有価証券報告書-第90期(2025/04/01-2026/03/31)
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】
①コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社は、下記の「経営理念」に立脚した事業活動を通じて、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指しています。その実現のため、迅速・果断かつリスクを勘案した意思決定を行える体制の構築と、株主をはじめとするさまざまなステークホルダーからの信頼の獲得に努めていくことをコーポレート・ガバナンスの基本的な考え方とします。
≪経営理念≫
1.社会に対し、食を通じて健康と豊かな食生活を提供する
天然原料を事業展開の中心に捉え、日々の生活に健康・安全・安心・豊かさを満たす製品の供給を行い、食生活の向上に貢献する。
2.コンプライアンス精神に基づいた事業活動を行い、社会的責任を果たす
顧客・株主・取引先・地域社会等のすべての利害関係者を尊重し、全社員が高い倫理観に基づいた行動と法令遵守の精神で、すべての事業活動を行い、社会の一員として社会的責任を果たし、信頼される企業となる。
3.フレキシビリティのある、かつ創造力に溢れた企業として発展する
メーカーとして、当社固有の生産シーズ(得意な原料・技術・設備)を活用して、多様化する、変化する、高度化する顧客ニーズに迅速・的確に対応する柔軟で創造力のある企業を目指す。
4.事業活動の視点・範囲を海外にも向け[世界の理研ビタミン]としてのブランドを高める
企業活動のエリアを海外にも求め、内外のニーズに応えることにより、グローバルな企業としての存在感を高める。
5.人間尊重の思想に基づき魅力ある職場をつくる
バイタリティに溢れた企業として、社員一人一人の創意工夫を尊重し、福祉向上を図ることにより、生きがいを持って働ける魅力ある職場をつくる。
②企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由および活動の状況
当社は、取締役会の監督機能のさらなる向上、審議の一層の充実及び経営の意思決定の迅速化を図るためには、監査等委員会設置会社が当社にとってふさわしい機関設計であることから、監査等委員会設置会社を採用しております。有価証券報告書提出日現在の企業統治のための各体制の概要及びその活動状況等は以下のとおりです。
イ.取締役会
取締役会は、取締役(監査等委員である取締役を除く。)7名(うち、社外取締役1名)、監査等委員である取締役5名(うち、社外取締役4名)を含む12名で構成され、月1回定時に開催するほか、必要に応じて臨時に開催しています。
当事業年度において取締役会は17回開催され、すべての取締役がその任期中に開催された取締役会のすべてに出席いたしました。
取締役会は、経営の基本方針、その他会社経営の重要事項を決定するとともに、各取締役の職務執行状況を監督しております。
この他、当社および子会社の業務執行の状況、コンプライアンス・内部統制・リスク管理等の運用状況、その他重要な事項について報告を受け、当社グループの経営全般を監督することをその役割・責務としています。
ロ.監査等委員会
監査等委員会は、監査等委員である取締役5名(うち、社外取締役4名)で構成され、取締役会の監督機能の強化を果たす体制となっております。
監査等委員会は、取締役の職務の執行を監査する独立の機関としてその職務を適正に執行し、当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指し、社会的信頼に応える企業統治体制を確立することをその役割・責務としています。
監査等委員会および監査等委員の活動状況は、「(3)監査の状況」に記載のとおりです。
ハ.任意の諮問委員会
当社では、指名・報酬などの特に重要な事項の検討について、任意の指名委員会・報酬委員会を設置しております。各委員会の構成員の過半数は独立社外取締役とすること、また、議長を独立社外取締役から選任することにより、独立社外取締役による関与、助言を得る仕組みを構築しております。当事業年度の各委員会の審議内容は下記のとおりです。
1 指名委員会
当事業年度は、取締役の選解任に関する株主総会議案や代表取締役・役付取締役の選定等の原案の審議に加え、取締役等の指名に関連して必要となる基本方針や基準等の制定・変更等、代表取締役社長および役員の後継者計画の監督等についての審議を行いました。
当事業年度における活動状況は下表のとおりです。
2 報酬委員会
当事業年度は、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別の報酬等の原案の審議に加え、取締役の報酬等に関連して必要となる基本方針や指標等についての審議を行いました。
当事業年度における活動状況は下表のとおりです。
(注)2025年6月24日開催の取締役会の決議により山木一彦氏が報酬委員会の委員を退任し、望月敦氏が後任として就任いたしました。出席状況は各氏の委員在任中の状況を表しております。山木一彦氏の在任中の役職名は代表取締役社長であります。
(取締役会の実効性評価)
当社は、持続的成長と企業価値向上の実現を目的とし、取締役会の実効性を高めるため、各取締役の自己評価等に基づく取締役会の実効性評価を毎年実施しています。また、おおむね3年ごとに外部機関による評価を実施することとしています。
2025年度の評価は、外部機関の助言を得ながら以下の方法により実施しました。
①2026年1~2月に全取締役を対象にした無記名方式のアンケートを実施
②2026年2月に取締役9名(うち社外取締役5名)を対象に外部機関による個別インタビューを実施
③外部機関からの集計結果の報告を踏まえ、2026年5月13日の取締役会で分析・議論・評価を実施
<アンケートおよび個別インタビューの論点>1.取締役会の在り方
2.取締役会の構成
3.取締役会の運営
4.経営戦略等の議論
5.内部統制・リスク管理
6.指名・報酬(指名委員会・報酬委員会の実効性評価を含む)
7.取締役に対する支援体制
評価の結果、取締役会の実効性は総じて確保されているものと判断しました。特に、取締役会における自由闊達な議論、国内外の事業所の視察や社内の研究発表会への参加などによる社外取締役への情報提供の充実、コンプライアンス意識の高さについて肯定的な評価が得られました。また、指名委員会・報酬委員会については、適切な運営がなされており、今後はさらに各委員会から取締役会に対する情報連携の充実を図ることを確認しました。
2023年度に認識した以下の課題については、取締役会メンバー間での理解共有と適切な議案選定により、議論が着実に進展していると評価しました。特に、「1.全体最適視点での経営資源配分」については、2025年度における中国での化成品向けコモディティ品の生産終了など、一定の成果があがっていることを確認しました。
1.全体最適視点での経営資源配分(事業ポートフォリオマネジメント)
2.人材戦略の在り方の適切な監督(経営戦略と一体的な議論)
3.上記の活発な議論を支える、取締役会の「多様性」についての継続的な検討
一方、今後はより喫緊かつ具体的な課題に集中すべきとの観点から、以下の2項目を新たな重点テーマとして設定しました。
1.投資計画の具体化
2.新しい人事政策のモニタリング
今後は適切な議案選定や情報提供のさらなる充実などを通じて、これらの重点テーマに関する議論の活性化を図ります。さらに、継続的な実効性評価を通じて取締役会の実効性を一層強化し、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指します。
