訂正有価証券報告書-第93期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)
有報資料
当社グループは、いかなる経営環境の変化にも対応できる企業体質を確立することを重要課題と認識し、競争力ある事業の育成を通じて、持続的かつグローバルに発展することを経営の基本方針としております。
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)経営環境及び対処すべき課題
当社グループを取りまく経営環境は、今後の国内需要の伸びが期待できない状況において、顧客の海外進出は加速し、グローバル化による競争が激化しております。このような事業環境に対応すべく昨年「2016中期経営計画」を策定・公表いたしました。
中期経営計画ビジョンとして、
・「特殊鋼をつくり加工する」ビジネスモデルのグローバル展開
・「付加価値を素材から創る」モデル構築
を掲げ、①ばね事業のグローバルサプライヤー化、②「特殊鋼をつくり加工する」鋼材-ばねシナジーのさらなる強化、③素形材事業における「付加価値を素材から創る」モデルの構築、を3大方針といたしました。
これらを実現するために「国内事業基盤の強化」「実行基盤の構築」「海外展開の加速」「社内・外シナジーの発揮」をテーマに、まずは事業基盤の強化として三菱製鋼室蘭特殊鋼株式会社におけるリフレッシュ投資と戦略投資を推進中です。実行基盤については、事業間シナジーの効果拡大に向け、事業横串機能を具体化し、グローバル展開の支援・リスク管理等を行う企画部門を新設、技術開発センターでは、事業戦略に沿い長期的成長に向けた開発を行うため研究開発設備を整え本格的に取り組みをはじめました。また、海外展開においては、自動車市場の伸長が見込まれるメキシコへの進出ならびにインドネシアにおける特殊鋼鋼材の製造・販売を開始しました。
2017年度は、M&Aも視野に入れた海外展開・事業展開を加速させます。また、産学連携など社外との連携も強化します。技術開発センターでの研究開発、設備投資に関してもさらに加速・強化させ、グローバル競争力を高めてまいります。
当社グループ一丸となりこれらの課題に取り組むことで、中期経営計画達成を目指し「特殊鋼をつくり加工する」会社から「付加価値を素材から創る」会社へと成長し、企業価値の向上を目指してまいります。
(2)目標とする経営指標
(3)各事業における重点施策
[特殊鋼鋼材事業]
主要顧客である建設機械向けを主体に需要が回復する中、原材料高騰に対応する売価転嫁及び適正マージン確保のため販売価格改定を粘り強く実行してまいります。また、引き続きさまざまな新規拡販に注力し、今後も安定した売上量を確保してまいります。
インドネシアでの事業展開においては、ばね平鋼の販売に続き、特殊鋼棒鋼の製造・販売を開始し、東南アジア圏への現地調達化ニーズに応えてまいります。
また、三菱製鋼室蘭特殊鋼株式会社における生産体制のさらなる効率化と最適化に向けてリフレッシュ投資と戦略投資を着実にすすめ、品質向上とコスト競争力をより一層進化させてまいります。
[ばね事業]
国内では、軽量化・性能向上の技術開発をさらに強化し、その技術をグローバルで供給できるよう推進してまいります。
海外では北米、中国、インド、フィリピン等既設拠点でのコスト改善を継続するとともに、新規に進出したメキシコ拠点及び中国拠点での自動車用スタビライザ事業等を早期に軌道にのせ、また、新規進出拠点として欧州等を検討しグローバルでの売上拡大に努めてまいります。
[素形材事業]
技術開発センターと連携し、材料開発に関する設備投資を行うとともに、社外との連携を強化し研究開発を進めてまいります。また、生産技術の向上及び開発に注力し、新規品・新規分野への拡販をさらに進めてまいります。
さらに、グローバルな視野でM&Aの検討も進め、材料から加工・組立までの素形材一貫モデルの構築に努めてまいります。
[機器装置事業]
三菱長崎機工株式会社では、市場環境が変化する中、三菱製鋼グループのネットワークを活用し、海外展開するとともに、三菱製鋼室蘭特殊鋼株式会社の設備リフレッシュ等をはじめとした設備投資支援を進め、グループ内においての連携を強化してまいります。
また、開発・設備投資を継続して行い、総合エンジニアリング会社として持続的成長を目指してまいります。
