訂正有価証券報告書-第204期(2023/04/01-2024/03/31)
35.共同開発及び共同販売
当社グループは、当社グループの開発品及び製品について、提携企業との間で共同開発及び共同販売契約を締結しています。
(1) Pfizer社との共同開発・共同販売
2020年12月26日、Myovant社はPfizer社と、米国及びカナダにおけるがん領域及び婦人科領域におけるレルゴリクスの共同開発及び共同販売に関する契約を締結しました。
本契約に基づき、レルゴリクス単剤及びレルゴリクス配合剤(以下「配合剤」)の売上収益はMyovant社が計上し、利益及び開発・販売に要する特定の費用を両社で折半します。
本契約締結の対価として、Myovant社はPfizer社より、契約一時金として650百万米ドル(67,353百万円)及び配合剤の米国承認時マイルストン200百万米ドル(24,179百万円)を受領しました。さらに、今後、レルゴリクスの前立腺がんに係る売上収益と子宮筋腫及び子宮内膜症に係る売上収益のそれぞれが2,500百万ドルに達するまで段階的に支払われる販売マイルストンを加え、総額で最大4,200百万米ドル(621,187百万円)を受け取る可能性があります。
本提携以降、当社グループは、レルゴリクスの販売に係る売上収益及び売上原価を計上しています。また、当社グループで発生したレルゴリクスの販売費及び一般管理費、研究開発費に加え、利益の折半のために当社グループがPfizer社に支払う費用は、その性質に応じて、売上原価、販売費及び一般管理費、研究開発費に計上しています。
前連結会計年度において配合剤の子宮内膜症を適応症とした米国承認時マイルストン達成により100百万米ドル(13,304百万円)を受領しており、その他の負債に計上し、共同開発活動に対する対価として上記契約一時金に含めて収益を認識しています。
(2) 大塚製薬株式会社との共同開発・共同販売
2021年9月30日、当社及びSunovion Pharmaceuticals Inc.(現:Sumitomo Pharma America, Inc.、以下「Sunovion社」)は大塚製薬株式会社(以下「大塚製薬」)と、当社とSunovion社が精神神経領域で開発中の4 つの新規化合物(SEP-363856(ウロタロント)、SEP-4199、SEP-378614、SEP-380135、以下「4化合物」)について全世界を対象とした共同開発及び販売に関するライセンス契約を締結し、大塚製薬より、契約一時金として270百万米ドル(30,227百万円)を受領しました。
その後、開発優先品目の見直しを図り、がん領域及び再生・細胞医薬事業の開発プログラムを最優先に注力することを目的として、2024年3月15日、当社及びSMPA社(「Sunovion社」から商号変更)は、大塚製薬との間で本契約を改定しました。
契約改定の主な内容は、以下のとおりです。
・当社グループは、対象としていた4化合物のうちSEP-4199及びSEP-378614をライセンス契約の許諾対象から外し、SMPA社は大塚製薬に対し、ウロタロント及びSEP-380135の全適応症について、全世界における開発、製造および販売を独占的に行う権利を許諾しました。
・SMPA社は、ウロタロント及びSEP-380135の開発に応じたマイルストンとして最大30百万米ドル(4,540百万円)及び売上に応じたロイヤルティを大塚製薬から受け取る可能性があります。
・契約改定に係る契約一時金は発生せず、一部試験を除き、当社グループ及び大塚製薬が実施している試験の2024年1月以降の費用は大塚製薬が全額負担します。
当社グループは、当社グループの開発品及び製品について、提携企業との間で共同開発及び共同販売契約を締結しています。
(1) Pfizer社との共同開発・共同販売
2020年12月26日、Myovant社はPfizer社と、米国及びカナダにおけるがん領域及び婦人科領域におけるレルゴリクスの共同開発及び共同販売に関する契約を締結しました。
本契約に基づき、レルゴリクス単剤及びレルゴリクス配合剤(以下「配合剤」)の売上収益はMyovant社が計上し、利益及び開発・販売に要する特定の費用を両社で折半します。
本契約締結の対価として、Myovant社はPfizer社より、契約一時金として650百万米ドル(67,353百万円)及び配合剤の米国承認時マイルストン200百万米ドル(24,179百万円)を受領しました。さらに、今後、レルゴリクスの前立腺がんに係る売上収益と子宮筋腫及び子宮内膜症に係る売上収益のそれぞれが2,500百万ドルに達するまで段階的に支払われる販売マイルストンを加え、総額で最大4,200百万米ドル(621,187百万円)を受け取る可能性があります。
本提携以降、当社グループは、レルゴリクスの販売に係る売上収益及び売上原価を計上しています。また、当社グループで発生したレルゴリクスの販売費及び一般管理費、研究開発費に加え、利益の折半のために当社グループがPfizer社に支払う費用は、その性質に応じて、売上原価、販売費及び一般管理費、研究開発費に計上しています。
前連結会計年度において配合剤の子宮内膜症を適応症とした米国承認時マイルストン達成により100百万米ドル(13,304百万円)を受領しており、その他の負債に計上し、共同開発活動に対する対価として上記契約一時金に含めて収益を認識しています。
(2) 大塚製薬株式会社との共同開発・共同販売
2021年9月30日、当社及びSunovion Pharmaceuticals Inc.(現:Sumitomo Pharma America, Inc.、以下「Sunovion社」)は大塚製薬株式会社(以下「大塚製薬」)と、当社とSunovion社が精神神経領域で開発中の4 つの新規化合物(SEP-363856(ウロタロント)、SEP-4199、SEP-378614、SEP-380135、以下「4化合物」)について全世界を対象とした共同開発及び販売に関するライセンス契約を締結し、大塚製薬より、契約一時金として270百万米ドル(30,227百万円)を受領しました。
その後、開発優先品目の見直しを図り、がん領域及び再生・細胞医薬事業の開発プログラムを最優先に注力することを目的として、2024年3月15日、当社及びSMPA社(「Sunovion社」から商号変更)は、大塚製薬との間で本契約を改定しました。
契約改定の主な内容は、以下のとおりです。
・当社グループは、対象としていた4化合物のうちSEP-4199及びSEP-378614をライセンス契約の許諾対象から外し、SMPA社は大塚製薬に対し、ウロタロント及びSEP-380135の全適応症について、全世界における開発、製造および販売を独占的に行う権利を許諾しました。
・SMPA社は、ウロタロント及びSEP-380135の開発に応じたマイルストンとして最大30百万米ドル(4,540百万円)及び売上に応じたロイヤルティを大塚製薬から受け取る可能性があります。
・契約改定に係る契約一時金は発生せず、一部試験を除き、当社グループ及び大塚製薬が実施している試験の2024年1月以降の費用は大塚製薬が全額負担します。