有価証券報告書-第153期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
対処すべき課題
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営の基本方針
◆新長期ビジョン
当社グループは2021年5月13日に新長期ビジョンを公表しました。2020年2月5日に創立100周年を迎えるにあたり決定したキャッチフレーズを新たな長期ビジョンとし、今まで培ってきた技術を磨き、お客様との繋がりを世界に拡大し、そして明るい未来へ繋げていくことを目指します。
繋ぐ技術を、世界へ
「我々の技術で、
機械が繋がる、お客様と繋がる、社員が繋がる、そして未来が繋がる」
◆経営方針
当社グループは、100年に一度の変革期を迎えている自動車業界及びそのサプライチェーンの変化に対し、営業力の強化とコスト削減を今一度徹底することが必要と考え、次の二点を経営課題として掲げております。
①市場拡大
既存顧客との関係強化に加え、『未開拓マーケットへのアプローチ』としてガソリンエンジン以外の領域への営業開拓を推進する。
②競争力のあるFactory実現
デジタル技術を活用し、業務プロセス改革、品質向上、生産性向上を行い、製造コスト削減を図る。
(2) 新中期経営計画 2021-2025 『チャレンジ500』
当社グループは2021年5月13日に新中期経営計画 2021-2025『チャレンジ500』を公表しました。2026年3月期を最終年度とする5ヶ年の中期経営計画を実行し、売上高500億円(工作機械関連事業で370億円、部品加工関連事業で130億円)、営業利益率7.0%を目指します。
(3) 会社の対処すべき課題
日本工作機械工業会(日工会)の当連結会計年度における受注総額は9,884億円(前期比10.1%減)と大幅な減少となりました。特に上期においては営業活動が滞り、月の受注額が600億円を切るなど厳しい状況となりましたが、下期には回復の兆しが見えてきました。
当社の工作機械関連事業部門におきましては、引合状況は回復基調にあるものの、未だ厳しい受注環境が続いております。当社の主要顧客である自動車業界は、EV化、自動運転などの100年に一度の大きな変革期を迎えており、そうした環境変化への対応も進めていく必要があります。
部品加工関連事業部門におきましては、主要顧客の生産回復を受け、今期における仕事量は順調に推移するものと見込まれます。一方で、長期的には既存加工製品の国内の仕事量は縮小傾向にあり、競争力のある生産体制を築き、新たな仕事を確保していく必要があります。また、利益率向上のために一層のコストダウンを行う必要もあります。
(4) 経営改革
2021年4月より、市場拡大、コスト削減といった経営課題に対応すべく、工作機械・レーザー事業部と輸送機器事業部からなる事業部制を廃止し、営業・開発本部と技術・製造本部を新設した機能別組織体制へ変更いたしました。社長が技術・製造本部、会長が管理本部、副社長が営業・開発本部を統括し、リーダーシップを最大限に発揮して、スピーディーに経営課題に対応していきます。
<各本部重点施策>◆営業・開発本部(副社長が本部長を兼務)
1.市場拡大
◎既存顧客との関係強化(既存顧客の変化に追随)
◎非エンジン、非自動車、商社販売の拡大
2.顧客ニーズを先取りした開発
3.エンシュウ独自のビジネスモデル
◎機械開発・製造、システムアップ、部品加工、エンジニアリングをシームレスに提供
4.新たなビジネスモデルの創出
◎先進的なモノづくり提案(IoT、自動化、SIer)
◎SDGsを意識したモノづくり
◆技術・製造本部(社長が本部長を兼務)
競争力をもつ将来性のあるFactory「中計目標 生産性向上30%」
1.最適生産体制整備
◎生産管理部門の強化
コントロールタワーとしてグループ全体での最適生産を実現
2.コスト競争力強化
◎理論値思考によるコストダウン
◎工程改善、標準化
◎ロスの顕在化と排除
3.先進的なモノづくり改革
◎デジタル技術活用によるスマート化、自動化
4.品質保証レベル向上
◎各工程での品質作り込み
◆管理本部(会長が本部長を兼務)
1.業績の安定、配当の継続
2.間接部門の効率化
◎DXの推進
◎働き方&仕事の進め方改革
3.BCPの強化
(1) 経営の基本方針
◆新長期ビジョン
