四半期報告書-第92期第3四半期(平成27年7月1日-平成27年9月30日)
有報資料
(1) 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、企業収益が改善傾向にあり、個人消費も総じてみれば底堅く推移しておりましたが、中国をはじめとするアジア地域の景気下振れリスクなどを背景に株式市場が乱高下するなど、景気の先行きには不透明感が残る状況でありました。
このような経済状況のなか、当社グループは「ベストクオリティで世界と共生」の理念のもと、「お客様目線」に立ち“お客様の満足感・信頼感を高める”経営を行い、成長力と収益力を高めるため、お客様のニーズに適う製品・サービスの開発・提供、園芸用品の展開強化、海外販売の拡充に向けた体制の整備、コスト低減活動について重点的に取り組みました。さらには、白元アース㈱の早期黒字化に向けた課題の解決に取り組んでおります。
当第3四半期連結累計期間における売上高は、前第4四半期連結会計期間より連結業績に取り込んだ白元アース㈱の売上が加わったこともあり、1,326億10百万円(前年同期比11.3%増)となりました。一方、利益については、売上構成比の変化による原価率の上昇や経費の増加等が要因で、営業利益122億48百万円(前年同期比8.7%減)、経常利益124億71百万円(前年同期比11.7%減)、四半期純利益71億44百万円(前年同期比7.6%減)と減益となりました。
なお、当社グループは殺虫剤の売上構成比が高く、売上高が3月~7月に偏るという季節性がある一方、人件費等の固定費は年間を通じてほぼ均等に発生するため、四半期毎の売上高や利益には相応の影響があります。
※ 前期は第4四半期連結会計期間より計上
セグメントの業績の概要は次のとおりであります。
[家庭用品事業]
家庭用品事業におきましては、消費税率の引き上げに伴う駆け込み需要の影響は一段落したものの、夏場の天候不順による影響を受ける厳しい状況でありました。
このような状況のなか、当社は新製品の発売や製品リニューアルの実施、殺虫剤の早期展開、販売促進費や広告宣伝費の積極投入などにより、市場の活性化と売上・利益の拡大に努めました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における当事業の売上高は1,219億10百万円(前年同期比10.9%増)となりましたが、売上構成比の変化による原価率の上昇や経費の増加等が影響し、セグメント利益(営業利益)は105億21百万円(前年同期比14.3%減)となりました。
(注)売上高にはセグメント間の内部売上高又は振替高が含まれており、金額は前第3四半期連結累計期間では5,091百万円、当第3四半期連結累計期間では5,045百万円です。
部門別の主な状況は次のとおりであります。
殺虫剤部門
殺虫剤部門においては、当社を含む大手4社が販売した吊り下げ虫よけの商品パッケージに関する消費者庁関連報道の影響で同カテゴリーの市場が縮小したことや、消化の最盛期である夏場の天候不順が影響したほか、前年8月に国内で感染が確認されたデング熱に対する特需の反動もあり、市場は前期を下回りました。一方、当社の市場シェア(自社推計)は56.9%(前年同期比2.9ポイント増)と拡大しました。
このような状況のなか、液体蚊とり『アースノーマット』や吊り下げ虫よけ『バポナ虫よけネットW』は前期を下回りましたが、ゴキブリ用、不快害虫用殺虫剤の売上が伸長したことに加え、園芸用品において除草剤(非農耕地用)『おうちの草コロリ』の売上増もあったことで、当部門の売上高は562億97百万円(前年同期比0.7%増)となりました。
日用品部門
口腔衛生用品分野においては、洗口液『モンダミン』が大容量タイプを中心に売上を伸ばしたことに加え、新製品『モンダミン プレミアムケア』の寄与により堅調に推移しました。また、知覚過敏予防ハミガキ『シュミテクト』が大幅な売上増となったことで、売上高は251億78百万円(前年同期比4.2%増)となりました。
入浴剤分野においては、『バスクリン』や『きき湯』が前期を下回りましたが、『バスロマン』が売上を伸ばしました。また、白元アース㈱の売上が加わり、さらに今秋発売の新製品が上乗せされたことで、売上高は127億10百万円(前年同期比15.1%増)となりました。
その他日用品分野においては、消臭芳香剤やエアコン洗浄剤が前期を下回りましたが、衣類用防虫剤『ミセスロイド』やマスク『快適ガードプロ』など白元アース㈱の売上が加わったことで、売上高は215億3百万円(前年同期比63.3%増)となりました。
以上の結果、当部門全体の売上高は593億91百万円(前年同期比22.8%増)となりました。
ペット用品・その他部門
ペット用品・その他部門においては、売上高は62億21百万円(前年同期比9.3%増)となりました。
[総合環境衛生事業]
総合環境衛生事業におきましては、主要な顧客層である食品関連工場、医薬品・化粧品関連工場、包材関連工場が、原料やエネルギーコスト高、工場の統廃合などを背景にコスト削減への動きを強くする一方で、昨今の食品の異物混入事件や事故の発生により「安全・安心」に対する意識はさらに高まり、当事業が提供する高品質の衛生管理サービスへのニーズが高まる状況でありました。
このような状況のなか、当社は引き続き技術開発力の強化を図り、差別化された品質保証サービスの開発に努めるとともに、お客様のニーズに速やかに対応できる社内体制やネットワークシステムの構築、人材の育成などに努め、契約の維持・拡大を図りました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における当事業の売上高は158億22百万円(前年同期比10.0%増)、セグメント利益(営業利益)は15億6百万円(前年同期比9.3%増)となりました。
