有価証券報告書-第86期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)
金融商品関係
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、設備投資計画等に照らして、必要な資金を銀行借入により調達しており、一時的な余資は安全性及び流動性の高い金融資産(主に銀行預金)で運用しております。また、デリバティブは、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行わない方針であります。
(2) 金融商品の内容及びリスク
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2.参照)。
前連結会計年度(平成27年3月31日)
(注) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については( )で示しております。
当連結会計年度(平成28年3月31日)
(注) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については( )で示しております。
(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資 産
(1) 現金及び預金、(2) 受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。なお、売掛金に関し、先物為替予約の振当処理によるものは、ヘッジ対象とされている売掛金と一体として処理されているため、その時価は、当該売掛金の時価に含めて記載しております。
(3) 有価証券及び投資有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価格によっており、債券等は取引金融機関から提示された価格によっております。
負 債
(1) 支払手形及び買掛金、(2) 短期借入金、(3) 未払法人税等
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(4) 長期借入金
短期間で市場金利が反映されており、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額を時価としております。
デリバティブ取引
注記事項「デリバティブ取引関係」をご参照下さい。
2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品 (単位:百万円)
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「(3) 有価証券及び投資有価証券」には含めておりません。
3.金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(平成27年3月31日)
当連結会計年度(平成28年3月31日)
4.短期借入金及び長期借入金の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(平成27年3月31日)
当連結会計年度(平成28年3月31日)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、設備投資計画等に照らして、必要な資金を銀行借入により調達しており、一時的な余資は安全性及び流動性の高い金融資産(主に銀行預金)で運用しております。また、デリバティブは、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行わない方針であります。
(2) 金融商品の内容及びリスク
項目 | 内容 | リスク |
・受取手形及び売掛金 | 通常の営業活動に伴い生じた営業債権であります。 | 顧客の信用リスクに晒されており、外貨建ての営業債権は、為替の変動リスクに晒されております。 |
・有価証券及び 投資有価証券 | 主に業務上の関係を有する企業の株式であります。 | 市場価格の変動リスクに晒されております。 |
・支払手形及び買掛金 | 通常の営業活動に伴い生じた営業債務であります。 | 全てが6ヶ月以内の短期決済となっております。 |
・借入金 | 運転資金及び設備投資資金に係る資金調達のためのものであります。 | 変動金利により資金調達しております。 |
・デリバティブ取引 | 内容及びリスク | |
外貨建ての営業債権に係る為替の変動リスクに対するヘッジを目的とした先物為替予約取引のみであります。なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジの有効性の評価方法等については、「4.会計方針に関する事項 (6)重要なヘッジ会計の方法」をご参照下さい。 |
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
項目 | リスク管理部署 | リスク管理方針、リスク管理規程 及びリスクの減殺方法等 |
[信用リスク] ・受取手形及び売掛金 | 営業統括部及び経理部 | 当社グループは、当社信用管理規程をベースに主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。 |
・デリバティブ取引 | 経理部 | 当社は、格付の高い金融機関とのみ取引を行っております。 |
[市場リスク] ・売掛金(外貨建て) | 経理部 | 当社は、通貨別月別に把握された為替の変動リスクに対して、先物為替予約を利用してヘッジしております。 |
・有価証券及び 投資有価証券 | 経理部 | 当社は、定期的に時価や発行体(取引企業先)の財務状況等を把握し、また、市況や取引企業先との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。 |
・デリバティブ取引 | 経理部及び監査室 | 当社は、取引権限及び取引期間等を定めたデリバティブ取引管理細則に従い、外貨建ての営業債権につき経理部にて先物為替予約を行っております。また、契約先及び予約残高等の契約内容については、半年ごとに監査室の監査を受けております。 |
