有価証券報告書-第84期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)
有報資料
当社グループは、東邦チタニウムグループ経営理念に基づき、チタンをよりメジャーな素材に成長させ、その成長をリードする世界のトッププロデューサーを目指し、各事業に取り組んでまいります。
(1)金属チタン事業
当社の主力である金属チタン事業は、電力単価の上昇によるコストアップに加え、安価な中国品の台頭が懸念されるなど、事業環境が一層厳しさを増していくことが想定されます。また、航空機向けチタンのスクラップ使用増等の構造変化も現れています。
このため、昨年発表した「チタン事業構造改革」(取組み及び進捗は「7財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(3)戦略的現状と見通し」に記載)を着実に推進し、収益の拡大を図ってまいります。
一方、中長期的には、チタンの需要は、航空機向けではチタンを多用する新型航空機の生産機数の増加等により、また、一般工業向けでも世界的エネルギー需要、中東地域での水需要の増加等を背景に、増加していくことが見込まれます。
これに対応するため、スポンジチタンの販売面では、航空機認定を取得した若松工場スポンジの欧米向け増販と「日鉄住金直江津チタン株式会社」を通じた航空機向けの増販を図ってまいります。インゴットの販売では、八幡工場第2EB炉で製造する高付加価値のDCスラブⓇの増販を行ってまいります。
さらに将来を見据え、競争力の一層の強化を図るため、サウジアラビア王国におけるスポンジチタン製造合弁事業に関し、平成26年12月10日に合弁の相手先であるAMIC社(Advanced Metal Industries Cluster Company Limited、クリスタル社とタスニー社が折半出資の投資会社)と合弁契約を締結いたしました。合弁会社が同国のヤンブー工業団地に建設するスポンジチタン製造工場は、当社のスポンジチタン製造における先進的な技術、隣接するクリスタル社の酸化チタン製造工場から安定的に供給される原料である四塩化チタン、同国の安価な電力により、世界的に卓越したコスト競争力を有することになります。現在、平成29年の商業生産開始(予定)に向けて、工場建設を進めております。
(2)機能化学品事業
触媒製品については、成長発展するポリプロピレン市場に対応するため、市場動向、顧客要求を的確に把握し、環境対応型触媒をはじめとする市場に適した製品を開発することにより拡販に努めてまいります。併せて、さらなるコスト削減に取り組んでまいります。
電子部品材料については、成長分野であるスマートフォン市場、ウエアラブル端末市場、カーエレクトロニクス市場向けの高機能電子部品の需要増に対応するため、積極的に新商品の開発に取り組んでまいります。同時に、新興国が中心となる安価モデル向けに対応するため、引き続きコスト削減に努めてまいります。
(1)金属チタン事業
当社の主力である金属チタン事業は、電力単価の上昇によるコストアップに加え、安価な中国品の台頭が懸念されるなど、事業環境が一層厳しさを増していくことが想定されます。また、航空機向けチタンのスクラップ使用増等の構造変化も現れています。
このため、昨年発表した「チタン事業構造改革」(取組み及び進捗は「7財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(3)戦略的現状と見通し」に記載)を着実に推進し、収益の拡大を図ってまいります。
一方、中長期的には、チタンの需要は、航空機向けではチタンを多用する新型航空機の生産機数の増加等により、また、一般工業向けでも世界的エネルギー需要、中東地域での水需要の増加等を背景に、増加していくことが見込まれます。
これに対応するため、スポンジチタンの販売面では、航空機認定を取得した若松工場スポンジの欧米向け増販と「日鉄住金直江津チタン株式会社」を通じた航空機向けの増販を図ってまいります。インゴットの販売では、八幡工場第2EB炉で製造する高付加価値のDCスラブⓇの増販を行ってまいります。
さらに将来を見据え、競争力の一層の強化を図るため、サウジアラビア王国におけるスポンジチタン製造合弁事業に関し、平成26年12月10日に合弁の相手先であるAMIC社(Advanced Metal Industries Cluster Company Limited、クリスタル社とタスニー社が折半出資の投資会社)と合弁契約を締結いたしました。合弁会社が同国のヤンブー工業団地に建設するスポンジチタン製造工場は、当社のスポンジチタン製造における先進的な技術、隣接するクリスタル社の酸化チタン製造工場から安定的に供給される原料である四塩化チタン、同国の安価な電力により、世界的に卓越したコスト競争力を有することになります。現在、平成29年の商業生産開始(予定)に向けて、工場建設を進めております。
(2)機能化学品事業
触媒製品については、成長発展するポリプロピレン市場に対応するため、市場動向、顧客要求を的確に把握し、環境対応型触媒をはじめとする市場に適した製品を開発することにより拡販に努めてまいります。併せて、さらなるコスト削減に取り組んでまいります。
電子部品材料については、成長分野であるスマートフォン市場、ウエアラブル端末市場、カーエレクトロニクス市場向けの高機能電子部品の需要増に対応するため、積極的に新商品の開発に取り組んでまいります。同時に、新興国が中心となる安価モデル向けに対応するため、引き続きコスト削減に努めてまいります。