四半期報告書-第8期第1四半期(平成26年4月1日-平成26年6月30日)
有報資料
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間(平成26年4月1日~6月30日)の連結業績は以下のとおりとなりました。
(単位:百万円)
① 売上高
売上高は前年同期比△9.0%、93億円減収の945億円となりました。
(単位:百万円)
医薬品事業は、前年同期比△8.7%、89億円減収の944億円となりました。
・国内医療用医薬品は、本年4月の薬価改定や後発品の影響拡大などにより、前年同期比12.4%減収の775億円となりました。
・医薬品その他は、ノバルティス社に導出した多発性硬化症治療剤「ジレニア」に加えて、ヤンセンファーマシューティカルズ社に導出した2型糖尿病治療剤「インヴォカナ」のロイヤリティ収入の増加などにより、前年同期比20.6%増収の103億円となりました。
② 営業利益
営業利益は前年同期比△15.7%、25億円減益の136億円となりました。
・薬価改定の影響などから、売上総利益は前年同期比50億円減益の553億円となりました。
なお、売上原価率は、薬価改定の影響がありましたが、ロイヤリティ収入の増加や売上製品構成の変化などにより、前年同期比0.5ポイント低下しております。
・販売費及び一般管理費は、研究開発費が減少したことに加え、退職給付費用の減少により人件費が減少したことなどにより、前年同期比24億円減少し、416億円となりました。
③ 経常利益・四半期純利益
経常利益は前年同期比△14.6%、24億円減益の145億円、四半期純利益は前年同期比△7.9%、8億円減益の95億円となりました。
・関係会社株式売却益で5億円の特別利益が発生し、投資有価証券評価損などで2億円の特別損失が発生しました。
④ 四半期包括利益
少数株主損益調整前四半期純利益が92億円、その他の包括利益が△21億円発生し、四半期包括利益は70億円となりました。なお、親会社株主に係る四半期包括利益は79億円であります。
(2)財政状態の状況
(単位:百万円)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は8,663億円となり、前期末比201億円減少しました。前期末と比較した貸借対照表上の主な変動要因は以下のとおりです。
・流動資産は、前期末比46億円増加し、5,451億円となりました。現金及び預金などが減少しましたが、たな卸資産、受取手形及び売掛金などが増加しました。
・固定資産は、前期末比247億円減少し、3,212億円となりました。主に改正退職給付会計基準等の適用に伴う期首調整により退職給付に係る資産が減少しました。
・負債は、前期末比81億円減少し、1,004億円となりました。支払手形及び買掛金などが増加しましたが、未払法人税等、賞与引当金などが減少しました。
・純資産は、前期末比119億円減少し7,658億円となりました。四半期純利益が95億円計上されましたが、配当金支払△112億円、改正退職給付会計基準等の適用に伴う期首調整△83億円により利益剰余金が99億円減少しました。自己資本比率は87.1%(前期末86.4%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
(単位:百万円)
当第1四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローは253億円の支出となり、当第1四半期連結累計期間末の現金及び現金同等物は596億円となりました。
・営業活動によるキャッシュ・フローは51億円の収入となりました。主な収入要因は、税金等調整前四半期純利益148億円などがあり、主な支出要因は、法人税等の支払額95億円などがありました。
・投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得などにより182億円の支出となりました。
・財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金支払いなどにより119億円の支出となりました。
(4)事業上および財務上の対処すべき課題
当社は、「事業・構造改革の加速化」の一環として、製造拠点の集約および再編を進めてきましたが、当社の連結子会社である田辺三菱製薬工場株式会社が保有する鹿島工場を平成27年4月1日付け(予定)で沢井製薬株式会社へ譲渡することについて、平成26年6月30日に同社との間で基本合意書を締結しました。
当社は、今後とも製造拠点の集約および再編を着実に進めることにより、グローバルレベルの新薬供給体制の整備を進めるとともに、環境変化に強い柔軟で効率的な生産体制を構築してまいります。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費は163億円となり、売上高に対する比率は17.3%となりました。なお、当第1四半期連結累計期間は医薬品事業における研究開発費のみであり、その他の事業における研究開発費はありません。当第1四半期連結累計期間の主な臨床開発活動の進捗状況は、以下のとおりです。
承認申請
・平成26年5月、「タリオン」の小児適応追加について、国内で申請しました。
臨床試験の開始
・平成26年4月、「トリビック」の百日せきジフテリア破傷風感染予防の2期接種について、阪大微生物病研究会と共同でフェーズ3試験を国内で開始しました。
・平成26年5月、MT-2301(Hibワクチン)のフェーズ2試験を国内で開始しました。
また、「カナグル」について、ヤンセンファーマシューティカルズ社が実施する糖尿病性腎症の国際共同治験に参画しました。
導出品の状況
・カナグリフロジンとメトホルミン(即放性)の合剤(製品名:VOKANAMET)について、導出先のヤンセンファーマシューティカルズ社が平成26年4月に欧州において承認を取得しました。
