有価証券報告書-第85期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/23 15:00
【資料】
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【項目】
122項目

有報資料

当社グループは、東邦チタニウムグループ経営理念に基づき、チタンと関連技術の限りない可能性を追求し、優れた製品とサービスを提供し続けることで、持続可能な社会の発展に貢献することを目指し、各事業に取り組んでまいります。
(1)金属チタン事業
当社の主力である金属チタンの需要は、長期的にはチタンを多用する機種の生産増や補修需要の増により航空機向けにおいて確実な成長が見込まれ、一般工業向けも世界の経済成長に応じ需要が増加すると予想しています。
一方、競争環境はスクラップ比率の高止まり、需給ギャップ、電力料金、為替の動向などにより厳しさが継続すると予想しております。
このため、昨年度で達成した「チタン事業構造改革」を発展させ、生産、販売及び技術が一体となってグローバル市場での競争力の強化を図ってまいります。
生産面では、サウジアラビア王国において合弁でスポンジチタンを生産すべく昨年5月に工場建設を開始しました。この工場は隣接するクリスタル社の酸化チタン製造工場から安定的に供給される原料である四塩化チタン、同国の安価な電力により、世界的に卓越したコスト競争力を有することになります。現在、平成29年末の商業生産開始(予定)に向けて、工場建設を進めております。既存工場での競争力強化にあわせて最適生産体制を追求してまいります。
販売面では、スポンジチタンは航空機認定を取得した若松工場スポンジの欧米向け増販と「日鉄住金直江津チタン株式会社」を通じた航空機用途への増販、インゴットは八幡工場で製造する高付加価値のDCスラブⓇの増販、IoTを視野に入れた高純度品の増販を図ってまいります。
(2)機能化学品事業
触媒製品については、成長発展するポリプロピレン市場動向、顧客要求を的確に把握し、環境対応型触媒等、市場に適した製品の拡販に努めてまいります。併せて、さらなるコスト削減に取組んでまいります。
電子部品材料については、成長分野であるスマートフォン市場、ウエアラブル端末市場、カーエレクトロニクス市場向けの高機能電子部品の需要増に対応するため、積極的に新商品の開発・販売に取組んでまいります。超微粉ニッケルでは新工場を当社若松工場内に建設することを本年2月決定いたしました。これにより能力増強とBCP対応を含めた生産拠点の複数化を進めることといたします。商業生産の開始は、平成30年を予定しております。

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