四半期報告書-第123期第3四半期(平成26年7月1日-平成26年9月30日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成26年1月1日~平成26年9月30日)の世界経済は、米国では緩やかな景気回復が持続しているものの、欧州ではこのところ景気回復に足踏み状態が見られるようになりました。新興諸国においては中国の経済成長が鈍化し、アセアン地域やロシアなどにおいても経済が低迷するなど、世界経済全体としては地政学的なリスクの顕在化などのさまざまな要因により、停滞感が増してきました。
わが国経済につきましても、4月からの消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動が足元でも続いており、弱さが見られるようになりました。
当社グループを取り巻く環境につきましては、天然ゴム相場が引き続き低位で安定的に推移したことに加えて、為替の円安による輸出環境の改善がありましたが、海外市販市場における競合他社との競争が激化するなど、引き続き厳しい状況で推移しました。
このような情勢のもと、当社グループは、2020年を目標年度とする長期ビジョン「VISION 2020」の実現を目指し、事業の成長と収益力の向上に向けて様々な対策に取り組みました。
この結果、当社グループの連結売上高は575,832百万円(前年同期比8.2%増)、連結営業利益は49,068百万円(前年同期比14.2%増)、連結経常利益は51,627百万円(前年同期比27.2%増)、連結四半期純利益は31,728百万円(前年同期比28.2%増)と、増収増益を達成しました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
1.タイヤ事業
タイヤ事業の売上高は、500,701百万円(前年同期比8.6%増)、営業利益は44,138百万円(前年同期比14.6%増)となりました。
国内市販用タイヤは、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要が発生し、業界需要が前年同期を上回るなか、その需要を取り込んで販売を伸ばしました。ダンロップブランドで低燃費性能に「長持ち」という新たな価値を加えた、第2世代のスタンダード低燃費タイヤ「エナセーブ EC203」を発売し、順調に販売を拡大するなど、販売構成の改善に努めたことにより、売上高は前年同期を上回りました。
国内新車用タイヤについては、自動車生産台数が前年同期を上回るなか、低燃費タイヤを中心とする高付加価値タイヤの納入拡大により販売数量が増加したため、売上高は前年同期を上回りました。
海外市販用タイヤは、各国市場において販売を伸ばしましたが、競合他社との価格競争が激化しており、金額面では厳しい状況で推移しました。一方で、為替は円安で推移したため、売上高は前年同期を上回りました。
海外新車用タイヤでは、生産拠点を有するタイは政情不安などによる景気の低迷により販売数量が減少しましたが、拡大を続ける中国市場においては大幅に販売を伸ばしたため、売上高は前年同期を上回りました。
以上の結果、タイヤ事業の売上高は前年同期を上回りました。
2.スポーツ事業
スポーツ事業の売上高は、49,554百万円(前年同期比4.3%増)、営業利益は1,827百万円(前年同期比26.9%減)となりました。
国内市場は、2月の降雪や夏場の大雨などの天候要因に加え、消費税率引き上げの影響などにより市況が低迷し、厳しい状況で推移しました。海外市場においても、悪天候などの影響により米国市場が前年同期を下回ったほか、東南アジア諸国や韓国の市況にも停滞感が広がるなど、厳しい状況で推移しました。
このようななか、国内市場においては、昨年12月に発売しました「ゼクシオ エイト」が発売以来10カ月連続で金額シェアNo.1※となったほか、9月に発売しました「スリクソンNEW Z(ゼット)シリーズ」ゴルフクラブが好調なスタートを切りました。また、昨年に業務提携契約を結んだ株式会社アシックス製のゴルフシューズ販売も好調に推移したため、国内販売は前年同期を上回りました。
海外市場においては、「ゼクシオ エイト」の販売を米国などでも開始し、拡販に努めましたが、世界的な市況の冷え込みにより海外販売は前年同期を下回りました。
以上の結果、スポーツ事業の売上高は前年同期を上回りました。
※株式会社矢野経済研究所調べによる金額シェア
3.産業品他事業
産業品他事業の売上高は、25,577百万円(前年同期比8.5%増)、営業利益は3,091百万円(前年同期比59.7%増)となりました。
生活用品の保冷具やスロープは、市況や天候の影響により低調に推移しましたが、スポーツ専用ロングパイル人工芝「ハイブリッドターフ」の販売が堅調に推移し、全体を牽引しました。
以上の結果、産業品他事業の売上高は前年同期を上回りました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は17,525百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 業績の状況
| 当第3四半期 連結累計期間 | 前第3四半期 連結累計期間 | 増減率 | ||
| 百万円 | 百万円 | % | ||
| 売上高 | 575,832 | 531,986 | 8.2 | |
| タイヤ事業 | 500,701 | 460,884 | 8.6 | |
| スポーツ事業 | 49,554 | 47,518 | 4.3 | |
| 産業品他事業 | 25,577 | 23,584 | 8.5 | |
| 営業利益 | 49,068 | 42,964 | 14.2 | |