(企業統治体制の模式図と構成員)
有価証券報告書提出日現在の当社の企業統治体制の模式図とその構成員は以下のとおりであります。
当社は、2026年6月23日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役(監査等委員である取締役を除く。)7名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されると、当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)は7名(うち、社外取締役1名)、監査等委員である取締役は5名(うち、社外取締役4名)となります。

有価証券報告書提出日現在の構成員
2026年6月23日開催予定の定時株主総会および同日の取締役会における役員選任議案等承認可決後の構成員
当社は、経営上の重点課題としてマテリアリティを特定しております。マテリアリティとの関係性も踏まえ取締役に期待するスキルを特定し、スキル・マトリックスを策定しております。
有価証券報告書提出日現在の当社役員の構成および各人の専門性と経験は以下のとおりであります。
当社は、2026年6月23日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役(監査等委員である取締役を除く。)7名選任の件」を提案しております。当該議案が承認可決された場合の当社役員の構成および各人の専門性と経験は以下のとおりであります。
※各人の専門性と経験のうち、とりわけ強みのあるものを◎として区分しております。
③企業統治に関するその他の事項
イ.内部統制システムの整備の状況
当社は、業務の適正を確保するための体制について取締役会で決議し、この決議に基づき内部統制システムを適切に整備・運用しております。
1 当社及び子会社(以下「当社グループ」という。)の取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
(1)当社グループは、経営理念および理研ビタミングループ行動規範に基づいた行動を行い、コンプライアンス推進活動を通じて、すべての事業活動が高い倫理観と法令遵守の精神に基づいて行われる企業風土を構築する。
(2)当社は監査等委員会制度を採用し、弁護士資格所有者および公認会計士資格所有者を含む社外取締役を置くことにより、取締役会の監督機能の強化を図る。
(3)コンプライアンス体制の基礎として、コンプライアンス推進規程および理研ビタミングループ行動規範を定めるとともに、コンプライアンス担当役員、コンプライアンス委員会およびコンプライアンスを推進する部門であるコンプライアンス推進部を置き、体制の整備を図る。
(4)具体的な事例に基づくケーススタディ等によるコンプライアンス学習を実施し、高い倫理観と法令遵守の精神を醸成する。また、社外有識者等による研修の実施、問題発生の際に速やかに対応し解決を図るための企業倫理ホットライン制度の運営の充実・周知等によりコンプライアンス体制の維持、向上を図る。
(5)取締役または使用人等の法令違反その他のコンプライアンスに関する事実についての社内通報制度として、監査等委員会またはコンプライアンス推進部を直接の情報受領者とする企業倫理ホットライン制度を整備する。本制度は企業倫理ホットライン制度運営規則に基づきその運用を行い、報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な扱いを受けないようプライバシー保護等に十分配慮するものとする。
(6)法令を遵守し、効率的に職務を執行するため、取締役、常務執行役員および執行役員に定期的な教育研修を行い、職責に対する意識改革を図る。
(7)当社グループは、市民社会の秩序や安全を脅かす反社会的勢力・団体とは、断固として対決し、取引関係その他一切の関係を持たない。不当要求を受けた場合には、関係機関とも連携して毅然とした態度で臨み、反社会的勢力による被害の防止に努める。
(8)当社は業務執行ラインから独立した監査部を置く。監査部は、内部監査規程に基づき使用人の業務執行及び内部統制システムの運用状況の監査を実施し、社長への報告を行う。
2 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
当社は取締役会の議事録を法令の定めに基づいて作成・管理するほか、稟議書およびその他文書等の情報を、文書管理規程および機密管理規程に基づき、その保存媒体に応じて検索性の高い状態で適切かつ確実に保存・管理する。
3 損失の危険の管理に関する規程その他の体制
(1)当社グループは、業務執行に係るリスクとして「市況変動」、「安全性」、「原材料の調達」、「為替変動」、「知的財産権」、「情報、管理システム」、「自然災害等」、「法的規制」、「海外事業」の各リスクを評価し、これらの予防および発生時の対処のために、当社および関係会社より選出された委員によって構成されるリスク管理委員会を設置する。
(2)リスク管理委員会による全社的な統括の下リスク管理体制の基礎としてリスク管理規程、マニュアルを制定し、平常時からリスクの予防および発生時に備える。
(3)子会社のリスク管理体制を定期的に評価し改善するため、当社は子会社の自立的なリスク管理のために必要なルールの策定と、業務におけるリスクの評価・管理のための教育を実施する。
(4)当社グループは、不測の事態発生時に顧客・取引先・地域社会等すべての利害関係者への被害拡大を防止し、自社の損害を最小限に止める体制を整える。不測の事態には、社長を本部長とする危機対策本部を設置し、情報収集および連絡に当たるとともに、必要に応じて第三者の助言を求めて迅速な対応を行う。
4 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
(1)取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制として、取締役会を月1回定時に開催するほか、必要に応じて臨時に開催する。
(2)当社の経営方針および経営戦略に関わる重要事項については、取締役会の意思決定の迅速化や経営の機動性を高めるため、会長、社長、副社長、専務、常務によって構成される経営会議および取締役、常務執行役員、執行役員による執行役員会(必要により関係部長を含む)を設置する。
(3)業務執行の適切な委譲により、取締役会の機能を経営上の重要事項の決定と監督に集中するため、常務執行役員制度を設ける。
(4)経営の効率化、監督機能と業務執行の強化を目的として執行役員制度を設ける。
(5)当社は3ヵ年を期間とする中期経営計画を策定し、その目標達成のために毎事業年度ごとの重点課題およびその実施計画を立案、実行する。
(6)取締役の指名、報酬等に係る取締役会の機能の独立性・客観性と説明責任を強化することを目的として、取締役会の諮問機関として任意の指名委員会および報酬委員会を設置する。
5 株式会社並びにその親会社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制
(1)親会社である理研ビタミンの企業文化や経営方針を子会社と共有するため、子会社の役職者および従業員への教育を強化する。また、重要事項や問題点を適時適切に伝達するため、経営者および経営幹部や従業員同士の対話による双方向のコミュニケーションを強化し、特に海外子会社については社内の他言語習得者の活用やWeb会議等の手法を用いて情報共有化を促進する。
