有価証券報告書-第16期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
16.のれん
取得原価及び減損損失累計額の増減
のれんの取得原価及び減損損失累計額の増減は次のとおりです。
(注) 前連結会計年度の「企業結合」による増加は、オーデンテス セラピューティクス Inc.等を買収したことによるものです。企業結合の内容は、注記「33.企業結合」をご参照ください。
のれんの減損テスト
当社グループは、継続的なグローバル経営体制強化の取り組みを通じて、ほぼ全ての部門が地域軸ではなく機能軸でマネジメントされる組織体制を構築しています。地域軸でマネジメントされるコマーシャル部門においても、全ての地域で製品ポートフォリオの主要な部分を占めるがん領域の製品などについては、グローバルで一貫した製品戦略を立案・推進する体制を整えています。2010年におけるOSI ファーマシューティカルズ Inc.の買収は、獲得した製品による米州事業での業績への寄与に加え、当社グループにおけるがん領域のグローバル事業基盤の構築とその拡大に大きく貢献しました。同社買収に伴い認識されたのれんは米州事業資金生成単位に配分されていましたが、当連結会計年度を最終年度とする「経営計画2018」の期間において、獲得した製品の独占販売期間が満了したこと、グローバル経営体制の強化が一層進展したことを踏まえ、当連結会計年度において、当該のれんの配分を医薬品事業全体資金生成単位グループに変更しました。
資金生成単位又は資金生成単位グループに配分されたのれんの帳簿価額は次のとおりです。
(注) 1.前連結会計年度の「米州事業」は、OSI ファーマシューティカルズ Inc.の買収に伴い認識したのれんが配分されています。
2.前連結会計年度の「医薬品事業全体」は、主にオーデンテス セラピューティクス Inc.等の買収に伴い認識したのれんが配分されています。
3.当連結会計年度の「医薬品事業全体」は、主にOSI ファーマシューティカルズ Inc.及びオーデンテス セラピューティクス Inc.等の買収に伴い認識したのれんが配分されています。
減損テストにあたり、回収可能価額は3年間の将来予測を基礎とした使用価値により算定し、算定には規制当局からの販売承認取得の可能性、販売予測、割引率、成長率等の仮定を使用しています。割引率は、加重平均資本コストを基礎として算定しており、使用価値の算定に使用した割引率は次のとおりです。
3年の将来予測期間を超える継続価値の算定においては、資金生成単位又は資金生成単位グループの属する国、産業の状況を勘案して決定した成長率が加味されており、使用価値の算定に使用した成長率は次のとおりです。
使用価値は当該資金生成単位又は資金生成単位グループの帳簿価額を十分に上回っており、使用価値の算定に用いた主要な仮定が合理的な範囲で変動したとしても使用価値が帳簿価額を下回る可能性は低いと考えています。
取得原価及び減損損失累計額の増減
のれんの取得原価及び減損損失累計額の増減は次のとおりです。
| (単位:百万円) | |||
| 取得原価 | 減損損失累計額 | 帳簿価額 | |
| 2019年4月1日の残高 | 225,864 | - | 225,864 |
| 企業結合 | 57,031 | - | 57,031 |
| 為替換算調整 | △4,642 | - | △4,642 |
| 2020年3月31日の残高 | 278,253 | - | 278,253 |
| 為替換算調整 | 5,758 | - | 5,758 |
| 2021年3月31日の残高 | 284,011 | - | 284,011 |
(注) 前連結会計年度の「企業結合」による増加は、オーデンテス セラピューティクス Inc.等を買収したことによるものです。企業結合の内容は、注記「33.企業結合」をご参照ください。
のれんの減損テスト
当社グループは、継続的なグローバル経営体制強化の取り組みを通じて、ほぼ全ての部門が地域軸ではなく機能軸でマネジメントされる組織体制を構築しています。地域軸でマネジメントされるコマーシャル部門においても、全ての地域で製品ポートフォリオの主要な部分を占めるがん領域の製品などについては、グローバルで一貫した製品戦略を立案・推進する体制を整えています。2010年におけるOSI ファーマシューティカルズ Inc.の買収は、獲得した製品による米州事業での業績への寄与に加え、当社グループにおけるがん領域のグローバル事業基盤の構築とその拡大に大きく貢献しました。同社買収に伴い認識されたのれんは米州事業資金生成単位に配分されていましたが、当連結会計年度を最終年度とする「経営計画2018」の期間において、獲得した製品の独占販売期間が満了したこと、グローバル経営体制の強化が一層進展したことを踏まえ、当連結会計年度において、当該のれんの配分を医薬品事業全体資金生成単位グループに変更しました。
資金生成単位又は資金生成単位グループに配分されたのれんの帳簿価額は次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (2020年3月31日) | 当連結会計年度 (2021年3月31日) | |
| 米州事業 | 116,402 | - |
| 医薬品事業全体 | 161,851 | 284,011 |
| 合計 | 278,253 | 284,011 |
(注) 1.前連結会計年度の「米州事業」は、OSI ファーマシューティカルズ Inc.の買収に伴い認識したのれんが配分されています。
2.前連結会計年度の「医薬品事業全体」は、主にオーデンテス セラピューティクス Inc.等の買収に伴い認識したのれんが配分されています。
3.当連結会計年度の「医薬品事業全体」は、主にOSI ファーマシューティカルズ Inc.及びオーデンテス セラピューティクス Inc.等の買収に伴い認識したのれんが配分されています。
減損テストにあたり、回収可能価額は3年間の将来予測を基礎とした使用価値により算定し、算定には規制当局からの販売承認取得の可能性、販売予測、割引率、成長率等の仮定を使用しています。割引率は、加重平均資本コストを基礎として算定しており、使用価値の算定に使用した割引率は次のとおりです。
| 前連結会計年度 (2020年3月31日) | 当連結会計年度 (2021年3月31日) | ||
| 割引率 (税引後) | 米州事業 | 8.0% | - |
| 医薬品事業全体 | 6.0% | 6.0% | |
| 割引率 (税引前) | 米州事業 | 10.4% | - |
| 医薬品事業全体 | 7.6% | 7.5% | |
3年の将来予測期間を超える継続価値の算定においては、資金生成単位又は資金生成単位グループの属する国、産業の状況を勘案して決定した成長率が加味されており、使用価値の算定に使用した成長率は次のとおりです。
| 前連結会計年度 (2020年3月31日) | 当連結会計年度 (2021年3月31日) | ||
| 成長率 | 米州事業 | 2.0% | - |
| 医薬品事業全体 | 1.0% | 1.0% | |
使用価値は当該資金生成単位又は資金生成単位グループの帳簿価額を十分に上回っており、使用価値の算定に用いた主要な仮定が合理的な範囲で変動したとしても使用価値が帳簿価額を下回る可能性は低いと考えています。