四半期報告書-第91期第3四半期(平成26年7月1日-平成26年9月30日)

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2014/11/07 10:45
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有報資料

(1) 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、本年4月の消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動が徐々に緩和しつつあるものの、これまでの個人消費の持ち直しの動きや企業収益の改善に陰りが見られるなど、景気の先行きには予断を許さない状況であります。
このような状況のなか、当社グループは「ベストクオリティで世界と共生」の基本理念のもと“お客様の満足感・信頼感の向上”を目指し、引き続き「安全、安心、快適な生活空間の創造に貢献」をテーマに、創造的・革新的な製品開発及び独創的な衛生管理サービスの提供を行いました。また、積極的な営業展開やコスト削減の推進、経営資源の有効活用などを通じて、売上・利益の拡大に努めました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は1,191億32百万円(前年同期比4.8%増)、営業利益は134億21百万円(前年同期比0.2%増)、経常利益は141億26百万円(前年同期比0.5%増)、四半期純利益は77億32百万円(前年同期比3.0%減)となりました。
なお、当社グループは殺虫剤の売上構成比が高く、売上高が3月~7月に偏るという季節性がある一方、人件費等の固定費は年間を通じてほぼ均等に発生するため、四半期毎の売上高や利益には相応の影響があります。
また、当第3四半期連結会計期間において、当社の新設子会社である白元アース株式会社が株式会社白元の事業を譲受けましたが、平成26年9月30日をみなし取得日としているため、白元アース株式会社の業績は当第3四半期連結累計期間における四半期連結損益計算書には含まれておりませんが、四半期連結貸借対照表には反映されております。
セグメントの業績の概要は次のとおりであります。
[家庭用品事業]
家庭用品事業におきましては、企業間における激しい競争が続くなか、本年4月の消費税率引上げ前後で生じた個人消費の動向の変化が、当社グループの取り扱う製品の消費に若干ながら影響を及ぼす状況でした。
このような状況のなか、殺虫剤や園芸用品を中心とした新製品の発売や、殺虫剤の早期展開をはじめとした売場展開の強化、広告宣伝・販売促進にかかるマーケティング関連費用の積極的な投入などにより、市場の活性化と売上・利益の拡大に努めました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における当事業の売上高は1,099億54百万円(前年同期比5.8%増)、セグメント利益(営業利益)は122億77百万円(前年同期比3.2%増)となりました。

(家庭用品事業の業績)(単位:百万円)
前第3四半期
連結累計期間
当第3四半期
連結累計期間
増減額増減率
殺虫剤部門52,92955,9012,9715.6%
日用品部門45,30048,3623,0616.8%
口腔衛生用品22,95724,1521,1945.2%
入浴剤10,17611,0438668.5%
その他日用品12,16513,1661,0008.2%
ペット用品・その他部門5,7425,691△50△0.9%
売 上 高 合 計103,972109,9545,9825.8%
セグメント利益(営業利益)11,90012,2773763.2%