(2)子会社の管理は関係会社管理規程に基づき実施する。また、関係会社管理規程は、当社のグループ・ガバナンスの重要な規程として、実情や状況の変化等を勘案し、適時適切な改定を行う。
(3)グループ・ガバナンスの統括的組織として総務部がその役割を担う。総務部は子会社の総務、人事、コンプライアンス、経理等に関する全般的な管理業務や指導を行うとともに、子会社のガバナンスの状況を含む運営全般についての把握・分析・評価を実施し、取締役会へ定期的に報告を行う。
(4)内部統制の有効性を高めるため、子会社の事業計画や利益計画の策定、新規開発テーマ等への管理のみならず、事業運営全体の情報や課題を共有するための管理・指導を行う。また、子会社は関係会社管理規程に基づき、当社社長に承認を得なければならない重要事項について事前承認を得るものとし、その業績およびその他の重要事項について当社取締役会に定期的に報告するものとする。
(5)子会社が新規に取引を開始する際の十分な審査の実施や、契約書等の必要な情報の当社との共有化を更に進める。
(6)子会社の原料調達・製造・在庫・物流・販売等の一連のサプライチェーンにおける規程および手順書の整備、プロセス管理、証憑類の管理を強化し、当社がそれらの管理体制・業務手順について定期的に検証を行う。
(7)子会社の経営者や経営幹部を対象に、上場企業の子会社として必要な財務報告に係る知識を教育する。
(8)当社グループが必要とするレベルのITシステムによる管理とそのための人材の充実を図り、業務管理体制の強化と業務内容の検証を行う体制の整備を促進する。
(9)子会社を対象に含み3ヵ年を期間とする中期経営計画を策定し、その目標達成のために毎事業年度ごとの重点課題およびその実施計画を立案、実行する。
(10)監査部は内部監査規程に基づき定期的に子会社監査を行う。
(11)監査等委員は関係会社管理規程に基づき関係部署より回覧された子会社の稟議書、報告書等の閲覧に加え、積極的に子会社への往査を行い、当社グループの取締役および使用人等に対して報告を求めることで監査機能のさらなる強化を図る。
6 監査等委員会の職務を補助すべき使用人に関する事項並びに当該使用人の独立性及び当該使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項
(1)監査等委員会の監査機能および実効性の向上のため、その職務を補助する使用人を選任する。
(2)当該使用人の任免・異動・人事評価については、監査等委員会の同意を必要とする。
(3)当該使用人が他部署の使用人を兼務する場合は、監査等委員会の職務の補助を優先するものとする。
7 当社グループの取締役(監査等委員である取締役を除く。)及び使用人等が監査等委員会に報告をする為の体制その他の監査等委員会への報告に関する体制並びにその他監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制
(1)監査等委員会は常勤の監査等委員を選定し、社内情報の収集と共有化に努め、監査の実効性を高める。監査等委員は取締役会および執行役員会その他の重要な会議に出席するほか、定期的に代表取締役との意見交換を行う。
(2)当社グループの取締役(監査等委員である取締役を除く。)および使用人等は当社グループの業務または業績に影響を与える重要な事項について監査等委員会に都度報告する。前記に関わらず、監査等委員会はいつでも必要に応じて、取締役(監査等委員である取締役を除く。)および使用人等に対して報告を求めることができる。
(3)監査等委員会は、監査部から監査結果等について報告を受け、必要に応じて調査を求めるなど緊密に連携する。
(4)監査等委員会は、子会社監査役および会計監査人と定期的な会合をもつほか、随時緊密な情報交換を行うなど連携する。
(5)監査等委員からその職務の執行について生ずる費用の前払い等の請求があった場合は速やかにこれを処理するものとする。
8 財務報告の信頼性を確保するための体制
当社は財務報告の信頼性を確保するため、金融商品取引法その他の関係法令等に基づき、有効かつ適切な財務報告に係る内部統制の整備および運用体制の構築を行い、その整備・運用状況を定期的に評価するとともに、維持・改善に努める。
ロ.役員等賠償責任保険契約の内容の概要
当社は保険会社との間で、当社および国内子会社の全ての取締役および監査役ならびに常務執行役員および執行役員を被保険者として、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を締結しております。当該保険契約は、被保険者である役員等がその職務の執行に関し責任を負うこと、または当該責任の追及に係る請求を受けることによって生じることのある損害を填補することとしており、すべての被保険者について、その保険料を全額当社が負担しております。
ハ.責任限定契約の内容の概要
当社はすべての非業務執行取締役と会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく賠償責任の限度額は法令の定める最低限度額であります。
ニ.取締役の定数
当社の取締役(監査等委員であるものを除く。)は10名以内とする旨定款に定めております。
また、当社の監査等委員である取締役は、5名以内とする旨定款に定めております。
ホ.取締役の選任の決議要件
当社は、監査等委員である取締役とそれ以外の取締役とを区別して、株主総会において選任する旨定款に定めております。
当社は、選任決議については、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨定款に定めております。
また、取締役の選任決議は、累積投票によらないものとする旨定款に定めております。
ヘ.取締役会にて決議することができる株主総会決議事項
1 剰余金の配当等
当社は、剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項について、法令に別段の定めのある場合を除き、取締役会の決議により定める旨定款に定めております。これは、剰余金の配当等を取締役会の権限とすることにより、機動的な配当政策及び資本政策を遂行することを目的とするものであります。また、このほか、取締役会の決議により、会社法第454条第5項に定める剰余金の配当(中間配当)をすることができる旨定款に定めております。
2 自己の株式の取得
当社は、会社法第165条第2項の定めに基づき、機動的な資本政策を遂行できるよう、取締役会の決議によって市場取引等により自己の株式を取得することができる旨定款に定めております。
ト.株主総会の特別決議要件
当社は、会社法第309条第2項の定める株主総会の特別決議については、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。
①コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社は、下記の「経営理念」に立脚した事業活動を通じて、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指しています。その実現のため、迅速・果断かつリスクを勘案した意思決定を行える体制の構築と、株主をはじめとするさまざまなステークホルダーからの信頼の獲得に努めていくことをコーポレート・ガバナンスの基本的な考え方とします。
≪経営理念≫
1.社会に対し、食を通じて健康と豊かな食生活を提供する
天然原料を事業展開の中心に捉え、日々の生活に健康・安全・安心・豊かさを満たす製品の供給を行い、食生活の向上に貢献する。
