四半期報告書-第11期第1四半期(平成27年4月1日-平成27年6月30日)
有報資料
(1)業績の状況
[連結経営成績]
<連結業績(コアベース)>当第1四半期連結累計期間の連結業績(コアベース)は、以下のとおり、売上高は増収、コア営業利益は増益、コア四半期純利益は減益となりました。
当社は、会社の経常的な収益性を示す指標としてコアベースの業績を開示しています。当該コアベースの業績は、フルベースの業績から当社が定める非経常的な項目を調整項目として除外したものです。調整項目には、減損損失、有形固定資産売却損益、リストラクチャリング費用、災害による損失、訴訟等による多額の賠償又は和解費用などのほか、会社が除外すべきと判断する項目が含まれます。
売上高
連結売上高は3,437億円(対前年同四半期連結累計期間比16.4%増)となりました。
・新製品の前立腺がん治療剤XTANDI/イクスタンジのほか、ベシケアとベタニス/ミラベトリック/ベットミガを合わせた過活動膀胱治療剤の売上が拡大しました。このほか、免疫抑制剤プログラフなどの売上が増加しました。
(地域別売上高の状況)
※地域別売上高については売上元会社の所在地に基づき集計しています。
◇日本
日本の売上高は1,256億円(同11.3%増)となりました。このうち、日本市場での売上高は1,222億円(同12.1%増)となりました。
・ベシケア、ベタニス、消炎鎮痛剤セレコックス、成人気管支喘息治療剤シムビコート、高血圧症治療剤ミカルディス、骨粗鬆症治療剤ボノテオなどの売上が拡大しました。
・また、イクスタンジなどの新製品が増収に寄与しました。
・一方、高コレステロール血症治療剤リピトールや消化性潰瘍・胃炎治療剤ガスターなどの売上は、後発医薬品の影響などにより減少しました。
◇米州
米州の売上高は1,148億円(同36.9%増)となりました。なお、現地通貨ベースでの売上高は946百万ドル(同15.2%増)となりました。
・XTANDIのほか、ベシケアとミラベトリックを合わせた過活動膀胱治療剤の売上が拡大しました。
・一方、プログラフの売上や抗がん剤タルセバの収入などが減少しました。
◇EMEA(欧州・中東・アフリカ)
EMEAの売上高は817億円(同0.8%減)となりました。なお、現地通貨ベースでの売上高は609百万ユーロ(同3.5%増)となりました。
・XTANDI、ベシケアとベットミガを合わせた過活動膀胱治療剤のほか、プログラフなどの売上が伸長しました。
◇アジア・オセアニア
アジア・オセアニアの売上高は215億円(同34.0%増)となりました。
・プログラフ、ハルナールなどの売上が拡大し、増収となりました。
・また、XTANDIが増収に寄与しました。
コア営業利益/コア四半期純利益
・売上高が増加したことから、売上総利益は前年同四半期連結累計期間に比べ15.7%増加し、2,536億円となりました。なお、売上原価率は、グループ間取引における未実現利益消去に伴う為替の影響などにより前年同四半期連結累計期間に比べ0.5ポイント上昇し、26.2%となりました。
・販売費及び一般管理費は、XTANDIの米国での共同販促費用の増加に加え、為替の影響などもあり、1,187億円(同22.4%増)となりました。
・研究開発費は、開発プロジェクトの進展に伴う費用の増加に加え、為替の影響などもあり、560億円(同17.5%増)となりました。対売上高研究開発費比率は、前年同四半期連結累計期間に比べ0.1ポイント上昇し、16.3%となりました。
・無形資産償却費は、109億円(同22.8%増)となりました。
以上の結果、コア営業利益は678億円(同2.8%増)となりました。
欧米販売子会社の在庫に係る未実現利益の一時的な変動による税効果の影響などにより、法人税等の負担率が前年同四半期連結累計期間に比べ上昇したことから、コア四半期純利益は450億円(同3.0%減)となりました。また、基本的1株当たりコア四半期純利益は20.57円(同1.6%減)となりました。
<連結業績(フルベース)>当第1四半期連結累計期間の連結業績(フルベース)は、以下のとおり、売上高は増収、営業利益、税引前四半期利益、四半期純利益は増益となりました。
コアベースの実績では除外される、有形固定資産の減損損失など72億円を「その他の費用」に、また、売却可能金融資産の売却益55億円を「金融収益」に計上しました。なお、「その他の費用」、売却可能金融資産の売却益の前年同四半期連結累計期間はそれぞれ181億円、9億円でした。
[セグメント情報]
当社グループは、医薬品事業の単一セグメントのため、セグメント情報の記載を省略しています。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は、以下のとおりとなりました。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>営業活動によるキャッシュ・フローは、296億円(対前年同四半期連結累計期間比310億円減)となりました。