| タイヤ事業 | 44,138 | 38,521 | 14.6 | |
| スポーツ事業 | 1,827 | 2,501 | △26.9 | |
| 産業品他事業 | 3,091 | 1,935 | 59.7 | |
| 調整額 | 12 | 7 | - | |
| 経常利益 | 51,627 | 40,583 | 27.2 | |
| 四半期純利益 | 31,728 | 24,747 | 28.2 | |
| 為替レートの前提 | ||||
| 当第3四半期 連結累計期間 | 前第3四半期 連結累計期間 | 増減 | ||
| 1米ドル当たり | 103円 | 97円 | 6円 | |
| 1ユーロ当たり | 140円 | 127円 | 13円 | |
当第3四半期連結累計期間(平成26年1月1日~平成26年9月30日)の世界経済は、米国では緩やかな景気回復が持続しているものの、欧州ではこのところ景気回復に足踏み状態が見られるようになりました。新興諸国においては中国の経済成長が鈍化し、アセアン地域やロシアなどにおいても経済が低迷するなど、世界経済全体としては地政学的なリスクの顕在化などのさまざまな要因により、停滞感が増してきました。
わが国経済につきましても、4月からの消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動が足元でも続いており、弱さが見られるようになりました。
当社グループを取り巻く環境につきましては、天然ゴム相場が引き続き低位で安定的に推移したことに加えて、為替の円安による輸出環境の改善がありましたが、海外市販市場における競合他社との競争が激化するなど、引き続き厳しい状況で推移しました。
このような情勢のもと、当社グループは、2020年を目標年度とする長期ビジョン「VISION 2020」の実現を目指し、事業の成長と収益力の向上に向けて様々な対策に取り組みました。
この結果、当社グループの連結売上高は575,832百万円(前年同期比8.2%増)、連結営業利益は49,068百万円(前年同期比14.2%増)、連結経常利益は51,627百万円(前年同期比27.2%増)、連結四半期純利益は31,728百万円(前年同期比28.2%増)と、増収増益を達成しました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
1.タイヤ事業
タイヤ事業の売上高は、500,701百万円(前年同期比8.6%増)、営業利益は44,138百万円(前年同期比14.6%増)となりました。
国内市販用タイヤは、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要が発生し、業界需要が前年同期を上回るなか、その需要を取り込んで販売を伸ばしました。ダンロップブランドで低燃費性能に「長持ち」という新たな価値を加えた、第2世代のスタンダード低燃費タイヤ「エナセーブ EC203」を発売し、順調に販売を拡大するなど、販売構成の改善に努めたことにより、売上高は前年同期を上回りました。
国内新車用タイヤについては、自動車生産台数が前年同期を上回るなか、低燃費タイヤを中心とする高付加価値タイヤの納入拡大により販売数量が増加したため、売上高は前年同期を上回りました。
海外市販用タイヤは、各国市場において販売を伸ばしましたが、競合他社との価格競争が激化しており、金額面では厳しい状況で推移しました。一方で、為替は円安で推移したため、売上高は前年同期を上回りました。
海外新車用タイヤでは、生産拠点を有するタイは政情不安などによる景気の低迷により販売数量が減少しましたが、拡大を続ける中国市場においては大幅に販売を伸ばしたため、売上高は前年同期を上回りました。
以上の結果、タイヤ事業の売上高は前年同期を上回りました。
2.スポーツ事業
スポーツ事業の売上高は、49,554百万円(前年同期比4.3%増)、営業利益は1,827百万円(前年同期比26.9%減)となりました。
国内市場は、2月の降雪や夏場の大雨などの天候要因に加え、消費税率引き上げの影響などにより市況が低迷し、厳しい状況で推移しました。海外市場においても、悪天候などの影響により米国市場が前年同期を下回ったほか、東南アジア諸国や韓国の市況にも停滞感が広がるなど、厳しい状況で推移しました。
このようななか、国内市場においては、昨年12月に発売しました「ゼクシオ エイト」が発売以来10カ月連続で金額シェアNo.1※となったほか、9月に発売しました「スリクソンNEW Z(ゼット)シリーズ」ゴルフクラブが好調なスタートを切りました。また、昨年に業務提携契約を結んだ株式会社アシックス製のゴルフシューズ販売も好調に推移したため、国内販売は前年同期を上回りました。
海外市場においては、「ゼクシオ エイト」の販売を米国などでも開始し、拡販に努めましたが、世界的な市況の冷え込みにより海外販売は前年同期を下回りました。
以上の結果、スポーツ事業の売上高は前年同期を上回りました。
※株式会社矢野経済研究所調べによる金額シェア
3.産業品他事業
産業品他事業の売上高は、25,577百万円(前年同期比8.5%増)、営業利益は3,091百万円(前年同期比59.7%増)となりました。
生活用品の保冷具やスロープは、市況や天候の影響により低調に推移しましたが、スポーツ専用ロングパイル人工芝「ハイブリッドターフ」の販売が堅調に推移し、全体を牽引しました。
以上の結果、産業品他事業の売上高は前年同期を上回りました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は17,525百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。