有価証券報告書-第89期(2024/04/01-2025/03/31)

【提出】
2025/06/24 13:21
【資料】
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【項目】
173項目
b 指標及び目標
イ 指標
当社グループは、気候関連リスク・機会を管理するための指標として、Scope1、2、3のGHG排出量を定めています。
また、第2期中期経営計画より、4つの観点からサステナビリティ活動をとらえ、その活動全体において、ガバナンス・評価を向上させることを戦略としています。気候、自然資本は密接で不可分であるとの考え方のもと、後述するサステナビリティ・ターゲット2027では、サステナビリティ区分とマテリアリティを紐づけ、自然資本への依存・影響を考慮し、気候変動やネイチャーポジティブに対する直接的な目標を設定したほか、前述のリスク・機会に関する目標も部分的に包含させ、管理していきます。
<サステナビリティ区分>


ロ 実績
2023年度のScope1、2、3のGHG排出量実績は、以下のとおり(第三者検証済み)です。
Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)42,744t
(前年度比0.5%減)※
Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出45,483t
(前年度比30.6%減)※
Scope3:Scope1、Scope2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)293,849t
(前年度比15.6%増)※

※2022年度から天津津村製薬有限公司、盛実百草薬業有限公司の排出量を算出対象に含めています。
※Scope3の排出量増加の主な要因は、原料生薬調達量の増加によるものです。
●環境データ:https://www.tsumura.co.jp/sustainability/environment-data/

ハ 目標
サステナビリティ・ターゲット2027では、カーボンニュートラルの実現に向けて、GHG排出量(Scope1、2)の削減に加え、サプライチェーンエンゲージメントを通じたScope3への対応に着手します。
自然資本に関わる目標として、新たに野生生薬の栽培化や生物多様性保全活動、自然共生サイトの登録を推進するとともに、プラスチックの新素材化、産業廃棄物(生薬残渣)の利活用および水の再利用を推進します。自然資本に関わる目標は、気候変動の緩和や適応にも資すると考えています。
<サステナビリティ・ターゲット2027>基準年:2020年度
マテリアリティサステナビリティ区分大項目(課題)LTI-Ⅱ指標目標
※1※22027年度2031年度
自然①カーボンニュートラル
の実現
GHGGHG排出量削減 (Scope1,2)15%削減50%削減
サプライチェーンエンゲージメント (Scope3)件数生薬・原資材等 :51件
自然②
自然③
ネイチャーポジティブ
の実現
生薬の栽培化研究野生生薬の栽培化 (品目数)7品目※323品目
森林・土壌・水源の涵養生物多様性保全活動 (地域数)4件
自然共生サイト登録2件
自然④ツムラサーキュラー
エコノミーの構築
プラスチック新素材化率 (%)30%50%
産業廃棄物生薬残渣の利活用推進 (有価物化、%)30%
水の再利用率 (%)※460%
健康①地域・社会
リレーション構築
生薬産地・生産拠点等の
・自然環境保全 ・地域振興(教育・雇用) ・社員教育
生薬栽培地や地域との協働 (次世代育成)6件
役職員向けサステナビリティ教育 e-learning(件)5件

※1 マテリアリティの略号は、自然①:気候変動対策(カーボンニュートラルの実現)、自然②:生物多様性の保全(森林・土壌・水源の涵養)、自然③:持続可能な原料調達(生薬の栽培化研究等)、
自然④:資源の循環利用(水・生薬残渣の再資源化)、健康①:天然物由来の高品質な医薬品・製商品へのアクセス拡大、を意味します。
※2 〇を付したものは、中長期業績連動株式報酬(LTI-Ⅱ)の指標の一部として管理されています。
※3 当社で使用する生薬119品目のうち、野生生薬を使用する品目数は基準年(2020年度)において34品目です。
※4 対象は、静岡・茨城・上海・天津の4工場です。ツムラグループ全体の排水量のうち、およそ96%(2023年度実績)はこれらの4工場が占めています。工場では、取水時よりも清浄な水を排水しています。
●サステナビリティ・ターゲット2027:https://www.tsumura.co.jp/sustainability/environment/manegement/

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