・法人所得税の支払額が259億円となりました。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>投資活動によるキャッシュ・フローは、△82億円(同39億円支出減)となりました。
・有形固定資産の取得による支出92億円、無形資産の取得による支出59億円の一方で、売却可能金融資産の売却による収入79億円などがありました。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>財務活動によるキャッシュ・フローは、△562億円(同52億円支出減)となりました。
・配当金の支払額は351億円となりました。また、自己株式の取得による支出209億円などがありました。
以上の結果、当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、3,715億円(対前連結会計年度末比249億円減)となりました。
(3)研究開発活動
当社グループは、有効な薬剤が存在せず治療満足度の低い疾患領域で、革新的で有用な新薬を継続的かつ早期に創出することにより、中長期にわたる持続的な成長を目指しています。このため新薬創出力の強化を最重点事項として積極的に取り組んでいます。当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は560億円となりました。
[連結経営成績]
<連結業績(コアベース)>当第1四半期連結累計期間の連結業績(コアベース)は、以下のとおり、売上高は増収、コア営業利益は増益、コア四半期純利益は減益となりました。
| [連結業績(コアベース)] | (単位:百万円) | ||
| 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 増減額 (増減率) | |
| 売上高 | 295,157 | 343,659 | 48,502 (16.4%) |
| コア営業利益 | 65,976 | 67,820 | 1,843 (2.8%) |
| コア四半期純利益 | 46,409 | 45,031 | △1,378 (△3.0%) |
| 基本的1株当たり コア四半期純利益(円) | 20.90 | 20.57 | △0.33 (△1.6%) |
当社は、会社の経常的な収益性を示す指標としてコアベースの業績を開示しています。当該コアベースの業績は、フルベースの業績から当社が定める非経常的な項目を調整項目として除外したものです。調整項目には、減損損失、有形固定資産売却損益、リストラクチャリング費用、災害による損失、訴訟等による多額の賠償又は和解費用などのほか、会社が除外すべきと判断する項目が含まれます。
売上高
連結売上高は3,437億円(対前年同四半期連結累計期間比16.4%増)となりました。
・新製品の前立腺がん治療剤XTANDI/イクスタンジのほか、ベシケアとベタニス/ミラベトリック/ベットミガを合わせた過活動膀胱治療剤の売上が拡大しました。このほか、免疫抑制剤プログラフなどの売上が増加しました。
(地域別売上高の状況)
※地域別売上高については売上元会社の所在地に基づき集計しています。
◇日本
日本の売上高は1,256億円(同11.3%増)となりました。このうち、日本市場での売上高は1,222億円(同12.1%増)となりました。
・ベシケア、ベタニス、消炎鎮痛剤セレコックス、成人気管支喘息治療剤シムビコート、高血圧症治療剤ミカルディス、骨粗鬆症治療剤ボノテオなどの売上が拡大しました。
・また、イクスタンジなどの新製品が増収に寄与しました。
・一方、高コレステロール血症治療剤リピトールや消化性潰瘍・胃炎治療剤ガスターなどの売上は、後発医薬品の影響などにより減少しました。
◇米州
米州の売上高は1,148億円(同36.9%増)となりました。なお、現地通貨ベースでの売上高は946百万ドル(同15.2%増)となりました。
・XTANDIのほか、ベシケアとミラベトリックを合わせた過活動膀胱治療剤の売上が拡大しました。
・一方、プログラフの売上や抗がん剤タルセバの収入などが減少しました。
◇EMEA(欧州・中東・アフリカ)
EMEAの売上高は817億円(同0.8%減)となりました。なお、現地通貨ベースでの売上高は609百万ユーロ(同3.5%増)となりました。
・XTANDI、ベシケアとベットミガを合わせた過活動膀胱治療剤のほか、プログラフなどの売上が伸長しました。
◇アジア・オセアニア
アジア・オセアニアの売上高は215億円(同34.0%増)となりました。
