当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、世界経済の回復力の弱さを背景に横ばい圏で推移しております。企業部門では生産が減少する中、企業業績を取り巻く環境は徐々に厳しくなってきております。また、人手不足を背景に賃金が緩やかに持ち直す状況に変化はありませんが、個人消費は盛り上がりを欠いたままです。世界景気については、米中の貿易交渉が部分的に合意を得たことより、急激な対立激化は避けられそうですが、依然として摩擦再燃の警戒感より景気の押し下げ圧力は強い状態です。当社グループが属しておりますステンレス業界は、需要の減速が感じられる中、材料価格の上昇を反映した製品の値上げ交渉中にニッケル市況が下降するなど、先行きの不透明感が増しております。
このような状況下におきまして、当社グループの当第3四半期連結累計期間における売上高は320億95百万円(前年同四半期比3.6%減)となりました。前年同四半期に比べ販売数量の減少により売上高は減少しております。収益面におきましては、製造コストの上昇や生産高減少に伴う工場稼働率の低下等により、営業利益は29億19百万円(前年同四半期比20.2%減)、経常利益は持分法による投資利益や受取配当金により、30億88百万円(前年同四半期比22.1%減)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、遊休不動産の売却益等により、23億95百万円(前年同四半期比10.7%減)となりました。
各セグメントの状況は次のとおりです。
2020/02/06 10:28