(注)売上高にはセグメント間の内部売上高又は振替高が含まれております。その金額は、前第3四半期連結累計期間では3,987百万円、当第3四半期連結累計期間では5,091百万円です。
部門別の主な状況は次のとおりであります。
殺虫剤部門
殺虫剤部門において、市場は5月以降の最高気温が前年を下回ったこと、また8月の記録的豪雨・日照不足など異常気象の影響を受けたことで低調に推移しましたが、8月下旬に東京で感染が確認されたデング熱の発生を受け、ハエ・蚊用殺虫剤、虫よけ剤を中心にシーズン終盤の店頭消化が著しく増加したことで、前年並みとなりました。そのなかで、当社の市場シェア(自社推計)は54.4%(前年同期比0.5ポイント増)と着実に拡大しました。
このような状況のなか、『バポナ虫よけネットW1年用』をはじめとした長日数タイプの吊り下げ虫よけやスプレー式蚊とり『おすだけノーマット クリアタイプ 240回分』、不快害虫用殺虫剤『凍らすジェット冷凍殺虫』などの新製品が売上に寄与したほか、園芸用品では、除草剤(非農耕地用)の『おうちの草コロリ』シリーズが売上を大きく伸ばしたことで、当部門全体の売上高は559億1百万円(前年同期比5.6%増)となりました。
日用品部門
口腔衛生用品分野においては、入れ歯関連用品『ポリデント』・『ポリグリップ』は前年並みでありましたが、知覚過敏予防ハミガキ『シュミテクト』の大幅な伸長や、洗口液『モンダミン』の順調な売上増などにより、売上高は241億52百万円(前年同期比5.2%増)となりました。
入浴剤分野においては、主要ブランドである『バスロマン』、『きき湯』が売上を伸ばしたほか、秋に発売した新製品の出荷が寄与したことで売上高は110億43百万円(前年同期比8.5%増)となりました。
その他日用品分野においては、芳香剤の新製品『消臭アロマパレット トイレ用アロマミスト』が寄与したほか、衣類用防虫剤『ピレパラアース』などが売上を伸ばしたことで、売上高は131億66百万円(前年同期比8.2%増)となりました。
以上の結果、当部門全体の売上高は483億62百万円(前年同期比6.8%増)となりました。
ペット用品・その他部門
ペット用品・その他部門においては、売上高は56億91百万円(前年同期比0.9%減)となりました。
[総合環境衛生事業]
総合環境衛生事業におきましては、主要な顧客層である食品関連工場、医薬品・化粧品関連工場、包材関連工場が、原料やエネルギーコスト高を背景に経費削減への動きを強めていますが、一方で「安全・安心」に対する意識は高く、高品質の衛生管理サービスを求められる状況でありました。
このような状況のなか、引き続き技術開発力の強化を図り、差別化された品質保証サービスの開発に努めるとともに、各取引先の状況に応じた費用対効果の高いサービスの導入を通じて、契約の維持・拡大を図りました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における当事業の売上高は143億83百万円(前年同期比4.5%増)、セグメント利益(営業利益)は13億78百万円(前年同期比7.3%増)となりました。
(総合環境衛生事業の業績)(単位:百万円)
前第3四半期
連結累計期間
当第3四半期
連結累計期間
増減額増減率
売 上 高13,76114,3836214.5%
セグメント利益(営業利益)1,2841,378937.3%

(注)売上高にはセグメント間の内部売上高又は振替高が含まれております。その金額は、前第3四半期連結累計期間では109百万円、当第3四半期連結累計期間では114百万円です。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間における総資産は、前連結会計年度末に比べて185億40百万円増加し、1,043億36百万円となりました。これは、現金及び預金、売上債権、棚卸資産が増加したほか、白元アース㈱の新規連結に伴い主に建物及び構築物、土地などの有形固定資産が増加したことなどによるものです。
当第3四半期連結会計期間における負債は、前連結会計年度末に比べて126億23百万円増加し、500億13百万円となりました。これは、仕入債務、未払法人税等、返品調整引当金が増加したことなどによるものです。
当第3四半期連結会計期間における純資産は、前連結会計年度末に比べて59億16百万円増加し、543億23百万円となりました。これは主に、利益剰余金が増加したことによるものです。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べて3.5ポイント低下し、47.1%となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの対処すべき課題に重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費は15億83百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 従業員数
連結会社の状況
当第3四半期連結累計期間において、白元アース㈱を新たに設立したこと等により、家庭用品事業の従業員数は460名増加しております。
なお、従業員数は就業人員であります。
(6) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、白元アース㈱を新たに設立したことに伴い、同社の工場等が当社グループの新たな主要な設備となりました。
(平成26年9月30日現在)
会社名事業所名
(所在地)
セグメン
トの名称
設備の内容帳簿価額(百万円)
建物及び
構築物
機械装置
及び運搬具
土地
(面積㎡)
リース資産その他合計
白元アース㈱本社他
(東京都他)
家庭用品事業生産設備他1,9531132,092
(108,528)
*1 (6,923)
*2 (2,324)
530424,730

(注) 1. 帳簿価額の内「その他」は、工具器具及び備品であります。
2. *1( )内は連結会社以外への賃貸し分を、*2( )内は連結会社以外からの賃借り分を示しそれぞれ外数であります。
3. 金額には消費税等を含んでおりません。

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