2.コンプライアンス精神に基づいた事業活動を行い、社会的責任を果たす
顧客・株主・取引先・地域社会等のすべての利害関係者を尊重し、全社員が高い倫理観に基づいた行動と法令遵守の精神で、すべての事業活動を行い、社会の一員として社会的責任を果たし、信頼される企業となる。
3.フレキシビリティのある、かつ創造力に溢れた企業として発展する
メーカーとして、当社固有の生産シーズ(得意な原料・技術・設備)を活用して、多様化する、変化する、高度化する顧客ニーズに迅速・的確に対応する柔軟で創造力のある企業を目指す。
4.事業活動の視点・範囲を海外にも向け[世界の理研ビタミン]としてのブランドを高める
企業活動のエリアを海外にも求め、内外のニーズに応えることにより、グローバルな企業としての存在感を高める。
5.人間尊重の思想に基づき魅力ある職場をつくる
バイタリティに溢れた企業として、社員一人一人の創意工夫を尊重し、福祉向上を図ることにより、生きがいを持って働ける魅力ある職場をつくる。
②企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由および活動の状況
当社は、取締役会の監督機能のさらなる向上、審議の一層の充実及び経営の意思決定の迅速化を図るためには、監査等委員会設置会社が当社にとってふさわしい機関設計であることから、監査等委員会設置会社を採用しております。有価証券報告書提出日現在の企業統治のための各体制の概要及びその活動状況等は以下のとおりです。
イ.取締役会
取締役会は、取締役(監査等委員である取締役を除く。)7名(うち、社外取締役1名)、監査等委員である取締役5名(うち、社外取締役4名)を含む12名で構成され、月1回定時に開催するほか、必要に応じて臨時に開催しています。
当事業年度において取締役会は17回開催され、すべての取締役がその任期中に開催された取締役会のすべてに出席いたしました。
取締役会は、経営の基本方針、その他会社経営の重要事項を決定するとともに、各取締役の職務執行状況を監督しております。
この他、当社および子会社の業務執行の状況、コンプライアンス・内部統制・リスク管理等の運用状況、その他重要な事項について報告を受け、当社グループの経営全般を監督することをその役割・責務としています。
ロ.監査等委員会
監査等委員会は、監査等委員である取締役5名(うち、社外取締役4名)で構成され、取締役会の監督機能の強化を果たす体制となっております。
監査等委員会は、取締役の職務の執行を監査する独立の機関としてその職務を適正に執行し、当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指し、社会的信頼に応える企業統治体制を確立することをその役割・責務としています。
監査等委員会および監査等委員の活動状況は、「(3)監査の状況」に記載のとおりです。
ハ.任意の諮問委員会
当社では、指名・報酬などの特に重要な事項の検討について、任意の指名委員会・報酬委員会を設置しております。各委員会の構成員の過半数は独立社外取締役とすること、また、議長を独立社外取締役から選任することにより、独立社外取締役による関与、助言を得る仕組みを構築しております。当事業年度の各委員会の審議内容は下記のとおりです。
1 指名委員会
当事業年度は、取締役の選解任に関する株主総会議案や代表取締役・役付取締役の選定等の原案の審議に加え、取締役等の指名に関連して必要となる基本方針や基準等の制定・変更等、代表取締役社長および役員の後継者計画の監督等についての審議を行いました。
当事業年度における活動状況は下表のとおりです。
| 役職名 | 氏名 | 出席状況 | |
| 議長 | 社外取締役 常勤監査等委員 | 藤永 敏 | 100%(2回/2回) |
| 委員 | 代表取締役社長 | 望月 敦 | 100%(2回/2回) |
| 委員 | 社外取締役 監査等委員 | 末吉 永久 | 100%(2回/2回) |
2 報酬委員会
当事業年度は、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別の報酬等の原案の審議に加え、取締役の報酬等に関連して必要となる基本方針や指標等についての審議を行いました。
当事業年度における活動状況は下表のとおりです。
| 役職名 | 氏名 | 出席状況 | |
| 議長 | 社外取締役 常勤監査等委員 | 藤永 敏 | 100%(3回/3回) |
| 委員 | 代表取締役会長(注) | 山木 一彦 | 100%(1回/1回) |
| 委員 | 代表取締役社長(注) | 望月 敦 | 100%(2回/2回) |
| 委員 | 社外取締役 | 平野 伸一 | 100%(3回/3回) |
(注)2025年6月24日開催の取締役会の決議により山木一彦氏が報酬委員会の委員を退任し、望月敦氏が後任として就任いたしました。出席状況は各氏の委員在任中の状況を表しております。山木一彦氏の在任中の役職名は代表取締役社長であります。
(取締役会の実効性評価)
当社は、持続的成長と企業価値向上の実現を目的とし、取締役会の実効性を高めるため、各取締役の自己評価等に基づく取締役会の実効性評価を毎年実施しています。また、おおむね3年ごとに外部機関による評価を実施することとしています。
2025年度の評価は、外部機関の助言を得ながら以下の方法により実施しました。
①2026年1~2月に全取締役を対象にした無記名方式のアンケートを実施
②2026年2月に取締役9名(うち社外取締役5名)を対象に外部機関による個別インタビューを実施
③外部機関からの集計結果の報告を踏まえ、2026年5月13日の取締役会で分析・議論・評価を実施
<アンケートおよび個別インタビューの論点>1.取締役会の在り方
2.取締役会の構成
3.取締役会の運営
4.経営戦略等の議論
5.内部統制・リスク管理
6.指名・報酬(指名委員会・報酬委員会の実効性評価を含む)
7.取締役に対する支援体制
評価の結果、取締役会の実効性は総じて確保されているものと判断しました。特に、取締役会における自由闊達な議論、国内外の事業所の視察や社内の研究発表会への参加などによる社外取締役への情報提供の充実、コンプライアンス意識の高さについて肯定的な評価が得られました。また、指名委員会・報酬委員会については、適切な運営がなされており、今後はさらに各委員会から取締役会に対する情報連携の充実を図ることを確認しました。
2023年度に認識した以下の課題については、取締役会メンバー間での理解共有と適切な議案選定により、議論が着実に進展していると評価しました。特に、「1.全体最適視点での経営資源配分」については、2025年度における中国での化成品向けコモディティ品の生産終了など、一定の成果があがっていることを確認しました。
1.全体最適視点での経営資源配分(事業ポートフォリオマネジメント)
2.人材戦略の在り方の適切な監督(経営戦略と一体的な議論)
3.上記の活発な議論を支える、取締役会の「多様性」についての継続的な検討
一方、今後はより喫緊かつ具体的な課題に集中すべきとの観点から、以下の2項目を新たな重点テーマとして設定しました。
1.投資計画の具体化
2.新しい人事政策のモニタリング
今後は適切な議案選定や情報提供のさらなる充実などを通じて、これらの重点テーマに関する議論の活性化を図ります。さらに、継続的な実効性評価を通じて取締役会の実効性を一層強化し、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指します。
(企業統治体制の模式図と構成員)
