014年4月1日を効力発生日として普通株式1株につき5株の割合で株式分割を実施しました。1株当たりコア四半期純利益につきましては、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、当該株式分割後の発行済株式数(自己株式を除く)により算定しています。
<売上高>連結売上高は9,528億円(対前年同四半期連結累計期間比9.7%増)となりました。
・新製品の前立腺がん治療剤XTANDI/イクスタンジのほか、ベシケアとベタニス/ミラベトリック/ベットミガを合わせた過活動膀胱治療剤の売上が拡大しました。このほか、免疫抑制剤プログラフなどの売上が増加しました。
(地域別売上高の状況)
※地域別売上高については売上元会社の所在地に基づき集計しています。
◇日本
日本の売上高は3,886億円(同5.3%減)となりました。このうち、日本市場での売上高は3,753億円(同6.0%減)となりました。2014年4月に実施された薬価改定や後発医薬品の影響などにより、前年同四半期連結累計期間に比べ減収となりました。
・ベタニスのほか、成人関節リウマチ治療剤シムジアや前立腺がん治療剤ゴナックスなどの新製品が伸長しました。また、2014年4月に発売した選択的SGLT2阻害剤スーグラ、同年5月に発売したイクスタンジが売上に寄与しました。
・一方、高コレステロール血症治療剤リピトールや統合失調症治療剤セロクエル、入眠剤マイスリー、消化性潰瘍・胃炎治療剤ガスター、前立腺肥大症の排尿障害改善剤ハルナールなどの売上は、薬価改定や後発医薬品の影響などにより減少しました。
・また、2014年4月に実施された消費税の増税前後の一時的な需給変動の影響などにより、消炎鎮痛剤セレコックス、成人気管支喘息治療剤シムビコート、骨粗鬆症治療剤ボノテオなどの売上が減少しました。
◇米州
米州の売上高は2,683億円(同23.5%増)となりました。なお、現地通貨ベースでの売上高は、2,511百万ドル(同14.9%増)となりました。
・XTANDIのほか、ベシケアとミラベトリックを合わせた過活動膀胱治療剤の売上が拡大しました。
・また、プログラフの売上や抗がん剤タルセバの収入などが増加しました。
◇欧州
欧州(中東・アフリカを含む)の売上高は2,433億円(同23.1%増)となりました。なお、現地通貨ベースでの売上高は1,734百万ユーロ(同16.1%増)となりました。
・XTANDI、ベシケアとベットミガを合わせた過活動膀胱治療剤のほか、プログラフ、キャンディン系抗真菌剤マイカミンなどの売上が伸長しました。
◇アジア・オセアニア
アジア・オセアニアの売上高は525億円(同21.6%増)となりました。
・プログラフ、ハルナール、ベシケアなどの売上が拡大し、増収となりました。
<コア営業利益/コア四半期純利益>・売上高の増加に加えて、売上原価率が低下したことから、売上総利益は前年同四半期連結累計期間に比べ14.1%増加し、6,933億円となりました。なお、売上原価率は、製品構成の変化などにより、前年同四半期連結累計期間に比べ2.8ポイント低下し、27.2%となりました。
・販売費及び一般管理費は、為替の影響に加え、XTANDIの米国での共同販促費用の増加などにより、3,172億円(同12.1%増)となりました。
・研究開発費は、為替の影響に加え、開発プロジェクトの進展に伴う費用の増加などにより、1,480億円(同6.8%増)となりました。対売上高研究開発費比率は、前年同四半期連結累計期間に比べ0.4ポイント低下し、15.5%となりました。
・無形資産償却費は、280億円(同4.3%増)となりました。
以上の結果、コア営業利益は2,002億円(同24.7%増)となりました。
コア四半期純利益は1,403億円(同24.6%増)となりました。また、1株当たりコア四半期純利益は63.42円(同26.8%増)となりました。
<連結業績(フルベース)>当第3四半期連結累計期間の連結業績(フルベース)は、下表の通り、売上高は増収、営業利益、税引前四半期利益、四半期純利益は増益となりました。
コアベースの実績からは除外される、その他の無形資産の減損損失、為替差損、リストラクチャリング費用、並びに訴訟関係費用など、426億円(前年同四半期連結累計期間は485億円)を「その他の費用」として計上しました。
[連結業績(フルベース)] (単位:百万円、端数四捨五入)
| 前第3四半期 連結累計期間 | 当第3四半期 連結累計期間 | 増減額 (増減率) | |
| 売上高 | 868,263 | 952,772 | 84,509 (9.7%) |
| 営業利益 | 112,875 | 161,680 | 48,805 (43.2%) |
| 税引前四半期利益 | 115,437 | 161,617 | 46,181 (40.0%) |
| 四半期純利益 | 83,456 | 114,744 | 31,288 (37.5%) |
| 1株当たり 四半期純利益(円) | 37.06 | 51.87 | 14.81 (39.9%) |
| 四半期包括利益 | 191,747 | 197,624 | 5,877 (3.1%) |
(注)当社は、2014年4月1日を効力発生日として普通株式1株につき5株の割合で株式分割を実施しました。1株当たり四半期純利益につきましては、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、当該株式分割後の発行済株式数(自己株式を除く)により算定しています。
[セグメント情報]
当社グループは、医薬品事業の単一セグメントのため、セグメント情報の記載を省略しています。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は以下の通りとなりました。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>営業活動によるキャッシュ・フローは、1,546億円(対前年同四半期連結累計期間比92億円減)となりました。
・法人所得税の支払額が495億円(同231億円支出増)となりました。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>投資活動によるキャッシュ・フローは、△483億円(同124億円支出増)となりました。
・有形固定資産の取得による支出124億円、無形資産の取得による支出411億円の一方で、有形固定資産の売却による収入53億円などがありました。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>財務活動によるキャッシュ・フローは、△927億円(同36億円支出増)となりました。
・配当金の支払額は621億円(同35億円支出増)となりました。また、自己株式の取得による支出300億円などがありました。
以上の結果、当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、4,380億円(対前連結会計年度末比466億円増)となりました。
(3)研究開発活動
当社グループは、有効な薬剤が存在せず治療満足度の低い疾患領域で、革新的で有用な新薬を継続的かつ早期に創出することにより、中長期にわたる持続的な成長を目指しています。このため新薬創出力の強化を最重点事項として積極的に取り組んでいます。当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は1,480億円となりました。