有価証券報告書-第94期(平成30年1月1日-平成30年12月31日)
本項においては、将来に関する事項が含まれていますが、当該事項は2019年3月28日現在において判断したもの
です。
(1)経営の基本方針
当社グループでは、グループの全ての事業活動、社会活動を貫く企業理念としてのグループビジョン“Look Beyond” を定めています。このグループビジョンにおいて、当社グループが世の中に提供すべき価値、グループの存在意義を示すものとして「私たちの使命」を掲げています。
[私たちの使命]
“AGC、いつも世界の大事な一部”
~独自の素材・ソリューションで、いつもどこかで世界中の人々の暮らしを支えます~
また、グループビジョン“Look Beyond” では、以下の通り、グループ全体で共有すべき最も重要な価値観およびグループメンバーが世代を超えて受け継ぎ、実践していく基本精神(スピリット)を掲げています。
[私たちの価値観]
「イノベーション&オペレーショナル・エクセレンス(革新と卓越)」、
「ダイバーシティ(多様性)」、「エンバイロンメント(環境)」、「インテグリティ(誠実)」
[私たちのスピリット]
“易きになじまず難きにつく”
(2)中期経営計画 AGC plus-2020 の進捗状況
当社グループは「2025年のありたい姿」とその実現のための長期経営戦略を以下の通り定めています。
また、2025年度の経営財務目標として、これまでの最高益を更新する営業利益2,292億円以上、ROE10%以上、戦略事業利益貢献比率40%以上、D/E0.5以下とする目標を設定しています。
当社グループは、2018年から2020年までの3年間を「2025年のありたい姿 実現のための礎を築く期間」と位置付け、この3年間を対象とする中期経営計画AGC plus-2020において2020年度の経営財務目標と主要課題を次のとおり定め、事業運営を行っています。
(経営財務目標)
(当社グループの主要課題)
■ 市況変動に強い高付加価値事業を伸ばす
■ 戦略事業の成長戦略を推進する
■ 成長地域・勝てる地域へ経営資源を集中する
■ 戦略的なM&Aにより持続的成長を図る
中期経営計画AGC plus-2020の初年度にあたる2018年度は、各部門で主要課題に則した事業運営を行った結果、売上高は1兆5,229億円となり、前年度1兆4,635億円に対して増収となりました。営業利益は1,206億円と前年度1,196億円に対して増益となり、営業利益における戦略事業の貢献比率も前年度10%から17%に伸長しました。営業利益の増加に加えその他収支が改善したことなどにより、親会社の所有者に帰属する当期純利益は896億円と前年度692億円に対して増益となり、ROEは7.7%と前年度6.1%から改善しました。
また将来の成長に向け、EUV露光用フォトマスクブランクス供給体制の大幅増強(日本)や、塩化ビニル樹脂の生産能力増強(インドネシア)、バイオ医薬品生産能力の増強(米国、日本)等の投資及び、パーク・エレクトロケミカル社(米国)のエレクトロニクス事業やマルグラット・ファーマ・ケミカルズ社(スペイン)の買収を決定しました。
中期経営計画AGC plus-2020の2年目となる2019年度も、将来の成長実現のための投資を積極的に行います。
これら投資の減価償却負担が増加することなどにより、2019年度の増益幅は昨年に引き続き緩やかなものに留まりますが、これまでに決定した投資が2020年度から本格的に利益に貢献することから、中期経営計画AGC plus-2020に掲げた営業利益及びROEなどの経営財務目標を達成できるものと考えています。
(3)更なる成長に向けた戦略事業の取り組み
中期経営計画AGC plus-2020の主要課題の1つに「戦略事業(モビリティ・エレクトロニクス・ライフサイエンス)の成長戦略推進」を掲げています。
今後の各事業における主な取り組みは以下の通りです。
以上により、中期経営計画AGC plus-2020の目標に掲げた、営業利益における戦略事業の貢献比率(2020年度:25%、2025年度:40%)の達成を目指します。

当社グループは、中期経営計画 AGC plus-2020 で掲げた戦略の実行と経営財務目標の達成を通じて、持続的成長を実現し、全てのステークホルダーに価値をプラスします。
です。
(1)経営の基本方針
当社グループでは、グループの全ての事業活動、社会活動を貫く企業理念としてのグループビジョン“Look Beyond” を定めています。このグループビジョンにおいて、当社グループが世の中に提供すべき価値、グループの存在意義を示すものとして「私たちの使命」を掲げています。
[私たちの使命]
“AGC、いつも世界の大事な一部”
~独自の素材・ソリューションで、いつもどこかで世界中の人々の暮らしを支えます~
また、グループビジョン“Look Beyond” では、以下の通り、グループ全体で共有すべき最も重要な価値観およびグループメンバーが世代を超えて受け継ぎ、実践していく基本精神(スピリット)を掲げています。
[私たちの価値観]
「イノベーション&オペレーショナル・エクセレンス(革新と卓越)」、
「ダイバーシティ(多様性)」、「エンバイロンメント(環境)」、「インテグリティ(誠実)」
[私たちのスピリット]
“易きになじまず難きにつく”
(2)中期経営計画 AGC plus-2020 の進捗状況