当社グループは2021年5月13日に新長期ビジョンを公表しました。2020年2月5日に創立100周年を迎えるにあたり決定したキャッチフレーズを新たな長期ビジョンとし、今まで培ってきた技術を磨き、お客様との繋がりを世界に拡大し、そして明るい未来へ繋げていくことを目指します。
繋ぐ技術を、世界へ
「我々の技術で、
機械が繋がる、お客様と繋がる、社員が繋がる、そして未来が繋がる」
◆経営方針
当社グループは、100年に一度の変革期を迎えている自動車業界及びそのサプライチェーンの変化に対し、営業力の強化とコスト削減を今一度徹底することが必要と考え、次の二点を経営課題として掲げております。
①市場拡大
既存顧客との関係強化に加え、『未開拓マーケットへのアプローチ』としてガソリンエンジン以外の領域への営業開拓を推進する。
②競争力のあるFactory実現
デジタル技術を活用し、業務プロセス改革、品質向上、生産性向上を行い、製造コスト削減を図る。
(2) 新中期経営計画 2021-2025 『チャレンジ500』
当社グループは2021年5月13日に新中期経営計画 2021-2025『チャレンジ500』を公表しました。2026年3月期を最終年度とする5ヶ年の中期経営計画を実行し、売上高500億円(工作機械関連事業で370億円、部品加工関連事業で130億円)、営業利益率7.0%を目指します。
| 指標 | 2021年3月期 (実績) | 2024年3月期 (新中期経営計画) | 2026年3月期 (新中期経営計画) |
| 全社売上高(億円) | 220 | 300 | 500 |
| 工作機械関連売上高(億円) | 130 | 180 | 370 |
| 部品加工関連売上高(億円) | 90 | 120 | 130 |
| 営業利益率(%) | 2.0 | 5.0 | 7.0 |
(3) 会社の対処すべき課題
日本工作機械工業会(日工会)の当連結会計年度における受注総額は9,884億円(前期比10.1%減)と大幅な減少となりました。特に上期においては営業活動が滞り、月の受注額が600億円を切るなど厳しい状況となりましたが、下期には回復の兆しが見えてきました。
当社の工作機械関連事業部門におきましては、引合状況は回復基調にあるものの、未だ厳しい受注環境が続いております。当社の主要顧客である自動車業界は、EV化、自動運転などの100年に一度の大きな変革期を迎えており、そうした環境変化への対応も進めていく必要があります。
部品加工関連事業部門におきましては、主要顧客の生産回復を受け、今期における仕事量は順調に推移するものと見込まれます。一方で、長期的には既存加工製品の国内の仕事量は縮小傾向にあり、競争力のある生産体制を築き、新たな仕事を確保していく必要があります。また、利益率向上のために一層のコストダウンを行う必要もあります。
(4) 経営改革
2021年4月より、市場拡大、コスト削減といった経営課題に対応すべく、工作機械・レーザー事業部と輸送機器事業部からなる事業部制を廃止し、営業・開発本部と技術・製造本部を新設した機能別組織体制へ変更いたしました。社長が技術・製造本部、会長が管理本部、副社長が営業・開発本部を統括し、リーダーシップを最大限に発揮して、スピーディーに経営課題に対応していきます。
<各本部重点施策>◆営業・開発本部(副社長が本部長を兼務)
1.市場拡大
◎既存顧客との関係強化(既存顧客の変化に追随)
◎非エンジン、非自動車、商社販売の拡大
2.顧客ニーズを先取りした開発
3.エンシュウ独自のビジネスモデル
◎機械開発・製造、システムアップ、部品加工、エンジニアリングをシームレスに提供
4.新たなビジネスモデルの創出
◎先進的なモノづくり提案(IoT、自動化、SIer)
◎SDGsを意識したモノづくり
◆技術・製造本部(社長が本部長を兼務)
競争力をもつ将来性のあるFactory「中計目標 生産性向上30%」
1.最適生産体制整備
◎生産管理部門の強化
コントロールタワーとしてグループ全体での最適生産を実現
2.コスト競争力強化
◎理論値思考によるコストダウン
◎工程改善、標準化
◎ロスの顕在化と排除
3.先進的なモノづくり改革
◎デジタル技術活用によるスマート化、自動化
4.品質保証レベル向上
◎各工程での品質作り込み
◆管理本部(会長が本部長を兼務)
1.業績の安定、配当の継続
2.間接部門の効率化
◎DXの推進
◎働き方&仕事の進め方改革
3.BCPの強化