四半期報告書-第83期第2四半期(平成26年7月1日-平成26年9月30日)

【提出】
2014/11/07 11:20
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期累計期間における国内経済は、緩やかな景気回復の動きが見られたものの、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動からの回復は当初の想定よりも鈍く、また円安基調による原材料価格の上昇など景気の先行きは依然不透明のまま推移しております。
臨床診断薬業界においては、より一層の低コスト化や高性能化を志向する顧客ニーズの高まりにより企業間の競争が激化し、また、産業検査薬業界においては、衛生管理体制の強化を志向する顧客の増加などプラス材料はあるものの、相次ぐ競合参入による業界内の価格競争が進むなど、いずれも厳しい事業環境が続いております。
医薬品業界においては、医療費抑制施策の基調に変化はなく、OTC医薬品の国内需要が伸び悩む状況が続いており、今後も厳しい事業環境が続くことが予想されます。
また、化粧品業界においては、海外メーカーや他業種の市場参入による競争の激化が続いております。
このような状況のもと、当第2四半期累計期間の売上高は前年同四半期に比べ7億36百万円(11.3%)減少し、57億69百万円となりました。利益面におきましては、営業利益は前年同四半期に比べ4億60百万円(33.9%)減少し8億96百万円、経常利益は投資有価証券売却益の発生などにより前年同四半期に比べ2億16百万円(12.6%)増加し19億36百万円、四半期純利益は前年同四半期に比べ2億33百万円(21.9%)増加し12億99百万円となりました。
セグメントごとの業績を示すと、次のとおりであります。
臨床診断薬事業においては、昨年の診療報酬改定およびそれに伴う価格競争等の影響を受け、特に免疫血清学的診断用薬分野の商品において販売が低迷したことにより、売上高は前年同四半期に比べ2億45百万円(9.0%)減少し24億88百万円となりました。分野別では、微生物学的診断用薬が8億23百万円、免疫血清学的診断用薬が13億74百万円、精度管理用血清他が1億72百万円、検査用機器および器材他が1億18百万円となりました。この事業の営業利益は前年同四半期に比べ2億5百万円(27.6%)減少し5億39百万円となりました。
産業検査薬事業においては、第1四半期に見られた消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動による粉末顆粒培地等の売上低迷から回復傾向にはありますが、売上高は前年同四半期に比べ50百万円(3.4%)減少し14億15百万円となりました。分野別では、微生物学的検査薬が11億59百万円、免疫血清学的検査薬が1億98百万円、検査用機器および器材他が57百万円となりました。この事業の営業利益は前年同四半期に比べ55百万円(11.6%)減少し4億22百万円となりました。
医薬事業においては、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動からの回復遅れと市況変化の影響を挽回すべく、付加価値提供やEPA商品群の販売力強化に取り組んでまいりましたが、売上高は前年同四半期に比べ3億37百万円(18.8%)減少し14億63百万円となりました。分野別では、医薬品が8億87百万円、健康食品他が5億75百万円となりました。この事業の営業利益は前年同四半期に比べ1億28百万円(39.1%)減少し1億99百万円となりました。
化粧品事業においては、消費税率引き上げ後における個人消費の鈍化から復調基調になってまいりましたが、前年同四半期までの回復には至っておりません。取扱店拡大に取り組んでいるものの影響を補うまでには至らず、売上高は前年同四半期に比べ1億2百万円(20.3%)減少し4億3百万円となりました。この事業の営業利益は前年同四半期に比べ59百万円(37.9%)減少し96百万円となりました。
ただし、各事業に配賦できない支援部門に係る費用等3億61百万円が控除されておりません。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期会計期間末の総資産は、前事業年度末に比べ10億32百万円増加し333億22百万円となりました。主な増加は有価証券4億4百万円、未収入金34億12百万円(うち、投資有価証券売却分34億33百万円)によるもので、主な減少は現金及び預金8億27百万円、投資有価証券11億36百万円によるものです。
当第2四半期会計期間末の負債は、前事業年度末に比べ4億23百万円増加し35億0百万円となりました。主な増加は流動負債のその他(未払金7億52百万円)によるもので、主な減少は未払法人税等2億70百万円によるものです。
当第2四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ6億8百万円増加し298億22百万円となりました。
この結果、自己資本比率は89.5%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期累計期間末の現金及び現金同等物は、前事業年度末に比べ8億11百万円(25.3%)減少し、23億95百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、5億66百万円の収入(前年同四半期は10億10百万円の収入)となりました。これは主に税引前四半期純利益19億2百万円に対し、投資有価証券売却損益8億74百万円、法人税等の支払額8億53百万円があったためであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、9億52百万円の支出(前年同四半期は8億87百万円の収入)となりました。これは主に関係会社預け金の減少による資金の増加4億円、投資有価証券の売却・償還による収入37億32百万円に対し、投資有価証券の取得による支出51億21百万円があったためであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、4億25百万円の支出(前年同四半期は3億81百万円の支出)となりました。これは主に配当金の支払によるものであります。
(4) 研究開発活動
当第2四半期累計期間の研究開発費の総額は、2億70百万円であります。その内訳は臨床診断薬事業1億18百万円、産業検査薬事業80百万円、医薬事業66百万円、化粧品事業6百万円であります。
なお、当第2四半期累計期間において当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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