有価証券報告書-第108期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/19 15:43
【資料】
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注記事項-退職給付、連結財務諸表(IFRS)

33. 退職後給付
当社及び一部の連結子会社は、退職後給付制度として、確定給付制度及び確定拠出制度を採用しています。
当社は、確定給付制度として、確定給付企業年金制度及び退職一時金制度を採用しています。また、確定拠出制度として、確定拠出年金制度を採用しています。
一部の国内連結子会社は、確定給付制度として、確定給付企業年金制度及び退職一時金制度を採用しています。
(1) 確定給付制度
① 確定給付制度債務
(a) 確定給付制度債務の増減
各連結会計年度における確定給付制度債務の現在価値の増減内容は、次のとおりです。
(単位:百万円)

当連結会計年度
(自 2019年4月 1日
至 2020年3月31日)
前連結会計年度
(自 2018年4月 1日
至 2019年3月31日)
期首残高101,369105,255
勤務費用3,1713,242
利息費用578709
再測定
財務上の仮定の変更△7771,445
実績修正261369
過去勤務費用-65
給付支給額(注1)△7,793△9,754
売却目的で保有する資産に直接関連する負債への振替(注2)-△168
その他△108206
期末残高96,700101,369

(注1) 当連結会計年度及び前連結会計年度の給付支給額には、当社における希望退職者への退職一時金支給額が含まれています。
(注2) 前連結会計年度における売却目的保有への振替については、「注記31.売却目的で保有する資産及び売却目的で保有する資産に直接関連する負債」に記載しています。
(b) 当社の確定給付制度債務
当連結会計年度において、当社の確定給付制度債務は、当社グループの確定給付制度債務の90.9%を占めています。
当社の確定給付制度においては、従業員の在職期間中の資格等級、勤続年数及び年齢に応じて付与された累積ポイントに基づいて給付額を算定し、当該給付額を退職一時金及び年金として給付しています。当社の確定給付制度においては、数理計算上の仮定を使用しています。数理計算上の主なリスクは、割引率及び死亡率等の変動リスクです。
確定給付制度債務の算定のために、当社が使用した主要な数理計算上の仮定は、次のとおりです。
当連結会計年度末
(2020年3月31日)
前連結会計年度末
(2019年3月31日)
割引率(%) (注1)0.60.6
平均余命年数(年) (注2)21.621.5

(注1) 割引率が0.5%低下し、その他の数理計算上の仮定に変動がない場合、当連結会計年度末における確定給付制度債務は6,825百万円増加(前連結会計年度末は6,432百万円増加)します。
(注2) 平均余命年数は、各連結会計年度末時点で65歳の人の平均余命年数です。
また、当社の確定給付制度債務における加重平均デュレーションは次のとおりです。
当連結会計年度末
(2020年3月31日)
前連結会計年度末
(2019年3月31日)
加重平均デュレーション(年)14.614.7

② 制度資産
(a) 制度資産の増減
各連結会計年度における制度資産の公正価値の増減内容は、次のとおりです。
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 2019年4月 1日
至 2020年3月31日)
前連結会計年度
(自 2018年4月 1日
至 2019年3月31日)
期首残高103,976103,910
利息収益632736
再測定
制度資産に係る収益△4,713686
給付支給額△4,374△3,843
事業主による拠出額(注1)3,0762,477
その他△13711
期末残高98,461103,976

(注1) 当社グループは、2020年4月から2021年3月までの期間において、3,002百万円を掛金として制度資産に拠出する予定です。
(b) 制度資産の公正価値
各連結会計年度における制度資産の公正価値の内訳は、次のとおりです。
(単位:百万円)

当連結会計年度末
(2020年3月31日)
前連結会計年度末
(2019年3月31日)
株式
活発な市場での市場価格があるもの54,61759,404
活発な市場での市場価格がないもの--
小計54,61759,404
債券
活発な市場での市場価格があるもの20,19421,532
活発な市場での市場価格がないもの--
小計20,19421,532
一般勘定
活発な市場での市場価格があるもの--
活発な市場での市場価格がないもの14,28514,713
小計14,28514,713
その他
活発な市場での市場価格があるもの--
活発な市場での市場価格がないもの9,3658,327
小計9,3658,327
合計98,461103,976

(c) 当社の制度資産
当連結会計年度において、当社の制度資産は、企業年金基金が運用する制度資産及び退職給付信託であり、それらは当社グループの制度資産の95.1%を占めています。
当社の企業年金基金における制度資産の運用は、確定給付制度債務の支払を将来にわたり確実に行うため、安全かつ効率的な資産運用により、制度を維持するに足りるだけの運用収益率を中長期的に上回ることを目的としています。そのため、許容されるリスクの程度について十分な検証を行い、そのリスクの範囲内で最適な資産構成割合を定め、多様な投資対象に分散投資を行っています。制度資産の運用状況は、四半期ごとにモニタリングされ、必要に応じて資産配分の見直し等を実施しています。
当社の企業年金基金は、将来にわたり財政の均衡を保つことができるように、5年ごとに事業年度末日を基準日として掛金の額を再計算しています。また、企業年金基金の毎事業年度の決算において財政検証により積立金の過不足を検証し、不足が生じる場合には掛金率の見直し等を実施しています。なお、当連結会計年度より、将来の基金財政悪化に備えるため、リスク対応掛金の拠出を開始し、基金財政を均衡状態とすることで安定的な運営を可能にしています。
③ 確定給付制度に係る負債及び資産
各連結会計年度における確定給付制度に係る負債及び資産の内訳は、次のとおりです。
(単位:百万円)
当連結会計年度末
(2020年3月31日)
前連結会計年度末
(2019年3月31日)
確定給付制度債務の現在価値96,700101,369
制度資産の公正価値98,461103,976
確定給付制度債務(純額)の期末残高△1,761△2,608
退職後給付に係る負債(注1)8,5295,517
退職後給付に係る資産(注2)10,2908,124
退職後給付に係る負債(純額)の期末残高△1,761△2,608

(注1) 退職後給付に係る負債はその他の負債(非流動負債)に含めています。
(注2) 退職後給付に係る資産はその他の資産(非流動資産)に含めています。
④ 退職後給付費用の内訳
各連結会計年度における損益で認識した退職後給付費用の内訳は、次のとおりです。
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 2019年4月 1日
至 2020年3月31日)
前連結会計年度
(自 2018年4月 1日
至 2019年3月31日)
勤務費用(注1)3,1713,242
過去勤務費用-65
確定給付制度に係る利息損益(注2)△55△27
損益で認識した退職後給付費用3,1163,281

(注1) 勤務費用は、売上原価、販売費及び一般管理費、研究開発費に含めています。
(注2) 確定給付制度に係る利息損益は、金融収益及び金融費用に含めています。
(2) 確定拠出制度
当連結会計年度において、当社グループが確定拠出制度に係る費用として計上した金額は、2,639百万円(前連結会計年度は2,518百万円)です。

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