有価証券報告書提出日現在の当社の企業統治体制の模式図とその構成員は以下のとおりであります。
当社は、2026年6月23日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役(監査等委員である取締役を除く。)7名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されると、当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)は7名(うち、社外取締役1名)、監査等委員である取締役は5名(うち、社外取締役4名)となります。

有価証券報告書提出日現在の構成員
| 役職名 | 氏名 | 株主総会 | 取締役会 | 監査等 委員会 | 経営会議 | 執行 役員会 | 指名 委員会 | 報酬 委員会 |
| 取締役会長 | 山木 一彦 | ○ | ○ | ○ | ||||
| 代表取締役社長 | 望月 敦 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | |
| 代表取締役専務 | 仲野 隆久 | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
| 代表取締役専務 | 道津 信夫 | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
| 常務取締役 | 冨取 隆浩 | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
| 取締役 | 中野 正明 | ○ | ○ | ○ | ||||
| 社外取締役 | 平野 伸一 | ○ | ○ | ○(※) | ○(※) | ○ | ||
| 取締役 常勤監査等委員 | 牧之段 武彦 | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ||
| 社外取締役 常勤監査等委員 | 藤永 敏 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ |
| 社外取締役 監査等委員 | 末吉 永久 | ○ | ○ | ○ | ○(※) | ○(※) | ○ | |
| 社外取締役 監査等委員 | 末吉 亙 | ○ | ○ | ○ | ○(※) | ○(※) | ||
| 社外取締役 監査等委員 | 氏原 亜由美 | ○ | ○ | ○ | ○(※) | ○(※) | ||
| 常務執行役員 | 小山 真一 | ○ | ○ | |||||
| 常務執行役員 | 青木 巧 | ○ | ○ | |||||
| 常務執行役員 | 四塚 武雄 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員 | 渡辺 毅彦 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員 | 宮澤 亨 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員 | 圷 成司 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員 | 北川 剛司 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員 | 田中 俊行 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員 | 藤森 厚 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員 | 岩佐 康範 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員 | 川崎 範之 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員 | 佐藤 智也 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員 | 堀川 智永 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員 | 柴田 毅 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員 | 南 亘 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員 | 木村 博美 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員 | 長谷部 忠 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員 | 加原 卓 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員 | 北 松彦 | ○ | ○ | |||||
| ◎ … 当社が設置する機関の長 ○ … 当社が設置する機関の構成員・出席者 ※ 議題の内容により出席 | ||||||||
2026年6月23日開催予定の定時株主総会および同日の取締役会における役員選任議案等承認可決後の構成員
| 役職名 | 氏名 | 株主総会 | 取締役会 | 監査等 委員会 | 経営会議 | 執行 役員会 | 指名 委員会 | 報酬 委員会 |
| 取締役会長 | 山木 一彦 | ○ | ○ | ○ | ||||
| 代表取締役社長 | 望月 敦 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | |
| 代表取締役専務 | 道津 信夫 | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
| 常務取締役 | 冨取 隆浩 | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
| 取締役 | 中野 正明 | ○ | ○ | ○ | ||||
| 取締役 | 青木 巧 | ○ | ○ | ○ | ||||
| 社外取締役 | 平野 伸一 | ○ | ○ | ○(※1) | ○(※1) | ○ | ||
| 取締役 常勤監査等委員 | 牧之段 武彦 | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ||
| 社外取締役 常勤監査等委員 | 藤永 敏 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ |
| 社外取締役 監査等委員 | 末吉 永久 | ○ | ○ | ○ | ○(※1) | ○(※1) | ○ | |
| 社外取締役 監査等委員 | 末吉 亙 | ○ | ○ | ○ | ○(※1) | ○(※1) | ||
| 社外取締役 監査等委員 | 氏原 亜由美 | ○ | ○ | ○ | ○(※1) | ○(※1) | ||
| 常務執行役員 | 小山 真一 | ○ | ○ | |||||