・MP-513(テネリグリプチン)の2型糖尿病について、導出先のハンドク社が平成26年4月に韓国において承認を取得しました。
なお、平成26年7月、TA-7284(カナグリフロジン、製品名:カナグル)の2型糖尿病について、国内で承認を取得しました。
(6)主要な設備
新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第1四半期連結累計期間に著しい変動があった設備は、次のとおりであります。
新設
売却等
(注)1 上記金額には消費税等は含まれておりません。
2 帳簿価額のうち「その他」は、工具器具備品および無形固定資産の合計であり、建設仮勘定は含んで
おりません。
当第1四半期連結累計期間(平成26年4月1日~6月30日)の連結業績は以下のとおりとなりました。
(単位:百万円)
| 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 増減 | 増減率 | |
| 売上高 | 103,922 | 94,559 | △9,363 | △9.0% |
| 売上原価 | 43,530 | 39,192 | △4,338 | △10.0% |
| 売上原価率 | 41.9% | 41.4% | ||
| 売上総利益 | 60,392 | 55,367 | △5,025 | △8.3% |
| 販売費及び 一般管理費 | 44,152 | 41,684 | △2,468 | △5.6% |
| 営業利益 | 16,240 | 13,683 | △2,557 | △15.7% |
| 営業外損益 | 821 | 879 | +58 | |
| 経常利益 | 17,061 | 14,562 | △2,499 | △14.6% |
| 特別損益 | - | 328 | +328 | |
| 四半期純利益 | 10,410 | 9,587 | △823 | △7.9% |
① 売上高
売上高は前年同期比△9.0%、93億円減収の945億円となりました。
(単位:百万円)
| 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 増減 | 増減率 | |
| 医薬品事業 | 103,426 | 94,434 | △8,992 | △8.7% |
| 国内医療用医薬品 | 88,543 | 77,535 | △11,008 | △12.4% |
| 海外医療用医薬品 | 5,124 | 5,288 | +164 | +3.2% |
| 一般用医薬品 | 1,139 | 1,215 | +76 | +6.7% |
| 医薬品その他 | 8,620 | 10,396 | +1,776 | +20.6% |
| その他 | 496 | 125 | △371 | △74.8% |
医薬品事業は、前年同期比△8.7%、89億円減収の944億円となりました。
・国内医療用医薬品は、本年4月の薬価改定や後発品の影響拡大などにより、前年同期比12.4%減収の775億円となりました。
・医薬品その他は、ノバルティス社に導出した多発性硬化症治療剤「ジレニア」に加えて、ヤンセンファーマシューティカルズ社に導出した2型糖尿病治療剤「インヴォカナ」のロイヤリティ収入の増加などにより、前年同期比20.6%増収の103億円となりました。
② 営業利益
営業利益は前年同期比△15.7%、25億円減益の136億円となりました。
・薬価改定の影響などから、売上総利益は前年同期比50億円減益の553億円となりました。
なお、売上原価率は、薬価改定の影響がありましたが、ロイヤリティ収入の増加や売上製品構成の変化などにより、前年同期比0.5ポイント低下しております。
・販売費及び一般管理費は、研究開発費が減少したことに加え、退職給付費用の減少により人件費が減少したことなどにより、前年同期比24億円減少し、416億円となりました。
③ 経常利益・四半期純利益
経常利益は前年同期比△14.6%、24億円減益の145億円、四半期純利益は前年同期比△7.9%、8億円減益の95億円となりました。
・関係会社株式売却益で5億円の特別利益が発生し、投資有価証券評価損などで2億円の特別損失が発生しました。
④ 四半期包括利益
少数株主損益調整前四半期純利益が92億円、その他の包括利益が△21億円発生し、四半期包括利益は70億円となりました。なお、親会社株主に係る四半期包括利益は79億円であります。
(2)財政状態の状況
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末 (平成26年3月末) | 当第1四半期 連結会計期間末 (平成26年6月末) | 増減 | |
| 流動資産 | 540,492 | 545,128 | +4,636 |
| 固定資産 | 345,984 | 321,248 | △24,736 |
| 資産合計 | 886,476 | 866,376 | △20,100 |
| 負債 | 108,639 | 100,481 | △8,158 |
| 純資産 | 777,837 | 765,895 | △11,942 |
| 負債純資産合計 | 886,476 | 866,376 | △20,100 |
当第1四半期連結会計期間末における総資産は8,663億円となり、前期末比201億円減少しました。前期末と比較した貸借対照表上の主な変動要因は以下のとおりです。
・流動資産は、前期末比46億円増加し、5,451億円となりました。現金及び預金などが減少しましたが、たな卸資産、受取手形及び売掛金などが増加しました。
・固定資産は、前期末比247億円減少し、3,212億円となりました。主に改正退職給付会計基準等の適用に伴う期首調整により退職給付に係る資産が減少しました。