(注)売上高にはセグメント間の内部売上高又は振替高が含まれており、金額は前第3四半期連結累計期間では114百万円、当第3四半期連結累計期間では77百万円です。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間における総資産は、前連結会計年度末に比べて165億23百万円増加し、1,181億21百万円となりました。これは主に、現金及び預金、売上債権、有価証券が増加したことなどによるものです。
当第3四半期連結会計期間における負債は、前連結会計年度末に比べて110億3百万円増加し、630億21百万円となりました。これは主に、仕入債務、借入金、未払法人税、返品調整引当金が増加したことなどによるものです。
当第3四半期連結会計期間における純資産は、前連結会計年度末に比べて55億20百万円増加し、551億円となりました。これは主に、利益剰余金が増加したことによるものです。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べて1.7ポイント低下し、41.9%となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの対処すべき課題に重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費は17億25百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設の計画は、次のとおりであります。
(注)上記の金額に消費税等は含まれておりません。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、企業収益が改善傾向にあり、個人消費も総じてみれば底堅く推移しておりましたが、中国をはじめとするアジア地域の景気下振れリスクなどを背景に株式市場が乱高下するなど、景気の先行きには不透明感が残る状況でありました。
このような経済状況のなか、当社グループは「ベストクオリティで世界と共生」の理念のもと、「お客様目線」に立ち“お客様の満足感・信頼感を高める”経営を行い、成長力と収益力を高めるため、お客様のニーズに適う製品・サービスの開発・提供、園芸用品の展開強化、海外販売の拡充に向けた体制の整備、コスト低減活動について重点的に取り組みました。さらには、白元アース㈱の早期黒字化に向けた課題の解決に取り組んでおります。
当第3四半期連結累計期間における売上高は、前第4四半期連結会計期間より連結業績に取り込んだ白元アース㈱の売上が加わったこともあり、1,326億10百万円(前年同期比11.3%増)となりました。一方、利益については、売上構成比の変化による原価率の上昇や経費の増加等が要因で、営業利益122億48百万円(前年同期比8.7%減)、経常利益124億71百万円(前年同期比11.7%減)、四半期純利益71億44百万円(前年同期比7.6%減)と減益となりました。
なお、当社グループは殺虫剤の売上構成比が高く、売上高が3月~7月に偏るという季節性がある一方、人件費等の固定費は年間を通じてほぼ均等に発生するため、四半期毎の売上高や利益には相応の影響があります。
| (参考) 白元アース㈱の当第3四半期(1月~9月)業績 | (単位:百万円) | ||
| 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 四半期純利益 |
| 11,471 | △72 | △86 | 42 |
※ 前期は第4四半期連結会計期間より計上
セグメントの業績の概要は次のとおりであります。
[家庭用品事業]
家庭用品事業におきましては、消費税率の引き上げに伴う駆け込み需要の影響は一段落したものの、夏場の天候不順による影響を受ける厳しい状況でありました。
このような状況のなか、当社は新製品の発売や製品リニューアルの実施、殺虫剤の早期展開、販売促進費や広告宣伝費の積極投入などにより、市場の活性化と売上・利益の拡大に努めました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における当事業の売上高は1,219億10百万円(前年同期比10.9%増)となりましたが、売上構成比の変化による原価率の上昇や経費の増加等が影響し、セグメント利益(営業利益)は105億21百万円(前年同期比14.3%減)となりました。
| (家庭用品事業の業績) | (単位:百万円) | |||
| 前第3四半期 連結累計期間 | 当第3四半期 連結累計期間 | 増減額 | 増減率 | |
| 殺虫剤部門 | 55,901 | 56,297 | 396 | 0.7% |
| 日用品部門 | 48,362 | 59,391 | 11,029 | 22.8% |
| 口腔衛生用品 | 24,152 | 25,178 | 1,025 | 4.2% |
| 入浴剤 | 11,043 | 12,710 | 1,666 | 15.1% |
| その他日用品 | 13,166 | 21,503 | 8,337 | 63.3% |
| ペット用品・その他部門 | 5,691 | 6,221 | 529 | 9.3% |
| 売 上 高 合 計 | 109,954 | 121,910 | 11,955 | 10.9% |
| セグメント利益(営業利益) | 12,277 | 10,521 | △1,755 | △14.3% |
(注)売上高にはセグメント間の内部売上高又は振替高が含まれており、金額は前第3四半期連結累計期間では5,091百万円、当第3四半期連結累計期間では5,045百万円です。