| 常務執行役員 | 四塚 武雄 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員(※2) | 渡辺 毅彦 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員(※2) | 圷 成司 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員(※2) | 北川 剛司 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員(※2) | 田中 俊行 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員(※2) | 藤森 厚 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員(※2) | 岩佐 康範 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員(※2) | 川崎 範之 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員(※2) | 佐藤 智也 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員(※2) | 堀川 智永 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員(※2) | 柴田 毅 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員(※2) | 南 亘 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員(※2) | 木村 博美 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員(※2) | 長谷部 忠 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員(※2) | 加原 卓 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員(※2) | 北 松彦 | ○ | ○ | |||||
| 執行役員(※2) | 黒川 大成 | ○ | ○ | |||||
| ◎ … 当社が設置する機関の長 ○ … 当社が設置する機関の構成員・出席者 ※1 議題の内容により出席 ※2 執行役員は2026年7月1日以降の状況を記載しております。 | ||||||||
当社は、経営上の重点課題としてマテリアリティを特定しております。マテリアリティとの関係性も踏まえ取締役に期待するスキルを特定し、スキル・マトリックスを策定しております。
| 取締役スキル | 当社マテリアリティ | スキルの定義 | |||||||
| 技術を基盤とした価値創出 | 地球環境への貢献 | 人と社会のウェルビーイング | |||||||
| 研究開発による価値の創出 | 安全で安心な製品の提供 | 健康と豊かな食生活への貢献 | 気候変動への対応 | サーキュラーエコノミー(循環経済)への移行 | レジリエントなサプライチェーンの構築 | ダイバーシティ&インクルージョンの推進 | 安全で健康的な職場環境の整備 | ||
| 企業経営 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 当社・当社子会社および他社における会社代表者としての経験 |
| グローバル | ○ | ○ | ○ | 当社子会社等の海外法人代表者や監査経験および海外関連部門の部門長や管掌役員等の経験 | |||||
| 法務・リスクマネジメント | ○ | ○ | ○ | ○ | 弁護士等の士業の法律に関する知見および関連する部門の部門長や監査等委員・管掌役員等の経験 | ||||
| 財務・会計 | ○ | ○ | ○ | 税理士・公認会計士等の財務・会計に関する知見および経理関連部門の部門長や管掌役員等の経験 | |||||
| 人事・総務 | ○ | ○ | ○ | 当社や他社における人事権・施設管理権限および人事・総務関連部門の部門長や管掌役員等の経験 | |||||
| サステナビリティ・ESG | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | サステナブル経営推進に係る社内委員会への参画および関連する部門の部門長や管掌役員等の経験 | |||
| 営業・マーケティング | ○ | ○ | ○ | 生産、調達、販売、開発、品質管理等に関連する部門の部門長や管掌役員等の経験 | |||||
| 開発 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
| 生産・調達 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
| 品質保証 | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
有価証券報告書提出日現在の当社役員の構成および各人の専門性と経験は以下のとおりであります。
| 役職名 | 氏名 | 企業 経営 | グローバル | 法務・リスクマネジメント | 財務・会計 | 人事・総務 | サステナビリティ ・ESG | 営業・マーケティング | 開発 | 生産・調達 | 品質 保証 | 専門性 | |
| 取締役会長 | 山木 一彦 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||
| 代表取締役 社長 | 望月 敦 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | |||||||
| 代表取締役 専務 | 仲野 隆久 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 農学博士 | ||||
| 代表取締役 専務 | 道津 信夫 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||
| 常務取締役 | 冨取 隆浩 | ◎ | ◎ | ◎ | |||||||||
| 取締役 | 中野 正明 | ◎ | ◎ | ◎ | |||||||||
| 社外取締役 | 平野 伸一 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||
| 取締役常勤 監査等委員 | 牧之段 武彦 | ◎ | ◎ | ◎ | |||||||||
| 社外取締役 常勤監査等 委員 | 藤永 敏 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 薬剤師 | |||||||
| 社外取締役 監査等委員 | 末吉 永久 | ◎ | 弁護士 | ||||||||||
| 社外取締役 監査等委員 | 末吉 亙 | ◎ | 弁護士 | ||||||||||
| 社外取締役 監査等委員 | 氏原 亜由美 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 公認 会計士 | |||||||
| 常務執行役員 | 小山 真一 | ◎ | ◎ | ◎ | |||||||||
| 常務執行役員 | 青木 巧 | ◎ | ◎ | ||||||||||
| 常務執行役員 | 四塚 武雄 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
当社は、2026年6月23日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役(監査等委員である取締役を除く。)7名選任の件」を提案しております。当該議案が承認可決された場合の当社役員の構成および各人の専門性と経験は以下のとおりであります。