[資金調達に係る 流動性リスク] | 経理部 | 当社グループは、各部署からの報告に基づき、経理部門が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。 |
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2.参照)。
前連結会計年度(平成27年3月31日)
連結貸借対照表計上額 (百万円) | 時価(百万円) | 差額(百万円) | |
(1) 現金及び預金 | 9,790 | 9,790 | - |
(2) 受取手形及び売掛金 | 7,112 | 7,112 | - |
(3) 有価証券及び投資有価証券 | 857 | 857 | - |
資産計 | 17,760 | 17,760 | - |
(1) 支払手形及び買掛金 | 4,212 | 4,212 | - |
(2) 短期借入金 | 718 | 718 | - |
(3) 未払法人税等 | 526 | 526 | - |
(4) 長期借入金 | 358 | 358 | - |
負債計 | 5,815 | 5,815 | - |
デリバティブ取引(注) | (0) | (0) | - |
(注) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については( )で示しております。
当連結会計年度(平成28年3月31日)
連結貸借対照表計上額 (百万円) | 時価(百万円) | 差額(百万円) | |
(1) 現金及び預金 | 9,629 | 9,629 | - |
(2) 受取手形及び売掛金 | 6,723 | 6,723 | - |
(3) 有価証券及び投資有価証券 | 413 | 413 | - |
資産計 | 16,767 | 16,767 | - |
(1) 支払手形及び買掛金 | 3,335 | 3,335 | - |
(2) 短期借入金 | 684 | 684 | - |
(3) 未払法人税等 | 324 | 324 | - |
負債計 | 4,344 | 4,344 | - |
デリバティブ取引(注) | 0 | 0 | - |
(注) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については( )で示しております。
(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資 産
(1) 現金及び預金、(2) 受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。なお、売掛金に関し、先物為替予約の振当処理によるものは、ヘッジ対象とされている売掛金と一体として処理されているため、その時価は、当該売掛金の時価に含めて記載しております。
(3) 有価証券及び投資有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価格によっており、債券等は取引金融機関から提示された価格によっております。
負 債
(1) 支払手形及び買掛金、(2) 短期借入金、(3) 未払法人税等
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(4) 長期借入金
短期間で市場金利が反映されており、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額を時価としております。
デリバティブ取引
注記事項「デリバティブ取引関係」をご参照下さい。
2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品 (単位:百万円)
区分 | 前連結会計年度 (平成27年3月31日) | 当連結会計年度 (平成28年3月31日) |
非上場株式 | 12 | 12 |
非上場関係会社株式 | 147 | 147 |
合計 | 160 | 160 |
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「(3) 有価証券及び投資有価証券」には含めておりません。
3.金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(平成27年3月31日)
1年以内 (百万円) | 1年超5年以内(百万円) | 5年超10年以内 (百万円) | 10年超 (百万円) | |
現金及び預金 | 9,790 | - | - | - |
受取手形及び売掛金 | 7,112 | - | - | - |
合計 | 16,903 | - | - | - |
当連結会計年度(平成28年3月31日)
1年以内 (百万円) | 1年超5年以内(百万円) | 5年超10年以内 (百万円) | 10年超 (百万円) | |
現金及び預金 | 9,629 | - | - | - |
受取手形及び売掛金 | 6,723 | - | - | - |
合計 | 16,353 | - | - | - |
4.短期借入金及び長期借入金の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(平成27年3月31日)
1年以内 (百万円) | 1年超 2年以内 (百万円) | 2年超 3年以内 (百万円) | 3年超 4年以内 (百万円) | 4年超 5年以内 (百万円) | 5年超 (百万円) | |
短期借入金 | 372 | - | - | - | - | - |
長期借入金 | 346 | 358 | - | - | - | - |
合計 | 718 | 358 | - | - | - | - |
当連結会計年度(平成28年3月31日)
1年以内 (百万円) | 1年超 2年以内 (百万円) | 2年超 3年以内 (百万円) | 3年超 4年以内 (百万円) | 4年超 5年以内 (百万円) | 5年超 (百万円) | |
短期借入金 | 326 | - | - | - | - | - |
長期借入金 | 358 | - | - | - | - | - |
合計 | 684 | - | - | - | - | - |