有価証券報告書-第89期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/26 9:57
【資料】
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【項目】
162項目
※7 固定資産の減損損失
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
当連結会計年度において、連結子会社の株式会社アルファメタルに関連し下記の減損損失を計上しております。当社グループは原則として管理会計上の区分を考慮し、グルーピングをしており、事業の用に供していない遊休資産等については、個別資産ごとにグルーピングしております。
場所用途種類減損損失
日本 福岡県その他事業建物及び構築物42百万円
機械装置及び運搬具82百万円
土地49百万円
その他68百万円
合計242百万円

株式会社アルファメタルでは、新型コロナウイルス感染症および半導体不足による自動車関連の減産等により、営業活動から生じる損益が継続してマイナスであり減損の兆候が認められたことから、将来キャッシュ・フローを用いて回収可能価額を算定した結果、回収可能価額が帳簿価額を下回ったため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(242百万円)として特別損失に計上しております。なお、回収可能価額は使用価値により測定しており、割引率は8.0%を使用しております。
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
当連結会計年度において、連結子会社のマルイチ・ネブラスカ・チューブLLCに関連し下記の減損損失を計上しております。当社グループは原則として管理会計上の区分を考慮し、グルーピングをしており、事業の用に供していない遊休資産等については、個別資産ごとにグルーピングしております。
場所用途種類減損損失
北米 ネブラスカ州鋼管事業のれん123百万円

株式を取得する際に、超過収益力を前提にのれんを計上しておりましたが、業績が当初予定していた事業計画を下回って推移していることから、米国会計基準に基づき、減損テストを実施した結果、公正価値が帳簿価額を下回っていたため、未償却残高と公正価値の差額を減損損失として特別損失に計上しております。
なお、公正価値は主として使用価値により測定し、割引率は23.5%を使用しております。