※各人の専門性と経験のうち、とりわけ強みのあるものを◎として区分しております。
| 役職名 | 氏名 | 企業 経営 | グローバル | 法務・リスクマネジメント | 財務・会計 | 人事・総務 | サステナビリティ ・ESG | 営業・マーケティング | 開発 | 生産・調達 | 品質 保証 | 専門性 | |
| 取締役会長 | 山木 一彦 | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||
| 代表取締役 社長 | 望月 敦 | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | ||||
| 代表取締役 専務 | 道津 信夫 | ◎ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ||||
| 常務取締役 | 冨取 隆浩 | ○ | ◎ | ◎ | |||||||||
| 取締役 | 中野 正明 | ◎ | ◎ | ○ | |||||||||
| 取締役 | 青木 巧 | ◎ | ○ | ||||||||||
| 社外取締役 | 平野 伸一 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||
| 取締役常勤 監査等委員 | 牧之段 武彦 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||
| 社外取締役 常勤監査等 委員 | 藤永 敏 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 薬剤師 | |||||||
| 社外取締役 監査等委員 | 末吉 永久 | ◎ | 弁護士 | ||||||||||
| 社外取締役 監査等委員 | 末吉 亙 | ◎ | 弁護士 | ||||||||||
| 社外取締役 監査等委員 | 氏原 亜由美 | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | 公認 会計士 | |||||||
| 常務執行役員 | 小山 真一 | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | |||||||
| 常務執行役員 | 四塚 武雄 | ○ | ◎ | ○ | ◎ |
③企業統治に関するその他の事項
イ.内部統制システムの整備の状況
当社は、業務の適正を確保するための体制について取締役会で決議し、この決議に基づき内部統制システムを適切に整備・運用しております。
1 当社及び子会社(以下「当社グループ」という。)の取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
(1)当社グループは、経営理念および理研ビタミングループ行動規範に基づいた行動を行い、コンプライアンス推進活動を通じて、すべての事業活動が高い倫理観と法令遵守の精神に基づいて行われる企業風土を構築する。
(2)当社は監査等委員会制度を採用し、弁護士資格所有者および公認会計士資格所有者を含む社外取締役を置くことにより、取締役会の監督機能の強化を図る。
(3)コンプライアンス体制の基礎として、コンプライアンス推進規程および理研ビタミングループ行動規範を定めるとともに、コンプライアンス担当役員、コンプライアンス委員会およびコンプライアンスを推進する部門であるコンプライアンス推進部を置き、体制の整備を図る。
(4)具体的な事例に基づくケーススタディ等によるコンプライアンス学習を実施し、高い倫理観と法令遵守の精神を醸成する。また、社外有識者等による研修の実施、問題発生の際に速やかに対応し解決を図るための企業倫理ホットライン制度の運営の充実・周知等によりコンプライアンス体制の維持、向上を図る。
(5)取締役または使用人等の法令違反その他のコンプライアンスに関する事実についての社内通報制度として、監査等委員会またはコンプライアンス推進部を直接の情報受領者とする企業倫理ホットライン制度を整備する。本制度は企業倫理ホットライン制度運営規則に基づきその運用を行い、報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な扱いを受けないようプライバシー保護等に十分配慮するものとする。
(6)法令を遵守し、効率的に職務を執行するため、取締役、常務執行役員および執行役員に定期的な教育研修を行い、職責に対する意識改革を図る。
(7)当社グループは、市民社会の秩序や安全を脅かす反社会的勢力・団体とは、断固として対決し、取引関係その他一切の関係を持たない。不当要求を受けた場合には、関係機関とも連携して毅然とした態度で臨み、反社会的勢力による被害の防止に努める。
(8)当社は業務執行ラインから独立した監査部を置く。監査部は、内部監査規程に基づき使用人の業務執行及び内部統制システムの運用状況の監査を実施し、社長への報告を行う。
2 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
当社は取締役会の議事録を法令の定めに基づいて作成・管理するほか、稟議書およびその他文書等の情報を、文書管理規程および機密管理規程に基づき、その保存媒体に応じて検索性の高い状態で適切かつ確実に保存・管理する。
3 損失の危険の管理に関する規程その他の体制
(1)当社グループは、業務執行に係るリスクとして「市況変動」、「安全性」、「原材料の調達」、「為替変動」、「知的財産権」、「情報、管理システム」、「自然災害等」、「法的規制」、「海外事業」の各リスクを評価し、これらの予防および発生時の対処のために、当社および関係会社より選出された委員によって構成されるリスク管理委員会を設置する。
(2)リスク管理委員会による全社的な統括の下リスク管理体制の基礎としてリスク管理規程、マニュアルを制定し、平常時からリスクの予防および発生時に備える。
(3)子会社のリスク管理体制を定期的に評価し改善するため、当社は子会社の自立的なリスク管理のために必要なルールの策定と、業務におけるリスクの評価・管理のための教育を実施する。
(4)当社グループは、不測の事態発生時に顧客・取引先・地域社会等すべての利害関係者への被害拡大を防止し、自社の損害を最小限に止める体制を整える。不測の事態には、社長を本部長とする危機対策本部を設置し、情報収集および連絡に当たるとともに、必要に応じて第三者の助言を求めて迅速な対応を行う。
4 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
(1)取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制として、取締役会を月1回定時に開催するほか、必要に応じて臨時に開催する。
(2)当社の経営方針および経営戦略に関わる重要事項については、取締役会の意思決定の迅速化や経営の機動性を高めるため、会長、社長、副社長、専務、常務によって構成される経営会議および取締役、常務執行役員、執行役員による執行役員会(必要により関係部長を含む)を設置する。
(3)業務執行の適切な委譲により、取締役会の機能を経営上の重要事項の決定と監督に集中するため、常務執行役員制度を設ける。
(4)経営の効率化、監督機能と業務執行の強化を目的として執行役員制度を設ける。
(5)当社は3ヵ年を期間とする中期経営計画を策定し、その目標達成のために毎事業年度ごとの重点課題およびその実施計画を立案、実行する。