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)経営環境及び対処すべき課題
当社グループを取りまく経営環境は、今後の国内需要の伸びが期待できない状況において、顧客の海外進出は加速し、グローバル化による競争が激化しております。このような事業環境に対応すべく昨年「2016中期経営計画」を策定・公表いたしました。
中期経営計画ビジョンとして、
・「特殊鋼をつくり加工する」ビジネスモデルのグローバル展開
・「付加価値を素材から創る」モデル構築
を掲げ、①ばね事業のグローバルサプライヤー化、②「特殊鋼をつくり加工する」鋼材-ばねシナジーのさらなる強化、③素形材事業における「付加価値を素材から創る」モデルの構築、を3大方針といたしました。
これらを実現するために「国内事業基盤の強化」「実行基盤の構築」「海外展開の加速」「社内・外シナジーの発揮」をテーマに、まずは事業基盤の強化として三菱製鋼室蘭特殊鋼株式会社におけるリフレッシュ投資と戦略投資を推進中です。実行基盤については、事業間シナジーの効果拡大に向け、事業横串機能を具体化し、グローバル展開の支援・リスク管理等を行う企画部門を新設、技術開発センターでは、事業戦略に沿い長期的成長に向けた開発を行うため研究開発設備を整え本格的に取り組みをはじめました。また、海外展開においては、自動車市場の伸長が見込まれるメキシコへの進出ならびにインドネシアにおける特殊鋼鋼材の製造・販売を開始しました。
2017年度は、M&Aも視野に入れた海外展開・事業展開を加速させます。また、産学連携など社外との連携も強化します。技術開発センターでの研究開発、設備投資に関してもさらに加速・強化させ、グローバル競争力を高めてまいります。
当社グループ一丸となりこれらの課題に取り組むことで、中期経営計画達成を目指し「特殊鋼をつくり加工する」会社から「付加価値を素材から創る」会社へと成長し、企業価値の向上を目指してまいります。
(2)目標とする経営指標
| 2016年度実績 (平成29年3月期) | 2020年度目標 (平成33年3月期) | 2025年度目標 (平成38年3月期) | |
| 売上高 | 1,037億円 | 1,700億円 | 2,500億円 |
| 営業利益 | 38億円 | 90億円 | ― |
| 経常利益 | 32億円 | 85億円 | ― |
| ROE | 5.9% | 8.0% | 10%超 |
| 海外売上比率 | 37% | 47% | 65% |
(3)各事業における重点施策
[特殊鋼鋼材事業]
主要顧客である建設機械向けを主体に需要が回復する中、原材料高騰に対応する売価転嫁及び適正マージン確保のため販売価格改定を粘り強く実行してまいります。また、引き続きさまざまな新規拡販に注力し、今後も安定した売上量を確保してまいります。
インドネシアでの事業展開においては、ばね平鋼の販売に続き、特殊鋼棒鋼の製造・販売を開始し、東南アジア圏への現地調達化ニーズに応えてまいります。
また、三菱製鋼室蘭特殊鋼株式会社における生産体制のさらなる効率化と最適化に向けてリフレッシュ投資と戦略投資を着実にすすめ、品質向上とコスト競争力をより一層進化させてまいります。
[ばね事業]
国内では、軽量化・性能向上の技術開発をさらに強化し、その技術をグローバルで供給できるよう推進してまいります。
海外では北米、中国、インド、フィリピン等既設拠点でのコスト改善を継続するとともに、新規に進出したメキシコ拠点及び中国拠点での自動車用スタビライザ事業等を早期に軌道にのせ、また、新規進出拠点として欧州等を検討しグローバルでの売上拡大に努めてまいります。
[素形材事業]
技術開発センターと連携し、材料開発に関する設備投資を行うとともに、社外との連携を強化し研究開発を進めてまいります。また、生産技術の向上及び開発に注力し、新規品・新規分野への拡販をさらに進めてまいります。
さらに、グローバルな視野でM&Aの検討も進め、材料から加工・組立までの素形材一貫モデルの構築に努めてまいります。
[機器装置事業]
三菱長崎機工株式会社では、市場環境が変化する中、三菱製鋼グループのネットワークを活用し、海外展開するとともに、三菱製鋼室蘭特殊鋼株式会社の設備リフレッシュ等をはじめとした設備投資支援を進め、グループ内においての連携を強化してまいります。
また、開発・設備投資を継続して行い、総合エンジニアリング会社として持続的成長を目指してまいります。