・負債は、前期末比81億円減少し、1,004億円となりました。支払手形及び買掛金などが増加しましたが、未払法人税等、賞与引当金などが減少しました。
・純資産は、前期末比119億円減少し7,658億円となりました。四半期純利益が95億円計上されましたが、配当金支払△112億円、改正退職給付会計基準等の適用に伴う期首調整△83億円により利益剰余金が99億円減少しました。自己資本比率は87.1%(前期末86.4%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
(単位:百万円)
| 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 増減 | ||
| 営業キャッシュ・フロー | △2,418 | 5,144 | +7,562 | |
| 投資キャッシュ・フロー | 9,812 | △18,230 | △28,042 | |
| 財務キャッシュ・フロー | △11,281 | △11,934 | △653 | |
| 現金・現金同等物増減額 | △3,201 | △25,352 | △22,151 | |
| 現金・現金同等物期首残高 | 58,745 | 84,957 | +26,212 | |
| 現金・現金同等物期末残高 | 55,544 | 59,605 | +4,061 | |
当第1四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローは253億円の支出となり、当第1四半期連結累計期間末の現金及び現金同等物は596億円となりました。
・営業活動によるキャッシュ・フローは51億円の収入となりました。主な収入要因は、税金等調整前四半期純利益148億円などがあり、主な支出要因は、法人税等の支払額95億円などがありました。
・投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得などにより182億円の支出となりました。
・財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金支払いなどにより119億円の支出となりました。
(4)事業上および財務上の対処すべき課題
当社は、「事業・構造改革の加速化」の一環として、製造拠点の集約および再編を進めてきましたが、当社の連結子会社である田辺三菱製薬工場株式会社が保有する鹿島工場を平成27年4月1日付け(予定)で沢井製薬株式会社へ譲渡することについて、平成26年6月30日に同社との間で基本合意書を締結しました。
当社は、今後とも製造拠点の集約および再編を着実に進めることにより、グローバルレベルの新薬供給体制の整備を進めるとともに、環境変化に強い柔軟で効率的な生産体制を構築してまいります。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費は163億円となり、売上高に対する比率は17.3%となりました。なお、当第1四半期連結累計期間は医薬品事業における研究開発費のみであり、その他の事業における研究開発費はありません。当第1四半期連結累計期間の主な臨床開発活動の進捗状況は、以下のとおりです。
承認申請
・平成26年5月、「タリオン」の小児適応追加について、国内で申請しました。
臨床試験の開始
・平成26年4月、「トリビック」の百日せきジフテリア破傷風感染予防の2期接種について、阪大微生物病研究会と共同でフェーズ3試験を国内で開始しました。
・平成26年5月、MT-2301(Hibワクチン)のフェーズ2試験を国内で開始しました。
また、「カナグル」について、ヤンセンファーマシューティカルズ社が実施する糖尿病性腎症の国際共同治験に参画しました。
導出品の状況
・カナグリフロジンとメトホルミン(即放性)の合剤(製品名:VOKANAMET)について、導出先のヤンセンファーマシューティカルズ社が平成26年4月に欧州において承認を取得しました。
・MP-513(テネリグリプチン)の2型糖尿病について、導出先のハンドク社が平成26年4月に韓国において承認を取得しました。
なお、平成26年7月、TA-7284(カナグリフロジン、製品名:カナグル)の2型糖尿病について、国内で承認を取得しました。
(6)主要な設備
新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第1四半期連結累計期間に著しい変動があった設備は、次のとおりであります。
新設
| 会社名 | 事業所名 (所在地) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 投資予定額(百万円) | 資金調達 方法 | 着手年月 | 完了予定 年月 | 完成後の 増加能力 | |
| 総額 | 既支払額 | ||||||||
| 田辺三菱製薬工場㈱ | 小野田工場 (山口県 山陽小野田市) | 医薬品 | 注射剤 再編工事 | 1,780 | 160 | 自己資金 | 平成26年 5月 | 平成28年 8月 | - |
売却等
| 会社名 | 事業所名 (所在地) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 帳簿価額(百万円) | 譲渡 年月 | ||||
| 建物及び 構築物 | 機械装置 及び運搬具 | 土地 (面積 千㎡) | その他 | 合計 | |||||
| 田辺三菱製薬工場㈱ | 足利工場 (栃木県足利市) | 医薬品 | 製造設備 | 1,119 | 889 | 292 (98.9) | 286 | 2,586 | 平成26年 4月 |
(注)1 上記金額には消費税等は含まれておりません。
2 帳簿価額のうち「その他」は、工具器具備品および無形固定資産の合計であり、建設仮勘定は含んで
おりません。