・プログラフ、ハルナールなどの売上が拡大し、増収となりました。
・また、XTANDIが増収に寄与しました。
コア営業利益/コア四半期純利益
・売上高が増加したことから、売上総利益は前年同四半期連結累計期間に比べ15.7%増加し、2,536億円となりました。なお、売上原価率は、グループ間取引における未実現利益消去に伴う為替の影響などにより前年同四半期連結累計期間に比べ0.5ポイント上昇し、26.2%となりました。
・販売費及び一般管理費は、XTANDIの米国での共同販促費用の増加に加え、為替の影響などもあり、1,187億円(同22.4%増)となりました。
・研究開発費は、開発プロジェクトの進展に伴う費用の増加に加え、為替の影響などもあり、560億円(同17.5%増)となりました。対売上高研究開発費比率は、前年同四半期連結累計期間に比べ0.1ポイント上昇し、16.3%となりました。
・無形資産償却費は、109億円(同22.8%増)となりました。
以上の結果、コア営業利益は678億円(同2.8%増)となりました。
欧米販売子会社の在庫に係る未実現利益の一時的な変動による税効果の影響などにより、法人税等の負担率が前年同四半期連結累計期間に比べ上昇したことから、コア四半期純利益は450億円(同3.0%減)となりました。また、基本的1株当たりコア四半期純利益は20.57円(同1.6%減)となりました。
<連結業績(フルベース)>当第1四半期連結累計期間の連結業績(フルベース)は、以下のとおり、売上高は増収、営業利益、税引前四半期利益、四半期純利益は増益となりました。
コアベースの実績では除外される、有形固定資産の減損損失など72億円を「その他の費用」に、また、売却可能金融資産の売却益55億円を「金融収益」に計上しました。なお、「その他の費用」、売却可能金融資産の売却益の前年同四半期連結累計期間はそれぞれ181億円、9億円でした。
| [連結業績(フルベース)] | (単位:百万円) | ||
| 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 増減額 (増減率) | |
| 売上高 | 295,157 | 343,659 | 48,502 (16.4%) |
| 営業利益 | 50,565 | 61,911 | 11,346 (22.4%) |
| 税引前四半期利益 | 50,278 | 67,664 | 17,386 (34.6%) |
| 四半期純利益 | 35,861 | 44,622 | 8,760 (24.4%) |
| 基本的1株当たり 四半期純利益(円) | 16.15 | 20.38 | 4.23 (26.2%) |
| 四半期包括利益 | 22,519 | 71,834 | 49,315 (219.0%) |
[セグメント情報]
当社グループは、医薬品事業の単一セグメントのため、セグメント情報の記載を省略しています。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は、以下のとおりとなりました。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>営業活動によるキャッシュ・フローは、296億円(対前年同四半期連結累計期間比310億円減)となりました。
・法人所得税の支払額が259億円となりました。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>投資活動によるキャッシュ・フローは、△82億円(同39億円支出減)となりました。
・有形固定資産の取得による支出92億円、無形資産の取得による支出59億円の一方で、売却可能金融資産の売却による収入79億円などがありました。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>財務活動によるキャッシュ・フローは、△562億円(同52億円支出減)となりました。
・配当金の支払額は351億円となりました。また、自己株式の取得による支出209億円などがありました。
以上の結果、当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、3,715億円(対前連結会計年度末比249億円減)となりました。
(3)研究開発活動
当社グループは、有効な薬剤が存在せず治療満足度の低い疾患領域で、革新的で有用な新薬を継続的かつ早期に創出することにより、中長期にわたる持続的な成長を目指しています。このため新薬創出力の強化を最重点事項として積極的に取り組んでいます。当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は560億円となりました。