当社グループは「2025年のありたい姿」とその実現のための長期経営戦略を以下の通り定めています。
また、2025年度の経営財務目標として、これまでの最高益を更新する営業利益2,292億円以上、ROE10%以上、戦略事業利益貢献比率40%以上、D/E0.5以下とする目標を設定しています。当社グループは、2018年から2020年までの3年間を「2025年のありたい姿 実現のための礎を築く期間」と位置付け、この3年間を対象とする中期経営計画AGC plus-2020において2020年度の経営財務目標と主要課題を次のとおり定め、事業運営を行っています。
(経営財務目標)
| 2020年度目標 | 2025年度目標 | |
| 営業利益 | 1,600億円以上 | 2,292億円以上 (過去最高益更新) |
| ROE | 8%以上 | 10%以上 |
| 戦略事業利益貢献比率 | 25%以上 | 40%以上 |
| D/E | 0.5以下 | 0.5以下 |
(当社グループの主要課題)
■ 市況変動に強い高付加価値事業を伸ばす
■ 戦略事業の成長戦略を推進する
■ 成長地域・勝てる地域へ経営資源を集中する
■ 戦略的なM&Aにより持続的成長を図る
中期経営計画AGC plus-2020の初年度にあたる2018年度は、各部門で主要課題に則した事業運営を行った結果、売上高は1兆5,229億円となり、前年度1兆4,635億円に対して増収となりました。営業利益は1,206億円と前年度1,196億円に対して増益となり、営業利益における戦略事業の貢献比率も前年度10%から17%に伸長しました。営業利益の増加に加えその他収支が改善したことなどにより、親会社の所有者に帰属する当期純利益は896億円と前年度692億円に対して増益となり、ROEは7.7%と前年度6.1%から改善しました。
また将来の成長に向け、EUV露光用フォトマスクブランクス供給体制の大幅増強(日本)や、塩化ビニル樹脂の生産能力増強(インドネシア)、バイオ医薬品生産能力の増強(米国、日本)等の投資及び、パーク・エレクトロケミカル社(米国)のエレクトロニクス事業やマルグラット・ファーマ・ケミカルズ社(スペイン)の買収を決定しました。
中期経営計画AGC plus-2020の2年目となる2019年度も、将来の成長実現のための投資を積極的に行います。
これら投資の減価償却負担が増加することなどにより、2019年度の増益幅は昨年に引き続き緩やかなものに留まりますが、これまでに決定した投資が2020年度から本格的に利益に貢献することから、中期経営計画AGC plus-2020に掲げた営業利益及びROEなどの経営財務目標を達成できるものと考えています。
| 事業セグメント | 主な投資と効果発現時期 |
| ガラス | 安定した市場を背景に、勝てる地域で「稼ぐ力」を伸ばす [建築用ガラス] ・欧州の設備改修による生産性、燃費向上(2020年) ・ブラジル新窯稼働開始(2019年) [自動車用ガラス] ・モロッコ新工場稼働開始(2019年) |
| 電子 | 電子部材事業が大きく成長 [ディスプレイ] ・中国G11サイズ新設備稼働開始(2019年) [エレクトロニクス] ・日本EUV露光用フォトマスクブランクス能力増強(2019年以降順次増強) |
| 化学品 | ライフサイエンス事業が大きく成長 [クロールアルカリ] ・インドネシア塩化ビニル樹脂能力増強(2021年) [フッ素] ・日本フッ素製品能力増強(2021年) [ライフサイエンス] ・日本GMP対応合成医薬品能力増強(2020年) ・米国バイオ医薬品能力増強(2020年) |
(3)更なる成長に向けた戦略事業の取り組み
中期経営計画AGC plus-2020の主要課題の1つに「戦略事業(モビリティ・エレクトロニクス・ライフサイエンス)の成長戦略推進」を掲げています。
今後の各事業における主な取り組みは以下の通りです。
| モビリティ | 各種交通システムを取り巻く環境・インフラの変化を機会と捉え、 ・既存の車載ディスプレイ用カバーガラス事業を更に拡大する ・情報表示やセンサーなど様々な機能を持つガラスや、電子・化学品の技術を活用した新製品の開発に取り組み、事業を拡大する |
| エレクトロニクス | ・引き続きオプトエレクトロニクス製品の売上を拡大する ・市場拡大が見込まれる半導体関連部材において、EUV露光用フォトマスクブランクスやCMPスラリーなど、ハイエンド消耗材の売上を拡大する ・5G等、通信技術の進化が加速する中、次世代高速通信用部材において、プリント基板材料であるCCL(銅張積層板)の素材・製品等を販売し、事業を拡大する また、当社のアンテナ技術と顧客基盤を活用し、5G通信基地局用ガラスアンテナ事業、5G通信用車載アンテナ事業を拡大する |
| ライフサイエンス | 医農薬市場の高い成長が見込まれる中、 ・合成医農薬、バイオ医薬品それぞれの分野において、M&A等により構築したグローバル運営体制を活用、強化する ・細胞医薬品、再生医療等の分野においても新たな事業機会を探索する |
以上により、中期経営計画AGC plus-2020の目標に掲げた、営業利益における戦略事業の貢献比率(2020年度:25%、2025年度:40%)の達成を目指します。

当社グループは、中期経営計画 AGC plus-2020 で掲げた戦略の実行と経営財務目標の達成を通じて、持続的成長を実現し、全てのステークホルダーに価値をプラスします。