部門別の主な状況は次のとおりであります。
殺虫剤部門
殺虫剤部門においては、当社を含む大手4社が販売した吊り下げ虫よけの商品パッケージに関する消費者庁関連報道の影響で同カテゴリーの市場が縮小したことや、消化の最盛期である夏場の天候不順が影響したほか、前年8月に国内で感染が確認されたデング熱に対する特需の反動もあり、市場は前期を下回りました。一方、当社の市場シェア(自社推計)は56.9%(前年同期比2.9ポイント増)と拡大しました。
このような状況のなか、液体蚊とり『アースノーマット』や吊り下げ虫よけ『バポナ虫よけネットW』は前期を下回りましたが、ゴキブリ用、不快害虫用殺虫剤の売上が伸長したことに加え、園芸用品において除草剤(非農耕地用)『おうちの草コロリ』の売上増もあったことで、当部門の売上高は562億97百万円(前年同期比0.7%増)となりました。
日用品部門
口腔衛生用品分野においては、洗口液『モンダミン』が大容量タイプを中心に売上を伸ばしたことに加え、新製品『モンダミン プレミアムケア』の寄与により堅調に推移しました。また、知覚過敏予防ハミガキ『シュミテクト』が大幅な売上増となったことで、売上高は251億78百万円(前年同期比4.2%増)となりました。
入浴剤分野においては、『バスクリン』や『きき湯』が前期を下回りましたが、『バスロマン』が売上を伸ばしました。また、白元アース㈱の売上が加わり、さらに今秋発売の新製品が上乗せされたことで、売上高は127億10百万円(前年同期比15.1%増)となりました。
その他日用品分野においては、消臭芳香剤やエアコン洗浄剤が前期を下回りましたが、衣類用防虫剤『ミセスロイド』やマスク『快適ガードプロ』など白元アース㈱の売上が加わったことで、売上高は215億3百万円(前年同期比63.3%増)となりました。
以上の結果、当部門全体の売上高は593億91百万円(前年同期比22.8%増)となりました。
ペット用品・その他部門
ペット用品・その他部門においては、売上高は62億21百万円(前年同期比9.3%増)となりました。
[総合環境衛生事業]
総合環境衛生事業におきましては、主要な顧客層である食品関連工場、医薬品・化粧品関連工場、包材関連工場が、原料やエネルギーコスト高、工場の統廃合などを背景にコスト削減への動きを強くする一方で、昨今の食品の異物混入事件や事故の発生により「安全・安心」に対する意識はさらに高まり、当事業が提供する高品質の衛生管理サービスへのニーズが高まる状況でありました。
このような状況のなか、当社は引き続き技術開発力の強化を図り、差別化された品質保証サービスの開発に努めるとともに、お客様のニーズに速やかに対応できる社内体制やネットワークシステムの構築、人材の育成などに努め、契約の維持・拡大を図りました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における当事業の売上高は158億22百万円(前年同期比10.0%増)、セグメント利益(営業利益)は15億6百万円(前年同期比9.3%増)となりました。
| (総合環境衛生事業の業績) | (単位:百万円) | |||
| 前第3四半期 連結累計期間 | 当第3四半期 連結累計期間 | 増減額 | 増減率 | |
| 売 上 高 | 14,383 | 15,822 | 1,439 | 10.0% |
| セグメント利益(営業利益) | 1,378 | 1,506 | 127 | 9.3% |
(注)売上高にはセグメント間の内部売上高又は振替高が含まれており、金額は前第3四半期連結累計期間では114百万円、当第3四半期連結累計期間では77百万円です。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間における総資産は、前連結会計年度末に比べて165億23百万円増加し、1,181億21百万円となりました。これは主に、現金及び預金、売上債権、有価証券が増加したことなどによるものです。
当第3四半期連結会計期間における負債は、前連結会計年度末に比べて110億3百万円増加し、630億21百万円となりました。これは主に、仕入債務、借入金、未払法人税、返品調整引当金が増加したことなどによるものです。
当第3四半期連結会計期間における純資産は、前連結会計年度末に比べて55億20百万円増加し、551億円となりました。これは主に、利益剰余金が増加したことによるものです。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べて1.7ポイント低下し、41.9%となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの対処すべき課題に重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費は17億25百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設の計画は、次のとおりであります。
| 会社名 | 事業所名 (所在地) | セグメン トの名称 | 設備の内容 | 投資予定額 | 資金調達 方法 | 着手年月 | 完了予定 年月 | 完成後の 増加能力 | |
| 総額 (百万円) | 既支払額 (百万円) | ||||||||
| 提出会社 | 赤穂工場 (兵庫県 赤穂市) | 家庭用品事業 | モンダミン生産設備 | 5,200 | 61 | 自己資金 及び借入金 | 平成27年 11月 | 平成28年 11月 | 生産能力 約2倍 |
(注)上記の金額に消費税等は含まれておりません。