(6)取締役の指名、報酬等に係る取締役会の機能の独立性・客観性と説明責任を強化することを目的として、取締役会の諮問機関として任意の指名委員会および報酬委員会を設置する。
5 株式会社並びにその親会社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制
(1)親会社である理研ビタミンの企業文化や経営方針を子会社と共有するため、子会社の役職者および従業員への教育を強化する。また、重要事項や問題点を適時適切に伝達するため、経営者および経営幹部や従業員同士の対話による双方向のコミュニケーションを強化し、特に海外子会社については社内の他言語習得者の活用やWeb会議等の手法を用いて情報共有化を促進する。
(2)子会社の管理は関係会社管理規程に基づき実施する。また、関係会社管理規程は、当社のグループ・ガバナンスの重要な規程として、実情や状況の変化等を勘案し、適時適切な改定を行う。
(3)グループ・ガバナンスの統括的組織として総務部がその役割を担う。総務部は子会社の総務、人事、コンプライアンス、経理等に関する全般的な管理業務や指導を行うとともに、子会社のガバナンスの状況を含む運営全般についての把握・分析・評価を実施し、取締役会へ定期的に報告を行う。
(4)内部統制の有効性を高めるため、子会社の事業計画や利益計画の策定、新規開発テーマ等への管理のみならず、事業運営全体の情報や課題を共有するための管理・指導を行う。また、子会社は関係会社管理規程に基づき、当社社長に承認を得なければならない重要事項について事前承認を得るものとし、その業績およびその他の重要事項について当社取締役会に定期的に報告するものとする。
(5)子会社が新規に取引を開始する際の十分な審査の実施や、契約書等の必要な情報の当社との共有化を更に進める。
(6)子会社の原料調達・製造・在庫・物流・販売等の一連のサプライチェーンにおける規程および手順書の整備、プロセス管理、証憑類の管理を強化し、当社がそれらの管理体制・業務手順について定期的に検証を行う。
(7)子会社の経営者や経営幹部を対象に、上場企業の子会社として必要な財務報告に係る知識を教育する。
(8)当社グループが必要とするレベルのITシステムによる管理とそのための人材の充実を図り、業務管理体制の強化と業務内容の検証を行う体制の整備を促進する。
(9)子会社を対象に含み3ヵ年を期間とする中期経営計画を策定し、その目標達成のために毎事業年度ごとの重点課題およびその実施計画を立案、実行する。
(10)監査部は内部監査規程に基づき定期的に子会社監査を行う。
(11)監査等委員は関係会社管理規程に基づき関係部署より回覧された子会社の稟議書、報告書等の閲覧に加え、積極的に子会社への往査を行い、当社グループの取締役および使用人等に対して報告を求めることで監査機能のさらなる強化を図る。
6 監査等委員会の職務を補助すべき使用人に関する事項並びに当該使用人の独立性及び当該使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項
(1)監査等委員会の監査機能および実効性の向上のため、その職務を補助する使用人を選任する。
(2)当該使用人の任免・異動・人事評価については、監査等委員会の同意を必要とする。
(3)当該使用人が他部署の使用人を兼務する場合は、監査等委員会の職務の補助を優先するものとする。
7 当社グループの取締役(監査等委員である取締役を除く。)及び使用人等が監査等委員会に報告をする為の体制その他の監査等委員会への報告に関する体制並びにその他監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制
(1)監査等委員会は常勤の監査等委員を選定し、社内情報の収集と共有化に努め、監査の実効性を高める。監査等委員は取締役会および執行役員会その他の重要な会議に出席するほか、定期的に代表取締役との意見交換を行う。
(2)当社グループの取締役(監査等委員である取締役を除く。)および使用人等は当社グループの業務または業績に影響を与える重要な事項について監査等委員会に都度報告する。前記に関わらず、監査等委員会はいつでも必要に応じて、取締役(監査等委員である取締役を除く。)および使用人等に対して報告を求めることができる。
(3)監査等委員会は、監査部から監査結果等について報告を受け、必要に応じて調査を求めるなど緊密に連携する。
(4)監査等委員会は、子会社監査役および会計監査人と定期的な会合をもつほか、随時緊密な情報交換を行うなど連携する。
(5)監査等委員からその職務の執行について生ずる費用の前払い等の請求があった場合は速やかにこれを処理するものとする。
8 財務報告の信頼性を確保するための体制
当社は財務報告の信頼性を確保するため、金融商品取引法その他の関係法令等に基づき、有効かつ適切な財務報告に係る内部統制の整備および運用体制の構築を行い、その整備・運用状況を定期的に評価するとともに、維持・改善に努める。
ロ.役員等賠償責任保険契約の内容の概要
当社は保険会社との間で、当社および国内子会社の全ての取締役および監査役ならびに常務執行役員および執行役員を被保険者として、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を締結しております。当該保険契約は、被保険者である役員等がその職務の執行に関し責任を負うこと、または当該責任の追及に係る請求を受けることによって生じることのある損害を填補することとしており、すべての被保険者について、その保険料を全額当社が負担しております。
ハ.責任限定契約の内容の概要
当社はすべての非業務執行取締役と会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく賠償責任の限度額は法令の定める最低限度額であります。
ニ.取締役の定数
当社の取締役(監査等委員であるものを除く。)は10名以内とする旨定款に定めております。
また、当社の監査等委員である取締役は、5名以内とする旨定款に定めております。
ホ.取締役の選任の決議要件
当社は、監査等委員である取締役とそれ以外の取締役とを区別して、株主総会において選任する旨定款に定めております。
当社は、選任決議については、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨定款に定めております。
また、取締役の選任決議は、累積投票によらないものとする旨定款に定めております。
ヘ.取締役会にて決議することができる株主総会決議事項
1 剰余金の配当等
当社は、剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項について、法令に別段の定めのある場合を除き、取締役会の決議により定める旨定款に定めております。これは、剰余金の配当等を取締役会の権限とすることにより、機動的な配当政策及び資本政策を遂行することを目的とするものであります。また、このほか、取締役会の決議により、会社法第454条第5項に定める剰余金の配当(中間配当)をすることができる旨定款に定めております。
2 自己の株式の取得
当社は、会社法第165条第2項の定めに基づき、機動的な資本政策を遂行できるよう、取締役会の決議によって市場取引等により自己の株式を取得することができる旨定款に定めております。
ト.株主総会の特別決議要件
当社は、会社法第309条第2項の定める株主総会の特別決議については、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。