有価証券報告書-第80期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/19 13:46
【資料】
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【項目】
113項目

事業等のリスク

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす事項には主に以下のものがあります。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努めてまいります。
なお、以下の記載事項が当社グループの事業等に関する全てのリスクを網羅しているものではありません。また、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 主要原材料の市況変動の影響
当社グループで製造する製品の主原材料は石油化学製品であります。原材料の仕入価格は国際的な原油市場と関係があり、国際石油化学製品市場や為替に大幅な変動が生じる場合は、仕入価格の変動により当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
(2) 製品等への法的規制
当社グループでは、国内をはじめ輸出先各国の関連法令等を遵守した事業運営、環境配慮型製品の展開、全社環境管理活動等を行っております。今後これらの法的規制の改正等が行われた場合は、当社グループの事業活動の展開等に影響を与える可能性があります。
(3) 海外事業に潜在するリスク
当社グループは、北米・アジア地域に関係会社を7社有しております。これらの地域には、予期しえない法律・規制の変更、不利な政治又は経済要因など海外事業特有のリスクが潜在しております。これらのリスクが顕在化した場合は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
(4) 自然災害及び事故によるリスク
当社グループは自然災害や事故に対し、対応策の検討や訓練を継続的に実施しておりますが、当社グループの事業拠点や原材料の仕入先に予想外の災害や事故が発生した場合には、生産活動を始めとした事業活動全般に影響を与える可能性があります。
(5) 知的財産権の保護
当社グループは、当社ブランドにふさわしいオンリーワン製品の開発のため知的財産権の取得を推進するほか、他社特許の調査を実施し侵害防止にも努めております。当社グループの知的財産権を侵害される行為が発生した場合は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
(6)訴訟等によるリスク
当社グループの製品は、使用条件などにより十分な性能を発揮できない場合もあります。使用用途をパッケージ等に記載し説明しておりますが、国内・海外を問わず想定外の使用用途により不利益を被った企業・個人からの訴訟対象となるリスクがあります。重要な訴訟などが提起された場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。